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※写真はドラゴンズ公式HPより抜粋させていただきました。
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私、この人抜きではこのブログで語れません。
1990年、私が小2のとき、
テレビに映る川相選手(当時巨人)のファインプレーを見て、
「野球選手ってかっこいいなぁ!」
と思い少年団で野球を始めました。
いまや芸術的な「バント」が川相選手の代名詞ですが、
川相選手の守備は超人的です。
岡山南高校時代はチームのエースであり
甲子園のマウンドも踏んでおり、
投手で巨人に入団しました。
野手に転向後、コツコツとクリーンアップの犠牲になり、
重ね重ねて03年、ついに世界記録を樹立しました。
世界に誇る「日本の助演男優」です。
ものづくり・日本の象徴的存在ですね☆
そんな川相選手の何が好きかって、
引退セレモニーを終えたにもかかわらず
自分の力だけを信じて現役にこだわり、
ドラゴンズにテスト入団したあの姿です。
あまりお金のことを書きたくないですが、
年俸も大幅ダウンしました。
それでもプロの世界にこだわる川相選手に
涙ぐんだことを覚えています。
とことん野球を愛し、どこまでも職人としての技を磨く、
また、自分の培ってきた技を惜しみなく後輩選手に伝える。
まさに「プロフェッショナルの鏡」です。
最近、日本の野球を見ていて思うことは
基本ができていない選手が多くなったなぁということです。
プロにもなれない私がこんなこと言うのは
大変失礼だとは思いますが、私の眼にはそう映るのが事実です。
プロはいわば、観客を楽しませる事が仕事ですが、
これを追求するあまり、日本の「野球」が崩れかけている気がします。
ホームランを毎試合打てる選手は今まで存在しません。
剛速球で27人から三振を取れるピッチャーも存在しません。
しかし、フィールディングやバントは基本ができていれば
難しいことではないですよね。
共通するのは「ボールをつかむ」ことだからです。
フィールディングの基本はキャッチボール
バッティングの基本はバント
これはいつの時代も変わりません
最後に川相選手にまつわる想い出をひとつ。
昨年、札幌ドームでジャイアンツ×ドラゴンズの試合がありました。
試合は序盤にGの投手陣が崩れ、一方的なDペースでした。
落合監督は選手交代で川相選手を起用しました。
私は川相選手を見れただけで幸せでした。
しかも相手は古巣・G。
そして回ってきた川相選手の打席。
球威に押されてなかなか打球が前に飛びません。
それでも必死にボールに食らいつく川相選手。
だんだんタイミングが合ってきました。
10球以上粘った次の瞬間…
快音を残した打球は広い札幌ドームのグラウンド上空を舞い、
高いフェンスのはるか上を越え、レフトスタンド中段まで飛びました。
2004年、川相選手の第1号でした。
今まで見た中でもっとも印象に残るホームランでした。
巨人ファンが多い札幌で、このときも場内の8割方が巨人ファンでしたが、
川相選手のホームランのときは全ての人が川相選手に
大きな拍手をしていました。
「ありがとー!!!」
恥ずかしそうにベースを一周する川相選手にこんな声援が飛びました。
バントを極めた彼らしい「ホームラン」でした。
これが真のプロではないでしょうか?
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