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最近、まだ映画を見ていないのだけれど、
話だけで、ちょっと感動してしまったものがある。
リンダ・ハッテンドーフという女性監督の
ドキュメンタリーフィルム、「ミリキタニの猫」
ミリキタニというのは、漢字で、三力谷と書く苗字の事。
日系人のジミー・ツトム・ミリキタニという80歳の画家。
ハッテンドーフ監督の住んでいた、マンハッタン郊外のアパートの近くで、
ミリキタニ氏は、いつも絵を描いて、売って路上生活をしていた。
彼の絵を監督が買ったのをきっかけに、二人に交流が生まれ、
彼の半生をだんだん知るようになる。
彼は、カリフォルニアに生まれ、広島で育ったが、
第二次世界大戦の直前にアメリカに戻った。そのため、
ツールレイクの日本人強制収容所に送られ、戦争終了まで、
そこで生活することになる。アメリカ市民権も剥奪されたようだ。
そして、2001年9月11日の事件後、監督は、彼に手を差し伸べる!!
監督とミリキタニの住んでいた場所は、世界貿易センターにも近かったので、
周辺は有毒雲に覆われていたそうだ。外には誰もいなかったのに、
彼は、いつもの所で、マスクをして、絵を描いていた。
誇り高き彼を、監督は、なんとかして、アパート内に招き入れた。
そのまま、彼女のアパートで一緒に暮らすようになり、
社会保障ナンバー取得など、彼女の尽力によって、今、86歳のミリキタニ氏は、
彼自身のアパートに住み、シアトルの美術館で、初の個展も開いた。
彼は、広島の原爆で身内のほとんどを失くしているらしく、
監督を自分の孫娘のようにも思っているらしい。
一番下の写真は、リンダさんの写真だけど、とっても優しそうな女性。
この映画は、各賞を色々と受賞しているし、
今年の秋頃、日本でもロードショー公開されるようだ。
映画公式ページは、こちら↓
http://www.uplink.co.jp/thecatsofmirikitani/
詳しくは第20回東京国際映画祭、こちら↓
http://www.tiff-jp.net/enjoy/official_report/subtitleontiff.php?itemid=158
二人共、猫が好きで、映画には、それぞれの飼い猫も登場しているらしい。
彼は、猫の絵をよく描いていた。猫好きなら、わかるな〜、自分が猫を
飼っていても、猫の絵を買いたくなるもん。
だから、リンダさんも絵を買ったんだろうな。
これは、猫によって結びつけられた縁かもしれない。
たとえどんな小さな事でも、人には
愛の手を差し伸べなくちゃいけないな、と思った。
自分が差し伸べた手の事は忘れてしまっても、
差し伸べられた手の事は、決して忘れないもの。
友人から、ミスチルのCD、HOMEをもらったんだけど(ありがとね!)
よく耳にしてた曲だけど、初めて気づいてとても気に入った
歌詞がある。「箒星」っての。
人間は、人の形した光だって言ってるの。
桜井君、天才かと思っちゃったし(笑)
その箇所抜粋すると、
でもね僕らは未来の担い手 人の形した光
暗闇とじゃれ合っては、眩しくきらめく「箒星」
心配事ばっかり見付けないで、慌てないで探してこう
いつか必ず叶うって、決め込んで路頭に迷った祈り
目を瞑っても消えない光、夜空に託した祈り
今日もどこかで光ってる、誰の目にもふれない場所で
悪いとこばっかり見つけないで、僕ら一緒に探そう
ずっと優しく淡く弧を描いて、夜を撫でてく「箒星」
光続ける「箒星」
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光と祈りと韻を踏んでるし、なかなか、良いね、詩人だね〜♪
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