ねこかんす

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■ 久しぶりの不調 (キャブレタからオーバーフロー)

しばらく前、北海道ツーリングに出かけた管理人。
今年の北海道ツーリングにはXT660Zテネレ「ねこわさび」で出かけたので、XTZ125「ねこちやづけ」「ねこのす」内でしばらく待機することとなった。
 
普段、ほとんど休むことなく、通勤運用で酷使され続けるXTZ125「ねこちやづけ」
1週間以上もの長期にわたり、エンジンを始動しないような事はほとんどない。
 
 
そして、管理人が北海道から帰った翌日からは、以前と同様に通勤運用で酷使される。
北海道ツーリングに出かける前の最終運用時には、燃料コックをオフにしてからしばらく走行してキャブレタ内の燃料を減らしていたので、ひさしぶりの再始動についてもスムーズに始動し、何事も無かったように運用されていた。
 
■ 不調の予兆
そんなある日、出先で「ねこちやづけ」のキャブレタのフロート室(フロートチャンバボディ)の合せ面からガソリンが滲み出ているのが発見される。
 
その時は、
キャブレタ前後のジョイントにあるクランプのスクリュ2本を緩め、キャブレタを横倒し状態にし、フロート室を外した後、ニードルバルブバルブシート間にゴミが詰まっていないか確認してみた。
なお、折角フロート室を開けたので、燃料通路にはエアガンでエアを通して清掃してから、フロート室を閉めてとりあえず復旧しておいた。
 
■ いよいよ不調
その後はしばらく様子を見ながら通勤運用を続けていたのだが、しばらくして今度は車体の下の床面に、小さなガソリン滲みが発見される。
滲みの位置は、キャブレタからのドレンパイプが車体の下に垂れ下がっている先端の下。
 
どうもキャブレタがオーバーフローをしている模様である。
 
もちろん、コンクリートの上に「小さなガソリン滲み」が出来る程度の漏洩量なので、ガソリン「ダダ漏れ」というわけではない。
微妙なオーバーフローである。
 
■ 作業について
とりあえず、ガソリン滲みに気付いたのが、出先だったので、今回の作業も出先での作業となる。
幸い、それなりの工具があり、コンプレッサーやエアガンも使うことができ、キャブレタクリーナー等のケミカルも使用可能な環境である。
しかし、フロートチャンバボディガスケットをはじめ、交換用の予備部品については全く無い。
もっとも、「ねこのす」で作業したとしても、キャブレタ廻りの予備部品は全く在庫していないので、出先だからといって、それほど違いがあるわけでもない。
なお、本内容は管理人が行った作業の記録である。
部品・工具等の名称は管理人が使用しているもので正式なものではない。
良い子はこんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく整備されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ 作業
とりあえず、作業開始前のキャブレタ廻りの様子。
イメージ 5
本来ならキレイに清掃してから作業を実施した方が良いのだが、出先なので贅沢は言っていられない。
もちろん、本拠地「ねこのすⅡ」で作業をしても、おそらく清掃せずに作業したと思うが。
 
 
キャブレタ前後のジョイントにあるクランプのスクリュ2本を緩め、キャブレタを横倒しにして、スクリュ4本を外してフロートチャンバボディを取り外す。
 (詳細については⇒キャブレータの内部確認(初)を参照)
イメージ 6
外したフロートチャンバボディ。
 
キャブレタボディ側は、
イメージ 1
こんな様子。
ニードルバルブの爪が、フロートのアーム「べろ部」にしっかり嵌っていないように見える。
 
イメージ 7
フロートを外してみた。
 
イメージ 2
外したフロート、フロートピン、フロートチャンバボディ、ニードルバルブ。
特に異状は認められず。
ひとまず、KSRⅡのようなキャブレタのフロートに腐食発生のような事が起こると嫌なので、とりあえず乾燥させておこう。
(フロートの内部に液体が入っている様子はない。 樹脂製のフロートには腐食もない。 よって、乾燥させる意味はたぶん無い。)
■ 突然だが、「油面」のはなし
あと、フロート室内の 「油面が高くなっている」 可能性が高いと思ったので、フロートの 「べろ部」(⇒ニードルバルブが取り付けられている薄い金属部分) を指で少し曲げ、現状よりも 「ニードルバルブが早く閉じる」 ⇒ 「油面が低くなる」 ように変更しておいた。
(↓「今にして思えば」 参照)
 
■ 復旧作業
フロートを外したキャブレタの本体側
イメージ 3
ジェット類に詰まりは無かった。
 
組み付け前のフロートチャンバボディ
イメージ 4
フロートチャンバボディは、軽くパーツクリーナーで汚れを洗い流しておいた。
ガスケットは当然の再利用。
画像右上の部分が若干裂けている気もするが、今回はそのまま組みなおす。
万一、ガソリンが滲むようなら、再度分解して液体ガスケットでも塗って、部品の発注・受取が完了するまで時間を稼ごう。
 
■ その後
その後、3箇月が経過したが・・・
・ キャブレタからのガソリンの漏れ・滲みは見られない。
・ エンジンの調子は非常に良好である。 以前と比べて非常に軽く回るようになった。
 
・ 燃料消費率について(改善傾向)
ここ数ヶ月、微妙に燃料消費率が「じわじわ」と悪化傾向が続いていたのだが、今回のキャブレタ調整で悪化傾向が止まっただけではなく、ほぼ以前の数値にまで一気に改善した。
燃料消費率の推移だけ見ると、かなり以前から油面の上昇が継続していた可能性がある・・・。
 
結果として、非常に快調になった。他に(これといった)問題は発生していない。
 
■ 今にして思えば
最近の燃費の悪化傾向だけでなく、
・ エアスクリュの調整位置の異状
最近、エアスクリュの調整を行った際、通常の戻し回転数(1と7/8回転)よりも、「かなり多め」に戻すようになっていた。
本来なら、「かなり薄め」の混合気となり、不調となっているはずなのだが、「かなり多め」の戻し回転数で丁度良いエンジンの調子となっていた。
 (普通の良い子はここで不調に気付く。)
・ フロートチャンバボディからのガソリン滲み
やっぱりフロート室内の「油面」が上がった。⇒フロート室の合せ面より上までガソリンが常にある。⇒当然、ガスケットからガソリンが滲みやすくなった。 はず。
・ キャブレタからのガソリンオーバーフロー
当然ながら、油面が上がり続ければ、そのうち溢れる・・・。
 
といったように、今にして思えば、いろいろ心あたりはあった。
 

■ まとめ

急にバイクの調子が悪くなったわけではなく、微妙に「じわじわ」と調子が悪化した場合には、不調に気付かないことも多々ある。
 
基本的に「いつも快調」で走り続ける「ねこちやづけ」
幸いなことに、突然「走行不能」になるような重大な不調でもなく、「微妙」な段階で問題に気付き、改善することができた。
 
人が造った機械である以上、「故障や不調が全くない」ということはないだろうが、今回のように、重大な問題が発生するよりも前に、気付いて改善していけると嬉しいものだ。
 

「ねこかんす」 トップページ   http://blogs.yahoo.co.jp/rcxfw053
XTZ125「ねこちやづけ」の部屋 http://www.geocities.jp/rcxfw053/bike/xtz125_0000.html
「ねこのす」トップページ     http://www.geocities.jp/rcxfw053/index.html
 
こんなんがあったら、もう少し解り易いページになったかも。
AP キャブレター フロートレベルゲージ

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