ねこかんす

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■ XT660Zテネレ「ねこわさび」で10,000キロメートル走ってみた

管理人が2011年から運用中のヤマハXT660Zテネレ「ねこわさび」
しばらく前に 走行距離10,000キロメートル @鈴鹿あたり や、 1万キロメートルあたりで軽整備 で紹介したように、昨年末に累計走行距離が10,000キロメートルを越えている。
この機会に「ねこわさび」について、これまでの運用で感じた点や、気付いた点について思いついたところを書き出してみた。
本内容は管理人が行った活動の記録である。
良い子はこんな記録を参考にせず、(人として)正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で

■ インプレッション ・・・かもしれない

以下、管理人の感じた「XT660Zテネレ ねこわさび」に関する勝手な印象とか。
自分で言うのもなんだが、管理人が持った印象が、他の人が感じたそれと同じである可能性は極めて少ない。
よって「XT660Zテネレ」から感じる印象も、他の人とは全く違う場合も当然考えられる。
あまりアテにならない情報なので、本気でXT660Zテネレに関する情報を求めている人は、こんなブログを見ていないで他の情報を探したほうが良かろう。
 
■ 奇抜な外観(デザイン)と大人しい中身(機械的な面)
XT660Zテネレといえば、やはりその独特な外観が特徴だろう。
管理人の周囲からは、「奇抜なデザイン」といわれる事が多く、また管理人もそう認識している。
外観のデザインは、ラリーレイド系のバイクの様で、
・ 高い位置にあるヘッドライトやカウル、スクリーン(風防)
・ 数多く取り付けられたプロテクタ類
・ 大きな燃料タンク(しかも樹脂製である)
・ 高いシート高
が「XT660Zテネレの外観」を構成する主な成分だと思う。(管理人の感覚では)
 
そして、その中身(機械的な面)については、外観の奇抜さとは逆に、極めてオーソドックスなつくりだと思う。
燃料タンクが金属製ではなく、樹脂製タンクというのは国産ではまずない造りで、極めて「奇抜」であるとは思うのだが、それ以外の部分は、斬新な外観と違い、かつてのXTZ660(旧テネレ)「ねこまんま」とそれほど違わないような気がしている。
(メインフレーム内のエンジンオイルタンクや、5バルブではないがエンジンの外観も「旧660テネレ」に似ていると思う)
 
中身の方は「見た目」と違って、「意外とまじめ」なXT660Zテネレ。
 
■ 走行性能とか
「水冷4サイクル660cc単気筒エンジン」という言葉でおおむね走行性能は想像できてしまうのではないかと思うが、日本国内において大型免許が必要なバイクとしては大人しい出力で、特にぶっ飛んだ能力を持ったバイクという訳ではないはず。
エンジンの最高出力(馬力)については、かつての「400ccの4気筒」級に負けることはあっても、勝つことはないような出力しかない。
当然、その最高速度についても、特にすばらしい高速性能を持つ訳でもない。
ただ、
荷物を積載して峠道を走っても「極めて楽」。
かつて管理人が「日本を代表する400ccの4気筒」バイクにパニアケース等を取り付けて、北海道ツーリングに出かけたりしたのだが、荷物を積載したまま山道を走ると、(後ろ下がりの姿勢になるためか)操縦性が大きく変わり、楽しいはずの曲がりくねった山道を楽しめなくなる場合が多々あった。
これがXT660Zテネレ「ねこわさび」の場合、荷物を積載したまま山道を走行しても操縦性への影響はあまり感じられない。
北海道ツーリング2012でも、荷物を積載したまま美幌峠等を走り回ったのだが、荷物を積載したままでも楽しく走りまわることができた。
これが250cc(125ccでも)単気筒のオンオフ・トレール系バイクであれば、重い荷物を積載した場合には、出力が足りずに「登り坂」で辛い思いをするのだろうが、さすがに660ccもの排気量があれば、荷物を積んでも、スロットルを少し多めに捻りさえすれば、余裕で坂を登っていく。
 
それから、最高速度について気になる人もいるだろうが、日本国内の高速道路を法定速度程度で走る分には、余裕で必要十分な速度を発揮できる。
管理人の「ねこわさび」の場合、最近の「高規格な高速道路」での制限速度付近が走りやすい速度域である。
(カウルやスクリーンの風防効果や、エンジンの振動特性を含めて)
もし速度制限なしのアウトバーンを走るような状況であれば、もう少し上の「1時間で140キロメートル程進む様な」速度で走り続けることもできるだろう。
(それ以上の速度域では、走行風やエンジン音との関係で、勘弁しといてやった方が良いのではないかと思う管理人。 もちろん、それ以上でも平気で走る人は平気で走るのだとは思うが。)
 
