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落語の徒然 その3

今日はどの噺にしようかしら?
話を始める前にちょっと一言小噺を・・・・。

子『おかあちゃ〜ん!家が火事やっ!!』
母『ひ〜〜〜っ!(火〜)』

子『おかあちゃ〜ん!家の鍵失くした〜!』
母『き〜〜〜っ!(キー)』

すんません。下らん事ゆうて。
けど、このような一口小噺が落語の入り口でもあると思います。
どなたでも一度は聴いた事があるでしょ?
『隣の家に囲いが出来たってね?』『へ〜。(塀)』
こんな感じのは。こういうのが重なって複雑になって落語になってますから。

話がそれました。今日は『胴斬り』について徒然です。

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〜あらすじ〜
 時は幕末。物情騒然たる時代。
 風呂帰りの男が、辻斬りにあった。刀も腕もよっぽど良かったと見えて胴切りというやつ。腰から上と下の二つに分かれてしまいました。
 その後、現場に通りかかった友人の又はんに声をかけて、その夜は家に連れて帰ってもらいます。翌日
又はんが心配してやってきてから少し色々とお小言を受けます。仕事をしろと。又はんの世話で腰から上は風呂屋の番台に、腰から下は麩を踏む職人として別々に奉公にでます。
 暫くして又はんが様子を見に風呂屋へ行くと、胴の方は元気にやっていますが湯気にのぼせて目がかすんでしょうがないので三里(膝頭の下の部分)に灸をすえてもらうように脚に言付けしてくれとの事。その足で麩屋をのぞいて伝言を伝えると脚の方からも伝えて欲しい事があると言う。何かと尋ねると、「あんまり女湯ばっかり見ん様に。ふんどしが傷んでしょうがおまへんねん。」

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前に大学2年時に覚えたと書きましたが、1年の時だったかも?忘れてしまってます。
私が覚えたのは亡くなった七代目 笑福亭 松鶴師(当時・笑福亭 松葉師)の演られてたのを覚えまし
た。サゲ(オチ)は「あんまり水や茶ガブガブ飲まんように言うておくんなはれ。おしっこが近うてしょうがおまへんねん。」と演る時もあります。上に書いたのはどっちかというと軽い艶笑が入ってますね。

この噺、ほんとよく出来たナンセンス・マンガですね。あんまりリアルにやりすぎたらいけないでしょうね。胴が二つに分かれて別々の意識を持ってるなんて、普通に考えたら気持ち悪いですよ。

この噺の中で腰から上が手拍子をすると腰から下が踊る場面があります。
 
 妻「又はん。わて最前から気持ちわるうて。あの人。なんやブツブツ言うてるかと思ったらアハハ。ア   ハハ笑ろてまんねん。何がそんなにおかしいのかとこっそり覗いたら、イヤやおまへんか〜あの人   が手を打って拍子をつけますやろ?脚が踊りますねん。」

この噺の中でも笑いが取れる箇所ですが、私はここのおかみさんを演じるときに力をいれます。気持ち悪いと言って「なんだろ?」と思わせて、脚が踊るという滑稽な感じを出させる為に表情や表現をします。
あと、又はんが風呂屋に様子を見に行った時に腰から上が脚の事を【弟】といいます。何でや?と聞くと
「ワシが上で脚が下やろ。」と男がいいます。ここも面白い。でもって麩屋に行って脚に話かけると脚が答える。何処でしゃべってるんや?と聞くと脚が「尻の穴で」と。ココは私の経験上では一番ウケる所ですね。

ナンセンスであり、でもそのナンセンスさが面白い。また、後日に述べようと思います『首提灯』もこの部類です。お楽しみに。

この噺では私は高座で見台と膝隠し(上方落語特有の道具)を使い見台の上で指で脚が動く様子を見せます。見台が無い時は両腕で表します。声も指2本でするときは甲高く、腕を使う時はへしゃげた低い声で表現します。他にもやり方は色々ありますが、その都度その都度変えてみても良いかな?と思ってます。

 
  
 

