医学と病気・医療と健康

雑事に忙殺されておりましたが、2年振りに再開しました。宜しくお願いします。

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今年2007年の参議院議員選挙において、

医師・歯科医師など医療従事者の肩書きで立候補している者が散見される。

また、日本医師連盟推薦などを受けている者もいる。



日本の医療を今後どうしてゆくのか、

岐路に立っている訳であるが、

国民の選択はどうなるのであろう。



今回の参議院議員選挙における医療系の候補者と選挙結果を報告したい。



選挙区 : 氏名      : 肩書き         : 年齢 : 所属 : 結果

埼玉    古川俊治     医師、慶大教授      44   自新  当選

千葉    白須賀貴樹    歯科医師         32   自新  落選

富山    森田高      泌尿器科医        40   無新  当選

静岡    土田博和     整形外科医        57   無新  落選

大阪    梅村聡      内科医           32   民新  当選

兵庫    西田幸光     歯科医師         49   無新  落選

広島    河野美代子    産婦人科医        60   無新  落選

大分    松本文六     医師             64   無新  落選



比例代表:

      石井みどり    日歯連参与         58   自新  当選

      武見敬三     日本医師連盟推薦     55   自現  落選
                 厚生労働副大臣
      
      中西茂昭     歯科技工士会長      58   自新  落選

      秦知子      薬剤師            40   民新  落選

      山崎摩耶     元日看協理事       60   民新  落選

      谷川智行     小児科医          36   共新  落選



肩書きは、インターネット上で分かった範囲内であるから、本当の職業は医師であっても、○○党幹事長、元衆議院議員などと表示されている場合などは、医療従事者と分からない場合もあります。そういった理由で、完全に網羅出来ている保証はありません。他意はありませんので、医療従事者や医療関係者の候補者で、この一覧表から漏れている方がある場合はご容赦下さい。

この記事では、特定の候補者を支援・応援或いは誹謗中傷などをするものではありません。



当選された方は、国会議員たる参議院議員として、

業界団体や業種の利益といったような枝葉末節ではなく、

日本という国をどうするのか、

日本の医療をどうするのか、

より高い視点から、国の為、国民の為に働いて頂きたい。

イメージ 1

このポートレイトはプロによるものでしょうか、

美しくデコレーションされています。

そして、可愛いモデルのうさちゃんが上品に座っていますね。

もう説明のいらない可愛さですね。

不正請求で保険医取り消し

広島社会保険事務局は25日、診療報酬を不正請求したとして、広島県福山市の「さとうクリニック」の保険医療機関指定と、佐藤純一(さとう・じゅんいち)院長(58)の保険医登録を取り消すと発表した。

期間は8月1日から5年間。

同事務局によると、さとうクリニックは昨年5月から12月にかけて、実際はしていない内視鏡検査や心電図検査などをしたように偽ったり、エックス線検査の回数を水増しし、約59万円を不正に受け取った。

(共同通信社、2007年7月26日)



最近、この手の報道が後を絶たない。



医療費削減政策の影響で、医療機関の利益率は以前と比較して低下傾向にはあるようだが、

だからといって診療報酬を不正請求してよいという事にはならない。

例え、それが8ヶ月間に約59万円程度であったとしても。

今日の社会は、それを許さないのである。



還暦を2年後に控えたベテランの医師が、

僅か59万円という金と引き換えに、

保険医登録と名誉を失った。



これがどういう事か、

我々医療従事者は、

よく考えて「教訓」とすべきであろう。



戦後の復興で景気が良く、

人口も経済も右肩上がりで、

医師が足りないからと「医師優遇税制」などで保護され、

医療訴訟も無く、お医者様と尊敬されて、

国民皆保険制度と出来高制の保険請求で、開業医は「濡れ手に粟」で儲けまくり、

これは「一度医者をやったら止められん」と、子息を裏口入学させても医学部にいれた、

そんな美味しい時代ではないのである。



金儲けだけが目的なら、もう医師にならない方がいい。

IT系の会社でも立ち上げた方がいいだろう。



それでも、まだ開業医は儲けているが・・・、

腕の良い医師が、人気があって患者が押しかけて、結果として儲かった、

というのは何も問題は無い。



私の知人の医師は親子で開業しており、

眼科医だが、車はマイバッハを乗り回している。

マイバッハは、ダイムラーベンツ社の最高級車種であり、

メルセデスベンツより上位にあって、1台5千万円位する車である。

診療報酬を不正請求や、脱税といった犯罪を犯さないならば、

胸を張って乗ればよいのである。

日本に120台しか走っていない、成功者の証なのだから。



だが、腕も無く、営業センスも無いならば、

診療報酬を不正請求するような違法行為に身を染めて、

名誉まで捨ててしまう前に、

引退するべきなのかも知れない。

無免許ほくろ除去でやけど 医師法違反で院長逮捕

滋賀県警生活環境課などは24日、医師免許がないのにほくろを取り除く医療行為をして女性にやけどを負わせたとして、 医師法違反(非医師の医業禁止)と傷害の疑いで同県野洲市堤、「気らく療院野洲・ルナールやす」院長 田中正幸(たなか・まさゆき)容疑者(56)を逮捕した。

県警は、押収した患者のリストから2005年7月以降、50人以上に同様の医療行為をしていたとみて追及する。

田中容疑者は「医療行為に当たるとは思っていなかった」と供述しているという。

調べでは、田中容疑者は医師免許がないのに06年3月から今年3月までの間、同県長浜市の主婦(33)ら女性3人に対し、「リムーバー」と呼ばれる機械を使って放電火花を照射して顔のほくろやしみを除去する医療行為をし、1-3週間のやけどをさせた疑い。

