日々是是。

日々徒然書込候。コメント宜しく!

落語・楽語・楽娯

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落語や演芸などについて書いていきます。
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今宵も一席お付き合い願います。
 今日はいわゆる新作落語である『マキシム・ド・ゼンザイ』
 まあ、取り合えずは【あらすじ】をば書かせていただきます。
 ってか、特別大サービス!!本編書いちゃいます!しかし、長いのでユックリお茶すすりながら読んでください(笑)読みにくいかも知れませんがそこんとこはご勘弁!!

 長いので2つに分けます。よろしくです。

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 いわゆる『グルメブーム』で色々な料理店が雑誌などを賑わせていますね。飲食店を特集した雑誌は結構多く、また売れ行きも好調の様子。そんな事からこの噺ははじまります。
(※●が主人公・△が店のウエイター・■がキャッシャーです)


 ●エーッと。確かこの辺のはずやねんけどなァ。この本によるとやで、ホテル・ハイアットリージェンシーの角を曲がって、ディスコ・トゥーリアの前やろ・・・。こういう本の地図は解り難いさかい・・・。アッ!あったあった。ここやここや。このビルの1階や・・・。看板かて出てるがな・・。何べんも前を通ってたんやがな。・・・『マキシム・ド・ゼンザイ』。ここやここや。これがこの本に載ってる『究極のゼンザイ』を食べさせる店や。入ってみたろ・・・・。ウワァ、スゴイなァ。大理石造りやなァ。ホンマにこんな所でぜんざいなんか食べさすんかいな?

 △いらっしゃいませ。

 ●あ、すいません。こちらですか?『日本一のゼンザイ』を食べさせてくれるお店ていうのは?

 △(人差し指を前でふりながら)チッチッチッチッチッ。お客様、恐れ入りますが、当店は『日本一』では御座いません。『世界一のゼンザイ』をご賞味していただきます。『ザ・グレイティスト・ゼンザイ・オブ・ザ・ワールド』・・・・。当店のモットーになっております。

 ●すんません・・。のっけから叱られてしもた。しかしなァ、『世界一のゼンザイ』いうても日本以外にぜんざい食べてる国、あったかいな??まァ、なんでもええわ。ほな、その世界一のぜんざいっちゅうのん、食べさせてもらえますか?

 △かしこまりました。アノ、どなたのご紹介でいらっしゃいますか?

 ●エッ?『ご紹介』?誰かの紹介状が無かったらあかんのかいな。初めて来たんですけど、一見はあきませんか?本を見て来たんですけど・・・。

 △いえ、結構でございます。土曜の午後でございましたらご予約をいただきませんとお断りする節がございますが、今日はお席も充分ございます。ア、禁煙席もございますが、いかがいたしましょう?

 ●禁煙席で御願い致します。

 △左様でございますか。それでは、どうぞこちらの方へ・・・・。

 ●あ、そうですか・・・。ウワァ、凄いなァ。外も立派やと思うたけど内装も凄いなァ。フカフカのじゅうたん、シャンデリアがぶら下がってるで。壁に絵がかかってるで。美人画やな。・・・・『あんみつを食べる女』伊東深水・・・・ホンマかいな?芸能人もちょいちょい来るちゅうねん。覚えとかなあかんな。

 △お客様、どうぞこちらへ。

 ●ハイ。どうもすいません。

 △暫くお待ち下さい。

 ●ハイ・・・・。しかしなァ、この雰囲気からいくと、値段は高いで。しかし、高いという事は『うまい』と言う事やさかいな。こんな店の食べ歩きして、一人前のグルメにならないかんねん。ほんまもんのA級グルメになろと思うたらナカナカ大変やで。がんばらいかんで・・・。

 △お待たせいたしました。メニューでございます。

 ●え?メニュー?ぜんざい屋やさかい『お品書き』でもええてなもんやけど、ここらが『マキシム・ド・ゼンザイ』の値打ちやな・・・・。見せてもらお。え?アレッ?・・・アノー、すんませ〜ん。コレみんな英語で書いてあるんですけど・・・・・。

 △(指を左右に振りながら)チッチッチッチッチッ・・・。恐れ入ります、お客様。それは全てフランス語でございます。

 ●そんな事はどうでもええんですけどね・・・・。私、こういう横文字は具合悪いんですけど・・・。アノ、お奨めの料理はありませんか?

 △左様でございましたら、『ディナー・コース』等はいかがでございますか?

