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脱原発を決めたドイツで、放射性廃棄物の最終処分場選びが混迷しています。ゴアレーベンと言う町に放射性廃棄物の中間貯蔵施設があります。
ベルリンの北西約210キロ、深い森に囲まれたゴアレーベン村。1977年、地元州政府が中間施設を受け入れ、95年に高レベル放射性廃棄物の搬入が始まり、現在は計108本のカストルがあります。79年には、連邦政府が最終処分場候補地としての調査を開始。地下840メートルの岩塩層には延長7キロ超の坑道が作られています。これまでの調査は約16億ユーロ(1600億円)。
人口700人の静かな村には、多目的ホールがあり、「核施設は結果的に有用なものをもたらした」とする人もいます。また、「施設には120人の雇用がある。村にとって一番大事なのは雇用」とする人もいます。が、この20年、人口はほぼ横ばい。さらに福島の事故が、住民に衝撃と不安を与えました。昨年12月、ゴアレーベン村から約19キロ離れたリューヒョウ村で、最終処分場への疑問を訴える集会が開かれ、地質調査に加わったウルリッヒ・クレーマン博士が「ゴアレーベンは最終処分場に適していない。調査の継続は金の無駄」と訴え、集まった市民から喝采を浴びました。福島の事故で、状況は大きく変わりつつあります。
日本ではこれまで、原発から出る使用済み核燃料からプルトニウムを取り出して燃料にリサイクルする「再処理」を基本方針としてきました。再利用できない部分は高レベル放射性廃棄物としてガラスで固め、さらに金属製の円筒容器に入れて地下300メートルより深くに最終処分する計画です。使用済み核燃料は主に、各原発の敷地内や青森県の六ヶ所村の再処理工場内に保管されています。ガラス固化体も六ヶ所村の再処理工場内などに保管されています。国は2002年から、最終処分場の調査地点を募ってきましたが、正式な応募は2007年の高知県東洋町だけで、後の取り下げされました。福島の事故で原子力に対する不信感は高まり、青森県は「県内に最終処分場は作らせない」と言っています。このままでは、行き場がありません。
行き場のない核廃棄物を年々増やし続ける原子力発電。総括原価方式では、この核廃棄物を資産とみなし、電力会社の利益になっています。核廃棄物が増えれば増えるほど、電力会社は儲かります。ひどい仕組みです。
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むむむ、ボクも新聞で読みました。
やっぱりこういう話が出てきてしまいますね。
余談ですが、ボクは一度六ヶ所村の施設まで行ったことがあります。
もちろん入り口までの仕事でしたが、見たという経験は自分にとって大きかったと思います。
巨大な塀に覆われた施設の外にはなんにも無くて
向かいにポツンと一軒だけサンクスがありました。
浜通りどころではない、本物の過疎の村でした。
「運転ではなく廃炉にも利権が」という批判もあるでしょうが
引き返す為になら、それくらい良いじゃないかと思うときもあります。
2012/1/25(水) 午後 9:22 [ KUROKI-TI ]
このゴアレーベンへの核廃棄物輸送が去年11月末までのドイツの反原発運動の最大の関心ごとでした。ゴアレーベンが最終処分場にふさわしくないというのは、ずっと前から言われていたことで、どうしてここが処分場に選ばれたかというと、人口密度が低いことだけでなく旧東ドイツの国境に近いということも関係しているそうです。旧東ドイツではモースレーベンという西ドイツの国境に近いところに中間保管場を建設したのでそれの仕返しという政治的なことが絡んでいます。
日本ではどうも名古屋近郊に、実験と称して地下を掘って保管場にしようしている場所があるらしいです。過疎の地域の唯一の解決策が原発関連にならないよう日本の社会構造を変える必要がありますね。新聞にあと何十年以内かに関東地方が大地震に襲われる可能性67%(だったかな?)というのが載っていました。東京一極集中ではなくバラけないの日本という国自体が本当にヤバくなると思います。そして処分方法の決まっていない厄介な廃棄物を出す原発はさっさと止めるべきですね。こちらでは着陸滑走路がないのに飛ばした飛行機、という例えをします。日本はトイレのないマンション、ですよね。
2012/1/25(水) 午後 10:55
TBさせていただきました。よろしくお願いします。
2012/1/25(水) 午後 10:55
クロキチさん、私の行きつけの美容室の先生もなぜか六ヶ所村に行ったことがあって、人は少ないし、何となく変な所だったと言っていました。クロキチさんのコメントを読んでも、さびれた様子が伝わってきます。
廃炉については、それが雇用を生み、一時の賑わいを生むのもいいのではないか、と前から思っていました。廃炉景気に沸いて、日本中で廃炉祭りと言うのを実は夢見てきました。おかしいでしょうか。
2012/1/26(木) 午前 9:45 [ ref*e*_sign ]
xirominさん、ゴアレーベンはまさにxirominさんが、デモに参加した村ですね。フランスからのキャスターの輸送を阻止するために、線路に石を置いたり、寝転がったりしてニュースでも大きく取り上げられていました。旧東ドイツと西ドイツの歴史的・政治的な事情もからんでいたのですね。複雑ですね。
首都機能については、大阪都構想など主張している人がいますが、これは市民の利益になるのかよくわかりません。福島や栃木県の那須なども名乗りを上げていましたが、震災と原発事故でそれどころではなくなってしまいました。
「着陸滑走路がないのに飛ばした飛行機」、「トイレのないマンション」、その通りですね。維持・推進したい人はこの問題の解決策を示すべきだと思います。
2012/1/26(木) 午前 9:58 [ ref*e*_sign ]
TB了解いたしました。
2012/1/26(木) 午前 9:59 [ ref*e*_sign ]
核開発、原発、もっていていいものではありません!害があるだけで誰も幸せにはなりません!何百万年たってもその土地は、住むことができません!なのにそれを知る人も、知ろうという人も少ないのはどういうわけであろうか?心が狭い人が増えたのだろうか?政府に任せていけば、万事うまくいくと思う人が多いのだろうか?日本は、幸せな国なんだろうー!イランで問題が起こり、アメリカの言われるままに動くことがいいのか?別な考えを示すことも必要な気がします。アメリカに付属した国なのか?軍事費を減らしたり、アメリカ軍を日本から出て行ってもらったりして、余分な税金を困っている人に分け与えることができないのだろうか?
2012/1/29(日) 午後 5:49 [ arahanhnmann ]
serapiさん、おっしゃる通りだと思います。原発、核は持ってはいけないものですし、日本はアメリカに言われるままに動くのはもういい加減やめてもらいたいです。誇りを持って独自の道を進まなければならないでしょう。そのためには、信念を持った政治家が必要でしょう。今の政権では無理ですね、残念ながら。
2012/1/29(日) 午後 8:44 [ ref*e*_sign ]