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■ 石油ファンヒーター(ダイニチFW-3070S)が点火不能になったりした#02

前回、ダイニチの石油ファンヒーター(FW-3070S)が、点火不良をおこして使用不能となり、
で、気化器やスパーク発生箇所や炎感知器まわりの清掃を行った。
一般的な例であれば、この時点で修理完了かと思ったのだが、この状態で始動を試みたものの、残念なことに前回同様バーナーに点火できず、使用できない状態のままだった。
そこで、再度分解を行って、次の心当たりがある箇所の整備を行うのだった。
 
なお、前回「一記事あたりの画像数は、最大で50枚」という制限に引っ掛かり、話が中途半端なところで中断してしまったので、今回は燃料ポンプに関するところから話を再開してしまう。
本内容は管理人が行った活動の記録である。
文中の名称等は管理人が使用しているもので正式なものではない。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で
あと、ファンヒーターを構成する薄い鉄板は、通常人が触れるようには作られていないので、端部は打ち抜いたままで、触れると非常に切れやすくかったりする。
また、高温になる部分もある。
作業中には電源を抜いておく等の安全確保を図る等、
危険・危害の防止には普段以上に留意するように。
モノがモノだけに、火には注意するように。

■ 燃料ポンプの確認

昨シーズン末に、灯油の受皿から残っていた灯油を抜き取ったので、今シーズン当初に灯油カートリッジを挿し込んで受皿に灯油を満たしたのだが、その後の再始動時に燃料ポンプから「ぽこぽこ音」が発生していなかった。
そこで、燃料ポンプの異常が疑われたので、再始動を試みる際に、燃料配管を少し緩めて、灯油が噴出するか確認してみた。
 
・・・結果は、灯油は全く出てこず、灯油が無ければ、いくら点火の為の火花が飛んでいようとも着火するはずがない。
 
こうなったら、燃料ポンプを確認するしかない。
 
■ 燃料ポンプの取り出し
燃料ポンプを取り外すのは、
 
イメージ 5
赤矢印で示したスクリュと、
 
 
イメージ 4
この赤矢印で示したスクリュの計2本を抜き、
前回も取り外した、気化器に繋がる燃料配管を外す。
 
 
イメージ 1
燃料ポンプが外れた。
 
■ 燃料ポンプの分解
取り外した燃料ポンプを、分解して内部を確認するため、
イメージ 6
スクリュ2本を外して、分解してみた。
 
コイルの中に、円筒状のピストンが入っている。
イメージ 7
コイルの電磁石に電流を通すことで、このピストンが上下に往復運動をするのだろう。
ピストン内部と、シリンダの端部に「一方弁」(逆止弁)が取り付けられていて、一方向にのみ、燃料を送り出す機構のはず。
 
ピストンを確認すると、
イメージ 8
内部の穴に空気を通してみると、とりあえず空気は通る模様。
 
そこで、燃料ポンプの上側にある金具、(ジェット?)を見ると中央部が黒くなっている。
当初は、「一方弁(逆止弁)」があって、穴があいているのが見えないだけ?・・・かと思ったのだが、ここを爪楊枝等でつついてみると、
 
イメージ 2
ジェットの穴を爪楊枝でつついてみた。
 
その結果、ジェットの穴から汚れが出てきて、無事にジェットを開通させることができた。
 
 
■ 試運転
その後、燃料ポンプを元の位置に取り付け、始動スイッチを入れてみる。
イメージ 9
燃料ポンプの取り付け
ここで、燃料ポンプを元の位置に取り付け、配管から灯油が漏れるか確認してみる。
結果は燃料ポンプから「ぽこぽこ音」が発生するとともに、灯油が噴き出した。
 
燃料配管も復旧して、
イメージ 3
カバーを戻す前に、運転ボタンを押して始動してみる。
無事に燃料に着火。バーナーから青い炎があがった。
 
 
イメージ 10
カバー類を戻して、
修理完了である。
 
その後、しばらく確認のため運転をしてみたが、特に異状は見当たらず。
点火も快調。素直に素早く点火する。
 
これで修理完了としてよかろう。
 
ダイニチは構造がわかりやすく、作業性もよかったので助かった。
 

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参考 : 後継の現行機種
 

ダイニチ 石油ファンヒーター FW−3214S プラチナシルバー 木造9畳 3.2kWタイプ

点火時・消火時のにおいが少ないパワフル秒速消臭システムや、すばやくお部屋を暖める40秒スピード着火など、基本性能の充実と使いやすさを重視したスタンダードタイプ。  ●適応畳数<木造9畳/コンクリート12畳>  ●タンク容量<5.0L>のカートリッジタンク式
通常販売価格:10,800円
セール価格9,980円(税込) 