落語の徒然 その2

今日の落語の徒然は、2つ目に覚えた『道具屋』について書いてみます。

その前に一つだけお断りをしておかなくてはなりません。
ココで私が書く落語は基本的に上方落語です。関西の大学で落語研究会に在籍していましたので、
上方落語を演じてきました。
江戸落語が嫌いな訳では無いのでそこんところをご了承ください。

さて、『道具屋』
この噺は上方でも江戸でもあります。
落語の歴史や変遷なんかはまたの機会に書けたらと思います。
落語については色々なHPもありますし、プロの方々や落語協会様などのHPもありますので
そちらをチェックしていただいた方が良いかもしれませんね。

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〜あらすじ〜
 甚兵衛はんの世話で夜店の道具屋をやる事になった男、店を出したもののスカタンな対応ばかりして
いるので品物は一つもうれない。
 半分イヤになっている所へ来た客が、笛をいじりまわしているうちに笛の穴に指が入り込んでしまい
抜けなくなってしまいます。抜けないとという事は買わねばならない。シメた!とばかりにこの笛で大もうけを企んだこの男。帰りの飲食代から米屋の支払いまで儲けにのせてしまえ!とソロバンを弾きます。
米代やとか細かい事より家を一軒建ててもらおと途方も無い皮算用をしてふと顔を上げると客は逃げていなくなってしまっている。
「うぉ〜い!!盗人や盗人や!」と騒ぎだした男に隣の店の人が「何を盗まれたんや?!」と尋ねられて
返した言葉が「家一軒盗まれたぁ〜!!」

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落語研究会に入って2つ目に覚えたネタです。
『代書』を入学した4月に覚えて6月に初舞台をふみ、次の大きな舞台は大学祭だったのですが、その間にも老人ホーム訪問や阪神大震災の年でしたので避難所や仮設住宅訪問などがあり、その時にもやりました。主人公の男のおかしさを直球で出せるので今でもやります。初めて落語を聴く人にも落語を知ってる人にも素直に通用する噺だと私は思ってます。
サゲ(オチ)は枝雀師匠のものです。
米朝師匠の場合は笛をいじっていた人の指が笛の穴に入り込んでしまうまでは一緒ですが、その後に主人公の男がなんだかんだと皮算用していると・・・・・

 客『おいおい!そんな無茶言いないな。こんなおもちゃの笛、こんなんサラで買うたかてわずかなモ
   やがな。それをそなな値段で・・・』
 男『高いと思うたら、それあんた、抜いておくなはれな。』
 客『それが抜かれへん。』
 男『抜かれなんだら言い値やな。』
 客『もうそんな、お前、人の足元を見るな。』
 男『いいえ。手元をみております。』

となります。米朝師匠のやり方で当初は覚えたのですが、枝雀師匠の道具屋を聞いてオチが意外な感じがして面白かったので今は枝雀師匠のやり方ですることが多いですね。
この噺は登場人物は結構いるのですが、基本的に会話の部分は主人公の男と客の2人ですので聴いている方も状況がイメージしやすくわかりやすいと思います。
やってる私も覚えやすかったですね。
主人公の男が道具屋をしに夜店にいき、お客との掛け合いが面白いです。

夜店は今でも子供たちにとっては楽しみでしょうし、私達大人が訪れても童心に返りワクワクしますよね。金魚すくい・ヨーヨー釣り・射的・お面・綿菓子・フランクフルト・たこ焼き・焼きそばetc・・。
この道具屋、今でいうフリーマーケットですね。まあ、おいてある商品の差はありますが・・・。

噺の中の道具屋は『火事場の焼け跡から拾ってきたノコギリ』『贋作の掛け軸』『首の抜けるお雛さん』
『小さい穴の開いた花瓶』『足が3本しかない電気スタンド』『漆塗りの短刀(実は木刀)』そのほかにもパッチや腹巻や靴下や笛太鼓とガラクタばかりですね。これらをどうやって巧く売るか。
男も一生懸命なんですが、スカタンばっかり。この客との掛け合いは聞いていただくと良くわかると思います。

