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下北沢だ。 ボクが育った町。 今でもたまに、当時の空気を求めてふらっと訪れることがある。 この町はまだ、20年前の空気をそのまま吸うことができる数少ない町だ。 とても小さなエリアにたくさんの人間が集まってくる。 そのエネルギーが下北沢という狭い町全体を覆っている。 そしてその溢れんばかりのエネルギーがぶつかり合うような雰囲気ではなくて、 いろいろな人種のエネルギーが調和しているような町。 あの頃、下北沢がボクの世界のすべてだった。 あらゆることに反抗し、あらゆることを吸収しようとしていた。 そうするしか方法が見つけられなかったから。
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