医学と病気・医療と健康

雑事に忙殺されておりましたが、2年振りに再開しました。宜しくお願いします。

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モグリの医者見抜けます 医師・歯科医の資格確認サイト

厚生労働省は1日、同省のホームページ上で、医師と歯科医師について、資格の有無をインターネットで確認できる検索システム( http://licenseif.mhlw.go.jp/search/ )の運用を始めた。

医師の名前と性別、一般の医師か歯科医師かを入力すると、厚生労働省が管理している医籍への登録年などの情報が表示される仕組み。

医業停止など行政処分を受けている医師や歯科医師については、処分の種類や期間、再教育研修の状況も示される。

患者自身が、簡単に医師や歯科医師の資格の有無を確認できるようにすることで、免許を持たない無資格診療の防止や、医療安全の向上につながると期待されている。

(産経新聞、2007年04月02日)

私の開業しているアメリカの某州では、検索し確認したい医師などの姓または名を入力し、医師や歯科医師などの職種を選択して検索ボタンをクリックすると、名前が正確でなくても似た名前を検索して表示してくれる。

そして、表示される情報は、免許者の氏名とタイトル(例:○●□ △▲MD)、免許番号、免許状況:有効か失効か、居住地(州と市まで)、免許年月日、現行免許の有効期限、処分暦などがある。

日本のものは如何かな。

正しく運営されて無資格医療を排除し、患者の権利と利益を守り、そして医療の質と信頼性を高めることに役立って欲しいと思う。

今後は、看護師、薬剤師などの医療従事者や、鍼灸師、柔道整復師などの医療類似行為従事者などの免許・資格の確認が出来るようにシステムの拡張が望まれる。

広島県医師会:勤務医の現状無視 厚労相に抗議声明

広島県医師会(碓井静照会長)は28日、医師不足に伴う病院勤務医の過重労働を巡る柳沢伯夫・厚生労働相の国会答弁が、現状を無視しているとして、答弁の取り消しなどを求める抗議声明を発表した。

医師会が医療行政トップの資質を公然と批判するのは異例。

声明は、柳沢厚労相が6日の参議院予算委員会で小池晃参院議員(共産党)の質問に、「勤務医の労働時間には休憩や研究の時間が入っており実際の従業時間は平均週48時間」などと答弁したことを問題視。厳しい労働環境についての認識不足を指弾している。

(毎日新聞社、2007年3月29日)

医師の業務には臨床という患者の治療に当たるものだけではなく、研究という医学の発展のために尽くす部分もある。

柳沢厚労相の「勤務医の労働時間には休憩や研究の時間が入っており実際の従業時間は平均週48時間」という発言には、そういった医師の業務に対する認識不足が明白である。

休憩はともかく、研究の時間を勤務時間と見なさないというのは誰が考えてもおかしい。

では、柳沢厚労相にお伺いするが「研究は遊び」なんでしょうか?

研究無くして医学の進歩や発展は有り得ない。

研究を軽視することは「科学的思考・論理的思考」が出来ない人間であると暴露しているようなものだ。

実際に自分の目で現場を見て、中堅の病院勤務医と外来診療、研究、当直・夜勤と24時間一緒に体験してみると良いと思う。

どうも、こんな人が日本の医療行政のトップに立っているのが理解出来ない。

何故?

医師の処分、ネットで検索 厚労省が4月から新システム

厚生労働省は4月1日から、医師と歯科医師の免許の有無や行政処分などについて、インターネット上で検索できるシステムを導入する。

患者自らが医師の情報を手軽に調べることができるため、無資格診療の防止など医療安全の向上に役立つと期待されている。

医師は、厚労省が管理する「医籍」に名前や登録番号、処分歴などが登録されているが、免許の有無については、これまで医師の名前と生年月日、登録番号を厚労省に提示して照会しないと確認できなかった。

4月1日正午から開設される新システムは、厚労省のホームページから「医師等資格確認検索」にアクセスする。医師の名前と性別、一般医師か、歯科医師かを入力して検索すると、医籍の登録年や、医業停止中かなど行政処分に関する情報が表示される。

