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兵庫県病院局:淡路病院、患者の腹部に17年間ガーゼ
兵庫県病院局は8日、今年4-6月に報告のあった県立病院での医療事故5件を公表した。死亡や後遺症が残る重大事故はなかったが、淡路病院(洲本市)では、17年前に30歳代女性の帝王切開手術をした際、腹部にガーゼ1枚を残したままにしていた。今年2月、女性が同病院でエックス線撮影をして見つかり、手術で除去した。女性に異状はないという。
このほか、こども病院(神戸市)では、検査のため10歳代男性の胃と食道に注入しようとした造影剤を誤って肺に注入し、吸引洗浄で回復させた。成人病センター(明石市)では、インスリンの点滴を過剰に投与し、低血糖状態にした。姫路循環器病センター(姫路市)でも、手術で使ったガーゼを腹部に残し、翌日気付いて摘出した。
(毎日新聞社、2006年8月9日)
近年、日本でも情報の開示が広まり、それに伴って医療過誤の報告も増えている。
しかし、報告されているのは極一部に過ぎず、日本での医療過誤の全体像はまだ判明しているとは言いがたい。
これまでは医師が医学の成果だけを強調し「医療神話」と呼ばれるような、医学の安全性に対する虚像を国民に見せてきた。
だが、情報化社会となり、患者が様々な情報を入手出来る時代になって、その「医療神話」は最早過去のものとなっている。
現代は、医療の優れた部分とリスクを十分に理解した上で、医師と患者が協力して医療を進めていく時代の始まり、過渡期のようだ。
そのためにも、更なる情報公開と医療成績などの開示、そして医療過誤の再発防止や、医療改革などを推進して頂きたいと思う。
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どこの病院でも、ヒヤリハット報告もあげると異常な数だと思います。 医師はもちろん、看護師の医療事故報告もあげて、どんどん開示していき、どうして事故を防げないのかもっともっと考えていかないといけないとおもいます。
2006/8/10(木) 午後 8:57 [ - ]
>blue o o eeさん、こうした情報を収集すること自体が仕事を増やすことにも繋がりますし、どちらかと言えば公表したくないのが本音でしょう。でも、事実を把握して、それに基づいて判断し、改良・改善することが良い医療制度構築には必要不可欠ではないでしょうか。
2006/8/20(日) 午後 3:36 [ Realmedicine101 ]