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筑波大学名誉教授の村上和雄博士は次のように述べています。
科学者は論文や発表のかたちで自分たちの研究結果を披露しています。「この物質はあの病気にすごい効果がみられた」「こんないいものが見つかった」そういう話が新聞などにしょっちゅう出るけれど、それらが全部そのとおりだったら、もう世の中からかなりの病気がなくなっていてもおかしくありません。でも病気はいっこうになくなる気配をみせていません。現代の科学的手法では、私たちの望むような病気の撲滅は難しいのです。
いま科学者は生命について、いろいろなことを知るようになりましたが、それでもいちばん単純な、わずか細胞一個の生命体である大腸菌一つもつくることはできません。ノーベル賞学者が束になってかかっても、世界中の富を集めてきても、これだけ科学が進歩しても、たった一つの大腸菌すらつくれないのです。つまり生命をつくることができないのです。
科学はここ百年ほどですごい進歩を遂げましたが、医学一つとっても病気を克服したようでありながら、いまだにガンが治せない。高血圧の原因もまだはっきりしていません。生活習慣病ともいわれる成人病の大半はまだ解明されていません。現代医学はあまり効率的に病気を治しているとはいいがたい。科学を信仰するのはいいけれど、それによってすべてが解決するとはとても思えないのです。
(村上和雄:生命の暗号.2004年2月25日.サンマーク出版.)
医学や科学が病気から救ってくれる、そう一般の人は信じているでしょう。
ところが、人類の科学力ではまだまだ限界があり、そうは行かない場合が多いのが現状のようです。
また、生命を創りだせない人類の科学と科学的な方法論では、生命である人間を治すことには限界があるのです。
その結果が、本態性高血圧、糖尿病、肝臓疾患や腎臓疾患などのいわゆる慢性疾患に対しては、効果的な治療法は殆どなく、失った機能を補う程度の投薬などを一生涯続ける必要があります。つまり、治していないのです。悪化するのを防ぐ予防にもなっていません。
それで村上和雄博士は「現代医学はあまり効率的に病気を治しているとはいいがたい」と述べておられるのです。
では、解決法はあるのでしょうか?
人類には現代医学(西洋医学)の他に、東洋医学、カイロプラクティック、ホメオパシー、ナチュロパシーなどの補完代替医療という選択肢があります。
何がどんな病気にどのような効果があるのか無いのか、安全性は、禁忌は、などを研究調査して、統合医療制度を確立し、人類の叡智を集約して「患者を救う医学」にして行かなければならないと思います。
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