座乱読無駄話日記

読書や趣味、日常のことなど不定期に語ります

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1
 「完全犯罪に猫は何匹必要か」(東川篤哉・光文社文庫)を読みました。
 舞台は、のっけから波止場。「宍戸錠」(あるいは渡哲也)に、「小林旭」が愛するミユキを奪い去られるという出だし。いまどき、吉本新喜劇でもやらないようなベタな始まりですが、これが、「本格ミステリ」なんだから、泣ける・・というより、笑える。
 でも、作者がおそらくネイティヴの関西人ではないであろう?ことから、なんとなくギャグは田舎っぽい(失礼)。ベタはベタなんだけど、たこ焼きにケチャップ(こういうのもありますが、私はマヨネーズをかけるのも好きではない)・・あるいは、バルサミコにつけたような違和感がある。それはそれとして、なかなかイカモノ食いで新撰。
 ということで、この小説は舞台が烏賊川市(まんますぎるやん!)で、招き寿司(招き猫が目印の回転寿司チェーン)のオーナーの「猫探し」から始まるんですね。この人物の名前が豪徳寺! もう、ここまできたら、あほらしすぎる。豪徳寺は招き猫発祥の地ですよ。もちろん。
 で・・こういった招き猫に関する薀蓄も、どやーっとあるあるあるある・・。
 おまけに、今戸の古風な招き猫と常滑の一般的な招き猫との差を、今戸はエルサレム、常滑はローマとたとえる、卓抜したぶっ飛び具合。ミステリーのみならず、このあほらしくも真実を突いたような、たとえがたまらなく笑えるんですよね。
 で、きわめつけが、謎解きのヒント「ボロニーニ」の建築物!!
正確には「伝ボッロミーニの設計」と言われている建築物です。わははははは・・・こうきたか・・です。
 ということで、まあ、登場人物は「田舎吉本」ですが、本格ミステリです。ちゃんと謎も「合理的」に名探偵によって解決されます。
 しかし、それにしても、この発想、昔吉本興業が経営していたという、なんばにある巨大招き猫をシンボルとするパチンコ屋を見て思いついたんじゃないか?なんて思うのですがどうでしょう? 
あの招き猫は天井から逆さにぶら下がっており、あげている(さかっさだからさげている)右手にパチンコ玉を山盛りにして持っています。ご存じない方は、一度見てください。(パチンコ)(招き猫) で画像検索すると必ず出てきます。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事