おいしいもの

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橙→紫

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この蒸し暑さで、アンズがどんどん熟していく。高枝鋏を振り回し、収穫の毎日である。

やはり300個はあるようだ。傷ものや痛んだものも結構あり、またアスファルトの道路に落下して割れてしまうものもある。いいものから優先で、お隣さんや友だちにお裾分けをする。

お料理が大好きなピアノのY子先生にも、たっぷりとジャムが出来るくらいのアンズを差し上げた。

そしたら、

初めて見る紫のカリフラワーをいただいた。

だいだい色のアンズが、紫のカリフラワーになったわけ。なんか、虹みたいで楽しい。

紫のカリフラワーをさっそく固ゆでにすると、紺色になった。(写真はどうも黒っぽくなってしまったけど)。おいしい! 歯の下でかりこりと音がする。
で、ゆで汁を見ると、なんとも美しい青色だ。子どものころ、「色水」ってのを作る遊びがあった。朝顔やオシロイバナの花を、水の中でクシュクシュと揉んで、色を出す。きれいな色水をうっとりと眺める、ただそれだけの遊びだけれども。あの頃、この青い色水が手には入ったら、どれだけ嬉しかったろう。
これを眺めていると、氷を浮かべて飲んでみたくなる。サイダーみたいな味がしそうだが、実は塩からいはずだ。飲まずに眺めるだけ。まあ、昔から色水あそびはそうだったけど。

外食はおいしい

今日は久しぶりにH班長と知り合いの方の個展を見に、隣町に出かけました。

久しぶりだからおいしいランチでも一緒に、と前夜に電話で相談したら、
H班長は「いいねえ、そうだ、本当に外で食べよう。じゃ、おにぎりを持っていこう」と提案したのでした。
たまにはいいなあ。確かにお日様の下で食べるおにぎりはおいしいものなあ。

ってことで、シンプルに鮭のおにぎりを二つ持って、出かけたのでした。

今日はカラリと晴れた五月晴れで、新緑は光るようで、仕事は終わったし、もう最高です。
うちの市のコンサートホールの前のベンチで、
足をぶらぶらさせながら、おにぎりを頬張る。
どうってことのない話で、笑う。
「ああ、いい気持ち」って言う。
素晴らしい外食(そとしょく)です。

途中まで食べたところで、班長が
「あ、いいものがあったんやった!」

とバッグをごそごそ探し始めました。じゃ〜ん、彼女のバッグから出てきたのは、なんと二つの

「もずく」

でありました。一個もらった。おいしかった。…っていうか、外でもずくを食べたのは、生まれて初めてでした。

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私たちの前を、中高年の人たちがぞろぞろとホールに入って行くので、なんだろと思っていたら、天童よしみのコンサートでした。人気あるんだなあ。

ハマグリが半額

ひな祭りの日に、あまりの高額ぶりに仰天したハマグリは、やはり、というべきか、売れ残り続出である。当たり前だよなあ。

で、消費期限の今日、とうとう半額になりましたが、それでもいっぱい残ってました。

じゃあ、買ってみようか。一個だけね。一個で十分です。

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重量感たっぷりのこいつを、流水でよく洗い、酒蒸しにしてみました。
その酒蒸しができあがった写真はありません。なぜなら、とってもおいしそうだったので、ふうふういいながらあっという間に食べてしまったから。写真どころじゃない。

味はとても濃かったです。いい風味があります。身が少し固かったけど(消費期限ぎりぎりなので、ちょっと長めに火を通した結果かも)、おいしかった。

正味量182グラムとありますが、酒蒸しとしてできあがった貝は30グラム程度だったと思います。
残った貝殻は110グラムです。つまり重量の60%以上は貝殻だってことになります。
182−110−30=42
42グラムはどこへ行った? どうやらエキスとして流れ出たということのようです。鍋においしそうな蛤の出汁が残ったわけなので、これは明日、パスタに和えようかなと思っています。

問題は貝殻です。重量の6割を占めた貝殻をただ捨てたら、名折れです。さて、どうしよう。貝合わせにして絵でも描きましょうか。ファウンデーションでも詰め込んで、コンパクトにしましょうか。切手を貼ったら、定形外郵便物になるんだから、中に何か詰めてどこかに送ろうか…

