レシピ・レシピ・レシピ

今年1月よりフランスの4つ星ホテルの総料理長に就任しました。想像以上に忙しく、更新出来ません事をお詫び申し上げます。

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さあ、超簡単フレンチも今回で早第4弾。

すっかり、ご無沙汰してしまいました間に季節は移り、食欲の秋がやって参りました。
それでは、今回は秋の味覚キノコを使って、とっておきのフランスの隠し味を作ってしまいましょう。

めちゃめちゃ簡単で美味いっす!

『さてさて、きのこのクリームとは???』
『ピンとこない!』
『一体何に使えるの?』
そんなお声が聞こえてきそうです。

ならば、お答えしなくてはなりません!

ブイヨンにバターを入れ煮詰め、こちらを加えると、パスタのおソースに、
出来上がったリゾットにこちらを加え、キノコのソテーを加えると、キノコのリゾットに、
クリーム系スープにポチャンと加えれば、奥深いコクが、
こちらに若干強めにお塩をしますと、お魚・お肉のソースに、
もちろんクリーム系ドレッシングのベースに、
こんなのはいかがでしょう? 味噌ラーメンのコク出しに、etc.....

・・・???。。。

了解しました、百聞は一見にしかずですね、次回はキノコ・クリームを使いました一品をご用意して皆様と再会する事をお約束致します。

それでは、皆様、今夜も素敵なお食事を。

See you soon!

【 きのこのクリーム 】 〜秋の味覚のエッセンス〜


所要時間30分


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◯お好みのキノコ・・・計250g
・今回はジロール茸(ブイヨンの様な美味しい出汁が出ます)150gとマッシュルーム100gです。
◯バター・・・50g
◯生クリーム・・・250cc
◯塩・・・一つまみ

スタンバイ 〜キノコ〜


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キノコに付いている土や落ち葉等をパパッと削ぎ取り、ササッと洗い、チャチャッと拭き取ります。

ゆっくり、キノコ類を洗いますと、きのこがブクブク水太りし、ビチャビチャの食感になりますのでご注意を。

そして、写真の様に、大体同じ大きさに切りそろえて下さい。
大体同じ大きさに切ると、大体同じ時間に火が通り、味のムラの幅が少なくなり、たったそれだけの事で結果的にだいぶ美味しくなります。

今日もスタンバイはこれで終了です。

クッキングタイム


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さあ、皆様、本日のポイントはキノコ達の本来の香りと旨味をいかに生クリームに移すかです。

それでは参りましょう、お鍋を中火にかけ、バターを入れて下さい。

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バターがプクブク勢いづいてきたら、マッシュルームを入れ、強火にします。

黄金色に炒めて行って下さい。

『あららっ、マッシュルームから水分が一杯出てきたわ!』

そんな方、今回はキノコの炒め物を作るわけではないので、あまり気になさらないで下さい。

『でも、尋常な量じゃないわよ!』

という方、火を最大限に強火にして水分を飛ばして参りましょう。

とは、いいましても、強火にしてずっと火にかけていますとマッシュルームがちっこくなり過ぎてしまいますので、そんな時は、折りをみて、キッチンペーパーで拭き取って下さい。

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こんな感じに、表面を軽く黄金色にして下さい。

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ここでジロール茸を加えます。

今日はマッシュルームとジロール茸を使いました。

ジロール茸の方がマッシュルームより早く火が入るので、時間差で加えました。

皆様も固いキノコから先に炒め始めて下さいませ。

キノコの中でも、このジロール茸は本当に美味しい出汁がでます。

ヨーロッパにお住まいの皆様、是非、マルシェで一握りお買い求めを!

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ジロール茸を加えた事により、再び水分が出てきました。

これも、想定内です。

ジロール茸からは、マッシュルームのように沢山の水分が出てきませんので、ササッと蒸発させてしまいましょう。

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いかがでしょう? 水分の蒸発とともに、キノコも薄らと黄金色に色付きました。

水分の無い状態+バターの少ない状態で、ガンガンに炒め過ぎますと、きのこがパサパサになってしまいますので、ご注意を!

『あれっ、気のせいかしら?』

お気づきになられましたか?