3人から治療費として、それぞれ1万円以上を受け取っていた。

被害者の1人が「顔に傷あとが残った」と県警に相談して発覚した。

田中容疑者は03年7月、自宅で開業。

当初は医師免許が不要なマッサージなどをしていたが、05年7月にリムーバーを購入、ほくろ除去などを始めた。

新聞の折り込み広告などで宣伝していたという。

(共同通信社、2007年7月25日)




「金儲けの為なら何をやってもいい」という様な風潮が日本にも蔓延している気がする報道である。

そういう下衆な風潮が諸悪の根源ではないだろうか。

中国の食品の問題も根底はそこであろう。



今回の事件でも、医師でなく皮膚科の専門知識も持たない者が、他人様の体に触れてほくろ除去などをしても良いと思うこと自体が間違っている。

この田中正幸 容疑者は、そもそも何らかの医療免許を持っているのだろうか?

報道では、「当初は医師免許が不要なマッサージなどをしていたが、05年7月にリムーバーを購入、ほくろ除去などを始めた」とされている。



マッサージには医師免許は必ずしも必要ではない。

でも、医師免許があればマッサージをしても合法である。

では、医師免許を持たない者がマッサージをするには、どうすれば合法かというと、

按摩・マッサージ・指圧師という免許を取得しなければならない。



田中正幸 容疑者は、按摩・マッサージ・指圧師免許を持っていたのだろうか?

「気らく療院野洲・ルナールやす」院長などと報道されているが、「療院」などと正体不明の名称を使用している処から推測すれば、おそらく無免許者であろう。

一体、「ルナール」って何の意味があるのだろう? フランス語?

推測では、マッサージなども免許がないので、「整体」或いは「カイロプラクティック」などと、日本では法律も免許制度もない療法を名乗って、脱法的に施術を行っていたのではないだろうか。

「気らく療院」って、無免許者に気楽に施術を行われれば、国民が迷惑である。



しっかり調べて、厳罰に処して頂きたい。



こういった輩は、日本国民の健康の敵である。



ほくろやイボなどの相談は、皮膚科の医師にしましょう。

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医療ミス:「部位違い」手術、2年間で14件 全国主要病院、大半「マーキング」怠る

手術時に患部の左右などを間違えて切開し、正常な部位を傷つけてしまうミスが、全国の主な病院で04年10月〜06年9月の2年間に14件起きていたことが、日本医療機能評価機構の調査で分かった。

大半のケースでは、手術部位にあらかじめ印を付ける「マーキング」を怠っていた。

06年に入ってミスが増えていることから、機構は「マーキングのルールを決めて徹底を」と医療機関への注意喚起に乗り出した。

機構は04年10月から、医療機関名や当事者名を公表しないことを前提に、医療事故の収集・分析をしている。

それによると、部位を間違えたケースは19件あり、14件が手術時で、06年に入ってからの9カ月間で9件と続発している。

重篤な障害が残った例はなかったが、左ひざ用の人工関節を右ひざにつけて再手術をしたり、白内障手術で眼内レンズを左右入れ間違えて患者が遠視になった例などがあった。

機構が原因を分析した左右取り違えの9件では、6件でマーキングをしておらず、2件は印の位置を間違えるなどの初歩的な誤りだった。

また、注射や投薬などで対象の患者を取り違えた例も20件あり、14件は06年に集中していた。

事故には至らなかったものの、患者や手術部位の間違いに気付いた「ヒヤリ・ハット」事例は、05年4月-06年3月で1090件の報告があった。

医療訴訟に詳しい弁護士で作る「医療事故情報センター」の柴田義朗理事長は「99年に大問題になった横浜市大病院患者取り違え事故の教訓が生かされていない。最近の医師不足問題で、病院の安全に対する関心が薄らぎつつある不安を感じる」と指摘している。

(毎日新聞社、2007年7月19日)




近年の医師不足・看護師不足による医療体制の不備、勤務の激化による疲弊、横柄な態度の患者の増加、
医療訴訟の増加、などによって医療従事者の士気が低下しているのであろうか。

この調査も、全国の主な病院を対象に日本医療機能評価機構が調査したもので、その件数も日本全体の極一部に過ぎない。

日本の医療の実態、実情と実状を精査する事が必要であろう。

一部の大学病院などの例だけで日本の医療を理解し判断するのは無理があり、日本の津々浦々の診療所、医院などの状況も含めて、医療版国勢調査のようなものを実施して、現状を把握しないと、日本の医療行政の問題点が本当の意味で理解出来ないのではないかと思う。


また、私が恐れるのは、「99年に大問題になった横浜市大病院患者取り違え事故の教訓が生かされていない。最近の医師不足問題で、病院の安全に対する関心が薄らぎつつある不安を感じる」と指摘している、「医療事故情報センター」の柴田義朗理事長のコメントである。

日本の医療現場では、報道された他の医療機関での事故や医療過誤などを教訓として学ぶ姿勢が欠落しているのか、対岸の火事としてしか見ていないのか、ということだ。

日本医療機能評価機構は「マーキングのルールを決めて徹底を」と医療機関への注意喚起に乗り出したようだが、これも不十分である。

そのやり方では、各医療機関が独自の方法でマーキングを行うこととなる。

やはり、こういった調査の結果に基づき、また更なる調査を行った上で、厚生労働省が医師会などと協議して「全国統一のマーキングの指針」を制定し、それを周知徹底すべきであろう。

どうも日本のやる事は詰めが甘いような気がする。

そして現場まかせで、現場に責任を預けているような気がする。

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