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Celastrina argiolus
<分布> 北海道・本州・四国・九州および南西諸島に分布する。奄美大島ではわずかな最終記録があるが、それ否んでは科確実な最終記録がない。
国外ではアフリカ北部・ヨーロッパから中央アジア・ヒマラヤ・インド北部・カシミール・中国大陸(北・中部)・旧満州・シベリア・アムール・サハリン・南千島・朝鮮半島などにかけてのユーラシア大陸北・中部に広く分布し、北アメリカ沿岸部から中央アメリカ山岳地帯にまでも分布する。台湾にも分布するがきわめてまれな種である。
原名亜種はヨーロッパ産をさし、タイプの産地はイギリス。日本産は ssp. ladonides de L'oraza とされる。
<生態> 年4〜6回程度の発生と推定される。暖地では3月上旬、寒冷地では4月中旬より秋まで姿をみせる。暖地では盛夏7〜8月に個体数が一時減る。
成虫は樹林の周縁・田畑の周囲・草原・人家の庭などいろいろな環境に棲息し、ゆるやかも飛翔して多くの草木の花で吸蜜する。♂は湿地・汚物・糞尿・腐果などで吸水・吸汁することが多く、夏型の♂ではしばしば占有性を示す。
越冬態は蛹。蛹は食草の根元や落葉、小石や石垣のあいだでみつかる。
<食草> 季節、産地によって異なり、報告されている植物は広い範囲の科にわたる。フジ・クズ・クララなど(マメ科)、ミズキ・クマノミズキなど(ミズキ科)、ノイバラ・リンゴなど(バラ科)、イタジイ(ブナ科)、イタドリなど(タデ科)、ミツバウツギ(ミツバウツギ科)、ネナシカズラ(ヒルガオ科)、キハダ(ミカン科)などの花・蕾・若い果実を食べる。そのほかイチジク・カキ・チシャノキなどへの産卵例もみられる。
<雌雄の区別> ♂の翅表は明るい青紫色で、外縁の黒帯は細い。♀は夏型(4b)では、前後翅とも外縁部に黒褐色で基半部は青白色。春型(4c)では、前翅外縁が黒褐色で基半部は淡い青紫色で、後翅外縁には黒斑が現れる。
<変異> ♀の翅表の季節変異は前項で記した。夏型の裏面の地色は春型(4d)よりも白くなり、黒斑も明瞭である。裏面の黒斑の大きさ、濃淡は個体変異が多い。
<近似種との区別> ヤクシマルリシジミ・タッパンルリシジミ・スギタニルリシジミ(九州産)に似ており混同されることが多い。区別点はそれぞれの種の項目で記した。
保育社「原色日本蝶類図鑑」(全改定新版4刷) 第34図版4 159頁。
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ルリシジミの飛翔の写真すばらしいですね
飛翔してるときのルリは惹きつけられます
私も最近蝶向けのブログ始めました
もしよかったら見てください
2008/6/29(日) 午後 2:36 [ バタフライ?☆ ]