さようでございます。

お塩はまだ1粒も加えていません。

お塩は素材から水分を引き出してしまいます。

つまり、ただでさえ、水分がビュンビュン出るキノコ類を炒めている最中にお塩を加えると、、、そうです、火に油を注いでる感じになってしまいます。。。

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それでは、生クリームを加えて、お塩を一つまみ、、というか、ほんのり塩味が付く迄加えます。

と、お書きすると、質問が2つ出てきます。

1、『なんで、今お塩を加えたのかしら?』

今度は先程とは逆に、お塩を振り、キノコの旨味を引き出し、生クリームに移して行くからです。

2、『ほんのり塩味って?』

これからゆっくり煮詰めて行く間に、味が濃くなって行きますので、今はほんのりにしておきます。

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弱火で10分間煮詰めた物がこちらです。

じゃ〜〜かん、ジロール茸色に色付きました。

お味は?

う〜ん、、まだ、生クリームの味半分、キノコの味半分ですね。

このまま、ゆっくり弱火であと10分参りましょう。

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皆様お味見を! いかがでしょうか?

お色は、既にキノコ色!

お味は?

わーお、円やかにキノコのいぃ出汁が出てます!

既にキッチンは秋の味覚の香りで満たされているはず!

ここまできたら、後はミキシングするだけです。

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ちなみに、クリームはこんな感じです。

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で、出たーハンドミキサー!

すみません、このブログの為にお買い求め下さった方も多い物ですから。。。

それでは、ミキシング開始です!

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はい、大体こんな感じで一通りミキシング出来ました!

で、終わらせると、ご家庭の味!

この際です、今日はもう一声!

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ここ迄来るのに、3・4分!

たかが、されどのこの滑らかさ!

もちろん、漉す必要はございません!

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さあ、皆様お味見を!

ここに何をお足しになっても、これを何に活用されても、全てはご名答でございます。

『ちなみに、ルセットさんならどうなさる?』

この香しい秋の味覚の行き先は、次回のブログを乞うご期待!

それでは、素敵なお食事を。
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超簡単フレンチ企画続けてドドーンと第3弾。

今日は日頃スポットライトの当たらない、あのお野菜が、
みんなの嫌われ者、あのお野菜が、
実はシンデレレラであった事にお気づきになるはず。

さあ、時は11時40分。
12時の鐘の音がなる迄あと僅か20分。
急がなくては、麗しきシンデレレラの為に。

【 キャロット・グラッセ 】 〜人参で人参を〜


材料1人分/所要時間20分


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◯ミニ・キャロット・・・3本   もしくは、普通の人参1本。

◯オリーブオイル・・・小さじ1
◯ バター・・・15g
◯ 人参の絞り汁・・・100cc  もしくは、人参ジュース。
◯生クリーム・・・200cc
◯生姜・・・3片
◯マスタード・・・小さじ1
◯レモン・・・ゼストを少々。
◯塩・・・一つまみ

スタンバイ 〜人参〜


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ミニキャロットご使用の方・・・洗うだけで結構です。
普通の人参の方・・・皮を剥いて、輪切りにして下さい。

生姜は皮を剥いて薄い輪切りに。

以上! 本日のスタンバイこれで終了です。

クッキングタイム


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さあ、皆様、本日は人参による人参の為のお料理です。
たかが人参と、あなどるべからず。
その効果は下記の通り!
がん予防。
しみそばかす予防。
貧血・冷え性改善。
肌荒れ・眼精疲労・ドライアイ予防。
高血圧・心筋梗塞・動脈硬化予防。
いかがでしょう、女性の皆様。
皆様のお悩みを解決致します。

それでは早速参りましょう、お鍋を中火にかけ、オリーブオイルを。
ドブドブドブっと沢山入れますと、炒めるではなく、揚げるになってしまうのでご注意を。。

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人参を入れ、お塩を振り、表面をしっかり炒めて下さい。
『なぜ、しっかりと炒めるの?』
人参の代表栄養素「カロチン」のお体への吸収率は、生食で10%、茹でて30%、油で炒めて50〜70%です。
と聞けば、本日は5分程じっくり炒めましょう。

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続いて、バターを入れ、1分程しっかり絡めます。

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ここに、人参の絞り汁、若しくはジュースを入れ、蓋をし、人参で人参を煮ると同時に、ジュースを煮詰めて味を凝縮して行きます。
火力は中火弱でゆっくり参りましょう。

