医学と病気・医療と健康

雑事に忙殺されておりましたが、2年振りに再開しました。宜しくお願いします。

医療人犯科帳

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医療に係わる者による犯罪を紹介します。
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委託料不正請求:医師と法人提訴へ--長野市 /長野


長野市で開業していた黒田惣一郎医師(82)が市民健康診査の健康記録票を偽造し、同市に委託料を不正請求していた問題で、市は25日、黒田医師 と医療法人「黒田会」を相手取り、約500万円の損害賠償を求める訴訟を長野地裁に提訴する方針を明らかにした。

同市議会9月定例会で了承を受けた後、提訴する。

同市保健所によると、黒田医師は市内の3事業所で産業医として職場健診をしていたが、93年度から03年度にかけて、1021件分の市民健診を行ったことにして健診記録票を偽造し、約496万円をだまし取ったという。

保健所は「代理人を通じて支払いを求める催告を送ったが、連絡がなかったため、提訴に至った」としている。

(毎日新聞社、2007年7月26日)



今回は「猫ババ医師」の事件である。

82歳にもなる超ベテラン医師が、

こともあろうに市民健康診査の健康記録票を偽造し、

委託料を不正請求していたというのだ。


こんな詐欺を働くなんて、

医療法人「黒田会」って、

ヤ○ザの「黒田会」と言われても仕方あるまい。


長野市保健所は「代理人を通じて支払いを求める催告を送った」にも拘らず、

知らぬ顔で猫ババを決め込んだというから、更に驚きである。


これでは、若い医師に示しが付かないことが分からないのであろうか。

いや、示しが付かないばかりか、いい迷惑である。

開業医は皆が皆、不正をしているような雰囲気になってしまう。

こんな老害は困ったものだ。

不正請求で保険医取り消し

広島社会保険事務局は25日、診療報酬を不正請求したとして、広島県福山市の「さとうクリニック」の保険医療機関指定と、佐藤純一(さとう・じゅんいち)院長(58)の保険医登録を取り消すと発表した。

期間は8月1日から5年間。

同事務局によると、さとうクリニックは昨年5月から12月にかけて、実際はしていない内視鏡検査や心電図検査などをしたように偽ったり、エックス線検査の回数を水増しし、約59万円を不正に受け取った。

(共同通信社、2007年7月26日)



最近、この手の報道が後を絶たない。



医療費削減政策の影響で、医療機関の利益率は以前と比較して低下傾向にはあるようだが、

だからといって診療報酬を不正請求してよいという事にはならない。

例え、それが8ヶ月間に約59万円程度であったとしても。

今日の社会は、それを許さないのである。



還暦を2年後に控えたベテランの医師が、

僅か59万円という金と引き換えに、

保険医登録と名誉を失った。



これがどういう事か、

我々医療従事者は、

よく考えて「教訓」とすべきであろう。



戦後の復興で景気が良く、

人口も経済も右肩上がりで、

医師が足りないからと「医師優遇税制」などで保護され、

医療訴訟も無く、お医者様と尊敬されて、

国民皆保険制度と出来高制の保険請求で、開業医は「濡れ手に粟」で儲けまくり、

これは「一度医者をやったら止められん」と、子息を裏口入学させても医学部にいれた、

そんな美味しい時代ではないのである。



金儲けだけが目的なら、もう医師にならない方がいい。

IT系の会社でも立ち上げた方がいいだろう。



それでも、まだ開業医は儲けているが・・・、

腕の良い医師が、人気があって患者が押しかけて、結果として儲かった、

というのは何も問題は無い。



私の知人の医師は親子で開業しており、

眼科医だが、車はマイバッハを乗り回している。

マイバッハは、ダイムラーベンツ社の最高級車種であり、

メルセデスベンツより上位にあって、1台5千万円位する車である。

診療報酬を不正請求や、脱税といった犯罪を犯さないならば、

胸を張って乗ればよいのである。

日本に120台しか走っていない、成功者の証なのだから。



だが、腕も無く、営業センスも無いならば、

診療報酬を不正請求するような違法行為に身を染めて、

名誉まで捨ててしまう前に、

引退するべきなのかも知れない。

無免許ほくろ除去でやけど 医師法違反で院長逮捕

滋賀県警生活環境課などは24日、医師免許がないのにほくろを取り除く医療行為をして女性にやけどを負わせたとして、 医師法違反(非医師の医業禁止)と傷害の疑いで同県野洲市堤、「気らく療院野洲・ルナールやす」院長 田中正幸(たなか・まさゆき)容疑者(56)を逮捕した。

県警は、押収した患者のリストから2005年7月以降、50人以上に同様の医療行為をしていたとみて追及する。

田中容疑者は「医療行為に当たるとは思っていなかった」と供述しているという。

調べでは、田中容疑者は医師免許がないのに06年3月から今年3月までの間、同県長浜市の主婦(33)ら女性3人に対し、「リムーバー」と呼ばれる機械を使って放電火花を照射して顔のほくろやしみを除去する医療行為をし、1-3週間のやけどをさせた疑い。

3人から治療費として、それぞれ1万円以上を受け取っていた。

被害者の1人が「顔に傷あとが残った」と県警に相談して発覚した。

田中容疑者は03年7月、自宅で開業。

当初は医師免許が不要なマッサージなどをしていたが、05年7月にリムーバーを購入、ほくろ除去などを始めた。

新聞の折り込み広告などで宣伝していたという。

(共同通信社、2007年7月25日)




「金儲けの為なら何をやってもいい」という様な風潮が日本にも蔓延している気がする報道である。

そういう下衆な風潮が諸悪の根源ではないだろうか。

中国の食品の問題も根底はそこであろう。



今回の事件でも、医師でなく皮膚科の専門知識も持たない者が、他人様の体に触れてほくろ除去などをしても良いと思うこと自体が間違っている。

この田中正幸 容疑者は、そもそも何らかの医療免許を持っているのだろうか?