(朝日新聞、2007年03月31日)

こういったシステムはアメリカでは当たり前の事だ。

患者の権利として、医療従事者の免許の状況を知ることは常識である。

これまで日本にこういったシステムが導入されていなかった事の方が恥ずかしい。

ニセ医者を防ぐ意味でも効果が期待出来る上、これで医師が失うものは何も無いのだから、何故今まで導入されてこなかったのであろうか、不思議である。

遅れている日本の医療制度が、また一つ先進諸国並になった事を喜びたい。

■ 万波グループの病気腎移植、4学会が全面否定の声明

宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(66)らによる病気腎移植問題で、日本移植 学会、日本泌尿器科学会、日本透析医学会など4学会は31日、「実験的な医療が閉鎖的環境で行われていたことは厳しく非難されるべき。病気腎移植は、現時 点では医学的に妥当性がなく、患者への説明や同意も不備だった」とする声明を合同で発表した。

万波医師らのグループが実施した42件の病気腎移植を全面否定する内容となっている。

関係学会はこの日、大阪市内で開いた合同会議を開催。声明は、移植学会の下部組織にあたる臨床腎移植学会を含めた4学会の連名。日本腎臓学会も会議に参加したが、「理事会の承認が必要」として、今回は名を連ねるのを見送った。

(読売新聞、2007年3月31日)


■ 病腎移植の芽「残したい…」 病理医が「良心の手紙」

2月下旬、病腎移植の再開を求める活動をしている岡山市の弁護士(54)に1通の手紙が届いた。差出人は、宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)で行われた病腎移植について医学的検証を委嘱された病理医。

万波誠医師(66)が行った一連の病腎移植に厳しい見解を示した専門委員会の一員だが、手紙では「病腎移植の芽をつぶしてはいけない」と本心を語り、厳しい見解への「違和感」もつづっている。医師が発した「良心の声」は、医学界の揺れる立場を映している。

◎ ゆがめられた報告書…「結論ありきだった」

手紙を書いたのは、日本病理学会理事の堤寛(ゆたか)・藤田保健衛生大学医学部教授(55)。

産経新聞の取材に「多くの患者さんのために、私が発言しなければならない」と語り、手紙の公表に承諾した。

堤教授は、宇和島徳洲会病院の調査委員会が病腎移植症例の検証のため関係各学会などに派遣を受けた専門委員会(6人)に参加。昨年12月からカルテ閲覧や聞き取りなどの調査を進めてきた。

専門委が2月18日、調査委に出した報告書は、「倫理的にも科学的にも許されない」(移植担当委員)、病腎の摘出も「移植目的の手術で全症例が不適切」(泌尿器科担当委員)など否定的なものだった。

だが、堤教授が見た万波医師の実像は、調査前に持っていたイメージと違うものだったという。

◎ 患者に向かう姿勢に深い共感

「万波医師の患者に向かう姿勢に深い共感を持っております。『すごい人がいる』が私の実感です。彼は患者に寄り添っています。よほどの自信と信頼がなければできないことです」

 病腎移植を受けた患者の多くが、親族からの生体腎移植を受けた後に病気を再発し、しかも通常移植より高齢で、病腎以外にドナー(臓器提供者)を得られない 身だったこと。都会の医療を受けられる経済状態ではなく、透析生活のつらさに耐えられず、移植を強く望んでいたこと。患者たちの生存率が、年齢や健康状態 のわりには死体腎、生体腎に劣らないこと。それらの事実に心を動かされ、「患者さんの経済状態を考慮し、最小限の検査で診療したことも痛いほど分かりました」とも記している。

ただ、万波医師は病腎移植にあたって倫理審査を行わず、カルテの記録もずさんで、患者やドナーへのインフォームド・コンセント(説明と同意)の手続きを文書化していなかった。これらは、新しい医療を行う上で致命的な誤りというしかなかった。