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5分程詰めました物がこちらです。

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更に5分程詰めた物がこちらです。
しっかり、煮詰まりました。

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ここで、生クリーム
生姜、
マスタードを加え、
人参に完全に火を通して参りましょう。

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いかがでしょうか?人参の固さは?
爪楊枝をスーっと刺して確認致します。
『あれ?刺さらない』方・・・もうしばらく煮て下さい。
『うん?刺さるけど、若干抵抗感が』方・・・あと3分位で火が通ります。
『おー!スーッと刺さった』方・・・完璧です。人参を一度取り出して下さい。

どうでしょう、クラッシックなお料理としましては、このクリーミーさが半端なく美味いっす!
今日は悪魔のささやきダイエットに耳を塞いでしまおうとお思いの方、是非このままで。

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ここからは、悪魔のささやきに打ち勝った皆様とともに参ります。
お鍋におソースを50cc程残し、残りは別容器へ。
『じゃあ、残ったこのソースはどうするの?もったいない!』
こちらは、明日の夜、ソテーした白身魚のおソースにどうぞ。
実に良く合います。

ここからが本日の真骨頂!
人参をお鍋に再投入し、このおソースをあえて、分離させ、旨味を凝縮させるとともに、クリーミーさやオイリー感を取り除いて行きます。
ヘルシー!
写真が進むにつれ、分離して行く姿をご覧下さい。

さあ、いかがでしょうか?しっかり分離しました。
ここで、人参を取り出し、キッチンペーパーで油を拭き取ります。

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盛りつけは、皆様の芸術のセンスにお任せします。
こんな感じに盛りつけますと、たかが人参もされど、人参に早変わり。
添えてありますのは、これまた人参の葉っぱのフライと、お口と香りのアクセントにレモンのゼストのみじん切りです。
人参の上に最後に出来ました人参オイルをおかけ下さい。

キャロット・グラッセも普通に作ると、人参の薫りが抜け、バターと砂糖の風味が強くなり、カロリーが高くなってしまいます。
若干の変化と補足で、人参の良いとこ取りのキャロット・グラッセになります。

さあ、時計の針は重なり12時になりました。
カボチャの馬車がお迎えに来るお時間です。

それでは今夜も素敵な晩餐会を
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フランスの食卓に春を告げる本日の厳選素材。
アスパラガス。

アスパラガスに含まれる、その名もアスパラギン酸は新陳代謝を促し、利尿作用が御座いますので、お疲れのお身体を癒してくれます。

麗しき女性の皆様、
毎日、家事にお仕事お疲れさまです。
疲れた体に、愛情一本、アスパラガス。

さあ、本日は超簡単フランス料理第2弾。
皆様アスパラと言えば?
そう、
マヨネーズ!
王道か?マンネリか?
今日はマヨネーズ+@2素材で、この定番に魔法を掛けてしまいましょう。

もう、みなさま、ご存知でしょう!
もちろん、魔法は掛けても、お手間・お時間・ご予算はお掛け致しません。
ともすれば、本日はこのブログ史上もっとも簡単な一品かもしれません。
う〜ん、そうですね、もし何か掛けるとすれば、、?
そう、愛情を!

【 アスパラ+㊙マヨネーズ 】 〜疲れた体に愛情一本〜


材料1人分/所要時間10分


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□アスパラガス・・・1本。

■マヨネーズ ・・・小さじ1
□ ヨーグルト・・・小さじ1.5
■ オレンジの絞り汁・・・小さじ1.5  柑橘系果物でしたら何でも可です。
□カレー粉・・・ほんのちょこっと

スタンバイ 〜アスパラガスとオレンジ〜


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まずは、三角形のハカマを包丁の先で取ってしまいましょう。

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そして、アスパラガスの根元の皮は若干お固いので、ピーラーで剥きます。
が、
どうでしょう、皆様。
今日は、本当に本当に本当にこれ以降やる事がございません。
ですから、
ちょっと、愛するダーリンにささやかなサプライズをご用意致しませんか?
この、一手間でいつもの定番が、テーブルの上でキラリと存在感を表します。
まずはお写真の様にクルッと包丁の先で薄らと一回転しラインを付けて下さい。