この噺は演者がその時その時で色々と工夫をするとまた違った面白い噺になる可能性を持ってます。
私も今度する時にはまた練り直しして高座に掛けようと思います。

落語の徒然

昨日やってきたネタ・やりたいネタ・好きなネタを書いてみました。
その中のネタを少しずつ感想っていうか自分の思い出・思う事を書いてみます。

まず、今日は初めて覚えたネタ『代書』です。

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〜あらすじ〜
 代書屋に店先に履歴書を書いて欲しいと男が飛び込んできます。
この男がナカナカ面白い男で、氏名・生年月日・学歴などを聞きだすだけで大変手間がかかります。職歴に至ってはやろうと思ってたがやらなかった仕事や、二時間でやめた商売を書かされた挙句に、しまいには友達と女郎買いに行った事なんかまで書かされてしまう。
 履歴書は「一行抹消」と消印だらけ。「賞罰」の段になると男は新聞に写真入りで載って表彰された事があるといいます。
『そういう事は書いとかなあかん!』と詳しく聞いてみると、町内の大食い競争で優勝して表彰されたと言う事だったのです。

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このネタは現三代目 桂 米朝師匠の師匠、四代目 桂 米團治師が作られたものです。
今でも代書屋といいますがまあ、今で言う【行政書士】・【司法書士】ですね。
陸運局の前とかに『代書』と書いた事務所がある事があります。
この場合は【行政書士】ですね。

昔は文字が書けるという事は一つのステータスでした。
字が書ける人が少なかったのです。
それでこの作品の中の男は履歴書を作成する為に代書屋を訪れた事から始まるのです。

作品自体がとても判りやすく、くすぐりも多く面白いです。
私が覚えたのは米朝師匠のやっていらしたものを覚えたのですが、個人的には桂 枝雀師匠の代書は爆笑に次ぐ爆笑で好きですね。
米朝師匠がやっていらしたのはホント基本で、落語を始める上で入りやすいネタです。
登場人物も基本的に2人ですから描写もしやすい。

この男、名前が米朝師や桂 春団治師のときは『田中彦次郎』といいますが、枝雀師匠は『松本留五郎』です。枝雀師匠のやり方ではこの留五郎、途轍もなく大ボケをかましてくれます。
代書屋が生年月日を聞くところなんかは大好きです。

代書屋『生年月日をいいなはれ。』
 男 『へっ?』
代書屋『生年月日いいなはれ!』
 男 『(咳払いして)せ〜〜ねん・がっぴ!』
代書屋『!!??!!??いやいや、違うがな生年月日を言いますのやがな!』
 男 『(咳払いして)せ〜〜〜ねん・がっぴ・を!』
代書屋『!!(ため息)違うがな。あんたの生まれた時の事だんな!』
 男 『私の生まれた時の事ですか?何も覚えてないな〜・・・』
代書屋『そら、覚えてまへんやろな!なんとゆーたらええか・・・』

てな風にすすんでいきます。
勿論、他にもオナカを抱えて笑うような所が随所に出てきます。
文字で書いても面白さを伝わりにくいと思いますので、是非CDでも見つけて聞いていただきたいネタです。

備忘録的にやった事のあるネタを書き込んでおきます。
後々ネタの感想っていうか、思う事なども書いていけたらと思います。
やった事は無くても好きなネタも書いていこうと思います。

大学1年次
代書・道具屋・犬の目・手水まわし

大学2年次
悋気の独楽・天狗裁き・佐々木裁き・胴斬り

大学3年次
首提灯(上燗屋)・八五郎坊主・天災・近日息子・寿限無・青菜

大学4年次
殆ど引退状態で今までのネタを繰りなおし。

現在まで。
植木屋娘・河豚鍋・厄払い
(番外編として皿屋敷(紙芝居))

これからやってみたいネタ
風邪うどん、時うどん、マキシム・ド・ゼンザイ、いらちの愛宕参り、夏の医者

好きなネタ
代書・道具屋・犬の目・天災・天狗裁き・地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)


現在良くやるもの
寿限無・代書・道具屋・胴斬り・植木屋娘・手水回し

再び高座にかけてみたいもの
首提灯・天災・天狗裁き・佐々木裁き・近日息子

ほかにも見たい聞きたい演ってみたいネタ多数。

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