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山本太郎氏はなぜ勝てたのか(2013参議院選挙)
「Yahoo!みんなの政治」で見かけました。「なぜ」と言われているように、当選したのが予想外だったということでしょうか。当ブログの前の記事で、投票率が下がれば組織票が見えてくると申し上げましたが、その結果が山本氏の奇跡的当選の手助けとなりました。
データによると東京選挙区の有権者数は10,777,333人でした。投票率が53.51%でしたから、約500万人が投票しなかったことになります。山本氏は有効票の約11%(約66万票)を得票し、当選を果たしました。でも、投票率が上がっても同じ結果なのではないか?と思いがちですが、違います。
山本氏は知名度と「原発反対」を前面に出す選挙戦術で、山本氏に賛同する票を確実に集めることが出来ましたが、恐らくこれくらいの得票が限界でしょう。山本氏を当選させるために動く票は約66万票という事になります。多少、潜在的に山本氏に賛同していても投票しなかった人(棄権した人)もいるでしょうが、影響力はこのくらいなのかなと思います。もしも、投票率が約53%から約60%に上昇すると、単純に約70万票が生まれます。しかし、その票が山本氏にも恩恵を与えるかは疑問です。
今回の参院選東京選挙区では民主党の選挙戦術のまずさがありました。候補者を一本化して議席の死守に回ることが出来たならば、公認候補(鈴木氏)と公認ドタキャン候補(大河原氏)の票を単純に合わて約79万票を得票して、当選も可能だったのではなかったでしょうか。そうなれば、二人目の自民党候補と山本氏が当落線上に並ぶ訳ですが、恐らく組織力の強い自民党が有利だったでしょう。
以上、すべては選挙結果からの勝手な推測にすぎませんが、政治家としての能力が未知数な候補にこれだけの票が集まる選挙は何かがおかしいと思います。参議院は「良識の府」とも呼ばれますが、このままでは第二の芸能界になってしまいます。
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2013年 参議院選挙
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自民公明連立政権が過半数を確保し、衆参の「ねじれ」を解消できるのか?第三極となりうるのはどの野党なのか?
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2013年参議院選挙は事前の予想どおり自民党の圧勝に終わった。とは言うものの、投票率は52.61%と低く、相変わらずの有権者の投票意識の低さを表す結果となった。いったい「民意」は何処へ飛んで行ってしまったのか。有権者の約半数が「お任せ政治」を選択したことになると思うのだが。改憲も原発も増税も行革も経済も全部まとめて与党にお任せでお願いします、ということか。それとも暑くて考えるのも投票行くのも面倒くさいと思ったのか?
投票率が低下すると組織票を持った政党が自然に当確ラインに顔を出します。自民党、公明党、共産党、などは浮動票に惑わされること無く安定した得票を見込めます。あとはどれだけ浮動票を取り込めるかがカギとなる訳です。政治は利権勢力の代弁でしかありませんから、自公共ともに自己の利権のために票集めをするわけです。共産党も?とお思いでしょうが社会的弱者の代弁者という事で、そういった層からの支持を集めているのです。だから、税金を上げるな、社会保障を増やせ、雇用を増やせ、大企業から金を出させろ、と言っています。一方、自民党は過去に培ってきた様々な業界団体の支援を得られるのですが、結局はその団体の言い分を政策に反映させなければなりません。献金も貰ってますしね。公明党は言うまでもなく宗教団体の強力なバックアップがありますから。共産党が躍進!とはしゃいでいますが、まともな投票率では埋没するでしょう。
私の個人的な見解ですが、このまま自民党が支持を集め続けると、公明党も自民党との連理関係の解消を迫られる事になるでしょう。今は「自民党のかじ取り」を気取っていますが、自民党が強大になり公明党の支持が必要ないと判断されるようになれば、公明党の存在意義が失われることでしょう。
最初に話が戻りますが、投票率がなぜ低いのか?支持しているなら圧倒的得票で政権は盤石なはずですが、なぜか支持しているのに投票に行かない。投票に行かなくても当選するだろう、のような楽観的支持者(潜在的な支持者)が投票行動に至らなかったのではないかと考えます。今回の書庫の冒頭で「安倍政権の信任投票」と言いましたが、「安倍政権を支持するから投票に行く」というような行動をしたのは支持団体だけだったのでしょうか。今回の選挙で支持団体等の力の差が少しずつ見えてきたような感じがします。でも日本維新の会、みんなの党は議席を増やしました。反自民の受け皿と言うよりも、既存の政党より新しい力に新しい政治を期待する表れではないでしょうか。詳しい分析はいずれ出てくると思いますが、自民党の票を奪ったのか、民主党の票を奪ったのか、浮動票が流れたのか、いずれにしても政党が乱立して票を奪い合っている限り、今後も自民党の優勢は変わらないでしょう。
無様だったのは民主党とその分裂勢力です。完全に次の選挙で消えるでしょう。特に民主党は有権者からの支持は得られませんでした。「もう一度国政に送ってください!」と叫んだところで誰も見向きもしなかった。ように思いますが、得票を見るとそこそこ票を取っている候補者もいます。落選候補は次点だった選挙区もありましたし、案外支持者がいるものだなとも思ったのでした。自民党が失政を犯してしまえば、眠っていた浮動票が目を覚ますことになりますが、反自民の受け皿となるのは「民主党」に変わって「日本維新の会」か?「みんなの党」か?今後はそこに注目して行きたいですね。
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菅元首相が安倍首相を提訴しました。この時期になって安倍首相や自民党のイメージダウンを狙ったのではないかと考えられますが、小選挙区で落選して比例でかろうじて復活当選したような者に何の説得力があるのでしょうか。一応元首相とはいえ、あまりにも幼稚な戦術に笑いも出ません。他人の足を引っ張って生きて来た者の集大成ともいえる行為でしょう。
民主党は国会質疑においても、自民党の荒探しに夢中で政策は空っぽ。(一部まともな政策議論を戦わせた方もいらっしゃいますが)あれでよく政権交代などと言えたものだとつくづく呆れます。もう民主党は終わりです。誰も民主党を支持しないでしょう。
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今回の参議院選挙は、安倍政権(現政権)に対する信任投票の色合いが濃いような気がします。ほとんどの有権者は、と言うより、前回の衆議院選挙に投票した方々と言った方が正しいですね。その人たちは恐らく自民党に票を入れるでしょう。安倍政権の政策が一定の成果を上げている以上、それ以外に票が流れるなんて考えられません。「公明党」は宗教団体による組織票があるから一定の得票が望めます。読めないのが「日本維新の会」です。橋下共同代表の発言が物議を醸しましたが、彼の発言が「正論」と思われたか、「暴言」と思われたか。維新の票はわからない。もしかしたら議席を確保できないかも。逆に、「みんなの党」はさらに議席を増やすような気がします。野党の中では終始発言にブレがないし、わかり易いと思います。残りはどうでもいいような政党ばかり。文句を言わないで下さいね。選挙の結果がすべてを物語っているのですから。
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