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続いて、根元から、今付けましたライン迄、スーッと皮を剥きます。
これを一回転分繰り返しますと。。

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こんな感じになります。
実はこれ、フランスの3つ星レストランと同じやり方です。

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これは、無くても結構です。
ですが、あると、実にヤバイです。
ハニーの皆様お耳を拝借。
もし、ダーリンのハートを射抜き過ぎてしまいましたら申訳御座いません。

オレンジの皮を剥き、一房だけ切り取り,オレンジのツブツブをほぐして下さい。
これが後に、お口の中でプチッ、プチッとはじけます。

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もちろん、
「それは、面倒臭すぎますわ!」
とのお声、承知の上です。
そんな時は、お写真の様に、切り取りました一房をプチプチ感を残しながら、小さく切りそろえて下さい。
「それでは、あまり意味がございませんわ!」
とのお声も聞こえてきそうです。
そんな皆様にお薦めな柑橘系は、グレープフルーツやパンプルムース、夏みかん等でしょうか。
これらでしたら、簡単にプチプチを取り外せます。

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オレンジは横2つに切り、ギュッと絞り、茶こしで漉して、フレッシュオレンジジュースを作ります。
もちろん、果汁100%オレンジジュースをご利用頂いても結構でございます。


クッキングタイム〜アスパラガス〜


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お湯を沸かします。
沸いたら、うん???若干しょっぱいな位迄お塩を入れて下さい。

このお塩がお野菜の緑色をキープするとともに、お野菜に味をつけます。
そして、お塩を入れるとプクプク沸騰する沸点が上がります。
つまり、入れない時より若干高温で茹でられます。
と言う事は?
茹で上がりが早くなります。
結果、
茹でる時の天敵、ビタミンの流出を最小限に抑える事が出来ます。

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沸きましたら、アスパラガスを入れて下さい。

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アスパラガスはすぐ茹で上がりますから、ご注意を。
さあ、茹で上がりました。
見極め方は簡単。
包丁の先や、爪楊枝で根元の方をさして、スーッと入ったら、願わくばその一歩手前でしたらOK。
青菜の様に氷水に入れますと、アスパラガスがビチョビチョになってしまいますので、ザルの上で余熱を取って下さい。

クッキングタイム〜ソース〜


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本日のおソースは混ぜるだけ!
つまり、
ボールに、
マヨネーズを入れ、
ヨーグルトを入れ、
オレンジの絞り汁を入れ、
カレー粉を入れて、
チャチャッと混ぜたら出来上がりです。

それでは、是非お味見を!

女性の皆様いかがですか?
こちらのおソース、本当に多くのパリジェンヌの方々から大絶賛頂きました。

夏の暑いでも、爽やかに軽やかに後味よくマヨネーズが食べられます。

こちらの一品はフランスに住む僕の胃袋が油・脂に悲鳴をあげて出来た賄いサラダのソースだったのです。
シェフはマヨネーズ系のソースが好きでした。
賄いを作るのは僕。
でも、ベーシックなマヨネーズは胃袋が受け付けない。
マヨネーズは卵黄・酢・脂で出来ています。
この中で僕の胃袋の求める酢を「酸味」と置き換えました。
酸味と言えば?
こんな経緯で誕生しました。

???
「カレー粉はなぜ?」
申訳御座いません。
忘れる所でした。
今日のポイントはこのカレー粉です。
カレー粉以外だけでつくりますと、あまりにも優しいだけのお味になってしまいます。
その優しさは、時にキレ・メリハリを失います。
ですから、あえて、カレー粉以外の材料には無い辛みと苦みを加え、バランスを取りました。

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さあ、それでは、盛りつけです。
器に、おソースと、ツブツブオレンジを入れます。
そして、ちょこんとアスパラガスを立てて下さい。
もちろん、いつも同様、盛りつけ方は自由です。

ヒラリと桜舞うこの季節、
本日は麗しき女性の皆様にこの一品を捧げます。

それでは、素敵なお食事を。
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ファンの皆様、大変長らくお待たせ致しました。
この半年、フランスでの労働VISA取得準備をしていました。
不景気のご時世、このVISAの取得は容易な事ではありませんでしたが、
多くの方に支えられ、漸く手元に届きました。

折角ですから、こんな日は、世界一簡単なフランス料理をご紹介。
美味さの保証はいつもの事。
お手間は一切取らせません。


《フランス料理は難しい!》
《フランス料理は難しい?》
根強く残るこのネガティヴなイメージ。

本日は『いえいえ、実は簡単です!!!』と
言葉で反論は致しません。

論より証拠!
百聞は一見にしかず!

