ねこかんす

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■ ダイハツ タント「短ト」のエンジンオイルとエンジンオイルフィルターを交換してみる

管理人が所有している訳ではないが、なにかと運転する機会が多いダイハツのタント。
基本的に「車検時整備」以外は乗りっぱなしの「とってもかわいそうな車」なのだが、あまりに可哀想なので、少しばかり管理人が手入れをしてしまう。
本内容は管理人が行った作業の記録である。
部品・工具等の名称は管理人が使用しているもので正式なものではない。
良い子はこんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく整備されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ エンジンオイルの確認
ダイハツタント「短ト」が装備するエンジンは、軽自動車のエンジンとして、新しくて高効率な、高性能エンジンなのだが、オイル注入口のキャップ内側を見ると、白く乳化したエンジンオイルが付着していることが多い。
これまでの使用法や管理が悪くて、ピストンリング等が固着し、吹き抜けガスが多い等の問題が発生していないとは言い切れないが、取扱説明書に冬季のエンジンオイル乳化について注釈があることを考えると、もともと乳化が多く発生しやすいエンジンなのかもしれない。
ちなみに、「短ト」のエンジンオイル注入口のキャップ内側は、走行後の点検時には、たいていの場合「乳化したエンジンオイル」で白くなっている事が多い。
 
■ エンジンオイルの抜き取り
イメージ 1
今回エンジンオイルを交換する「短ト」
 
イメージ 21
エンジン下部を車両前方下側から見た。
画像中央付近にあるボルトがエンジンオイルドレンボルト。
 
イメージ 22
ボンネットを開けたエンジンルーム。
"TWINCAM 12V"と書かれた黒いプラスチック製の蓋がエアクリーナーケースのカバー。
その左上の黒い円形で「つまみ」が付いたキャップがエンジンオイル注入口のキャップ。
エアクリーナーケースの左下にある黄色い部品が、エンジンオイルレベルゲージの持ち手部分。
 
イメージ 23
エンジンオイル注入口のキャップを開けて見ると、キャップの内側にスラッジが多量に付着している。
奥には白く乳化した部分がある。
さすがに、これだけスラッジが溜まったエンジンは運転していたくない。
 
イメージ 24
ちなみに、オイル注入口の内側を見ると、
やっぱりスラッジが多量に堆積している。
 
イメージ 25
オイルレベルゲージを確認すると、こんな調子。
エンジンオイルが下限以下に減少しているわけではないが、交換直後には(たぶん)もっと多く入っていたのだろう。
 
イメージ 12
オイルパン底部のオイルドレンボルトを抜いて、エンジンオイルを抜けるだけ抜き取る。
 
■ エンジンオイルフィルターの交換
自然に抜けるだけエンジンオイルが抜けたら、エンジンオイルフィルターの取り外しにかかる。
 
イメージ 26
車両前方、バンパーにあるナンバープレートを外すと、その後方にエンジンオイルフィルターがある。
ナンバープレートさえ、エンジンオイルフィルター点検口のカバーとして活用する日本の軽自動車。
この設計思想は見習う必要があるだろう。(たぶん)
 
イメージ 2
ナンバープレート取り付け部分の穴からエンジンルームを覗いた状態。
黒いカップ状の部品がエンジンオイルフィルター(カートリッジ式)
 
イメージ 3
エンジン前方、下部からエンジンオイルフィルター部分を見る。
エンジンオイルフィルターにサイズが適合した「フィルターレンチ」を被せて、
 
イメージ 4
ナンバープレート取り付け部分の穴から、工具を入れて、フィルターレンチを回し、オイルフィルターを緩めて取り外す。
 
イメージ 6
エンジンオイルフィルターの取り付け部分。
やっぱりスラッジが堆積。
 
取り外したエンジンオイルフィルターの内部も、
イメージ 5
やっぱりスラッジが堆積していたりする。
ちなみに、この画像で確認できるのは、吐出側の穴。
吐出側までスラッジがいっぱいとは・・・。
 
■ エンジンオイルイジェクターの効果確認
エンジンオイルをオイルパンのドレンボルトから抜けるだけ抜いた後で、
イメージ 20
エンジンオイルレベルゲージの穴から、細いホースを挿入して、ポンプを使って負圧でエンジンオイルを抜き取ってみる(上抜き)。
エンジンオイルドレンボルトからの自然流下(下抜き)と、今回の負圧によるレベルゲージ穴からの抜き取り(上抜き)の量を確認するのが目的。
先に「下抜き」でエンジンオイルを抜けるだけ抜いてから、次に「上抜き」で抜いて、少しでもエンジンオイルが追加で抜けたら、「上抜き」の方が「より多くのエンジンオイルを抜くことができる」ということになる。
 
イメージ 7
で、レベルゲージ穴に細いホースを挿し込んで「上抜き」を試みたところ、ホースの中をスラッジだらけのエンジンオイルが流れていった。
 
イメージ 8
細いホースの中が、スラッジで汚れてしまった。
(ここは廃油しか通過しないので、特に気にしてない。)
 
■ エンジン内部に堆積したスラッジの除去作業
エンジン内部に堆積したスラッジが、エンジンオイルを抜いたくらいで「完全に排出」できたら嬉しいのだが、現実にはそのような事はない。
仕方がないので、こつこつと除去できるだけ除去してみる。
イメージ 9
とりあえず、エンジンオイル注入口に指を入れて、スラッジを掻き出してみる。
どっさりスラッジが取れて、非常に嬉しい・・・という訳ではない。
 
