ねこかんす

新規導入機種の選定理由とか、まとめてみたりする。

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■ XT660Z TENERE のエンジンガードにツールケースを取り付けてみる

バイクで長距離ツーリングに出かける場合、万一の事態に備えて、(標準装備の)車載工具の他にも、追加で工具を準備していく人は多いだろう。
管理人も北海道ツーリング等、「ねこのす地方」を遠く離れて、簡単に応援が頼めないような地域に出かける場合は、万一の場合にも自力でツーリングを継続できる可能性を増やすために、追加で工具を積載するようにしている。
このように追加で工具をバイクに積載する場合、工具というものは(軽量化には努めているものの)結構重く、少しでもバイクの運動性を損なう事は避けたい管理人にとって、積載していく工具の数や種類、それに積載場所は、重要な問題であったりする。
 
ちなみに、これまでは主に左側サイドケースの底に工具類をまとめたバッグを入れていた。
重い工具類を、できるだけ低い位置に積んで、少しでも重心を下げようという意図である。
 
しかし、ツーリング中に林道走行を行う場合など、車体を軽量化するためにサイドケースを降ろして走行する場合もある。
そのような場合、サイドケースに積載していた工具類を、トップケースや、背中のバッグに移し換えなければならない。

これは車体の重心位置が上がってしまう上に、重い工具が振動で暴れて荷物を損傷させたり、ライダーの動きを邪魔しかねない。

そんなに激しいオフロードは走行する予定がない管理人だが、そのような事態は避けられるなら避けたいもの。
そんなわけで、管理人が運用中のヤマハXT660Z TENERE 「ねこわさび」 北海道ツーリング2012に出発する前に、工具類を積載することができる場所を追加するべく考えてみた。
本内容は管理人が行った作業の記録である。
部品・工具等の名称は管理人が使用しているもので正式なものではない。
良い子はこんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく整備されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ エンジンの前方下部も特等席
バイクに荷物を積載できる箇所としては、車体に造りつけられたトランクスペース等を除き、
・ 後席の上
・ 後部荷台の上(トップケースなど)
・ 後部横(サイドケースなど)
・ タンクの上(タンクバッグなど)
が考えられる。

そこに工具を積載する場合、サイドケースの中を除き、どれも車体重心よりも位置が高く、重い工具を積載するにはあまり望ましい箇所ではない。
そしてサイドケースの中も、上で書いたようにサイドケースを取り外して走行する機会がある管理人にとって、やっぱり望ましい箇所ではない。

という訳で、積載するのに適した箇所がなくなってしまうのだが、ここでXT660Z TENERE 「ねこわさび」のようなオン・オフバイク、トレールバイクと呼ばれる形態のバイクには、エンジンの前方下部に工具を積載するのに都合が良さそうな場所があったりする。
 
ここなら車体の重心位置よりも低く、またツーリング中は車体後部に荷物を多く積載しているので、少しでも車体前方に荷物を移動させることは都合が良い。
ここに工具類を積載しようと考えるのは、ごく自然な考え方なのだろう。
 
■ ツラーテックのツールケース(本物)について
管理人が運用中のヤマハXT660Z TENERE 「ねこわさび」 には、ツラーテック製
エンジンガード(ラージ) http://www.touratech.co.jp/SHOP/01-046-0212-0.html
を装備している。
そして、ツラーテックからは、このエンジンガード(ラージ)に取り付けるための、工具箱

エンジンガードツールボックス http://www.touratech.co.jp/SHOP/01-370-0132-0-xt660z.html
を装備することが可能である。
 
それなら、ツラーテックのエンジンガードツールボックスを購入して、取り付ければ万事解決!
のはずなのだが、そんなに簡単に事は進まなかったりする。
 
例によって、管理人の「いつもの諸般の事情」に加え、今回の計画がスタートしたのは北海道に出発する直前だったので、おそらくツラーテックジャパンに発注したとしても、管理人が北海道に出発するまでには、手元に到着しなかった可能性もある。
 
いつものことだが、非常事態にならないと、なかなか始動しない管理人。

 

