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前回の更新から、だいぶ日にちが過ぎてしまいました。業務が9月末決算を目前に、 最後のラストスパートといった状態です。まあ、仕事が多いと言う事はありがたい事 ですが、なかなか、ブログ更新もままなりません。 と言いつつ、久しぶりの更新です。 知識社会において、特にマーケティング領域においては、本当のノウハウは現場に あります。 「事件は、会議室で起こっているんじゃない。現場で起こっているんだ。」 というのは、「踊る大捜査線」、青島刑事の有名なセリフです。 同じように、 「企画業務の本当のノウハウは、現場にある」 と言えそうです。 ネット社会になって、IRを始め情報開示が様々な領域で進んでいます。ところが、 ことマーケティング業務は例外のようです。企業の戦略ノウハウは、なかなか表に出 てきません。 この理由は、「守秘義務」と「ノウハウの特性」にありそうです。「守秘義務」は、 今後、どんな新製品が発売されるとか、広告のタレントには誰が起用されるとか言っ た業務で知った情報を、発表前に漏らさない。また、ソリューションに活用した戦略 展開の手法を開示しないということです。 特に、このノウハウ開示の点は、あえて守秘義務契約をするまでもなく、なかなか 出てこないと言うのが現実でしょう。 というのは、ノウハウは、100%開示してしまえば、その優位性は減少するとい う理由によるからです。ソフト業務においては、まさに知識・ノウハウが売り物です から、有用性があるという前提で、知らない人が多いと言う事は、価値が高いという 事になります。 一般的に、ソフト業務はそのノウハウ特性によって、「提案」と「取組」と「作業」 に分けられます。 「提案」とは、課題解決の仕方を、こちらは知っているが、クライアントは知らな いという業務です。ですから、優位性を持って業務進行をリードできます。「取組」 とは、こちらもクライアントも解決方法を知らないという業務です。まさに、取組で 専門領域のノウハウを生かし、解決方法を探りながら業務進行していくという業務で す。最後の「作業」は、こちらもクライアントも問題解決の方法を知っているという 業務です。だから、一種の労務代行になり、あまり付加価値は高くなく価格競争に陥 りやすい業務です。 ビジネスとしてソフト業務をとらえた場合、この「提案」業務が、サービス価値も 収益性も高いという業務になります。ですから、あえて、このような価値の高いノウ ハウを開示することは、各企業ともしないという訳です。 特に、自分の専門領域のビジネスセミナーに参加たり、書籍を読んだりしても、何 か一周遅れのノウハウといった印象を拭えなかったりします。 つまり、最前線の現場にしか、新しい情報、ノウハウはないという訳です。青島刑 事ではないですが、 「最先端のノウハウは、セミナーや本にあるんじゃない。現場にあるんだ。」 と言えそうです。 その意味では、情報、ノウハウを高めようと思ったら、現場で実務をこなしていく 事が最も近道のようです。つまり、ことソフト業務に関しては、仕事をやったもの勝 ちということになりそうです。 では、その仕事に戻ります。次は、いつ更新できるだろうか。
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製造業も同じです ^^! 専門書は参考にはなっても、やはり現場で試行錯誤し、その現場にあった方法に、修正しないと使えません。また、管理者はマニュアルが好きですが、その一方で現場の意見を無視してしまっては、現状からずれた使いにくいマニュアルになってしまいます。
2005/9/8(木) 午後 11:43 [ 電脳ポット ]
おっしゃるとおりですよね。特にBtoBビジネスですとマスメディアなどへの露出も少ないですから、本当に水面下で走ります。ノウハウはおろか新しい戦略の動きを察知するのもほとんど人的ネットワークによる情報収集に頼るほかありません。
2005/9/9(金) 午前 7:21 [ no_music_no_life ]
はじめまして。いくつかの記事、大変興味深く拝見させていただきました!これからもお邪魔させていただきますね。
2005/9/9(金) 午後 3:50
そうですよね。わたしも現場(コンタクトセンター)に3か月缶詰状態で新規立ち上げを行い、いまは企画部門でプランナーとして修行中です。わたしも現場重視には大賛成です。また、勉強しに来ますね♪
2005/9/9(金) 午後 5:59 [ ごっちゃん ]
でんのうポットさん。そうですね、製造業も暗黙知が多そうです。確かに、なかなかマニュアル化し難い部分が多そうです。この辺りが、個人のスキルだったり競争力だったりする訳ですね。
2005/9/9(金) 午後 8:08
osaminさん。人的ネットワークもそうですが、実際に様々なプロジェクトに参加していると、こんなものまでって言う位、様々な情報が集まってきます。やはり、情報を持って仕事に参画すると、情報が集まるというのは事実のようです。
2005/9/9(金) 午後 8:13
ssnsn469さん。はじめまして、ブログ拝見しました。なかなかユニークなブログですね。わたしもオールドカーには興味があるので、時々お邪魔させていただきます。
2005/9/9(金) 午後 8:22
gotoh0さん。「バカの壁」で一躍有名になった養老孟司氏が、よくイカとスルメのたとえ話をしますが、スルメになった理論を振り回していても意味がないという事ですね(笑)。
2005/9/9(金) 午後 8:30
はい。おっしゃるとおりです(笑)。
2005/9/10(土) 午前 1:05 [ ごっちゃん ]
はい!秘書業務こそ、対人間・対企業・TPO・ケースバイケースの現場主義です♡
2005/9/10(土) 午後 7:14 [ secrethoney ]
「アパート経営コーディネーター」という、フリーの仕事で食ってます。大家さんが顧客ですが、顧問契約をして、毎月フィーを頂いています。現在、顧客は62名。88名まで一人でやるつもりです。ノウハウのポイントは共感する点とそうでない点がありました。今後も訪問させてください。
2005/9/12(月) 午後 11:29 [ apa**keie*20*8 ]
secrethoney1さん。はい!確かに現場は、機転が効く人間でないと務まらないようですね。その意味では、企画業務も機転を効かせて調整していくと言う事が、私の経験では50%以上のウエイトを占めるようです。
2005/9/16(金) 午後 10:09
apartkeiei2008さん。なかなか面白そうなお仕事ですね。マーケティング業務は、基本的にケースバイケース、プロジェクト単位なので、毎月の顧問契約がしにくい業務です。そのあたりの業務スタイルは、税理士さんに近いのでしょうか。
2005/9/16(金) 午後 10:17