京名菓に挑むぞ

まずはここをクリックして昨年夏の投稿を見て下さい。
京都に行ったとき、K子さんに初夏のぜいたくご馳走「夏柑糖」を教えてもらって、初めて食べたときの記事です。

それはそれは香りたかく、爽やかな甘み、苦みがいい感じで、とろんとした舌触り、すばらしいお菓子でした。値段は一個1260円なり。贅沢です。

で、その時、K子さんに誓ったのでした。来年、夏みかんが出たら、何度でもトライして、作ってみると。

今日、うちの近くのスーパーで、今年初めて甘夏が値引きシールで半額になっていて、2個150円。
(この前まで2個350円だった)
こりゃあ、挑戦でしょう。
ほんとうは甘夏でなく、夏みかんを使うそうだけど、その辺はアバウトでいいことにします。
ここのところ、根を詰めて仕事し、今日も一日がんばったので、夕方からはスイッチオフ。
うひゃひゃひゃ、とご機嫌で、夏柑糖作り!

何が大変だったかというと、てっぺんを切った穴から、実を出すところです。思ったよりずっと大変でした。
多分、1個1260円のうち、400円はその作業の賃金だな。

あとは、丁寧に薄皮から果実を出し、絞り、漉し、煮立った寒天液(砂糖入り)と混ぜる。
皮のカップに戻し、固める。それだけ。

問題は、寒天液の濃さと量、そして砂糖の分量。これは何度もの試行錯誤が必要でしょう。

しか〜し、ご覧ください。ビギナーズラックか、初回から、けっこうなかなかいい出来です。
ちょっと寒天が多かったような感じなので、次回は減らしてみよう。しかし、十分に美味しい!
名付けて「夏子柑糖」であります。

私をよく知る人なら、この包み紙の偽造をさぞ楽しんだろうな、と察してくださるはずです。

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持つべきもの

秋田での仕事が無事に終わり、7時ちょうどに駅で中学の同級生N君と待ち合わせ。駅から歩いてすぐのろばた焼きの店「檜森」に連れていってもらう。

ここは、一文字のメニューもない店で、カウンターに並んだその日の食材を、適当に大将がアレンジして出してくれる。大根と手羽の煮込み。タラコの醤油漬け。ホッキ貝の網焼き。刺身の盛り合わせ。蕗の薹や穴子の天ぷら。なた大根の麹漬け。比内地鶏の網焼き。もずく蟹と黒ソイの味噌汁。
なんと素敵な晩餐!

ご馳走を前にして、ビールと熱燗で、4時間があっという間の楽しさとおいしさだで、なんだか帰り際、ついつい「じゃ、また来週ね!」って気分。

同級生ってのはいいもんだ。
N君が、大将に
「このnuts-coさんはねえ、大将、ニンジンでネジ作るんだよ。それがまた、うまいんだ。写真、持ってたら見せてやってよ」
カメラの液晶でニンジンネジとその料理を見せると、大将も女将さんもオオウケしてくれる。するとN君
「ちょっと、包丁とニンジン用意してよ。この場で作ってもらおうや」
「いいよぉ、やるよ、やるよ〜。一本10分もあれば作れちゃう!」
大将は、酔っぱらいに包丁持たせるほど無謀ではなかったけども。

この時の、N君の口ぶりが、嬉しかったなあ。たかだかニンジンネジなんてつまらないものだけど、
まるで、自分の手柄みたいに、「ほら、すごいでしょ、よくできてるんだよ」なんて自慢してくれて。

逆の立場を考えてもよくわかるけど、友だちのことってのは、まるで自分のことみたいに自慢したくなるもんである。たとえ、めったに会えない友だちでも、ちょっとしたことを自慢したい。どこか、身内気分なのである。
持つべきものは、友だちだなあ。

秋田駅前交番の案内。この赤い色が、あったかい。
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「檜森」では、なんだか楽しすぎたせいか、1枚の写真も撮れず、あとで後悔。残念。
そのかわりに(ちっともかわりにならないが…)、行きの新幹線で、朝食替わりに食べた「ゆで卵」。ゆで卵には、正しい剥き方ってものがあったんだなあ。
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