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このファンヒーターは購入後約10年が経過していますが、ずっと屋内での使用だったので、埃や錆による劣化はそれほど目立ちませんでした。
不調の原因は、おそらくですが、灯油を入れていたポリタンクに埃等の異物が入っていて、それを燃料カートリッジに注入して、異物が途中にあるフィルター2つを(たまたま)通過して、燃料ポンプ吐出側の「ジェット」に(たまたま)詰まったものと推定しています。

2014/12/4(木) 午前 2:18 ねこのすかんりにん 返信する

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バイクやクルマのエンジン用キャブレターのように、「ジェット」で燃料の流量を制御するわけではないので、あまりに細い燃料経路は、もう少し太くしておいてもらいたいと思う管理人です。
(あまりに燃料経路が細いので)ある程度の期間使用したら、買い替えを促すために「使用不能になる」ような、機械の「寿命」を設定しているのかと勘ぐってしまいます。
(実際に、タイマーが設定されていて、一定時間利用すると、露骨に「使用不能若しくは使用が困難」になるようにしてある製品も存在します。
旧イナックスの温水洗浄便座がまさに「タイマー付き」で、使用頻度が極端に低い個体でしたが、見事に期間が来たら使用困難になりました。
次はイナックス・リクシルの絶対製品は買わないと誓った管理人です。)

2014/12/4(木) 午前 2:26 ねこのすかんりにん 返信する

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ちなみに、「タイマーの期間」=「寿命」はメーカーが勝手に設定していて、購入時に耐用年数やタイマーについての説明や記載はありませんでした。
機械的な信頼性云々を語るのであれば、購入時に説明しなければならないでしょう。(当然、耐久力があるメーカーの製品を選ぶ。だいたい、無断でタイマーを設定して良いなら、寿命3日とかの設定をしておいて、修理や買い替えをさせる商法も出来てしまう。)
しかも、このタイマー解除は有料。
更にタイマーを解除しなければ、水圧表示が全灯点滅になってしまい、本来の水圧表示がまったくできなくなってしまう。
この機能不全に対しても、「使用に支障はない」と言い切るメーカーの製品が信用できる訳もないのですが、現状ではこんな商法がまかり通っている状態です。
(なお、今回のダイニチのファンヒーターは分解・修理しやすいので、非常に良心的です。)

2014/12/4(木) 午前 2:35 ねこのすかんりにん 返信する

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> ねこのすかんりにんさん
返信をいただきまして、ありがとうございます。
個人の受け取り方はいろいろだと思いますが、
購入後約10年使用でき、修復が可能な故障であったことは
製品の設計、製造がしっかりしているのだと、
メーカーとそのメーカーを選択した使用者様を
賞賛いたします。

2014/12/4(木) 午前 8:20 [ woodn ] 返信する

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> ねこのすかんりにんさん
「ものづくり」に拘る者として、買い替えを促すために
あえて「寿命」を設定するのは至難の業であり、
且つ又、当然の設計作業で耐久性、耐久時間を設定
しているはずと信じます。
タイマーが設定されているのは、最近のプリンターでは
ないかと経験しておりますが、その前の機種(20世紀製造)
は15年間使用できましたので、時勢というものなのでしょうか。

旧イナックスの温水洗浄便座については、タフでワイルドな
管理人様でも修復できなかったのかと想像いたします。
我が家では、P社製自動開閉の便座が1年数ヶ月で開閉不能
になりました。樹脂製のギアが破損しておりましたので、
その部品(ギアボックス)のみの交換で機能復帰し、
以後、13年間継続稼動中です。
(対策部品を供給されたのでしょうか)

私は、管理人様のサイトを参考にさせていただき、
バイクチェーンのオイルメンテを継続中です。
チェーンの使用限度は整備解説書に明記されており、
延命の方法はいろいろな場所で情報が得られます。
これは、機械として大変良い世界だと思います。

