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日々徒然書込候。コメント宜しく!

落語・楽語・楽娯

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落語や演芸などについて書いていきます。
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今宵も一席お付き合い願います。
今日は『まんじゅうこわい』です。

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 〜あらすじ〜
 長屋の若い連中が寄って好きなもの嫌いなものを言い合いしている。狐が怖いと言う奴やら、おやっさんの怪談咄やらがあって一座が盛り上がっているのに、ひとりだけ光つあんという男が知らん顔して座ってる。無理やり仲間に引き入れて怖い物を聞き出すと、これがなんと【まんじゅう】。そればかりか【まんじゅう】という言葉を耳にしただけでも気分が悪いと、真っ青になって家へ帰ってしまう。
 残った連中は不思議な事があるもんやと感心していたが、中の一人が常平生おさまりかえってる光つあんをまんじゅうでいじめたろやないかと提案。全員一致で可決します。(大袈裟な言い回しやな・・)すぐにまんじゅうを山の様に買い込んで光つあんの家に放り込んだが、コトリとも反応が無い。さてこそショック死かと中を覗いて見ると、光つあんが美味そうにまんじゅうをパクついている。だまされたと知った連中が、「あんたのほんまに怖いもんは?」と尋ねると、「濃いお茶が一杯こわい」

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 この噺は有名過ぎますね。ご存知の方は結構いらっしゃるんでは無いでしょうか?『寿限無』に次いで
有名かも?絵本にもなっていますし、教科書にも載ったんでしたっけ?
 
 この『光つあん』ナカナカの利口者ですね。他の単純な長屋の連中とは少し違う。町内にはこういう人が一人位はいるもんですね。

 この噺では、怖いものは何?っていうのがメインの内容です。
 皆さんは何が怖いですか?私は怖いってのはスグに思いつきませんが苦手なものは沢山あります。
 まず、納豆。食えません・・・。絶対に食べる気がしません。あと、オクラも苦手ですね。ネバネバ系が苦手なのかな??どうも抵抗があります。
 
 食べ物はこんなもんかな?他には何があるだろう??スグには思いつかないものでねえ・・。

 皆さんの怖いもの苦手なものって何があります???またコメントでも下さいな。

 人はそれぞれ好き嫌いがありますからね。克服する事も大事ですけど無理する必要は無いと思います。
 
 この噺はまんじゅうを食べる所作も入ります。物を食べたりする所作は簡単な様で意外と難しいです。
 ですから、私も食事する時は人を見てたり、自分がどんな風に食事しているのかが気になったりします。落語研究会時代には落研連中と何を食べている所作かを当てあいしたりして稽古していました。

 ビスコの食べ方。とか、ポッキーの食べ方。とか色々ですね。
 中には普通に食えよ!って突っ込みたくなる食べ方している奴がいましたが・・・・。
 お互いに当てあいっこしながら稽古がてら遊んでいました。結構楽しいですよ。

 

本日の落語の徒然です。
今宵も一席お付き合い願います。

今日は『親子酒』です。

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 〜あらすじ〜

 親子揃っての大酒のみ。今夜は父親のほうが一足先にエエご機嫌で帰宅して、息子の嫁を相手に「若い者が毎晩酒ばっかり飲んで体でも壊したらこうする。今日は夜とともに意見して、きかなんだら家を放り出して、貴女には酒飲まん婿をもろてやる。」てな事を言いながら寝てしまう。
 その後へ帰ってきたのが息子。途中、うどん屋をなぶってこれまた酩酊して帰宅する。寝ている親父に気がついた息子、嫁を相手に「年寄りが毎晩酒ばっかり飲んで体でもこわしたらどうする。今日は夜とともに意見して、きかなんだら家を放り出して、お前には酒飲まん親をもろてやる。」てな具合に親父と同じ様な事を言って父親を起こす。
 目を醒ました父親、酔眼をこらして息子の顔を見ていたが、「顔が三つも四つもある。そんな化け物に、この大事な家はやれんぞ!」。息子も負けずに「いらんわい!こんなグルグルまわる家!」

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 親子酒です。
 お酒を飲んで酔っ払いの演技をする時の方法は以前の『首提灯』で書かせていただきました。
 この噺では父親・息子双方ともに酔っ払っていますので演じ分けないと聞いている人は解らなくなって
しまいます。どうやって演じ分けているかこの噺を聞く機会があればよ〜く見てください。
 