■ エンジンからの振動について
単気筒エンジンを搭載しているので、振動について気になる人も多いと思うが、「ねこわさび」に関していえば、想像していたよりも振動は少ない気がする。
他のユーザーでハンドルのバーエンドに取り付けられた錘(ウェイト)を取り外したら、振動がひどくなったという報告もあるのだが、「ねこわさび」の場合、ウェイトを取り外してもそれほど振動は無い。
ちなみに、5速の場合「一般的な高速道路」での「制限速度いっぱい」(ちょうど100km/h)あたりでは、振動が発生しやすくなる傾向があった。
(他のユーザーの振動が激しいという報告は、このあたりの回転数の振動のことだろうか?
「ねこわさび」の場合、ハンドルバーエンドのウェイト無しで、一番振動が強いと思われる100km/hあたりで走行しても、それほど振動が激しいとは思わない。
よって同じXT660Zテネレでも振動特性に個体差があるのかもしれないし、「ねこわさび」よりも遥かに高速・高回転域を多用しているのかもしれない。)
 
なお、当然ながら5速100km/h以上・以下のどちらの場合でも振動は減少する。
よってエンジン回転数が振動が多くなる回転速度域に入ってしまい、振動が激しくなったと感じたら、ギアを変速したり、走行速度を変更すれば、振動が発生しやすいエンジン回転数から外れて、激しい振動は収まる。
よって管理人としてはあまり問題だとは思っていない。
 
最後に蛇足だが、走行距離が10,000キロメートルを越える前に、急に振動が少なくなったと感じる時期があった。
それ以降、振動は少ないままのはず。 
 これは、他車(ドゥカティムルティストラーダ620)でも似たような時期があったので、このクラスのエンジンでは、このあたりで馴らしが終わって「アタリ」がでるのかもしれない。
 
■ 風防効果について
XT660Zテネレは、外観の特徴でもある「カウルとスクリーン」を装備しているので、オフロード系のバイクとしては風防効果は高い。
ラリー等で長距離を長時間走り続けるバイクと形態が近いだけあって、長距離・長時間のツーリングには極めて適した形状だろう。
高速道路上でも、常識的な速度域であれば、風防効果は高い。
 
ただ管理人の場合、座高の都合もあるかとは思うが、高速度域で走行中に、ヘルメットの下端下(首もと)に虫等が直撃する事が何度かあった。
 
冬場はネックウォーマーを着用していたり、ジャケットの襟が分厚いので問題はないのだろうが(・・・ついでに虫も少ない)、夏場のメッシュジャケット等は首もとが開いているので、大きい甲虫が命中したりすると結構痛かったりする。
 
イメージ 1
こんなコースで飛来する甲虫が痛い。
画像で見ると、首もとはスクリーンの先端から下にあるので、直撃されることは無いはずなのだが・・・
 
着座姿勢から前方を見ると
イメージ 2
こんな感じのコースで首もとを狙われる。
虫が当たるということは、おそらく風も当たっているのだろう。
 
あと5センチメートルほどスクリーンが高かったら、首もとに直撃する風や虫を防ぐことができると思われる。
 
「ツラーテック」で販売されている、標準スクリーンの上に取り付ける、短い「追加スクリーン」というのも、このあたりの要望から、用意されているのだろうか?
 
当初は不整地走行時に邪魔になるかと思って、大型スクリーンは避けるべきかと思っていたのだが、ツーリングメインで使うなら、それほど問題でもなかろう。
左右方向はともかく、もう少し上方向に伸びたスクリーンを探してみよう。
 
■ シート高について
シート高は高い。
シートが高いというか、「足つき性」があまりよろしくない。
数値上の「シート高」であれば、CRM250AR「ねこまつしぐら」や他のハイパワーな250ccクラスの「シート高」と変わらない。
しかし、実際に跨ってみると、同じ「シート高」とは思えないほど足が着き難い。
もちろん、車体の重さもあって足つきが悪く感じるところもあるのだろう。
 
この辺が日本国内で「XT660Zテネレ」がバカ売れしない理由だと思われる。
 
もし、このシート高さえ問題にならないライダーばかりだったなら、低速から高速まで乗りやすく、坂道も重い荷物さえも苦にしない、強力な防風効果を持ったカウルとスクリーン、更に大容量燃料タンクまでをも装備した、
無敵の「大型ツーリングセロー」として
街でゴロゴロ見かける存在になっていたことだろう。
 
・・・全くもって残念なことである。
 
 
ちなみに、管理人は今までバイクに乗り始めたばかりのライダーに対して、
「片足さえ地面に着けば何とかなる!!」
と度々話をしてきた都合上、「ねこわさび」のシート高を下げるのは、非常に困難な状況である。
 