2014/12/4(木) 午前 9:13 [ woodn ] 返信する

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翻って、電気製品はブラックボックス的であり
設計者と販売者が遠く離れていて、不幸な
世界なのではないでしょうか。
私は、自動車部品メーカーから「木で鼻をくくった」対応を
されたことがあり、そのメーカーとは縁を切りましたが、
果たして、「寿命」はメーカーが勝手に設定する
ようなことをしていても、メーカーが存続できるもの
なのでしょうか。
そんなことに気づく消費者は、極少数だと見くびられて
いるのでしょうか。

使い捨ての消費者が多数のおかげで、比較的安く
高性能の製品が購入できるとも言われています。
良い製品を見分ける、目を磨きたいところです。

2014/12/4(木) 午前 9:18 [ woodn ] 返信する

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> woodnさん
私がダイニチ製品を選んだのは、店頭に並んでいるファンヒーターの中で、ダイニチ製が多かったというのが一番の理由ですね。
製品の見た目や価格なら、コロナ等も似たようなものだと思います。
個人的には、なんとなくダイニチ製品の耐久性が高いイメージがありましたが、具体的な耐久性のデータはありませんでした。

2014/12/4(木) 午後 8:21 ねこのすかんりにん 返信する

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> woodnさん
言っている事と反するようですが、管理人は電気製品の寿命を設定するというのは、今後は必要となってくることは間違いないと思っています。
何十年も前の壊れたような電気製品を使って、火災になったからといってメーカーに文句を言う人たちの姿を見ると、「タイマーによる寿命設定」も必要だと思わざるを得ません。
ただ、その寿命を設定するなら、製品に明記するなり、販売時に説明するなり、寿命を明示しなければならないはずです。
某旧イナックス製品のように、説明もなしに勝手に使用困難になる製品は使いたくありません。
もし、メーカーとして他より短期間しか保障できないというのであれば、それを表示しなければならないはず。
消費者としては、より長い期間を保障できる、より耐久性に優れた製品の方を選ばなければならないのに、現状では短い使用可能期間を隠して販売しているメーカーのおかげで、より良い製品を選ぶ機会を失っています。

2014/12/4(木) 午後 8:31 ねこのすかんりにん 返信する

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> woodnさん
あと、某旧イナックスの温水洗浄暖房便座の修理についてですが、ネットで調べて、製品内部にある基盤の「特定のジャンプ線」を切断することによって、水圧表示灯の全点滅を解除できることを把握していて、作業自体はそれほど難しくないようです。
ただ、これを実行すると、今後何か問題が発生した場合にもメーカーは「勝手な改造を施したこと」の証拠として、保障・責任逃れの根拠とする事が解かりきっているので、実行を少し先延ばししている状態です。
もっとも、タイマーによる「寿命」表示が発動しているのに、有料の点検に出さなかった時点で、保障の対象ではないと主張するので、先延ばしする意味はないかもしれませんが・・・。

2014/12/4(木) 午後 8:41 ねこのすかんりにん 返信する

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> woodnさん
自動車関連については、場合によっては死亡事故等、生命に関わる製品なので、メーカー側も「素人には手を出してもらいたくない」と考えてしまうのも、ある程度仕方ないのかと思います。
管理人の場合は、エンジンオイルの交換くらいはしてやりたいのですが、それすら拒否するかのような車が増えているのは寂しい限りです。
消費者としては、「寿命等」を設定するなら、機械種別ごとの「最低寿命」を設定するとか、「寿命」を表示するようにするとか、公平なルールを設定するように働きかけなければならないと思います。
また、消費者全体として各メーカーの対応を把握して、より良いメーカーを選択する材料としなければ、今後も勝手なメーカーの都合による寿命設定が横行してしまうでしょうね。

2014/12/4(木) 午後 8:52 ねこのすかんりにん 返信する

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> woodnさん
それから、先ほどの火災等の問題で、法律等によって電気製品の公的な寿命が設定される可能性もあるかと思いますが、仮に公的な寿命が設定されるにしても、それは製品を選ぶ際には明示される必要があるでしょうね。

2014/12/4(木) 午後 8:54 ねこのすかんりにん 返信する

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> woodnさん
現状では、勝手に使用困難になった製品が気に入らないので、頭に来ていて、思いつきで文句を言っているだけなのですが、
せめて使用可能な「残り期間」を表示していてくれれば、それなりの対応や対策もできたのにと思えて残念でなりません。
来客時等、大事な場面で突然使用不能になったり、表示灯全点滅になったりする不都合がありえるのに、それを全く問題が無いと考えるメーカーは全く信用できません。