 ●『ディナー・コース』?ぜんざい屋で?ディナー食べたりするんですか?

 △はい。当店特選のフルコース。『グルメ・コース』になっております。

 ●なるほど!本に紹介してあったやつやな。それ、おいくらですか?

 △ハイ。一万二千五百円でございます。

 ●一万二千五百円!!高いゼンザイやなァ・・・・。あのー、他にどんなんがあるんですか?

 △左様でございますねぇ。今日のシェフのお奨め料理は、一品料理でございましたら、トコロテンとスパゲッティをミックスいたしまして、お汁粉とワインで和えました『トコロテン・ナポリ風』というのはいかがですか?

 ●『トコロテン・ナポリ風』?それ、どういう料理ですか?

 △別の言い方をいたしますと、『お汁粉で食べるスパゲッティ』

 ●ウワァ・・・。凄いなァ。『お汁粉で食べるスパゲッティ』か・・・。他には?

 △『キンツバのテリーヌのボルドー風』というのは・・・・。

 ●それもあんまり感心せんなァ・・・・。あのォ、私、ぜんざいを食べたいな・・・と思って来たんで、ぜんざいはないんですか?

 △それでしたら、白玉ぜんざいの白玉の代わりにチーズをあしらいました、『白玉ぜんざいチロル風』というのはいかがでございますか?

 ●『白玉ぜんざいチロル風』?・・・・なんや聞いただけで胸悪ゥなってきた。そういう料理は誰が考えんねん、ホンマに・・・。それやったら、折角来たんですから、ディナーコースにさせてもらいますわ。
 
 △左様でございますか。暫くお待ち下さい。

 ●ハイハイ。しかし、凄いね。一万二千五百円のぜんざいやからな。まあまあ、これも話の種や。一番メインの料理を食べとかんとな。これもグルメになる為やさかいな。

 △お待たせを致しました。最初のメニューでございます。

 ●え!これ、ゼンザイですか?

 △いいえ。ぜんざいはメインディッシュでございまして、これは前菜でございます。

 ●前菜?ぜんざいやなしに前菜?いわゆるオードブルというやつ?モナカみたいですね。

 △左様でございます。『こしあんもなかのスフレ風』でございます。

 ●『こしあんもなかのスフレ風』?ああそうですか。いただきます。(食べて)・・・・なるほど。美味しいモナカやな。甘みがぐっと抑えてある。『甘みはぐっと抑えた中にも、こしあんの粘り強い甘さと、もなかの皮とが一体になって、歯ざわりとも歯ごたえとも言えない独特の雰囲気が、お口イッパイに広がるやないかいな』と本に書いてあったけど。ようわからんわ・・・・。只のもなかや、これ。・・・大層にいう事あらへん。・・・・・もなかの皮が歯の裏にくっつくやろ、これ。え?アア、ナプキンですか。どうも。

 △次のメニューで御座います。

 ●次のメニュー・・・・。ホォ、今度はスープみたいなもんが出てきましたが・・・

 △『甘納豆のポタージュ』でございます。

 ●『甘納豆のポタージュ』・・・・。ハァ、なるほどねえ。これも本に書いてあったな。『甘納豆のポタージュは、甘さは軽やかなのにマッタリしていて、深く舌にしみこんで、これはもう単に甘いというのを通り越して尊くさえもある』。・・・・どんな甘さやねん?食べんことはないけどね・・・・。(スプーンですくって食べる)・・・・うん。なるほどな。こらァ単に甘いというのを通り越して・・・・普通の甘さやで。どの辺が凄いのか、さっぱりわからへん。

【その2につづく】
 

暫く落語の徒然書いてなかったのね・・。
えっと、今宵も一席お付き合い願います。
今日は旬でもあるので『たけのこ』という小噺?をば・・・。
小噺なので全部書きますんで、お茶をすすりながらでもユックリ読んでくださいませ。

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 【主な登場人物】
  お武家様  その下男=可内(べくない)  隣りのお武家様

 【まくら】
 上方落語にはお武家様の登場するものが少ないという枕を、米朝師匠が語られます。その少ない噺の中から、夜中、一人でトイレに立つのが恐い侍が奥方を脇に控えさせて「その方、そこで待つのは恐くないか?」「いいえ」「天晴れ、それでこそ武士の妻じゃ……」ど突いたろうかと思いますよねぇ・・。

                  * * * * *

 ●こりゃこりゃ可内(べくない)
 
 ▲ねい
 
 ●きょうの昼飯の采(さい)は何じゃ?
 
