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医学書や学校で用いられる生物学などの教科書には未だに「遺伝子が生体をコントロールし、遺伝子を含有する核が細胞をコントロールしている」と記述されているようだが、これは明らかな誤りである。
細胞から核を取り出しても、細胞は全く正常な機能を保ち生き続ける。 核を失った事により失った機能は細胞分裂などの生殖機能だけである。 つまり、核は細胞にとって脳ではなく生殖器の様なもので、細胞一個の機能すらコントロールしていない核とその含有された遺伝子が人体をコントロールしていない事は明白である。
遺伝子は単にタンパク質を作る情報にしか過ぎない。 遺伝子そのものは、そこにあるだけでは何の影響も生体には与えない。
遺伝子は、Environment > Regulatory Protein > DNA > RNA > Protein という順序の調節システムであり、第一次のコントロールはDNAではなく、環境からの刺激(シグナル)である。 遺伝子そのものがシステムをコントロールしている訳ではないから、西洋医学が信じる遺伝子に関わる仮説には疑問が多い。
Lipton, Bruce H. Ph.D.: Chiropractic and Modern Science… An Emerging Unity, Philosophy Colloquium 2004.
リプトン博士は、ウイスコンシン大学医学部や、スタンフォード大学医学部などで教鞭を執り、また研究をされてきました。 その研究などから、西洋医学が信じる基本的な考え方が誤っていると気付き、カイロプラクティックの考え方・哲学に共感し、西洋医学を離れて細胞生物学者として論文発表や、テレビ・ラジオへの出演、そしてレクチャーなどの活動を通じて、彼の研究成果と発見、そして西洋医学の問題点とカイロプラクティックの正しさ・重要性などについて、国際的に普及活動・啓蒙活動をされています。
ここでは、「遺伝子が生体をコントロールしている」かのように人々を誤った方向に牽引し、遺伝子がさも病気の根本原因であるかのように思わせて、遺伝子を組み替える機能を持った薬を作ろうとする西洋医学と製薬会社などの活動に警鐘を鳴らしておられます。
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