■ 強引に解決してみる

という訳で、急遽自作で工具箱を用意することにした管理人。
・ 「入手が容易な(=安価な)既存の箱」を活用して、
・ 今回の北海道ツーリングに出発するまでの時間で製作可能で、
・ 耐久性は北海道ツーリング期間中だけ持てばよい。
といった目標を立てて、活動を開始する。
 
■ 工具箱について
バイクのエンジン前方下部といえば、前輪が跳ね上げた石が当たる場所でもあり、それなりの強度が必要なのは言うまでもない。
林道走行をするためのバイクにとっては、非常に重要な要素である。
 
という訳で、ツラーテックのツールケース(本物)のような板厚のアルミやジュラルミンといった金属製の工具箱を取り付けるのが理想なのだが、管理人はジュラルミンやアルミの金属資材を気軽に入手できるような恵まれた環境にはない。
という訳で、軽量化も考え、ある程度の強度がある樹脂製の工具箱を考えてみる。
 
イメージ 1
画像は自動車のバンパー素材としても使われる樹脂を使った市販の工具箱。
ちなみに、普段はホンダフリード「ねこまくら」内でサードシート下の非常用備品箱として活用している。
この工具箱は軽量で、しかも強度もあるので非常に有望かと思ったのだが、実際に車体と並べて比較してみると、サイズ的に大きすぎて取り付けは無理だと判断。
 
イメージ 2
もし、この工具箱の少し小さいサイズがあったなら、おそらくこれを使ったことだろう。
そんな工具箱をご存知の方は、ねこかんすまで。 
 
■ プアーテック 弁当箱 (Ver.1.0.0)の製作
丈夫なバンパー素材の工具箱は、角を丸くまとめた形状と、その軽さ、頑丈さが気に入ったのだが、適当なサイズのものがなく、取り付けを断念した。
その他市販の工具箱や、その他の手持ちの箱類を見回しても、適当な箱はなかなか見当たらない。
 
そんな時に、たまたま適当なサイズの工具箱を見つけた。
 
イメージ 13
とりあえず、入手が容易な、「100円ショップで売られている工具箱のように見える工具箱」を買って来て、エンジンガードの前に当ててみた。
このサイズなら、もし取り付けたとしても、特に違和感なく取り付けが可能だろう。
 
イメージ 17
そこで、エンジンガードの穴の位置をコピー&ペーストするため、適当な紙を当てて鉛筆で擦り、穴の位置を写す。
(なにしろ時間が無いので、ものさしで穴の位置を計測する事などやっていられない。)
 
イメージ 18
穴の位置を写してきた紙を工具箱にテープで貼り付けて、
 
イメージ 19
そのまま電動ドリルで穴を開けてしまう。
 
イメージ 20
適当に穴を開けてみた。
ケースの上下方向の大きさがギリギリで、上下の取り付け用ボルト穴の位置が、ケースの端になってしまうのだが、強引に穴を開けて作業を進める。
 
イメージ 21
エンジンガード取り付け用のボルトを避けるため、二つの穴を削って大きくして、
 
イメージ 22
エンジンガードの前に仮付けしてみた。
 
イメージ 23
ケースを開けてみるとこんな感じ。
 
で、流石に安価なこの工具箱、ケース自体の強度はそれほど期待できない。
先ほどの(バンパー素材を使った)頑丈なプラスチックケースなら、ケースの蓋をエンジンガードに取り付ければ、ケースの中にある程度工具を入れても工具箱は壊れなかっただろうが、今回使用中の「入手が容易な工具箱」については、そこまでの強度はありそうもない。
 
そこで、工具箱の中に工具の荷重を引き受ける「内箱」を取り付け、工具の荷重は全てこの「内箱」で引き受け、この「内箱」は、エンジンガードに直接ボルトで取り付ける。
という構造を考えた管理人。
 