 ▲えぇ、筍でございます

 ●ほ〜ぉ、筍とは珍味じゃが、いずかたよりか到来をいたしたか?

 ▲到来はいたしませんので

 ●しからば八百屋にて買い求めたか?
 
 ▲買い求めもいたしませんので。

 ●買い求めもせず、到来もせぬ筍が、どぉして家(うち)にあるな?

 ▲いや、お隣りの筍がね、こっちの庭へ頭出しよりましたんで、それを掘り取りました

 ●何といぅことをいたす「渇しても盗泉の水を飲まず」とは古人の戒め、隣家のものを無断にて掘り取るといぅことはあるものか、たわけめ。とは言ぅものの、わしもそぉいぅことは好きじゃ

 ▲あぁビックリした。旦那お好きですかいな

 ●しかし一応隣家へ答えねばいかん、これから行ってまいれ

 ▲何と言ぅてまいりますかな?
 
 ●そぉじゃな……、慌ただしゅ〜走り込め。
 ●「不埒(ふらち)でござる、不埒でござる。不埒分明(ふらちふんみょ〜)、不埒(ふら)フッタイでござる。ご当家様の筍が手前屋敷へ泥脛(どろずね)を踏み込みました。戦国の世ならば間者(かんじゃ)も同様なやつ、召し捕って手討ちにいたしますゆえ、その段ちょっとお断りをいたします」
 ●そぉ言ぅてこい。わしは鰹節のダシを取っておくからな

 ▲おもろい旦那やなぁ、うちの旦那。慌ただしゅ〜走り込むのか……

 ▲えぇ〜、不埒でござる、不埒でござる。不埒分明、不埒フッタイでござる

 ◆これは隣家の可内、慌ただしゅ〜何事じゃ?

 ▲ご当家様の筍が手前屋敷へ泥脛を踏み込みました。戦国の世ならば間者も同様なやつ、召し捕って手討ちにいたしますゆえ、その段ちょっとお断りをいたします

 ◆不届きな筍の振る舞い、お手討ちは止むを得ぬが……、遺骸はこちらへお下げ渡しを願いたい。

 ▲そら何を言ぅねや、遺骸が要るんやがな……、うちの旦那、鰹のダシ炊いて待ってまんねやが

 ◆何ならば、ダシもろともにても苦しゅ〜ない

 ▲さいなら……、向こぉの方が一枚上手やで。

             * * * * *

 ▲え〜、行て来ました

 ●ん、何と出あったな?

 ▲「不届きな筍、お手討ちは止むを得ませんが、遺骸はこちらへ下げ渡してくれ」言ぅたはりまっせ「うちの旦那、鰹のダシ炊いて待ってまんねん」言ぅたら「ダシもろともにても苦しゅ〜ない」言ぅたはりますが。

 ●ふん、敵もなかなかやるのぉ……。もぉ一度行ってこい「不届きな、けし からん筍は既に当方において手討ちにいたしました。遺骸はこちらにて手厚く腹の内(原の内)へと葬ります。骨(こつ)は明朝、高野(厠)へ納まるでございましょ〜。これは筍の形見じゃ」と言ぅて、この竹の皮をばらまいてこい

 ▲段々オモロなってきたなぁこら……

             * * * * *

 ▲え〜、お隣りの

 ◆おぉ、可内。鰹のダシは?

 ▲いやいや、せやおまへんねん。え〜、あの〜「けしからん筍は既に当方において手討ちにいたしました。遺骸はこちらにて手厚く腹の内へと葬ります。骨は明朝、高野へ納まるでございましょ〜。これは筍の形見でございます」(バラバラ、バラバラバラ)


【さげ】
 ◆いやはや、お手討ちに相成ったか。あぁ、可哀(かわい)や、皮ぁ嫌。

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 いかがでしょうか?読みづらいかもしれませんね。すいません。。
 ちょっと解説をば・・・。
 
 可内(べくない)=「米朝落語全集」に記載 / 松浦氏 (FCOMEDYG)による。芝居では奴の名前に〜内と付          けるのが型になっているという。「蛸芝居」でも定吉が定内、亀吉が亀内と名乗る          (桂米朝談)。
 
 ねい=「はい」という返事。奴(やっこ)言葉として、昔の芝居なんかによぉ出て来ます(桂米朝談)。

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 この噺は侍の言葉を練習するのにはもってこいですね。独特の喋り方ですので・・・・。しかし結構面白いと私は思います。チョットした小噺ですから覚えるのも時間がかかりませんでした。演じたところでウケルかどうかは演者の腕次第?って事で・・・・。

 どなたか覚えてみませんか???
 
