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今宵も一席お付き合い願います。
今日は『うなぎや』
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〜あらすじ〜
往来で友人に「一杯のまいたろか」と誘われた男、以前に別の友人に同じように誘われてついていっ
た所、大阪の街中を引っ張りまわされた挙句、一杯は一杯でも川の水を腹一杯飲まされた苦い経験があ
るので、ほんまに酒を飲ませてもらえるかどうか半信半疑であったけれども、訳を聞くとおもろい鰻屋
ができたのでなぶりがてら飲みに行こうとの事。
どうおもろいかというと、そこの親父さんが偏屈者で、うなぎを割く職人と喧嘩して職人が出て行っ
てしまったあとも代わりの職人を雇わず自分で悪戦苦闘しながらうなぎを料理しているというのです。
こらおもしろそうやと鰻屋へやって来た二人、親父さんに目の前で調理してくれと注文します。大騒ぎ
の後、ようやくうなぎをつかんだものの、指の間からヌルヌルと抜け出そうとするので、それを押さえ
ようとするうちに表へ出て行ってしまう。店に取り残された二人が「どこいくねん?」と問うと、親父
さん「わしにゃあ判らん。前へまわって鰻に聞いとくれ」
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この噺は以前に米左師匠が演じてはったのを覚えています。
鰻の出てくる所で指の間から鰻がヌルヌルと出てくる場面、これを両手と両手の親指を使って表現
します。こういう所作を見ていると、イメージをする事の大切さを学びます。
また、落語での方表現の仕方の奥深さ?も感じます。
まあ、どれにしても落語は聞くだけでなく、見るものなんだとシミジミ思いますね・・・。
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