本日の食材たったの3つ。
帆立、ベーコン、生クリーム、以上!

フランス版 “素材の力” をとくとご覧あれ!

それでは、30分後にお会い致しましょう。
フランス料理に開眼された皆々様と。

【 帆立の瞬間ソテー、ベーコンのクリームソース 】


材料4人分/所要時間30分


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☆帆立の貝柱・・・4個。  冷蔵庫から出して常温に戻しておいて下さい。
★ 生クリーム・・・150cc
☆ ベーコン・・・50g  残りのハム、お歳暮で頂いた生ハム、何でも結構です。

★ オリーブオイル・・・5cc
☆ 塩・胡椒・・・適量
★一味唐辛子・・・適量  棚の奥の方に眠っている方は是非。

クッキング・タイム 〜ベーコンの旨味を抽出したクリームソース〜


何と、本日事前に行って頂きます仕込みは一切ございません!
と申せば、皆様、逆に不安になってきたのでは?
「今日はフレンチですよね?」
という、素朴な疑問。
「その通りですが、何か?」
とお答え致します。

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それでは、クリームソースを作って行きます。
と言いましても、ベーコンをゆっくり色付けて、生クリームを注ぎ、煮詰めるだけです。
本日は、このベーコンの旨味が陰のオスカー賞です。

まずは、ベーコンをお手元にご用意下さい。
もちろん、スライスもの、塊の物何でも結構です。
ハムや生ハム、大いに結構です。
多くの方はスライスのベーコンでしょうか?
ベーコンを開封しまして、1枚1枚はが・・・しません、本日は。
半分にザクッと切るだけで結構です。
皆様、わたくし、お約束致します。
本日は面倒な過程は1個もありませんと。
それでは、小鍋を中火弱にかけ、10分かけてゆ〜くり、色付けながら脂を抜いて行きます。
ルクルーゼ鍋がお家にある方、その鍋はこのおソース作りに最適です。
是非、ご使用下さい。

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だんだん、色付いて行くのがお分かりになりますでしょうか?
ゆっくり、ゆっくり色付けて行きましょう。
焦ると、焦げます。
焦げると、ソースにその香りが。。。
美味しくないソースをかけると、それを掛けられる美味しいメイン食材も見事に美味しくなくなりますので、ご用心。
色付けると、焦げるは大きな違い。
色付けるは黄金色。
焦げるは黒。
色付けると香りと旨味が生まれ、
焦げるとそれらを失い、苦み、エグ味が生まれます。

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10分位ゆっくり色付け続けたものがこちら。
均一に黄金色に仕上がりました。

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ここで、生クリームを全量入れます。
弱冠色付いた脂が浮いてきた方。
正解です。
先程迄色付け続けていました際にベーコンから出てきた脂です。
ここには香しいベーコンの旨味と香りが凝縮されています。
これを今度は、生クリームを煮詰めながら生クリームに絡ませて行きます。
旨味も味も香りも。

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弱火でゆっくり煮詰めながら、ベーコンの全てを生クリームに移して行きます。

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約10分間経ちました。
お鍋の中はどんな感じですか?
重要なポイントは煮詰め加減ではありません。
ドロンドロン、トロントロンどちらもOK。
ポイントは、ベーコンの旨味が生クリームに移っているかどうかです。
それでは、お味見を。
いかがでしょうか?
まだ生クリーム味の方、もうしばらく煮詰めて行きましょう。
ほのかに、または、既にしかっかりベーコンの風味のされます方、お鍋を火から外し、10分間余熱で完全にベーコンの風味を生クリームに移して行きましょう。

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旨味の抜けたベーコンを取り出します。

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今日のおソースはクリーム系ですから、泡立てて口当たりを軽く致しましょう。
ハンドミキサー、泡立て器どちらでも結構です。

