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Coleophora sp.
頭毛は滑か。吸管は発達。触覚は前翅より少し短くて、毛等がなく単純、基節は鱗毛に包まれ太くなるか、下前方に長毛束が突き出る。下唇髭は中位の長さで曲がるのは少い、中節は少しく粗雑で先端で鱗毛が広まるもあり、末節はこれより短くて尖る(同長のもある)。小腮髭は退化。
前翅は披針形、翅頂は細く突き出る、脈1bの基叉は大きい;中室は狭いが端縁は横位;脈2〜5のうち2(稀に1)本不足、脈7・8は全く合一するか、稀に末端で僅かに分れ、何れも前縁に終る、6はこれと同基点か、Y状をなす。
後翅は細い披針形、中室は閉されている。脈2〜5の内1本不足なのが多く、6と7とは同一基点かY状かである。
蛾には横の紋条がなく、ごく稀に点紋がある。とまると触覚を前方に向ける。
幼虫はごく稚い時だけ潜り、あとは筒状の袋内におり、体前部を出して摂食、移動するはミノムシに似る。葉面の小域を下側の皮部を残して食し、この下側の皮には小孔があり、果面では浅い孔状に食する。腹部の脚は揃っているが尾脚は退化したのがある。
我が国には200種程ある筈。
保育社「原色日本蛾類図鑑」上(5刷) 31頁。
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