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今年も庭のアンズがたくさん実って、うっとりといい色になってきた。
これから数日は収穫と、ジャム作りで忙しくなる。木でぎりぎりまで熟させるとおいしいけれども、油断するとぼっとりと地面に落ち、ダメになってしまう。だからタイミングを見計らって、収穫しなければならず、けっこう神経を使う。
去年、ほとんど実がつかなかったので、今年は大粒のがたくさんなった。たぶん300くらいはあると思う。これを、脚立に乗ったり、高枝鋏を使ったりしながら、収穫していくのは、実はとっても楽しい。たまに、枝が揺れたためによく熟したのが、ぽろりと枝を離れ、頭を直撃したりするのも、愉快だ。
以前は収穫をダンナが手伝ってくれることもあり、そういう時は、私は二階のベランダから棒で枝を揺らし、下で待っているダンナにキャッチしてもらう。で、わざと乱暴に枝を揺らして、まだ固そうな実がダンナの頭にぼっとんぼっとんと落ち、「痛っ!」なんて言おうものなら、「イヒッヒッヒッヒ」と高いところでほくそ笑むのであった。猿蟹合戦の猿の気分がちょっとわかる。意地悪は楽しい。
といっても、この収穫の楽しさは、商売でないための呑気さが大きなポイントで、これが家業だったりしたら、さぞ大変なことだろう。皮の柔らかいアンズに、擦り傷がつくだけで、きっと、あ〜あ、とがっかりするだろう。商品にはならないなあ、と。農家の仕事は大変にちがいない。
埼玉のK川さんの実家は和歌山のミカン農家だそうで、私は、新幹線代も宿代も自分で払うし、日当もいらないから、ミカンの収穫を手伝わせて欲しいなあ、と思うのだけれども、浮き世というのは難しく、「じゃあ、手伝いに来て」とは、先方もなかなか言いづらいにちがいない。ねえ、いつかやらせてよ、K川さん。
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nuts-coさんの楽しさが伝わってきます。
日常の暮らしを、こうやって楽しめるというのは実に幸せなことだと思います。
クルミもあるしね。
2010/6/19(土) 午前 10:25 [ esiko ]
esikoさん、私はどういう加減だか、やけに収穫とか採集とかが楽しいんです。きっと縄文の血でしょう。ジャングルでも機嫌良く生きていけそうです。(ただし、狩猟も方は願い下げです)
2010/6/20(日) 午後 9:41