みなさま、1週間お疲れ様でした。
お忙しい中のお食事はついつい体に負担がかかっていませんか?
本日はそんなみなさまへ、お体に優しい一品をご用意いたしました。
およそ300年前、琉球王国から薩摩に伝わったたった2本の竹の木が、今や日本中のご家庭で、春の訪
れを告げています。 儚く散り行く筍の、短い短い旬の季節は、まるで出会いと別れが交差する一期一会
が身にしみるこの季節のようです。
みなさま、疲れた胃にも、時には束の間の休息を
▽筍(真空パック)・・・500g
▼生わかめ・・・100g ※塩わかめをご購入の方は、良く塩抜きをして下さい。
▽薄口醤油・・・50cc
▼ミリン・・・50cc
▽出汁パック・・・1パック ※もちろん顆粒の出汁の素でも十分です。
▼お湯・・・700cc
今日は最初から最後までお子様とご一緒に出来る位簡単です。お袋の味の伝承の第1段としまして、お子
様の初めてのお料理にいかがでしょうか?
まずは、700ccのお湯を沸かし、沸きましたら、弱火にし、出汁パックを入れます。
ここで、ブクブクさせてしましますと、出汁パックの2大成分の鰹と昆布からエグ味が出てしまいます。
お湯が黄金色になり, 優しい香りが立ちこめてきたら出汁パックを取り出してください。
みなさま、日本料理を作る時、お出汁は出汁パックか顆粒の出汁を使うことが多いと思います。
ご注意頂きたいのは、お出汁の香りがプンプン香り、存在感が大いにあるお出汁になさらないことです。
ほのかに香り、ほのかに感じる、縁の下の力持ち的なお出汁になさると、主となる食材がより引き立ちま
す。
それでは、筍はパックから出しましたら、さっと洗いまして、根本に近い部分は1cm厚の輪切りにしまし
て、穂先の柔らかい部分は縦に半分に切ります。
生わかめも、さっと水洗いし、軽く絞って水を良く切り、一口大弱にザク・ザクっと切ります。
先ほど作りました、お出汁に、薄口醤油とミリンを入れ、一煮立ちさせ、合わせ地を作ります。
この合わせ地、日本料理のベースのお出汁と薄口醤油とミリンしか入っていません。
とても、シンプルです。
シンプルが故に、味付けに迷いは禁物です。
ここで、一度お味を見てみてください。
味が決まる若干手前にしておきますと、煮た後に丁度良いお服加減になっています。
落としぶたが有れば、濡らしました落としぶたを。 無ければ、リードペーパーを
かぶせて下さい。
中火弱てコトコトゆっくり20分かけて煮て行きます。 鍋肌がプクプクしてますのがご確認頂けますで
しょうか。
さあ、20分経ちました。 落としぶた、またはリードペーパーを取りましょう。
みなさま、どうです、この香り、日本人で良かったと感じる瞬間ですね。
それでは、ここからは、お料理に背景をつけてゆきます。
かつおと昆布のお出汁ですから、磯の香りが合わないわけがございますん。
最高の脇役、わかめを入れ、温まりましたら、すぐ盛り付けです。
たまりませんね、この香り。
そして、いいお出汁がでてますよ。
『まるで、春の味覚のアロマテラピーやん!』
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