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今年1月よりフランスの4つ星ホテルの総料理長に就任しました。想像以上に忙しく、更新出来ません事をお詫び申し上げます。

【 若竹煮 】

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みなさま、1週間お疲れ様でした。
お忙しい中のお食事はついつい体に負担がかかっていませんか?
本日はそんなみなさまへ、お体に優しい一品をご用意いたしました。

およそ300年前、琉球王国から薩摩に伝わったたった2本の竹の木が、今や日本中のご家庭で、春の訪
れを告げています。 儚く散り行く筍の、短い短い旬の季節は、まるで出会いと別れが交差する一期一会
が身にしみるこの季節のようです。

みなさま、疲れた胃にも、時には束の間の休息を

若竹煮 〜お袋の味の伝承〜


材料・4人分/¥100/所要時間・20分


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▽筍(真空パック)・・・500g
▼生わかめ・・・100g   ※塩わかめをご購入の方は、良く塩抜きをして下さい。
▽薄口醤油・・・50cc
▼ミリン・・・50cc
▽出汁パック・・・1パック ※もちろん顆粒の出汁の素でも十分です。
▼お湯・・・700cc

下ごしらえ


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今日は最初から最後までお子様とご一緒に出来る位簡単です。お袋の味の伝承の第1段としまして、お子
様の初めてのお料理にいかがでしょうか?

まずは、700ccのお湯を沸かし、沸きましたら、弱火にし、出汁パックを入れます。
ここで、ブクブクさせてしましますと、出汁パックの2大成分の鰹と昆布からエグ味が出てしまいます。

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お湯が黄金色になり, 優しい香りが立ちこめてきたら出汁パックを取り出してください。
みなさま、日本料理を作る時、お出汁は出汁パックか顆粒の出汁を使うことが多いと思います。
ご注意頂きたいのは、お出汁の香りがプンプン香り、存在感が大いにあるお出汁になさらないことです。
ほのかに香り、ほのかに感じる、縁の下の力持ち的なお出汁になさると、主となる食材がより引き立ちま
す。

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それでは、筍はパックから出しましたら、さっと洗いまして、根本に近い部分は1cm厚の輪切りにしまし
て、穂先の柔らかい部分は縦に半分に切ります。

生わかめも、さっと水洗いし、軽く絞って水を良く切り、一口大弱にザク・ザクっと切ります。

クッキング・タイム


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先ほど作りました、お出汁に、薄口醤油とミリンを入れ、一煮立ちさせ、合わせ地を作ります。
この合わせ地、日本料理のベースのお出汁と薄口醤油とミリンしか入っていません。
とても、シンプルです。
シンプルが故に、味付けに迷いは禁物です。
ここで、一度お味を見てみてください。
味が決まる若干手前にしておきますと、煮た後に丁度良いお服加減になっています。

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それでは、筍を入れます。

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落としぶたが有れば、濡らしました落としぶたを。 無ければ、リードペーパーを
かぶせて下さい。

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中火弱てコトコトゆっくり20分かけて煮て行きます。 鍋肌がプクプクしてますのがご確認頂けますで
しょうか。

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さあ、20分経ちました。 落としぶた、またはリードペーパーを取りましょう。
みなさま、どうです、この香り、日本人で良かったと感じる瞬間ですね。

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それでは、ここからは、お料理に背景をつけてゆきます。
かつおと昆布のお出汁ですから、磯の香りが合わないわけがございますん。
最高の脇役、わかめを入れ、温まりましたら、すぐ盛り付けです。
たまりませんね、この香り。
そして、いいお出汁がでてますよ。
『まるで、春の味覚のアロマテラピーやん!』

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