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きめ細やかに泡立ちました。
ここで再度お味見を。
いかがですか?
ベーコンの力。
恐るべし!
塩と胡椒で味の調整を。

クッキング・タイム 〜帆立の火入れ〜


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それでは、帆立を焼いていきましょう。
まずは、キッチンペーパーで帆立の水分を十分に拭き取って下さい。
この過程をしっかり行いませんと、焼いている時、水分が邪魔をして、焼き色が付かない+その水分により、表面カリカリのソテーではなく、蒸し煮になってしまいます。

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両面にお塩を振ります。

かつて、いや、今でも、何かを焼く前には当たり前の様に。
『塩・胡椒を振る』
と書いてあります。

ここで問題なのは、胡椒です。
胡椒は香りづけの為にあります。
香りは40℃〜80℃位の間で引き出され、
それ異常になると、
蒸気とともに消えて行きます。
お肉、お魚を焼く油の温度は?
そうです、100℃を優に超えています。
何より、高温になれば、スパイスは?
もちろん、焦げます。
では、どうすれば?
簡単です。
【 胡椒は焼き上がってから振れば良いのです。】
余熱が胡椒をゆっくり温め、本来の香りが楽しめます。

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それでは焼いて参りましょう。
直ぐに、焼き上がりますので目を離しません様に。
まずはフライパンを温め、極少量の油を。
若しくは帆立に極少量の油を塗っておいて下さい。。

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温まったフライパンに帆立を入れます。
皆様聞こえました?
『ジュッ!』
と言う音。
「あれっ?聞こえない!」
と言う方、フライパンの温度がまだ低い様です。
一度帆立を取り出しまして、フライパンを温め直しましょう。

帆立を入れましたら、直ぐに、クルクルッと帆立を鍋底に軽く押し当てながら回します。
フライパンと帆立の間に油を入れ、くっ付かなくする+焼きムラをなくす為です。

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こんな感じに焼き上がりましたらひっくり返して、もう片面も色付けます。

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さあ、焼き上がりました。
見極めは簡単、帆立の横っ腹を触ってみて下さい。
メタボリックにブヨブヨしてましたら、まだ、火が入っていません。
皆様のお肌の様に張りがありましたら火が入っています。

お皿に帆立を乗せ、ソースをかけたら出来上がりです。

このお料理を以前パリのケータリングで作りました所、ムッシュがキッチンに入ってきまして、「美味いねこれ、どうやって作ったの?」って興奮しながら尋ねられました。
あまりにも簡単なこの作り方を説明すると、ムッシュは呆気にとられていました。
この後、ムッシュは僕にケータリングを任せてくれる様になりました。

小さな思い出のある料理です。

それでは素敵なお食事を。
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『ちょいと、ルセットさん、ハンドミキサーを使うレシピは、もう無いんですか?』

「もちろん、ございますとも、皆々様!」

人参のポタージュスープ以来、台所の奥のそのまた奥に眠らせたままの方いらっしゃるのでは?

『ヴィシソワーズって良くレストランで作ってるジャガイモのスープでしょ? お家で美味しく作れるの? なんだか大変そう・・・。』

「いいえ、とっても簡単です!」

といってもきっと信じてもらえないでしょう。
それでは、本日のキーワードを幾つかお教え致します。

お鍋1個でプロの味。

面倒くさい作業一切なし、このスープ1度も漉さずにクリーミー。

ザザッと切って、煮くずして、後はミキサーにかけるだけ。

レストランの味になる迄のお時間たったの30分。

ご予算、いつもと変わりません。

お味はいつも以上です。

『だけど、真夏にお芋とバターとクリームは。。。』

そのご意見、今から30分間お預かり致します。

それでは、素敵なお食事を。

【 ヴィシソワーズ 】〜真夏の夜に挑戦状〜


材料4人分/所要時間30分


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★ メークイン2〜3個・・・350g
★ 長ねぎ or ポロネギ・・・1本
★ 玉ねぎ・・・1/2個
★ 無塩バター・・・30g

