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脱原発依存

替え歌にうつつを抜かしている間にいろいろありました。
松本龍とか言う人物が物議を醸し、ただでさえ遅れている復興がまた遅れること
必至です。復興さまたげ大臣ですね。民主党にはこんな人材しかいないのでしょうか。総理が総理だからなあ・・・。
 
 
しかし今日は別の話をしたいのでこの人物のことはまた機会がありましたら。
 
 
馬淵澄夫 前首相補佐官が朝日新聞のインタビューに答えて「いきなり『脱原発』
ではなくて『脱原発依存』が大切」と発言していました。インタビューそのものは
大した内容ではないのですが、この「脱原発依存」という考え方は大事だなと
思ってこの言葉だけが印象に残りました。
 
 
日本には電源三法交付金というものがあり原発ならではの優遇があります。
 
 
脱原発に舵を切ったドイツでは制度が違っていました。
朝日新聞5面に原発がある二つの町の例が出ていました。
「町の財政の3〜4割が原発を有する会社からの営業税」と言うドイツ北部の
シュタットラント。それとドイツ南部のネッカーウエストハイム。(事情は
シュタットラントと同様)
営業税は会社全体の収益にかけられ、その会社が拠点を持つ自治体の間で
分配されるそうです。
営業税のほかに不動産税、所得税の地元への分配もあるそうです。
シュタットラントは人口8000人の町で原発雇用は約400人、その他の下請けが
約300人。ネッカーウエストハイムでは人口3500人に対して原発雇用は
約800人。
 
 
日本のような原発ならではの優遇はなく、他の産業でも同じよう構図ということです。
町長たちは前向きです。
「日本で事故がおきたときからこうなることは明らかだった」
「脱原発の議論は以前から続いていた。いつか終わりが来ることはわかっていた。」
 
 
なぜこのように前向きに進めるのか。
町長たちは今後の町の財政についていくつかの見通しをたてています。
 
○雇用や税収は急激には減らない。
 *廃炉作業には15年ほどかかる。ある程度の雇用は確保できる。
 *電力会社からの税収はゼロになるわけではない。
 *廃炉作業に加わる企業からの新たな税収が見込まれる
 
○これまでも営業税は景気に左右されてきた。ゼロだったこともある。営業税に
 左右されない備え、積み立てをしてきた。
 ネッカーウエストハイムの町長は「町が電力会社に依存してしまわないように
 努めてきた」と強調しています。
 
 
2人の町長はこう言います。
「私たちはきちんと準備をしてきている」
「自分の幸福は自分の手で築くものだと考えている」
 
 
日本の自治体とは大いに違いますね。
日本の場合国にも問題があります。
自治体が自立してやっていけるように手助けするのではなく、多額の補助金を
与えて依存体質をつくる。「共存共栄」などと言いますがただの「依存」です。
世にも恐ろしい補助金と言う麻薬。国の罪は深いです。
 
 
この麻薬漬けになってしまった自治体を何とかしないといつまでも日本の脱原発は
進まないでしょう。これは電力の供給とはまた別の問題だと思います。
電力の安定供給と自治体の自立、この日本の柱がうまくいかないことには
何も解決しません。
 
 
市民風車とか火力発電をもっと活用するとかドイツのように廃炉作業による
雇用の確保とか手立てはあると思います。やる気の問題だと思います。
電力会社と国がやりたくないから出来ない、とめると停電するなどと言うのです。
 
 
この国は何につけてもやる気がみられません。
福島の子どもたちの避難に関してもそうです。
ほんとうなら子どもは全員疎開させるべきですが、国はやろうとしません。
あまりにも人数が多くて出来ないから。知恵を絞り死ぬ気でやるべきなのに。
そのために高い給料もらってるくせに。国民のために命がけで働くことを
知らない情けない国会議員たち。だから松本龍みたいなのが出てくるんだ。
 
 
「ただちに健康被害はない」はもう聞き飽きました。
「ただちにバッヂをはずしなさい」
無能で人格破綻者の権力の亡者たちめ。
この国を滅ぼすのは天災ではなくおまえたちだ。
 
 
 
 
 
 
 

閉じる コメント(6)

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私は、ドイツは脱原発をさっさと決めたのに、当事国日本はいったい何をしてるの?ってずっと思っていましたが、歴史が違いました…。その記事をアップしましたので、TBさせていただきますね。
雇用問題については、廃炉についてはうん十年という時間がかかる、その後、別の方法での発電所なりを作ればある程度の雇用はそのまま確保できる、という話はよく聞きます。だからここではあまり雇用問題については耳にしません。もちろん脱原発で失業してしまう人が出ることは否めませんが、失業者が出るから放射能をまき散らす原発を使い続ける、というのは本末転倒ですもんね。
あとやっぱりドイツと日本が決定的に違うのは、一極集中していない、ということ。うちの近くのフランクフルトという街は、名前はよく聞くと思うんですが、規模的には熊本市くらいなんです(それでもこの辺りでは大都会。)東京に何でも集中させていると、もし今後大震災が起きたら本当に国としての機能が全部マヒ。地方に分散させる必要があると思います。

2011/7/5(火) 午後 1:21 xiromin

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xirominさん、コメントありがとうございます。ドイツ在住のxirominさんなら誰よりもご存知ですよね。日本とは背景が違うしシステムも違う、それでも私は原発を選ぶ日本と言う国はおかしいと思います。おっしゃるように一極に集中しすてぎています。物だけじゃなく権力や財力も。首都直下型地震がきたらと思うとこわいです。前々から言われていることですが、地方に分散させるべきですね。

2011/7/5(火) 午後 2:56 [ ref*e*_sign ]

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地域社会の成り立ちも原発行政に大きな違いをもたらしているのですね。元々ドイツは城砦国家の集合体、農地と街道で結ばれた都市郡は山と谷で分断されている事もないんですよね。
もちろんそれ故に都市ごとの自立性も高い。
もしかすると参考に出来るのは心意気だけなのかも知れません、日本には日本のための脱原発依存が必要ですね。

2011/7/5(火) 午後 8:26 [ KUROKI-TI ]

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松本大臣 辞任しましてね。あったりまえだ。昨日 私も腹がたって仕方なかった。あんたたちが知恵を使わないからダメなんじゃない。政治家たちの上から目線に加え地方の知事たちが政治家をお客さん扱いしなきゃならないのよと・・・ あほですね。東北の方たちに胸を張って生きていって欲しいです。

2011/7/5(火) 午後 8:36 [ mameta ]

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クロキチさん、コメントありがとうございます。日本は日本の道をさぐらなければなりませんね。ドイツ、イタリア、スイスそれぞれにきっと学ぶべきものがあると思います。

2011/7/5(火) 午後 9:00 [ ref*e*_sign ]

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iwa*yckさん、コメントありがとうございます。被災地に寄り添ってくださって嬉しいです。松本氏はことばだけでしたからね。地元九州の人もおこっていましたね。今度の大臣は岩手の出身なので少しは期待できるかな。東北は頑張ってます。

2011/7/5(火) 午後 9:03 [ ref*e*_sign ]

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