「彼にもう少し欲があれば、科学的志向性が強ければ、まったく違う展開になったでしょう。残念です。でも、それがあの人の人となりなのでしょう」

堤教授は専門委の討議の場でも、こうした考えを力説した。だが、報告書には盛り込まれず、翌日の新聞では「全員一致で全症例が否定された」とゆがめて報じられた。

「びっくりしました。一体どうなっているのでしょう。私の認識と随分違うからです。学会とは融通のきかないものですね。それに輪をかけてマスコミはひどい」

関係学会による病腎移植「原則禁止」の統一見解に向けた根回しが進む中で、学会の会合が開かれるたび、「万波医師がB型肝炎感染者の腎臓を移植した」などと、事実と異なる情報が流布されたことに不快感を示している。

専門委では、移植に使われた腎がんの腎臓の摘出3例について、「4センチ未満の腫瘍(しゅよう)は摘出しないのが常識」との理由から「移植ありきの不必要な手術」と断じられた。

この「常識」を「現実離れしている」と感じた堤教授は今、各地の医師たちにメールを送り、腎がんの摘出例についてのデータを募っている。既に多くの病院から、4センチ未満でも大半が摘出されていることを示す報告が寄せられている。

「初めから結論ありきという雰囲気の検証作業だった」と振り返る。

万波医師は、手を尽くした末の最後の手段としてしか病腎の摘出を選択しなかったと堤教授は確信している。だが、専門委は万波医師に、質問に答える以外は発言を許さず、「教科書にない」「記録がない」などの理由で主張を退けた。

万波医師は確かに日本の移植医療のルールを無視した。だが、「患者さんのためだけを思い、名誉欲などみじんもない医者をいじめてどうするのか」。学会に対する思いだ。

日本移植学会などは31日、病腎移植に関する統一見解を取りまとめる。

「基準を甘くしろとは言いません。でも、患者さんたちの声にもっと耳を傾けるべきではないでしょうか」

堤教授はそう訴えている。

(産経新聞、2007年3月31日)


私は泌尿器科や腎臓の専門医ではないし、直接的にこの事件の実情を知る立場にもないから専門的な事に対するコメントは出来ない。

しかし、この2件の報道に触れ、日本の医学界の問題点がまた露呈している気がしてならない。

医学、特に西洋医学の世界では権威を非常に重視しているように思える。

医学としては、西洋医学のみが正規の医学であり、他の医学は一切正規の医学とは認めず、代替補完医療として低く見ている。

西洋医学の知識、見解、体系に沿わないものは認めないという高慢な姿勢である。

従って、所謂西洋医学のスタンダードから外れた意見や見解を表明しようものなら、例え医師であっても、たちまち「異端者」として医学界で非難され、迫害されることすらある。

違う考えや意見を認めないだけでなく、握り潰すことも厭わない。

現実に、万波医師のアメリカの学会での論文発表も妨害している。

自分達に都合の悪い事に対しても同様だ。

医師免許更新制の導入も医師会の圧力で潰されている。

薬の副作用による問題、薬害、医療過誤などでも同様の傾向が顕著である。

今回の万波医師の件も、そういう日本の医学界・医師の権威主義の犠牲という一面があるように感じる。

専門委員会の一員として宇和島徳洲会病院で行われた病腎移植について医学的検証を委嘱された、日本病理学会理事の堤寛・藤田保健衛生大学医学部教授のコメントにもそれが表されている。

例えば:

万波医師は確かに日本の移植医療のルールを無視した。だが、「患者さんのためだけを思い、名誉欲などみじんもない医者をいじめてどうするのか」

「万波医師の患者に向かう姿勢に深い共感を持っております。『すごい人がいる』が私の実感です。彼は患者に寄り添っています。よほどの自信と信頼がなければできないことです」

「初めから結論ありきという雰囲気の検証作業だった」

堤教授は専門委の討議の場でも、こうした考えを力説した。だが、報告書には盛り込まれず、翌日の新聞では「全員一致で全症例が否定された」とゆがめて報じられた。「びっくりしました。一体どうなっているのでしょう。私の認識と随分違うからです。学会とは融通のきかないものですね。」