といっても、乗りやすさにも助けられて、最近は足つきに不満を感じることはあまりない。
たまに砂利道のキツイ登りや、キツイ降りで、管理人の脚がもう少し長かったら・・・と思うことはあるが。
 
 
(管理人としては、「225」や「250」のセローが持つ、「準トライアラー的」な性格は、今回の「巨大ツーリングセロー」の中の主要成分としては含まれていない。
「セロー信者」ではない管理人は、セローの持つ街乗りでの快適性や、通勤での適性を主要成分として認識している。
 
 
■ サイドスタンドを使用中の姿勢について
どうも、サイドスタンドを使用して駐車すると、「立ち」が強すぎて(駐車姿勢が直立に近くて)どうも不安定である。
標準仕様のサイドスタンドが長すぎなのかもしれない。
管理人の場合は、サイドスタンド接地面の下に、更に「サイドスタンドエクステンションを」追加したので、余計に立ちが強くなってしまった。
その後の悪あがきについては、本編参照のこと。
 
 
■ マフラーの音について
(1月15日追記)
標準マフラーを装備した「ねこわさび」の排気音は、最近の標準マフラーからの音としては、結構「歯切れが良い」、「賑やかな」音がしている。
もちろん、法的にマズイというようなモノではないのだが、国内ヤ○ハ本体や、プ○ストが直接取り扱うのは、(消音性能の経年劣化や、個体差を考えると)ちょっと気が引けるのではなかろうか?と余計な事を考えてしまうような、ライダーのココロを揺さぶる音質である。
ちなみに、音質としては直列四気筒車のようなモーター的な音質ではなく、同じ単気筒でも(小型の)XTZ125的なタカタカ音でもなく、(中型の)SR400等の(マフラーを社外品に交換した)ドンドンダンダン音でもない。
強いて言えば、大型のヘリコプターが近くに居るのか?とでも思うような、インパクトがあるというか、ローターが空気を叩くような音質かと思う。
 
ちなみに、管理人としては(管理人の主観として)「うるさいマフラー」は大嫌いなのだが、同時に日本国内の「標準マフラー」に対する騒音規制は厳しすぎるとも思っている。(社外品と標準品で規制値が違うとか、 その理由は理解するのだが・・・この点なんとかならないだろうか?)
 
この点、XT660Zテネレのマフラーは、標準仕様のままで、社外品のマフラーに変更しているかのような印象である。
正直なところ、マフラーを交換する必要を管理人は感じない。
この面でもかなり、お得な気がしてしまうXT660Zテネレ。
 
 
 
 
 
 
何か思い出したら続くかもしれない
 
 
 
 
 
 
 
 
 

閉じる コメント(4)

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かんりにんさん、こんばんは。
ご報告が遅れておりましたが、私も黒色単テネレのオーナーと相成りました。かんりにんさんのブログを参考にさせてもらい、ちょっと手を加えていこうと思っている次第です。
私はまだオドメーターが100kmに達していませんが、テネレの感想はかんりにんさんとほぼ同じです。玄人の方にも是非お勧めしたくなるような、いいバイクだと思います。乗って楽しく、眺めて楽しく、久しぶりに良いバイクを買ったな、と日々思っています。
荷掛けフックもメルメットホルダーも無く、シート下のスペースもほとんどない、所謂ユーティリティーな面では国産車に及びません。加えて何かと足つき性に五月蠅い日本のオートバイ市場では、やはりテネレはニッチな乗り物に分類されてしまうのでしょうか?車体の素質が良いだけに残念でなりません。

2013/1/16(水) 午後 11:01 [ yasdas ] 返信する

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誤字訂正
誤)もちろん、車体の重さもあって足つきが悪く感じところもあるのだろう。

正)もちろん、車体の重さもあって足つきが悪く感じ る ところもあるのだろう。

2013/3/22(金) 午後 9:45 ねこのすかんりにん 返信する

初めまして〜q(^-^q)
NC700 V-ストリーム テレネ検討中です!
参考にさせて頂きます。

まだ何にするかは未定です。
忍者1000かも知れない〜(;゜∇゜)

2013/8/16(金) 午後 0:10 ろくでなし 返信する

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ろくでなしさん、レスが遅くなってすいません。
実用的で完成度が高いNC700、Vストロムも欧州で売れているだけあって、走りには定評があるようです。
この二台と較べると、テネレはオフ性能とデザインが売りですが、万人向けという点では、勝負にならないような気もします。
テネレは凶悪な足着き性もあって、ある程度の体格がないと、せっかくのオフ性能も使い難いと思います。
(ローダウンすれば解決ですが)

バイクを選んでいる今が一番楽しい時期かもしれません。
じっくり選んで、楽しいバイクライフを満喫してください。

2013/8/19(月) 午後 10:19 ねこのすかんりにん 返信する

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