イメージ 10
後はこつこつと、内部のスラッジを掻き出す。
実際には、この何倍もスラッジが収穫できた。
こんな状態で、よく問題も起こさずに走行できるものだと感心してしまう。
 
とりあえず、スラッジは除去可能な部分についてのみ除去したのだが、エンジンの各部配管内等には、スラッジがまだ多く残っていることだろう。
ここで完全にスラッジを除去したくなって「フラッシングオイル」等の強力なケミカルを使いたくなるのが人情だが、あまりにスラッジを除去する能力が高いケミカルを投入すると、堆積したスラッジが一気に剥がれて、配管内等に詰まり、オイル循環が止まってしまうなど、致命的な損害を発生させかねない。
ここは、オイル交換の頻度を上げながら、オイルフィルターを早めに交換する事を繰り返して、徐々にスラッジを除く事を考えた方が良かろう。
(スラッジが溜まったエンジンに、フラッシングオイルを注入した直後、オイル配管がスラッジで詰まり、潤滑不良を起こしてエンジンをダメにする例をしばしば耳にする。 フラッシングオイルが悪いとは言わないが、時と状況を考えて使わなければ、せっかくの強力なケミカルも、「使わない方が良い」という事になってしまう。)
 
ちなみに今回は、純正部品のエンジンオイルフィルターではなく、近くのD.I.Y.店で買出ししてきたオイルフィルターを使用。
イメージ 11
トヨタ、ダイハツ、マツダ等に適合する品番がある。
 
イメージ 13
画像手前が新品のエンジンオイルフィルターの取り付け面。 画像奥が旧エンジンオイルフィルター。
念のため、新旧の形状を比較して適合の確認をしておく。
 
イメージ 14
サイズ等はもちろん同じ。形状も同じであった。
 
イメージ 15
オイルフィルターのガスケット(ゴムパッキン)に薄くエンジンオイルを塗布して、取り付ける。
 
イメージ 16
で、エンジンオイルは、規定量、規定の粘度、品質のエンジンオイルを注入。
 
その後、エンジンをしばらく回して、エンジンオイルの量を確認。
問題が無いようなので、試運転を実施。
漏れ等も無いので。エンジンオイルとエンジンオイルフィルターの交換は完了とした。
 
 
その後、数ヶ月が経過したが、特に問題は発生せず。
次回は少し早めにエンジンオイルを交換することとしよう。
 
 


おまけ
 
オイルフィルター(カートリッジ)の内部に、いったいどれだけのスラッジが溜まっているのか?
ちょっと気になった管理人。
 
という訳で、旧オイルフィルター(カートリッジ)を廃棄する前に、少しばかり確認作業をしてみる。
 
イメージ 17
オイルフィルターカートリッジの吐出側から灯油を注入して、
 
イメージ 18
オイルフィルターの流入側から排出。
灯油とエンジンオイルとスラッジが混じったモノが排出される。
 
その上澄みを除くと、
イメージ 19
白い容器には、多量のスラッジ、残渣が残った。
 
 
 
ひとまず満足。
 

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管理人のこれまでの経験では、四輪車の場合、たいてい上抜きの方が、下抜きよりもより多く抜ける傾向があるように感じる。
 
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これはオイル交換をした甲斐がありますね!自分もデミオのオイル交換をしてみようと思って、上から抜くポンプを買ってみました。3000円でしたが、APのと全く同じにみえます。安い分精度が悪いのかな(^-^;

2012/4/20(金) 午前 11:32 [ kou 改め akibdom13 ] 返信する

ウチのムーブラテも乳化したオイルがキャップに付いていますがあまり気にしていません。
フィルターの交換方法も同じです。

2012/4/20(金) 午後 7:00 [ 白クマ ] 返信する

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参考までに、お車の総走行距離を教えて頂きたいのですが。。。

2012/4/21(土) 午前 8:42 オライダー 返信する

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白クマさんこんばんは。
基本的にエンジンは同じものを使っているようです。
オイルが乳化しても、暖機が済んで温まった際に水分が蒸発して飛ぶはずなのですが、スラッジも発生して、これはどんどん蓄積していってしまうようです。
ダイハツ同型エンジンの車に乗る他の方は、エンジンにスラッジ溜まっていないか気になります。

2012/4/21(土) 午後 7:46 ねこのすかんりにん 返信する

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オライダーさんこんばんは。
「短ト」の総走行距離は、オイル交換時で69090キロメートルでした。
現在は7万キロメートルを越えています。

2012/4/21(土) 午後 7:54 ねこのすかんりにん 返信する

エンジンオイルは、早目に交換しましょうね。
以前に使用してたエンジンは、オイルギレで、オシャカに成りましたよ。

2017/2/22(水) 午後 4:34 [ TK ] 返信する

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> TKさん
確かにオイルは大切ですね。
軽自動車のようにエンジンを回してのる機種はなおさら。
それでもこの短ト、10万キロメートルまで走りきりました。
日本の技術、大したものだと感じます。

2017/2/24(金) 午前 0:34 ねこのすかんりにん 返信する

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