 

今宵も一席お付き合い願います。
いやはや・・気が付くと早20回ですよ。
いつもココを見てくれている方々の御蔭です!有難うございます!!
アリガタヤm(_ _)mアリガタヤ

まあ、だからと言って特別何する訳ではありませんが・・(゜o゚(○=(-_-○バキッ!
今後もよろしくご愛顧いただきますよう御願い致します!!

さて、本日は『算段の平兵衛』です。

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 〜あらすじ〜
 大阪の近郊にやりくり算段のうまい平兵衛と言う男がいました。庄屋の妾を持参金目当てで女房にもらい毎日遊び暮らしているうちに、とうとう金を使い果たして無一文になってしまいました。そこで考えたのが美人局(つつもたせ)というやつ。女房をエサに庄屋を引っ張り込んで現場を押さえ、それをネタに金にしようという悪企み。ところが勢い余って庄屋を殺してしまった。これから平兵衛の見事な算段が始まります。
 まず、死骸を庄屋の家へ運び、庄屋の声色を使って雨戸越しに庄屋の女房と言い争いをして、ついに女房に「首くくって死ね!」と言わせる事に成功します。死骸を軒先の松の木に首吊りの形でブラ下げて帰る。死骸を見つけて仰天した庄屋の女房は、平兵衛の仕業とはつゆ知らず、彼に善後策を相談します。始末を引き受けた平兵衛は隣村の盆踊りへ死骸を担ぎ込み、そこで嫌がらせをして撲殺されたように見せかける事に成功する。今度は隣町から死骸の始末を受けた平兵衛、死骸を崖から落として転落死という事でカタをつけてしまう。(ドンデモナイヤッチャ・・・)その結果庄屋の女房と隣村から合わせて五十両の礼金が平兵衛の懐へ入ったという。

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 エライ噺ですなぁ(笑)
 普通に聞いていたら悪事がうまくいくという、まあ教育上あまり良くない内容かも知れませんね。しかし、この程度の事は落語でございますから許容していただきたいですね。聞いていると噺の中で、庄屋の死骸を持ち遊びにする場面もあります。(隣村の盆踊りの所です。)こういう風な事も落語ですから、アハハ!と笑ってくださったらそれでいいんです。
 
 『善』にせよ『悪』にせよ、事がトントントンと運ぶという快感を味わってください!

 回りには色んな人がいますよねぇ。計算高い人・腹黒い人・悪知恵の働く人(ん?みな一緒か?)私も人によるとこの部類らしいです。(自分はそう思っていませんよ!)でも、よ〜く考えたらそういう人って苦労もしてるんですよねぇ。色々と!

 悪知恵の働く人とか言う言い方をしたらアレですが(アレってなんやねん・・)頭の回転が速いって事ですよね?そう思ってください(笑)
 頭の回転が速いって事でまあ、知恵が回るって事でね。

 この噺を聞く時はひろ〜い心で聞いてくださいね!(笑)


 

今宵も一席お付き合い願います。
今夜は『高津の富』です。

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 〜あらすじ〜
 大阪の大川町のある宿屋に投宿した五十歳前後の男は、身なりこそパッとしないが、二万両の取引に鳥取から出て来たとか、屋敷の門から玄関まで駕籠で四日かかるとか様々な大きな話をする。
 すっかり信用してしまった宿の亭主は、一枚だけ売れ残った高津の富の札を一分(いちぶ)で買うてくれる様に頼む。男は、頼みを聞いてやるが、座興でどの富が当たっても半分は宿の亭主にやろうと言う。宿の亭主は大喜び。ところがこの男、ほんまは全財産といえば札の代金として亭主に渡した一分のみというカラッケツ親父。ホラ話をしているうちについつい後へ引けなくなったのです。
 さて翌日は富の当日。男が大阪見物がてら高津神社へやって来ると当たりくじの番号が張り出してある。自分の札と引き比べて見るとこれがナンと千両の大当り!びっくり仰天した男は宿屋へとんで帰り、自分の部屋で頭から蒲団をかぶって寝てしまう。その後で高津神社へやって来た亭主も大当りを知り、半分の五百両もらえると、血相を変えてとんで帰る。
 男が二階の部屋で寝ていると聞いて枕元へとんで上がった亭主が男を起こすと、男は亭主が下駄を履いたままであるのに気付いて叱り付ける。亭主が恐縮して何はともあれ祝い酒をと、蒲団をめくると、この男も雪駄を履いて寝ていた。

