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ずいぶん前に童話館のブッククラブで子供のために送られてきた本です。当の子供は本棚にしまったきりまったく読んでいない様子。
そんな本が何冊かあるので、いっそ知り合いの本好きのお子さんか、地元の学校へ寄付でもしようかと整理をしていると、この本のタイトルも表紙もとっても気になってしまい、またまた今朝は掃除途中で手に取って読んでしまいました。
大人には、40分くらいで読み終えてしまえるライトな感じですが、そのさわやかな「さらっと感」と一緒にちょっと懐かしいような心地よいほのかな「希望」が芽生えるような素敵な作品でした。
昔劇場だったカンザス州の田舎町にあるヴァンゴッホカフェを舞台に、魔法がたびたび起こるというその不思議なカフェに行きかう人たちのストーリーがカフェのオーナーとその娘を中心に描かれています。
これは映画にしたら大人も楽しめる味のあるいい映画になると思います。
劇場に起こる夢の魔法というのは言うまでもありませんが、日常の中にもありえそうなほんの小さな魔法のことを考えて夢を膨らませるのは主人公のカフェのオーナーの娘の歳くらい(10歳)だったら楽しいことだと思います。
特に、毎日が平坦な田舎の生活を送っている(私もそうでしたが)子供たちに、ちょっと違った種類の希望を与えるのではないでしょうか。少なくとも私の子供時代は言葉は乱暴ですが、こういうことに飢えていました。
この本の中でも特に気に入ったエピソードは、かつてその劇場に出ていた往年のスターが人生の最期の目的のためにこのカフェを訪れるお話。そして巻末の「作家志望の男」と題して人生の停滞に半ばあきらめている男のエピソード。
そこにすわっているうちに、ヴァン・ゴッホカフェの壁にしみこんでいる魔法が彼のうちではたらきはじめました。
彼は自分がどういう人間か、どういうものをうつくしいと感じているかを思い出しました。
こんな作中の一節は、大人に、とくに中年期の大人の私には現実味を帯びてぐっと迫るものがありますが、果たして子供たちはどう感じるのでしょうか。
うちの子供にもう一度すすめてみたいと思います。 こんな作業を人生で反芻するのはどんな人にとっても、大切なことだと思います。
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こんにちは!
うちのPCではどういうわけか、残念ながら画像が表示されません(汗)
でも、内容は面白そう。図書館で探してみようかな。。。
2014/9/17(水) 午後 1:35
なんだか画像が消えていました。素敵な表紙と挿絵ですよ♪
2014/9/17(水) 午後 4:05
今度は見れました!
私にも空想のカフェがあって、時々そこに行ってるような、気がする時があります(笑)
2014/9/17(水) 午後 7:16
オーロラさんの空想のカフェはきっとステキなカフェなのでしょうね!カフェというのは人間ウォッチングしたりしながら、一人で考え事したり読書したりするのに楽しい場所ですよね。私は通り道になっているような広場に面したカフェがたまらなく好きです。
2014/9/18(木) 午後 10:48