★ ブイヨン・・・1リットル   *マギーブイヨン
★ ローリエ(月桂樹の葉)・・・1枚

★ 生クリーム・・・100cc
★ 牛乳・・・100cc

★ 塩・・・適量

スタンバイ


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それでは、切りものに参ります。

長ねぎ・ポロネギは、3mm幅にお切り下さい。

玉ねぎ、は皮を剥いて、芯を取って、3mm幅にお切り下さい。

メークインは、皮を剥いて、縦半分に切り、5mm幅に切り、水にさらします。

たったのこれだけで本日のスタンバイは終了です。

ただ、皆様、1つだけご注意を。

メークインは5mm幅以下には切らないで下さい。

『なぜ?』

う〜ん、どう説明したら分かりやすいでしょうか?
それではお湯の中に1mm幅に切った、メークインと5mm幅に切ったメークインを入れて食べ比べてみて下さい。
1mm幅の方は、シャキシャキしていて、5mm幅の方はしっとりしているはずです。
シャキシャキしたお芋をミキサーにかけると、その後のお味もシャキシャキしていて、味がのっぺらしています。
しっとりしたお芋をミキサーにかけると、その後のお味もしっとりしていて、まろやかな味になります。
最後にもう1つ例を。
ポテトチップスとフライドポテトの食感の違い。
伝わりましたでしょうか?

クッキング


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まずは、お鍋にバターを入れ、弱火でゆっくり、溶かして下さい。
溶けましたら、玉ねぎと長ねぎのスライスを入れます。

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5分位弱火強で炒め続けたものがこちら。

良くお料理の本で見かけます、「しんなりする迄炒める」という表現。
しんなりとは実に幅の広い表現です。
プロはこう解釈します。
「素材にしっかり火が通り、食べた時シャキシャキ感がなくなる迄。」
今回の素材は玉ねぎと長ねぎ、ゆっくり、しっかり炒める事で、ネギ臭さと飛ばすと同時に、素材の旨味を引き出しています。

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メークインの水を切り、お鍋に加え、1分位炒めながら、全体を混ぜ合わせます。

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ブイヨンを注ぎ、1度沸かし、あくを取り除き、ローリエの葉を加えます。

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10分間煮た物がこちら。 
煮崩れますけど、まだ、ボロボロとは煮崩れません。
この状態でミキサーにかけますと、ボソボソ感があるので、もう10分ご辛抱を。

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さあ、20分経ちました。
いかがでしょう、触ると簡単にボロボロ煮崩れるようになりました。

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これから、ハンドミキサーにかけますが、その前にローリエの葉を取り出します。
こればっかりはミキシング出来ませんので。

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それでは、グイーンとミキシングして行きます。

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1分間ミキシングし続けたものがこちら。
「出っ来上がり〜!」
では、ございません。
わたくし、本日冒頭で皆様にお約束致しました。

《プロの味に仕上げると。》

現在、確かに見た目にはクリーミーでも、内部にはまだまだツブツブが残っています。
そして、食感は?
「Oh, my god!」
日本の夏にはキツイとろみ。。。
それでは、ふんわり、軽く仕上げ、飲み口をスッキリさせてしまいましょう。
もちろん、特別な事は一切致しません。
ただ、ミキサーを上下、斜めに動かし、空気を含ませるように後3分混ぜるだけ。
3分以上のミキシングはなお結構。
ですが、ハンドミキサーの連続使用可能時間は確か5分程。
天下分け目の延長3分是非お試し下さいませ。

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ご覧下さい。
完全にクリーミーに、かつたっぷり空気を抱き込ませたスープのベースが出来上がりました。

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本日最後の行程は味付けです。

お塩を入れて、ググッとお芋の味を引き出して下さい。
お芋料理の塩加減は若干濃いめにしませんと、味がボヤケテしまいます。
↓
牛乳を加えます。
↓
生クリームを加えます。
↓
10秒位ミキシングして下さい。
そして、最後に再び、20秒位ミキサーを上下斜めに動かし、細かい泡々を作りましたら、皆様のお家はレストランです。

どうぞ、お味見を?
いかがですか?
ふわっとした口溶け!
優しく広がるクリーミーなお芋の風味!
そして後味スッキリ!

本日のこのスープ、夏には冷やして、冬には温めて、季節に合わせてお楽しみ下さいませ。

それでは、皆様素敵なお食事を。

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