2014/12/4(木) 午後 8:58 ねこのすかんりにん 返信する

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それはそうと、
バイクや車で、ディーラーに金を払わないと、
「警告灯」等が点灯しっぱなしになるという機構も、問題といえば問題かも。
購入時に、ある間隔で点灯して、こういう対処をしなければならない。(たとえば、何キロメートル走行毎に正規ディーラーで点検が必要とか)を説明してあったなら納得できますが、
事前の説明無しに、突如メーター内に邪魔な警告灯が点灯して、それを消そうと思ったら、「警告灯の消灯作業代○○円、おまけで形式的に点検もしますよー!」的な商売も成り立ってしまいます。
かつて、エプソンのプリンターで「社外製のインクカートリッジを排除する機構」を装備していて問題になったかと思いますが、警告灯商法もそのうち問題になるのではないでしょうか?

2014/12/4(木) 午後 9:05 ねこのすかんりにん 返信する

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> ねこのすかんりにんさん

「頭に来ていて・・・」
怒りの原動力に勝るものなし、と言います。
ダークサイドに落ちること無きよう、
自戒をこめて。

(明朝、雪の地方へショートトリップ)

2014/12/4(木) 午後 10:52 [ woodn ] 返信する

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> woodnさん
ご心配おかけします。

雪の地方ではお気をつけて。

2014/12/6(土) 午前 2:19 ねこのすかんりにん 返信する

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> ねこのすかんりにんさん
こちらこそ、痛み入ります。

雪の峠でスタックする観光バスと大型トレーラーの
間を、ハザードを焚きながらすり抜け、先ほど帰還。
DTでならエキサイティングなのですが、今回は
四駆にしたので、零時からの夜間走行でもぬくぬくでした。

2014/12/6(土) 午前 11:17 [ woodn ] 返信する

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> woodnさん
返信遅くなってすいません。
寒い時期、遊ぶだけならバイクも面白いのですが、実用性を考えると四輪の存在が大きくなりますね。
ある程度仕方ないことだということで、冬は四輪車も楽しめる態勢を整えたいところです。

2014/12/10(水) 午前 2:12 ねこのすかんりにん 返信する

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お見事_(..)_燃焼系統の清掃に何か燃料添加剤は使えんモノでしょかな?禁じ手ですが小生、年一で自動車用デーゼル用の燃料添加剤を投入して窓全開で、試運転しまふ。ジェットの詰まり等には有効かと・・f(^^;今年はガソリン用のPEAを試して見ました。汚れが溶けるのか、しばらく運転後再点火したると薄い白煙と共に運転再開。燃焼してる炎もキレイな青色。添加量は添加剤に指定されとる通り。電卓出して計算しませう。いじよ(^^ゞ 削除

2015/11/14(土) 午前 4:48 [ 何事も実験 ] 返信する

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お見事≫(._.)≪ヘヘー
石油ファンヒーターにも自動車のインジェクタークリーナーやエンジンコンディショナーみたいな燃料系統の洗浄添加剤が有れば、ええのにと思いません?自動車のインジェクターの洗浄して噴射を正常に戻してくれるで、小生、デーゼルのトラックかて灯油で動くので、ディーゼルエンジン用の燃料添加剤を流用して、シーズン頭に、試運転してからシーズン突入します。今年はPEA統の燃料添加剤を使用してみました。燃焼炎も青く戻り、好調です。自動車用の燃料添加剤には自動車以外に使うなだの書いてありますで、自己責任で、試してみる価値はあると思われます。添加量は、自動車への使用量から計算してください。元が競技自動車出走準備屋兼運転手ですて、ついついブレーキクリーナーだの自動車用品に頼ってまいます。 削除

2015/11/22(日) 午前 5:28 [ 避難放浪民 ] 返信する

とても素晴らしい記事でした。
自分でメンテナンスされるとは素晴らしいですね。
私個人としてはダイニチの石油機器関連製品は他社を大きく引き離して信頼性のあるものだと思っており、業務使用用途には顧客にブルーヒーターをお勧めしていますよ。
サービスマンと話すと修理も容易で定期的にメンテナンスをすれば何十年も使ってるお客さんばかりだと言っておりました。
真面目な良いメーカーだと思っています

2017/12/23(土) 午後 11:52 [ kat*c*ap ] 返信する

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