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リハビリ医療:“赤ひげ”今井医師、古巣へ 理想の医療、高知で実現へ /高知

◇浅草で地域密着のリハビリ9年

東京・下町の赤ひげ医師、高知の古巣に帰る----。浅草に診療所を開設し、地域に密着したリハビリ医療に取り組んできた今井稔也医師(40)がこのほど、近森リハビリテーション病院(高知市北本町1)の院長に就任した。駆け出しの5年間を過ごした病院へ9年ぶりに戻った今井院長は、高知で理想のリハビリ医療を実現しようと意気込んでいる。【袴田貴行】

今井院長は高知医科大(現高知大医学部)を卒業後、同病院で勤務。リハビリ医として、主に脳卒中などで身体に障害を負い、日常生活への復帰を目指す患者をサポートしてきた。

平日は外来を担当。休日は診察に来られず、地域にリハビリ医もいない退院患者の自宅へ往診。「義務ではなかったが、行かなきゃいけない患者がいれば、足を向けるのが医師の仕事」。県内を飛び回り、休みなしの5年間を送った。

やがて、当時の院長で「回復期リハの草分け」と呼ばれる石川誠医師(現医療法人財団・新誠会理事長)が、「在宅・自立支援を柱とした真のリハビリを東京で実践しよう」と決意。その役割を今井院長に託した。97年10月、当時31歳だった今井院長は東京都台東区に「たいとう診療所」を開設する。

台東区は高齢化率が23・3%(4月1日現在)で、東京23区で最も高い。縦長で風呂のない家、はしごのような階段、住宅が密集し、改修もままならないなど、下町の居住環境は自宅療養患者にとって厳しく、頻繁な外出は難しい。今井院長は外来を終えると、スクーターや自転車にまたがって患者宅を往診して回り、地域に密着したリハビリ医療に取り組んだ。

「ただ診察するだけじゃ、患者さんは元気にならない。人が人を診るという温かさがないとだめなんです」と持論を強調。“お客さん”のような感覚で自宅を訪れ、世間話や相談事にも応じた。患者と24時間つながる携帯電話を持ち歩き、夏祭りではスタッフとともにみこしを担ぐ。患者たちの間でも「今井先生に会うと元気になれる」と評判になった。

東京での実績を買われ、180床を抱える病院の院長に抜てき。「急速な高齢化など課題は多いが、高知の人たちによりよいリハビリ医療を提供できるよう全力を尽くしたい」。舞台は変わったが、熱血医師の闘いはまだまだ続く。

(毎日新聞社、2006年8月5日)

近年、医師による脱税、医療費不正請求、医療過誤などの報道が増えている。

真面目に業務を遂行している医師にとっては、聞くのも見るのも辛いことだ。

しかし、今回は素晴らしい医師を紹介するニュースがあった。

「ただ診察するだけじゃ、患者さんは元気にならない。人が人を診るという温かさがないとだめなんです」という今井稔也医師。

生化学検査などの数値を見て診断基準にそって診断し、指針に沿って投薬することが多い病院での医療行為は、人間を規格化・標準化し「病気を診て病人を診ず」のようで冷たい印象を受けるが、今井医師はそうではないようだ。

こういう努力を続けることは並大抵ではない。

自己犠牲や患者への奉仕の精神がないと出来ないものだ。

そして医師の誇りと義務感があるのだろう。

今後のご活躍をお祈りしたいと思います。

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