 この噺の中で息子が出てくる時にうどん屋をなぶります。このなぶっている場面だけでも『うどん屋』という一つの落語でやる事があるようです。(私は見た記憶がある。)
 確かにこの場面だけでも十分に笑いが取れる内容でよくできた噺です。またいつかご案内いたしましょう。

 私の家では父も母もそんなにお酒が強くなく、私自身も強くはありません。まあ、お付き合い程度です。ですからウチの家庭には【晩酌】と言うものがありません。良く父親が息子が成人して一緒に晩酌するのが夢だとかいうじゃないですか?我が家には当てはまりません。何か寂しく思います。
 しかし!弟が強い!突然変異の如く強いです。私も学生の時には結構鍛えられましたけど、弟に比べると甘チャンです。弟よ・・・・体だけは壊すなよ・・・。

今宵も一席お付き合い願います。
暫く更新してなかった。。。すんまそん。

今日は・・『かぜうどん』です。

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 〜あらすじ〜
 底冷えのする冬の夜、うどん屋が荷を担いで流して歩いている。酔っ払いにからまれた上にうどんを
食べてもらいえないかと思うと、今度は小さい声で「うどん屋ァ〜」と呼ぶ声がする。ケッタイな具合
やと思っていると、若い連中が寄って博打をやっている所からの注文で、大きな声で言いにくいとの事。
事情がわかったのでこちらも調子を合わせて小さい声でうどんを届けると、可愛らしいうどん屋やと気
に入られ、十杯食べてもらった上に釣りは要らん、その上、毎晩まわって来いと言ってくれた。
 ありがたいこっちゃとまた流して歩いていると、「うどん屋ァ〜」と呼ぶ小さい声。しめた!また博
打してはんねん。十杯は固い!と皮算用して、はじめから声をひそめて精一杯愛想良く応対する。
 ところが売れたのは一杯だけ。味見して気に入ったら追加すんねやろかと期待していると、客が小さ
い声で「うどん屋ァ〜」。思わず「ヘエ」と身を乗り出すと、「お前も風邪ひいてんのんか?」

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 この噺は大学1年に時に枝雀師匠が演じておられたものを始めに見ました。爆笑爆笑!お腹がよじれ
そうになったのを覚えています。その後に桂吉朝師匠のを見ました。こちらも爆笑!

 この噺『かぜうどん』の題の通り、うどんを食べるシーンがあります。昔の名人伝説といいますか、
「羊羹ひとつを食べるにしても、どの店の品物かを食べてわけてみせた」なんていいますけど、いわば
テクニック至上主義から来る名人伝説ですね。

 私が落研の時には先輩に「見ている人が食べたい!って思わせたら勝ちや!」なんで言われました。  饅頭にしてもなんでもです。お客の口にツバが出てきたりしたら勝ちなんですね(笑
 食べ物を食べるネタは結構あります。その描写をする為に私などはその食べ物を食べてみたり、食べて
貰ったりしました。友達と食事をしている時もその人の食べ方とかをコソッと観察したりしました。

 今、私が時々ですが幼稚園児や小学生を対象に落語教室をすることがあるのですが、その時などは、
一人二人に高座に上がってもらってこのような食べる所作をやってもらったりします。結構評判がいい
んですよ。面白がってくれます。

 こんな風にして落語に親しんでもらえたら良いと思いますね。

 さてさて、序盤の方でうどん屋さんが酔っ払いに冷やかされます。この部分はおもしろいです。長く
なりますが文章に起してみました。時間があったら読んでくださいな。
●がうどん屋、★が酔っ払いです。

 ♪うどぉ〜〜んえぇ〜 ♪そぉ〜やぁう〜〜〜

   ●さっぱワヤやがな……、お、どこで呑んできはったんか知らんけど、えらい酔ぉたはるで。
    あっちぃフラフラ、こっちぃフラフラ、あっち寄ったり、こっち寄ったり、自分入れて九人
    歩きちゅうねや……。お〜ッと危ない大丈夫かいな、だいぶに酔ぉたはるで。

   ▲♪ちゃ、ちゃ〜ん、ちゃんちゃん♪ 雨ぇのぉ〜、降るぅ〜日ぃわぁ〜♪天気ぃ〜がぁ〜、
     悪い♪ 兄貴ゃ〜、わしよぉ〜りぃ〜、年ぃ〜がぁ〜、上♪ちゃ、ちゃ〜んの、
     ちゃんちゃん♪

   ●けったいな唄うとて……、あんまり相手ならんほぉが・・・・・・・   

   ★う、うどん屋さん
   
   ●あ、見つかってもた……。大将、えらいご機嫌でんなぁ
   
   ★な、何ですか?
   
