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■ ドライブチェーン用注油器の改良について

管理人の運用するバイク、XT660Zテネレ「ねこわさび」に装備している、ドライブチェーンに注油するための装置、ドライブチェーン用の注油器(所謂「スットコオイラー」)について。
 
以前の「北海道ツーリング2011」前に、適当な「Ver.1.1.1」を製作して以来、長らく改良と検討を続けてきた管理人のドライブチェーン用注油器。
これまで検討してきた結果を反映させて、前回 改装#07-9 チェーンオイラーのポンプ・タンク側の改良 Ver.3.6.1 (→http://blogs.yahoo.co.jp/rcxfw053/30953675.html) で、オイルを送り出す「ポンプ・タンク側」は、(現状では)満足がいく仕上がりの品を作ることができた。
 
そして今回は、送り込まれたオイルを、ドライブチェーンに注油する「注油器側」について、これまで検討してきた結果を反映させるべく、「実用版」製作のための「下準備」として、実証用の注油器を製作してみる。
本内容は管理人が行った作業の記録である。
部品・工具等の名称は管理人が使用しているもので正式なものではない。
良い子はこんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく整備されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
 
■ 今回の改良点
これまでの XT660Zテネレ「ねこわさび」用 のドライブチェーンオイラーでは、それ以前に実用化していた XTZ125「ねこちやづけ」 での運用実績から、それと同様の位置(=「ドリブンスプロケットの下側と、ドライブチェーンが噛み合う部分」)に注油するため、スイングアームに大型の「スプロケットガードもどき」を取り付け、その「スプロケットガードもどき」に、注油器本体を取り付けるという「面倒な方法」を採っていた。
 
その結果、ドライブチェーンへの注油箇所としては理想の位置に注油することができ、通常運用では全く問題が無かったのだが、大型の「スプロケットガードもどき」は、
・ 見た目が美しくない。(高性能な機器は、たいていの場合美しいものだ)
・ スイングアームのスプロケット付近には、適当な取付ボルト等がなく、取付方法が「タイラップ固定」になっている。そのため取付強度に不安があり、また整備時にも面倒である。
という不満点もあった。
 
「理想的な注油箇所」に注油器本体を取り付けられるという利点はあったのだが、現状の「大型のスプロケットガードもどき」は、「整備時に邪魔」で、「取付方法に不安」があり、しかも「大げさ美しくない」ことから、やっぱり「無い方が良い」という結論に達した。
 
という訳で、「注油箇所」には「若干の譲歩」をしてでも、「大型のスプロケットガードもどき」を使用せずに注油器が設置できる箇所を考えてみる。
 
■ 現状の確認
「スプロケットガードもどき」を使った注油器の現状は、
イメージ 1
タイラップを多用した、「いかにも仮付け」といった取り付け方法。
 
スイングアームの前方下側から見ると、
イメージ 8
赤い矢印で示した2箇所に注油している。
参考まで、本格的に「スプロケットガード」を取り付ける際には、「ここにドリルで穴を開けよ」的な箇所(黄色の矢印2箇所)が用意されている。
 
イメージ 9
後方から見た図。
 
イメージ 10
「スプロケットガードもどき」を取り外した状況。
「注油器本体」をスイングアームから離れた位置に設置するためだけに、これだけ大きな板を無理やり装備している。
 
■ 注油箇所の検討
XT660Zテネレ「ねこわさび」で実証試験を行う前に、XTZ125「ねこちやづけ」を実験台にして検討を行う。
イメージ 2
「ドライブチェーンのカバー」を外した状態。
赤色の矢印が、これまでの注油箇所。
これまでの検討の結果、「ドライブチェーンのカバー」の取り付けボルトを活用できる、黄色の矢印部分に注油器本体を取り付ける方式を試験してみることにした。
 
新たな注油箇所での注油効果を確認するために、ホイールを回して確認。
イメージ 5
これまでの注油箇所。
注油(滴下)された直後から、放出されたオイルは「重力」と、ホイールの回転による「遠心力」でドライブチェーンに注油される。
 
新たな注油箇所は、「ドライブチェーンのカバー」取り付けボルト付近になる予定だが、とりあえずメンテナンススタンド上で後輪を空転させながら注油試験をしてみる。
 
イメージ 6
 
メンテナンススタンド上での空論では、注油されたオイルは、以前と同様にドライブチェーンに届いているのだが・・・
 
「ドライブチェーンのカバー」取り付けボルトの位置に注油箇所があると、そこからドライブチェーンまでは距離があるので、注油したオイルの何割かが「飛散」したりしてドライブチェーン以外の箇所に付着してしまうのではなかろうか?
 
 
・・・ とりあえず思いつく問題点としては、
(注油器のノズル先端から出たばかりの)オイルは、
・車両の進行方向について考えると、当初は「車速と同じ速度」で放出され、「走行風の抵抗」を受けて減速する。(=車両後方に流される)
・鉛直方向について考えると、重力に引かれて落下をする。
しかも、(回転するホイールに取り付けられている)ドリブンスプロケットは、注油箇所付近では「車速と同じ速度」(進行方向・鉛直下向きとも)だが、下端では「速度0」(進行方向・鉛直方向とも)になる。(上端では進行方向に「車速の2倍」、鉛直方向は「速度0」)
とは言っても、スプロケットにオイルは「粘りついている」だけなので、スプロケットが回転するからといって、オイルはスプロケットと同じ運動をする訳ではない。(粘性をもって運動が伝わる)
 
・・・たぶん。
 
 
深く考えるのは難しいので、できるだけドライブチェーンとスプロケットが噛み合う部分(=これまでと同じ位置)の近くに注油しよう。
 
 
■ 実証用の試作注油器 (Ver.4.6.1)
考えるのに疲れたので、ひとまず作業に移る。
 
イメージ 11
今回、注油器本体の取り付けに利用するボルト(画像中央)
 
イメージ 12
あくまで実証が目的なので、細かな仕様は気にしない。
以前の「スプロケットガードもどき」から取り外した「注油器本体」を再利用する。
 
イメージ 13
アルミ製のパイプなので、手や工具を使って曲げれば容易に変形する。
取り付けボルトの位置と、希望する注油位置を考えながら形を整える。
 
注油器本体の形が出来たら、
100円ショップで売られている「柔らかいまな板」のような、プラスチック製の板に穴を開け、注油器本体をタイラップで取り付ける。
 
イメージ 7
注油器本体を、適当なプラスチック製の板にタイラップで固定してみた。
 
イメージ 14
取り付けボルトの位置に合わせてみる。
 
イメージ 3
取り付けると、こんな状況になる。
 
イメージ 4
実際に取り付けてみた。
 
■ 試用の結果
しばらく試運転を行い、試用してみた結果。
 
・以前の大型「スプロケットガードもどき」と比べれば、取り付け取り外しは容易になり、取り付け強度も上がった。
・注油器のサイズも小型化し、目立たず、以前と比べれば洗練されたと言ってよかろう。
・注油の効果については、数値で表せるようなものはないが、とりあえず「実運用上は問題がない」としておく。
 
 
 
という訳で、次回は今回と同様の注油位置で「実用版」を製作することにしよう。
 
 
 
たぶん続いてしまう。
 

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誤)
以前の「スプロケットもどき」から取り外した「注油器本体」を再利用する。

正)
以前の「スプロケットガードもどき」から取り外した「注油器本体」を再利用する。

2012/6/19(火) 午後 7:16 ねこのすかんりにん 返信する

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