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 この噺は学生時代に覚えたものの演じた事は無いです(汗
 高津神社は高津神社は下寺町交差点と谷町九丁目交差点の中間あたりを、北へ一筋入ったところにあります。最寄り駅は日本橋、谷町九丁目です。
 この高津の富とは今で言う「宝くじ」ですね。グリーンジャンボハズレたよ・・・ガクッ orz
 
 この噺の中で私が一番好きなのは高津神社に富くじの発表を見に来た人達の様子を伝える所がまず好きですね。庶民のささやかな期待が判ります。あとは、カラッケツの親父が富くじの当たりを確認する所ですね。チョット書いてみます。お時間がある方は読んでみて下さい。


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 三番も突き切りますといぅと、当たりクジを紙に書いて張り出す。群集は「きょうもあかんなんだ」といぅので、ゾロゾロぞろぞろ帰りかける、ところへやってまいりましたのが空っ穴の親っさん。

 ●何じゃ知らん? きょうは大勢の人出……、ちょっと待っとくなされ、そぉ押したらいかん、待っとくなされと言ぅんじゃ……、そぉじゃ、宿の亭主が言ぅてた富の当日、ちょっと押したらいかん、待っとくなされ。富はどぉなりました?
 
 ◆とぉに済みましたで。当たりクジは正面に書いて張ってま
 
 ●さよか、おおきありがと……、待っとくなされちゅうに、これは大勢の人じゃなぁ。

 ●潮が引くごとくとはこのこっちゃなぁ、世話方が後始末にかかってなさる。正面、正面……、おぉ書いたぁった、書いたぁった。立派に書いたぁるなぁ。何じゃて、一番が「子の千三百六十五番」二番が「辰の八百五十一番」三番が「寅の千四十番」干支頭に竜虎、勢いのある番号が出たぁるなぁ……

 ●わしも宿の亭主に無理やり買わされた札が一枚あるが……、当たりゃせんねでこんなもん。これは「子ぇの千三百六十五番」か。あの一番が「子ぇの千三百六十五番」か……、当たらんもんじゃなぁ。二番が「辰の八百五十一番」三番が「寅の千四十番……」辰に寅に、子ぇ。

 ●やれやれ、とぉとぉ一文無しの空っ穴か。一番が「子ぇの千三百六十五番」二番が「辰の八百五十一番」三番が「寅の千四十番……」誰ぞ当たった人があるのじゃろ。一番「子ぇの千三百六十五」二番「の八百五十一番」三番「寅の千四十番……」

 ●一番が「子ぇの千三百六十五番……」諦め切れんなぁ。えぇ〜ッと、これが「番の五十六百三千の子ぇ……」さかさまや。これが「子ぇの千三百六十五番」あの一番が「子ぇの千三百六十五番……」ふ〜〜ん、ちょっと似たぁるなぁ。これが「子ぇの千三百六十五番」あれが「子ぇ」の、子ぇの……、子ぇの、ねぇの、ネェノ「千三百……」えっ? 千三百、六十……

 ●六十? 六十、えぇ? 五番……、五番? 五番、あれが「子ぇの千三百六十五番」これが「子ぇの千三百六十五番」あたた、たたたた、たた、たたたた、た〜ッたたた、あたたたた、たたあたたた、たたたたあたたたあた。

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 読みにくいですね。スイマセン。
 よく知りたい方は是非CDでも買っていただいて聞いてください・・・。

この後、宿屋の主人もカラッケツ親父と同じ感じになってしまいます。


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 さて、高津のお宮さん、あとにやってまいりましたのが宿屋の亭主。

 ■さぁ、きょうや。世話はさしてもろてんねんけど、おのれで買ぉたことないよってなぁ、旦さん「何が当たっても半分やる」ちゅうてなはった、ありがたいこっちゃで……。書いたぁる書いたぁる、一番が「子ぇの千三百六十五番」二番が「辰の八百五十一番」三番が「寅の千四十番」なるほどなぁ、当たりクジっちゅうのは当たりクジらしぃ当たりクジやで、今見たとこやけど、昔から知ってたよぉな気がするなぁ。

