切手収集を楽しむ

昭和以降の切手(通常〜記念)をメインに、製造面の調査結果も紹介します。

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シート1およびシート2にはPos.47に共通の変種「右主翼の下に大黒点」が存在します。
次にシート1のPos. 13に存在する「0」の上方に白抜けと横フローは、シート2では白抜けがリタッチされ、横フローはありません。
このシートのインキの流れ方向は縦ですので、以前紹介したフローの方向とインキの流れ方向の関係および核の存在(この場合位は白抜け)とフローの関係とは一致しています。
https://blogs.yahoo.co.jp/rd2hd3/13163121.html
次いでシート1に存在するPos. 36「尾翼の下に大黒点」はシート2には存在しませんん。
従って、この2つのシートは共通の変種(Pos. 47)、共通位置変種のリタッチの有無(Pos. 13)およびシート1のみ存在する変種(Pos.36)があるこより、
この2つのシートは原乾版は共通で、実用版が異なる可能性がありそうに思えます。

画像は拡大ボタンを押してご覧ください。

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画像はPos. 48「日」の上に大紫点が存在するシート2枚より第2コーナー田型およびPos. 48を抜粋して示しました。
両シートに共通の目立つ変種(白字で表示)は、Pos. 48「日」の上に大紫点の他にPos. 9胴体の下方に白点があります。
シート1のみに存在する変種(赤字で表示)はPos. 10 右「0」の上方に白点およびPos. 48右主翼の下方に小紫点があります。
一方シート2のみに存在する変種(青字で表示)はPos.10「日」の下に大紫点があります。
なお、シートの所持は各1枚ですので、これらの変種の定常変種の確定には至っていませんが、シート1
Pos. 10 右「0」の上方に白点およびシート2Pos.10「日」の下に大紫点は定常変種の可能性がありそうです。
もし、これら2つの変種のどちらか一方あるいは両方が定常変種と確定すれば、Pos. 48「日」の上に大紫点が存在する版の実用版は少なくとも2版存在する可能性があります*1。
同種の変種をお持ちでしたらコメント頂ければ幸いです。

画像は拡大ボタンを押してご覧ください。

*1 これらの変種が印刷途中で発生あるいは実用版の洗浄で発生した場合もあるため、異なる実用版と決定するためには複数の異なる定常変種の確定が必用と考えます。

掲載画像および説明の一部に誤りがありましたので、4月9日訂正しました。

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JAPEX出品作品(先日紹介した作品)の銭位五重塔航空20円のPos. 37, 38 ,47,48及び50の右辺中央付近には、類似した濃い青点の変種があり、出品者は、原乾版定常変種かもしれないと説明していました。
画像の銘6Bは、参観後、切手商ブース巡りをした際、入手したものです(裏にシミがあるため格安)。
このブロックでは、出品作品と同じPos.38,48および50に加えてPos.39,40及び49の右辺中央にも濃い青点があるのが面白いと思います。
定常変種の確定は、もう少し確認点数を増やす必要があります。
なお、画像のPos.50には数字0と飛行機の間に割合大きな青シミがあり、雰囲気的には定常変種の可能性があります。

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白抜き刀傷(Pos. 88)が存在する金魚35円のPoos. 90, 99 及び100には、右下隅に大きな白抜けがあることを以前アップしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/rd2hd3/23325006.html
これらの白抜け変種は白抜き刀傷が存在する実用版のみに存在し、定常変種あるいは、極短期的な印刷機の不具合で発生した偶発変種のどちらかではないかと考えていました。
ところが、JAPEXの航空切手の出品作品の中に円位五重塔航空30円粗白紙タイプII大蔵銘10Bがあり、そのPos. 90及び100の右下隅に同様な大きな白抜け変種のあることが、出品者より説明されていました。
これを見て目から火花、帰宅後、所有品を再調査した結果、円位五重塔航空25円(昭和28年7月10日発行)タイプI粗白紙の銘10B2種{以前から所有(以前こちらにアップhttp://blogs.yahoo.co.jp/rd2hd3/GALLERY/show_image.html?id=33397668&no=0)と最近入手、これら2種は他の変種が同じことより同一実用版と考えられる}のPos. 90及び100、そして円位五重塔航空40円(昭和28年10月29日発行)粗白紙銘10BのPos. 90及び100にも同様な右下隅白抜け変種が存在することが分かりました。

画像は25円と40円のコーナー田型抜粋です。参考までに金魚も示しました。
25円では、Pos. 90の右下隅白抜けは分かりにくいですが、Pos. 100は分かると思います(両方の白抜けは目視では一目で分かります)。
40円のPos. 90右下隅白抜けは明瞭であり、Pos. 100も分かり易いです。