などである。

万波医師の全てを肯定する気はないが、日本の学会の在り方にも問題があるように思う。

患者の視点に立っておらず、自分達の権威を守ろうとしているだけのように映って仕方がないからだ。

この様な状況が続けば、やがて国民は医師の言うことを信じなくなる日が来るであろう。

癌患者などが医療難民などと呼ばれる状況になって来ていることが、その前兆である。

また、多くの国民が医者の指示を鵜呑みにせず、サプリメントや健康食品などの代替法を探すようになったのも、その傾向を反映しているものだ。

反省すべきは「万波医師」だけではない、という事である。

タミフル関連最新報道

◆タミフル障害 10歳未満が10代上回るも使用中止せず

インフルエンザ治療薬「タミフル」について、副作用の疑いがある精神障害や神経系障害が起きた例が、平成16〜17年度の2年間で230件に上り、年代別内訳で10歳未満(81件)が10代(67件)を上回ったことが27日、厚生労働省の調査で分かった。

同日の参院厚生労働委員会で、小池晃議員(共産)の質問に同省の高橋直人医薬食品局長が答えた。

高橋局長は「10歳未満については、インフルエンザによるリスクとベネフィット(利便性)のバランスだと考えている。過去5年だと死亡率は非常に高い」と述べ、10歳未満の使用中止はしない考えを示した。

同省は、輸入販売元の中外製薬などから両年度に同省所管の医薬品医療機器総合機構にあった報告をまとめた。服用後の精神障害は129件、神経系障害は101件。年代別に見ると、精神障害は10歳未満が59件、10代が43件、20歳以上が27件。神経系障害は10歳未満が22件、10代が24件、20歳以上が55件だった。

◆インフルエンザ陰性でも異常行動 タミフル服用後に9歳女児

インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用後に異常行動を起こした子供の症例の中に、その後の検査でインフルエンザでなかったと診断されたケースがあることが28日、分かった。タミフル服用後の異常行動をインフルエンザによる影響とみる指摘があるが、インフルエンザでない子供が異常行動を起こしたことで、議論を呼びそうだ。

タミフル輸入販売元の中外製薬によると、この症例は昨年3月、都立八王子小児病院で診察を受けた9歳女児のケース。39度の発熱があり開業医で受診し、風邪と診断されてタミフルと風邪薬を処方された。夜、タミフルを1回分服用して就寝した約2時間後に、急に起きあがり家の外に飛びだそうとしたため家族が押さえつけ、数分で異常はおさまったという。

約1時間後に同小児病院で受診したが、言動に異常はなく、インフルエンザの検査は陰性だった。診察した久保田雅也医長(小児神経)が中外製薬に副作用が疑われる症例として報告した。

厚労省は中外製薬から報告のあった約1800件の副作用が疑われる情報を詳細に調査中で、このケースについても「専門家に審議してもらう」としている。

タミフルに詳しい「けいゆう病院」(横浜市)の菅谷憲夫小児科部長は「インフルエンザにかかわらず、他の病気でも高熱が出ると起きあがったり、叫んだりする異常行動はある。タミフルの服用との因果関係については判断が難しい」と話している。

(産経新聞、2007年03月28日)

その後の報道によると、インフルエンザ治療薬「タミフル」について、副作用の疑いがある精神障害や神経系障害が起きた例において、10歳未満が10代を上回ることが分かった。

しかし、厚生労働省は10歳未満の使用中止はしない考えを示した。

理由は、インフルエンザによる死亡率は非常に高いからだという。

そんな中、インフルエンザでない9歳女児がタミフルを処方され、タミフルを1回分服用して就寝した約2時間後に、急に起きあがり家の外に飛びだそうとする異常行動を起こした事が判明している。

この例で問題なのは、この異常行動がタミフルによる副作用かどうかだけではない。インフルエンザでない患者に何故タミフルが処方されたのか?という事もある。

人間の限定された知識と科学力で、タミフルの問題の全容が解明されるのかどうか不明だが、現場で混乱が起きないようにして頂きたいものだ。

そして医学の父ヒポクラテスの言葉「患者に苦痛・損傷を与えない事が第一」という医学の原則に沿った薬、処置などの医療になるようにしたい。


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