報道では、「当初は医師免許が不要なマッサージなどをしていたが、05年7月にリムーバーを購入、ほくろ除去などを始めた」とされている。



マッサージには医師免許は必ずしも必要ではない。

でも、医師免許があればマッサージをしても合法である。

では、医師免許を持たない者がマッサージをするには、どうすれば合法かというと、

按摩・マッサージ・指圧師という免許を取得しなければならない。



田中正幸 容疑者は、按摩・マッサージ・指圧師免許を持っていたのだろうか?

「気らく療院野洲・ルナールやす」院長などと報道されているが、「療院」などと正体不明の名称を使用している処から推測すれば、おそらく無免許者であろう。

一体、「ルナール」って何の意味があるのだろう? フランス語?

推測では、マッサージなども免許がないので、「整体」或いは「カイロプラクティック」などと、日本では法律も免許制度もない療法を名乗って、脱法的に施術を行っていたのではないだろうか。

「気らく療院」って、無免許者に気楽に施術を行われれば、国民が迷惑である。



しっかり調べて、厳罰に処して頂きたい。



こういった輩は、日本国民の健康の敵である。



ほくろやイボなどの相談は、皮膚科の医師にしましょう。

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治療と称し女性触る 高松、柔道整復師を逮捕


高松南署は25日、治療と称し女性の胸を触るなどしたとして準強制わいせつ容疑で、

高松市御厩町481ノ4、柔道整復師 鵜川誠(うがわ・まこと)容疑者(35)を逮捕した。


鵜川容疑者は「好みのタイプだったのでつい胸を触った」と供述しているという。


調べでは、鵜川容疑者は11日午後6時ごろ、同市の接骨院施術室で、

むち打ち損傷の治療に訪れた飲食店員の女性(23)にキスしたり、

下着に手を入れて胸や下半身を触った疑い。


女性は5月中旬から約20回、鵜川容疑者の治療を受け、

「ちょっと前から胸などを触られ、おかしいなと思っていた」と話しているという。

(共同通信社、2007年7月25日)




鵜川容疑者は「好みのタイプだったのでつい胸を触った」と供述しているというが、

全く理由になっていない。



即刻、免許取り消しの上で、懲役刑に処し、

医療の世界から葬り去らせるようにしなければならない。



患者に手を出すなど言語道断である。



一般の患者さんは知らないかもしれないので説明しますが、

柔道整復師というのは、整骨院・接骨院という名称を用いる施術所を開設出来る資格で、

高卒後3年間の専門学校、短期大学での教育を受けた後に、国家試験に合格すると、

柔道整復師免許が厚生労働大臣から与えられます。 


骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの外傷に対し施術が認められていますが、

骨折・脱臼に対しては、応急処置が認められているものの、整復し固定した後に、

医師に患者を送り診察を受けさせ、医師からの同意が得られなければ、その後の

施術は出来ません。 


柔道整復師は、医師ではありません。 診断や医療行為はできません。

整骨院・接骨院は、施術所・医療類似行為機関であり、病院・医院などの医療機関ではありません。

柔道整復師による施術は医療類似行為であり、健康保険の対象ですが、療養費払いとなります。




従って、女性の胸(乳房)が、骨折・脱臼・捻挫・挫傷する事は考えられませんから、

胸を打って打撲をした場合に限って、柔道整復師が冷罨法(冷湿布)を施術する事は

あるかも知れません。 


しかし、胸を打撲した訳でもないのに、柔道整復師が女性の胸に触れたら、

それは施術でも治療でもありません。 わいせつ行為です。


ご注意下さい。




尤も、仮に医師であっても、正当な理由なく女性の胸に触れる事は許されませんけど・・・。

紀の川の無免許医療:57歳男に懲役2年4月の実刑判決 /和歌山


紀の川市内のマンションで無免許で医療行為を繰り返したうえ、診療報酬をだまし取ったとして、

医師法違反(無免許医業)と詐欺の罪に問われた紀の 川市打田、無職、園田一人被告(57)に対し、

和歌山地裁は19日、懲役2年4月(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した。


田中伸一裁判官は「医師の地位に魅力を感じて、患者らの生命、健康の確保をないがしろにした。

診療報酬の請求のほとんどが架空で、犯行は相当悪質」と述べた。


判決によると、園田被告は医師免許がないのに、04年4月〜05年5月、紀の川市内の

「メロウ内科クリニック岩出」で患者5人に診療や投薬を行った。

また、03年5月〜05年7月、県社保基金や県国保連合会に対して、

診療報酬を請求して計約280万円をだまし取った。請求の大半は診療の実態がなかった。

(毎日新聞社、2007年7月20日)



いまだに偽医者が蔓延っていたのかと思うと怒りを覚える。



田中伸一裁判官は「医師の地位に魅力を感じて、患者らの生命、健康の確保をないがしろにした。

診療報酬の請求のほとんどが架空で、犯行は相当悪質」と述べたが、

それにしては、懲役2年4月(求刑・懲役3年)の判決を言い渡した、

というのは量刑が軽すぎやしないだろうか。



個人的には、懲役16年位でもいいのではないかと思う。

医学部に入り6年間の勉強と、医師になってから一人前になるのに必要な約10年で、

合わせて16年は勉強と訓練、経験が医師には必要なのだから、

刑務所でその長さを体験させて、己の浅はかさを反省させるべきであろう。



偽医者以外にも、無免許で医療類似行為を行うものや、

整体師などの自称の資格を騙ってマッサージや指圧などを行う脱法者が多いから、

こういった輩には厳罰で当たらなければ、抑止効果が期待出来ない。

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