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本日の落語の徒然です。
今宵も一席お付き合い願います。
今日は『親子酒』です。
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〜あらすじ〜
親子揃っての大酒のみ。今夜は父親のほうが一足先にエエご機嫌で帰宅して、息子の嫁を相手に「若い者が毎晩酒ばっかり飲んで体でも壊したらこうする。今日は夜とともに意見して、きかなんだら家を放り出して、貴女には酒飲まん婿をもろてやる。」てな事を言いながら寝てしまう。
その後へ帰ってきたのが息子。途中、うどん屋をなぶってこれまた酩酊して帰宅する。寝ている親父に気がついた息子、嫁を相手に「年寄りが毎晩酒ばっかり飲んで体でもこわしたらどうする。今日は夜とともに意見して、きかなんだら家を放り出して、お前には酒飲まん親をもろてやる。」てな具合に親父と同じ様な事を言って父親を起こす。
目を醒ました父親、酔眼をこらして息子の顔を見ていたが、「顔が三つも四つもある。そんな化け物に、この大事な家はやれんぞ!」。息子も負けずに「いらんわい!こんなグルグルまわる家!」
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親子酒です。
お酒を飲んで酔っ払いの演技をする時の方法は以前の『首提灯』で書かせていただきました。
この噺では父親・息子双方ともに酔っ払っていますので演じ分けないと聞いている人は解らなくなって
しまいます。どうやって演じ分けているかこの噺を聞く機会があればよ〜く見てください。
この噺の中で息子が出てくる時にうどん屋をなぶります。このなぶっている場面だけでも『うどん屋』という一つの落語でやる事があるようです。(私は見た記憶がある。)
確かにこの場面だけでも十分に笑いが取れる内容でよくできた噺です。またいつかご案内いたしましょう。
私の家では父も母もそんなにお酒が強くなく、私自身も強くはありません。まあ、お付き合い程度です。ですからウチの家庭には【晩酌】と言うものがありません。良く父親が息子が成人して一緒に晩酌するのが夢だとかいうじゃないですか?我が家には当てはまりません。何か寂しく思います。
しかし!弟が強い!突然変異の如く強いです。私も学生の時には結構鍛えられましたけど、弟に比べると甘チャンです。弟よ・・・・体だけは壊すなよ・・・。
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