右下隅に大きな白抜け変種が存在する五重塔25円、30円および40円そして金魚35円において、共通な事実は以下の通りです。
1. 板グラビア印刷
2. 普通切手サイズの100面シート
3. Pos. 90及び100の右下隅(100面シートの右端*1)
4. 粗白紙
5. 淡い色調の部分(濃い色調部分は、この変種未見)

  *1 Yさんの貴重な情報により下記掲載画像左の切手はPos .10と判明し、Pos. 10にも右下隅に大きな白抜けが存在
        http://blogs.yahoo.co.jp/rd2hd3/23410363.html

以上の事実より
・ 4種の切手に類似した大きな実用版定常変種が存在し、しかも同一ポジションの右下隅に存在することは考え難く、これらの大きな右下隅白抜け変種は、実用版定常変種ではなく、板グラビア印刷機の不具合で発生した変種と考えられます。

以下に、4種の切手の右下隅大きな白抜け変種の出現時期を考えてみます。
・ この変種が存在する金魚35円はPII版です。PII版大蔵銘版の最古出現は昭和28年7月1日であることが文献(郵趣研究、2007, 4, 77, P6)で報告されていること、及びPII版の製造期間が短いことより、この変種は昭和28年に製造された可能性が高いと考えられます。。
五重塔航空3種の製造時期は、
・ 25円は発行が昭和28年7月10日であること、および以前、紹介したように(http://blogs.yahoo.co.jp/rd2hd3/GALLERY/show_image.html?id=33397668&no=0)、みほん字入りのPos.98に存在する定常変種と同一の定常変種が白抜け変種ありのPos.98に存在することより(タイプI白紙では未確認)、大きな白抜け変種は初期に製造されたことは明らかであり、昭和28年に製造されたとしても大きな矛盾はないと考えます。
・ 30円および40円の製造時期は、定常変種からの推測が困難ですが、30円の場合は、タイプI大蔵銘50および100面シートの存在量が非常に少ないことより、タイプI大蔵銘の製造は短期間(昭和28年の前半ごろ)で終了し、以後タイプIIの粗白紙が製造された可能性があります。
したがって、少し大胆ですが、タイプII粗白紙に存在する大きな白抜け変種も、昭和28年に製造された可能性があります。
・ 40円は発行が昭和28年10月29日であること、および粗白紙であることより、昭和28年の製造も、あり得ると考えます。・

以上の考察および5つの共通な事実より
(1)金魚35円、五重塔航空25円、30円および40円切手をグラビア印刷機で印刷する際、昭和28年の短期間、用紙と版面右端の軽度な接触不良が発生し、その影響が切手の淡色部分に反映され、100面シート右端の切手の右下隅の淡い色調部分が白抜けとなったと考えられられる。なお、この現象が100面シート2枚掛けのどちらか1版のみ、あるいは両版で発生したかは、データ不足で不明ですが、現時点では、4種の切手は1版のみの確認で対となる版では未確認です。

(2)上記の5つの共通な事実を満足すれば、同一時期に製造されたグラビア普通切手切手にも、同様な変種が存在する可能性があり、五重塔航空20円大蔵銘縦紙は5つの共通事実を満足するため、存在が有望である。
しかし、前島1円タイプI大蔵銘粗白紙、および弥勒50円大蔵銘粗白紙は1−4は満足しているが、5の淡い色調部分が濃い色調のため存在しない可能性が高い(あるいは現象が軽度なため分かりにくい)。
カモシカ8円大蔵銘粗白紙は、右下隅が濃い色調の枠線と淡い色調の雪山および木に積もった雪の混合系なので、存在する可能性はあるが未見です。

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1年以上更新が途絶えてしまい、その間訪問戴いた皆様にはお詫びいたします。
本日より、再開いたしますので、よろしくお願いいたします。

今年は、オリッンピック開催年ですので、最近入手の関連消印です。
銭位立山航空は1952年2月11日発行、この年はヘルシンキオリンピックが開催された年でもあります。
オリンピック開催年は4年に一度の閏年ですので、銭位立山航空には2月29日に押印された消印が存在するはずです。
画像が、その消印で、銭位立山航空160円に押印されたYOKOHAMAの紫色欧文櫛型ゴム印 29.2.52です。
かかりは良くありませんが、YOKOHAMAの紫色欧文櫛型ゴム印+発行月+29日のトリプルとなっています。
なお、2月29日の消印の価値が他の2月の日付の消印より高いわけではありませんが、見つけると気分的には嬉しいものです。

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