これなら、この「入手が容易な工具箱」は、単なるカバーとして機能すれば良いことになる。
 
そして、単なるカバーの内側で、工具の荷重を支える「内箱」として、見た目は気にしなくて良いので、強度がある素材で製作しようと考えたのだが・・・
 
 
・・・例によって時間 (といつもの諸般の事情)が無いので、急遽「適当」な素材を引っ張りだしてきて、「内箱」を「でっちあげる」ことにした。
 
イメージ 3
適当なサイズの「箱状の物体」を探していたところ、「ねこのすⅡ」内に転がっていた、ガラス撥水コーティング材の空き容器を発見。
 
イメージ 4
油性マジックで適当なアタリをつけて、電動ジグソーで一気に切断。
揺れる黒線が、どれだけ慌てて作業していたのかが判る。
 
イメージ 5
切断した「内箱」を工具箱の中に納めてみた。
とりあえず、工具箱内に収まったので、見た目は気にしない。
 
イメージ 6
ちなみに、他の作業と並行して作業中である。
 
■ エンジンガード側の準備
イメージ 7
ツラーテックのエンジンガード(ラージ)に、あらかじめ開けられている4箇所の穴に、適当な手持ちのフランジボルトを通し、適当なナットで固定。
 
イメージ 8
4箇所の穴に同様にボルトを取り付ける。
これでエンジンガード前面に追加装甲板の取り付けが可能になる。
 
イメージ 9
先ほど穴を開けた工具箱を持ってきて、仮付けし、穴の位置あわせてみる。
適当な作業なので、微妙に穴がずれていたりするが、気にしない。
あと、取り付けボルト4本の位置が、ケースの上下方向ギリギリの位置で、蓋の周囲にある丸く成型された部分にナットを取り付けなければならない状態である。
 
イメージ 10
ここで、作業を簡略化するため、内箱の取り付けボルトを、エンジンガード本体にではなく、工具箱の蓋に取り付けるようにした。
(先ほど取り付けた「4本のボルト」が短くて、内箱まで届かなかったという理由もある。)
 
イメージ 11
今回の工具箱には、小物入れがあるので、内箱と蓋を密着させられ部分があり、ここに適当なボルトとナットで内箱を固定。
 
イメージ 12
固定してみた。
ここで、「内箱」が邪魔になって、エンジンガード本体を車体に固定しているボルトを外すのが面倒になってしまったことに気付く。
(が、ここではそのまま作業を進める。)
もちろん、四隅の工具箱をエンジンガードに取り付けるナットを取り付ける部分は、内箱を削って工具(ディープソケットレンチ)が通るようにしておいた。
 
イメージ 14
とりあえず、「プアーテックお弁当箱 (Ver.1.0.0)」の完成である。
 
イメージ 15
蓋を開けるとこんな感じ。
積載した工具類の荷重は内箱が引き受ける。
が、この内箱の強度では、重い工具の積載は避けたほうが良かろう。
 
イメージ 16
車体と比較すると、こんな様子。
 
 
とりあえず、管理人が当初予想していたよりは、「まとも」な「工具箱のような物体」が出来た気がする。
が、あまり重い物は積載できそうもない。
 
 
良い子は素直にツラーテックの本物を買った方が良かろう。
 
 
 
・・・ そうではない管理人は、もう少し悪足掻きしてみる。
 
 
 

「ねこかんす」 トップページ   http://blogs.yahoo.co.jp/rcxfw053
XT660Z「ねこわさび」の部屋  http://www.geocities.jp/rcxfw053/bike/xt660z_0000.html
「ねこのす」トップページ     http://www.geocities.jp/rcxfw053/index.html
ねこわさびん・単テネレ・手練れ
 
 
 
 
 
 
 
参考 : 今後使用するかも。
 
精密機器の保護や運搬に

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ねこのすかんりにんサン、凄いですね!
わんおふのツールBOXでしたか匠な仕事に感動してます☆☆☆

2012/10/7(日) 午前 6:02 [ BANIRA ] 返信する

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BANIRAさんこんばんは。
匠の仕事というよりは、追い詰められた貧○人の悪足掻きといった感じですかね。
実はこの後、さらに改良が進んで、今回製作した「おべんとう箱」は北海道まで行っていないのでした。

2012/10/10(水) 午前 0:35 ねこのすかんりにん 返信する

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