 ■旦さんのんが「子ぇの千三百六十五番」か、あの一番が「子ぇの千三百六十五番」二番が「辰の八百五十一番」三番が「寅の千四十番……」シュッと言えるなぁ。旦さんのんが「子ぇの千三百六十五番」あの一番が「子ぇの千三百六十五番」二番が「辰の八百五十一番」三番が「寅の千四十番……」

 ■これが「子ぇの、千、三百、六十、五番」あの一番が「子ぇの」ん、子ぇの「千、三百、六十、五番……」といぅのは、どぉいぅ番号や? ん? つまりどぉいぅこっちゃ? え……、これはやな「子ぇの千三百六十五番」や、あれが「子ぇの千三百六十五番」や。どこが違うねん?

 ■あれが「子ぇの千三百六十五番」これが「子ぇの千三百六十五番」当たったぁねんやがな……。たぁた、たたたたた、た〜ッたたた、あたたたた、たたあたたた、たたたたあたたたあた……


 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


 この中で、札と当たりの書いた紙とを見比べながら当たりを確認していき、それが当たってる訳無いと思っていたのに当たっている事に気付き、慌ててしまうところを表現していきます。この表現の所は是非よく聞いてみてください。演者によって少しずつ違う演じ方をしていると思います。

 宝くじ・・・次はサマージャンボだ!!!
 

今宵も一席お付き合い願います!
今日は『一人酒盛』でおます。

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 〜あらすじ〜
 宿替えをして来て壁紙を張り替えている所へ友達が遊びにやって来た。口では「何も手伝うてもらわいでもええ」と言いながら、何やかやと言いつけて水をくませたり、うどんを注文に行かせたりする。
 壁紙が完成して、いよいよ酒を飲む段になっても同じ事。口では「飲め飲め」と言いながら、友達が飲もうとすると銚子の中に酒が無いめぐり合わせになってしまう。しまいには一人でエエ機嫌になってしまい、友達が一滴も飲んでいないのに気づかず、一緒に歌を歌えと言い出す始末。とうとう堪忍袋の緒を切った友達は、プンプン怒って帰ってしまう。
 入れ違いに入って来たのが、注文してあった鍋焼きうどんを持って来た出前持ち。「今の人、エライ怒って出ていかはりましたで?」と言うと、「ほっとけほっとけ、あいつ酒癖が悪いねん」

***********************************************

 この噺は学生時代に一度だけやりました。その後は社会人になって1・2回しかやってません。
 題の通り、一人酒盛ですから殆ど主人公の男だけしか出てきません。友達は最初と最後だけです。一人だけですので聞いている方を飽きさせない様に色々と気を使ってしまうんです。私の場合。
 聞いている人も主人公が一人でウダウダ言っているのを頭の中で想像していただけたら面白いと思います。聞いてもらいたい噺ですね。

 さて、酒癖は皆さんどうですか??泣き上戸?笑い上戸?色々とあると思います。私は笑い上戸であり、時には愚痴上戸・説教上戸になります。一緒に飲んでいる人によりますが・・・。
 普段はあまりお酒を飲まないのでハッキリとは言えないのですが、気を使わずに飲めるツレや後輩の時は笑い上戸ですね。後輩の時は説教上戸になる事が多々あります。いけませんねぇ・・。

 合コンなんかも誘われるのですがあまり行きません。どうしてかと言うと、幹事でも無いのに最終的に幹事みたいになってしまうんですよ。どうしても回りに目を配らせて、酒が無かったら注文したり、いい感じの二人がいたらそれとな〜くその雰囲気を良くしてあげたり、盛り上がってなかったら盛り上げ役になったりと気を使ってしまい、自分のお目当ての女性とは話さなかったり逆に酔いつぶれた奴を介抱したりとしてしまうんですよ。だから、会話も滞りがちになってしまうんです。私を合コンに呼ぶ時は大抵、ツレが幹事で最終的に幹事が私になる様になってる感じですね。奴等も私の性格をよく知ってるから確信犯ですな。まあ、それも楽しいんですけどね。私は。
 
 ここ最近は合コンのお話がチョクチョクあったんですが、全部お断りしてます。

 お酒での失敗談は私自身はあまり無いですね。(多分)
 
 皆さんのお酒での失敗談とかがもしあればまた教えてください。

 ネタになりそうです(笑)っていうかネタを下さい!(爆)


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