   ●えらいえぇご機嫌でんなぁ
   
   ★何ですか? えらいえぇご機嫌ですねぇ?あぁ〜た何ですか、わたしがえぇ機嫌で酔っている
   か、悪い機嫌で酔っているか、分かっているのれすか?
   
   ●そぉいぅわけやおまへんけど、えぇご機嫌でんがな
   
   ★えぇご機嫌ちゅうわけでもないけれども、ちょっとね……。ちょっとね、くれますか?
   
   ●へ、おうどんですか?
   
   ★いえ、湯ぅです
   
   ●お湯? どぉなさるんで?
   
   ★いま、そこ歩いてましたらね、溝がありまして、そこへボチャとはまってしもて、足が泥ら
    らけなんれすねぇ。ちょっとお湯をば掛けてくれますか?
   
   ●汚れた足洗うために沸かしてる湯やないけれど、うどん屋が湯ぅ無いてなこと言われ……、
    いえいえ、何でもおません、こっちのこってす。いま掛けさしてもらいますんで、ちょっと
    待っとぉくれやっしゃ……。ちょっと熱いかも分かりまへんけど……、熱つおました? 
    えらい顔してはる。すぐ慣れはるやろ思います。
   
   ●もぉ一杯掛けますんで……、へ、こんなもんで
   
   ★おっき、ありがと、済まんこちゃねぇ。ついでに、拭いてくれますか?
   
   ●こぉいぅ人があとで食べてくれはんねん……、いえいえ、こっちのこってす。拭かしてもら
    います……。へ、こんなもんでどぉだす。
   
   ★うどん屋さん、すびばせんねぇ。お蔭で綺麗になりました。手拭持ってないこともないんで
    すけろね、あぁ〜たので拭いてくれたのれすか? おっきありがとぉ……。一杯くれますか?
   
   ●おうどんですか?
   
   ★水です
   
   ●なかなかうどんにならんなぁ……、おひやですか?
   
   ★いぃえ、水です
   
   ●せやから、おひやでっしゃろ
   
   ★み、ず、で、すぅ
   
   ●片意地な人やなぁ……、水のこと「おひや」言ぅんですけど
   
   ★何ですか?水のこと「おひや」ちゅうのですか? あそぉ? そぉ? 水のことおひや?
   面白いこと聞きましたねぇ。

   ★ほな、ちょっと尋んねますけど「向こぉ水害でえらい水つきやで」言ぃますけど「向こぉ
    水害でえらいおひやつきやで」てなこと言ぅのでしょ〜か?「淀の川瀬の水車」なんて唄
    ございますけれど「淀の川瀬のおひや車」あるんでしょ〜か?

   ★水のこと「おひや」と言わんこともないこともないれすよ。けれどもそれは時と場合に
   よるのれす。おひやといぅのは一流の料亭上がって、床柱を背にし山海の珍味を並べ、
   上等の酒を十分にいただいたところで「ちょっと喉が乾きましたねぇ、姐さん」と呼びます
   と、白魚を五本並べたよぉな手を前につかえて「旦さん、何かご用で?」「水を持って来て
   くれたまえ」「おひやですか?」

   ★これを、おひやちゅうねん。よぉ覚えときなさい。ゴンボ並べた指ブラブラさして何がおひや
   じゃ、馬鹿。おっきありがとぉ。す、すびばせんねぇ。(クゥクゥ、クゥクゥクゥクゥ、
   クゥクゥ……)美味い。これ、何ぼですか?え? ただですか? たらなら、もぉ一杯くらさい。

   ★酔ぉた時に飲む水はうまいですねぇ……。す、すびばせんねぇ(クゥクゥ、クゥクゥクゥクゥ、   クゥクゥ……)美味い。え? もぉ結構です。そない水ばっかり飲んでられないです。
   うどん屋さん、寒い中お仕事大変ですねぇ。しかし、奥さんやお子達のために頑張ってくださ
   いねぇ。それではわたしは失礼します。ごきげんよぉ、またお会いしましょ、さよぉなら。
   
