運命じゃない人

日々の気になったことを書きます、誰かに届くかな(ゲイ関連記事アリ、理解の上、進んでください)・小説はゲイの18禁描写を含みます。

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★ゲイの日常★「きっとね」そんな約束をいくつしただろう

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「きっとね」そんな約束をいくつしただろう


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以前、雑誌のインタビューで
蒼井優が井上荒野の短編を紹介していて、
「嘘つき」という10人の作家の連載を
ひとつの本にまとめたもののひとつが
「きっとね」という作品。

二丁目で店を(たぶん)やってる主人公と
ふたまわりも年が離れた恋人の話、
若い恋人が母の病気の為に田舎へ行ってしまい、
その寂しさを埋めるみたいに
浮気を繰り返す男。

「いつ、帰って来れる?」
「来週は一緒に病院へ行かないといけないから、
再来週には、きっとね」

そんなことを何度か繰り返しているふたり。
「きっと」という言葉は優しい嘘、
たぶん彼は帰ってこない。


このふたりはいつまでこの嘘を繰り返すのだろう。


この小説の中で心に刺さる言葉が、
束縛もしない、嫉妬しない、そんな
若い恋人に
「俺には、おまえだけだ」
男はその言葉をまっすぐ投げつける。
何度も詠み直したよ、
そんなこと誰かに言ったことあるかな、
そして誰かに言われたことは。

オレは言わないな、
そして言われたくもないと思ってた、
だってそんな言葉は約束でも何でもない、
言った途端、真実というより
嘘っぽいとさえおもえたからね。


でもさ、この小説読んでて思った、
いいなって、
その瞬間、もしそう思ったなら
言葉にすればいいんだよね、
それを真実にするのも
誰でもない自分自身なのだから。

とはいえ、それが一番難しかったりするけれど。

この本の恋人達の交わす
「きっとね」は約束のない言葉だ、
そしてそれが殆どはダメになってしまうことも
分かるけれど、
その「きっとね」が約束する「いつか」が
来ると良いなぁと思いながら読み終えた。

10分もかからず読めてしまう短編小説。

ここまで読んでくれてどうも、
最近何か面白い小説読んだ?


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