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このライン
どこまで続いてるのかな
ずーっと続いてるのかな
ここまで歩いてきた
ずっと歩いてきた
転んで
膝擦りむいて
それでもまた立ち上がり
前を向いて歩いてきた
雨にも濡れた
真冬の風も冷たかった
桜が咲いて
そして花吹雪は舞った
葉桜は
眩しい太陽の光を和らげ
ほのかな柔らかさを
僕にくれた
木漏れ日に
片目をつぶり
見上げた頭上に
見えたもの
優しい未来
夕立に耐え切れず
思わず下を向く
名も知らぬ草花から零れる雫に
命の尊さを見る
芽生えた心の芽に
たくさんの水を与え
少しずつ育つその芽に
切なさを覚えた
やがてつぼみとなり
ふっくらと膨らんだ心は
開花の時を待ち詫びた
ゆっくりと
ただゆっくりと
じっくりと
ただじっくりと
つぼみに明日を乗せて
この道の上に咲く星は
静かな光を
そっと穏やかな光を
希望ともいえるその光を
ちっぽけな僕にくれた
そんな道の上を
幾重にも重なった想いを抱き
ここまで歩いてきた
太陽も
月も
星も
木も
雪も
雨も
風も
みんな僕を知っている
いろんな表情の僕を知っている
今、僕はどんな顔をしてる?
アスファルトの上に引かれたライン
どこまで続いてるのかな
ずーっと続いてるかな
僕は明日を見たいから
この道を歩いていく
いま
隣にいるあなたと一緒に
いま
穏やかに舞い降りるこの風に吹かれて
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