   ●……、うどん食わずじまいやがな。嫌んなってきたなぁ、今日はろくな晩やないなぁ……。
   イョットショ ♪うどぉ〜んえぇ〜 ♪そぉ〜やぁう〜〜

   
   いかがでしょう??読みにくいですね・・・。すいません・・・・。
   うどん屋と酔っ払いの駆け引きは聞いてもらいたいですね。

   あとはうどん屋が博打打ち連中とのやり取りも聞いてほしいです。

   食べたり呑んだりする噺は目で見るのがおもしろいし、演じている方も様々な人が出てきて
   楽しいです。

落語の徒然 (その14)

今宵も一席お付き合い願います。
今日は『うなぎや』

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 〜あらすじ〜
 往来で友人に「一杯のまいたろか」と誘われた男、以前に別の友人に同じように誘われてついていっ
た所、大阪の街中を引っ張りまわされた挙句、一杯は一杯でも川の水を腹一杯飲まされた苦い経験があ
るので、ほんまに酒を飲ませてもらえるかどうか半信半疑であったけれども、訳を聞くとおもろい鰻屋
ができたのでなぶりがてら飲みに行こうとの事。
 どうおもろいかというと、そこの親父さんが偏屈者で、うなぎを割く職人と喧嘩して職人が出て行っ
てしまったあとも代わりの職人を雇わず自分で悪戦苦闘しながらうなぎを料理しているというのです。
こらおもしろそうやと鰻屋へやって来た二人、親父さんに目の前で調理してくれと注文します。大騒ぎ
の後、ようやくうなぎをつかんだものの、指の間からヌルヌルと抜け出そうとするので、それを押さえ
ようとするうちに表へ出て行ってしまう。店に取り残された二人が「どこいくねん?」と問うと、親父
さん「わしにゃあ判らん。前へまわって鰻に聞いとくれ」

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 この噺は以前に米左師匠が演じてはったのを覚えています。
 鰻の出てくる所で指の間から鰻がヌルヌルと出てくる場面、これを両手と両手の親指を使って表現
します。こういう所作を見ていると、イメージをする事の大切さを学びます。
 また、落語での方表現の仕方の奥深さ?も感じます。

 まあ、どれにしても落語は聞くだけでなく、見るものなんだとシミジミ思いますね・・・。

今宵も一席お付き合い願います。
今日は『延陽伯』です。

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 〜あらすじ〜
 甚兵衛はんの世話でもらう事になった嫁ハンに一つだけキズがあった。というのは、京の公卿の屋敷
に奉公に上がっていたという関係で言葉が少々丁寧すぎて何を言うてんのか判りにくいという点。その
程度の事やったらとタカをくくっていたところ、これが予想以上に難しい。
 トンチンカンなやり取りの末、ようよう婚礼はお開きとなり甚兵衛はんが帰った後で、嫁ハンの名前
を聞いていない事に気づき尋ねたら「妾、父は元京都の産にして、姓は安藤名は慶蔵、字を五光と申せしが、我が母三十三歳の折、ある夜丹頂を夢見、妾が妊みしが故に、たらちねの胎内を出し頃は鶴女鶴女と申せしがこれは幼名、成長ののちこれを改め延陽伯と申すなり」という答え。その自己紹介が全部名前やと思って途方に暮れたりする。
 一夜あけて枕元に座った嫁ハンが「朝食の膳につき給うべし、恐惶謹言」と言うので、「メシ食う事が恐惶謹言か。酒飲むことは酔うて件の如しやな」

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 この噺は東京では「たらちね」と言って結構ポピュラーみたいです。
 私は覚えたわけではありませんがウル覚えです。
 嫁ハンの延陽伯さんが自己紹介をするところは早口言葉みたいです。ある意味。
 
 延陽伯とは、そのむかし慈照院殿(足利義政)に召しつかわった。淵用白は、他に取柄はないが縁のす
みずみ、敷居のあたり、微塵もなく掃除するから「縁よう掃く=淵用白」という名前と聞いた事があります。判ります??

 聞かれる時には甚兵衛ハンと主人公とのやり取り、言葉が丁寧すぎる嫁ハン延陽伯と主人公とのやり取りをしっかり聞いてみてください。

 枝雀師匠の演じていらっしゃる噺を聞くことができる方はチョットオチ(さげ)が違うかもしれません。今回は本来のサゲを書いていますが枝雀師匠が演じていらっしゃるのを私が聞いたときは違う感じ
で終わられていました。

 演者によってサゲが少し違うのも興味深い所ですね。


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