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3月18日、第113回医師国家試験の合格発表がありました。
医学部は必修科目で1つでも単位を落とすと留年という、他学部出身者からは考えられない厳しさがあります。しかも国家試験の前には、医学部最後の関門となる卒業試験もありました。受験生は、試験が続く緊張の日々からようやく解放されたことでしょう。
栃木県の医大が7年連続トップに君臨
受験者10146人のうち合格者は9029人、合格率は89.0%と約9割です。この合格率は毎年発表されており、毎年あまり変わりありません。では、大学別の合格率はどうだったでしょうか。
医学部卒業生を送り出した80校のうち、1位は栃木県の「自治医科大学」でした。これで同大は7年連続1位となりました。合格率は99.2%。125人が受けて、不合格は1人だけ。新卒に限ると、合格率はなんと100%です。
自治医大は1972年に設立された比較的新しい大学ですが、私は隠れた「名門校」だと思っています。なぜなら、各都道府県が指定した医療機関に一定期間勤めれば、入学金や修学資金が実質的に不要となるため、全国から超優秀な学生が集まってくるからです。
私立といっても、同大は地域医療を担う人材を育成しようと各都道府県が共同で設立した公的な大学で、入学試験も都道府県別に2〜3名しか選抜されません。そうしたこともあって、東大理Ⅲや慶應医学部に肉薄するほど偏差値が高いだけでなく、「地域に貢献する医師になる」というモチベーションの高い学生が集まってくるのです。
それが、医師国家試験の合格率の高さにも反映しているのだと思います。私は自治医大出身の医師を何人も取材していますが、頭がいいだけでなく臨床医としても優秀な人が多い印象です。これからも、国試合格率でトップクラスの成績を維持していくのではないかと思います。
国試合格率は、医師になるモチベーションのあらわれ?
合格率2位は「順天堂大学」(98.4%)、3位は「横浜市立大学」(97.7%)でした。順天大は前年4位、横浜市大は前年2位。この2校に限らず、ランキング上位にはだいたい毎年同じような顔ぶれの大学が並びます。
医学部の教員の中には「国試合格率が高い大学は、国試対策の授業ばかりやっていて、まるで国試予備校だ」と批判する人もいます。実際、「国試と同じ形式で進級試験をつくるよう大学から言われる」という医学部教員の話も聞いたことがあります。
もちろん、そのような面もあると思いますが、国試合格率が高いのは、やはり学生がモチベーションを落とさず、まじめに勉強した結果だと言えるのではないでしょうか。それに合格率の高い大学出身の医師には、自治医大と同様に臨床医として優れた人が多い印象があります。ですから、その点は素直に評価していいのではないかと私は思っています。
ワースト3の合格率は……
一方、名誉のためにあえて名前は出しませんが、もっとも合格率が低かった大学は71.9%と、受験者10人のうち3人が落ちる成績でした。ワースト2位、ワースト3位も合格率は80%に届きませんでした。
実は、下位にも毎年、同じような顔ぶれの大学が並びます。とくに70年代に設立された私立大学の名前が目立つのは否めません。これらの大学の中には、かつて「お金さえ積めば入れる」と揶揄され、金権入試が問題となった大学もあります(東京医大の事件があったので、「かつて」とは言えないかもしれませんが……)。
医学部人気が高まったおかげで、こうした大学の偏差値も上昇して、今では早稲田や慶應の理系学部に匹敵する難関となっています。ですから、一般の大学に比べると学力の高い学生が集まっているのは間違いありません。それでも国試合格率がふるわないのは、むかしからの体質をいまだに引きずって、勉強し続けるモチベーションを保ちにくい雰囲気が残っているのかもしれません。
「国試浪人が200人くらいたまっている」私大OBのぼやき
こうした大学では新卒の国試合格率が極端に下がらないように、国試に合格できる見込みのない学生は卒業をさせないと言われています。ある私大のOBから「6年間留年なく卒業して一発で国試に合格できるのは120人の同級生のうち40人くらい」で、「国試浪人が200人くらいたまっている」と聞いたこともあります。
医学部の大量留年が問題となったので、現在は多少改善されているかもしれませんが、留年や国試浪人が多いことを考えると、こうした大学の実質的な合格率(医学部入学者が最終的に国試に受かる割合)は、もっと低くなるでしょう。
それに注目すべきは「新卒」だけでなく、「既卒」の合格率です。実は新卒者の合格率は全体で92.4%と高いのですが、既卒者の合格率は56.8%で、しかも受験回数が多いほど合格率が下がる傾向があります。これが何を意味しているかというと、何回チャレンジしても、国試に合格できない人がいるということです。
私立の医学部だと、6年間で安くて約2000万、高いところだと5000万円近くかかります。留年すればさらに授業料が何百万円もかかりますし、国試予備校に通えばそこでも数百万円の授業料が必要です。よほどのお金持ちなら別ですが、せっかく医学部に入ったとしても、6年間ストレートで卒業して国試に一発合格できなければ、大出費になることを保護者は覚悟しておく必要があるでしょう。
東京大学医学部の合格率が「55位」の理由
では、受験偏差値でも、医学部ヒエラルキー(伝統的な序列)でもトップに君臨する「旧七帝大」はどうでしょう。合格率が一番よかったのが東北大の94.0%で15位、次が名古屋大の91.7%で30位、大阪大が90.6%で45位、京都大が89.8%で50位、東京大が89.0%で55位、北海道大と九州大が88.0%で59位でした。
これ『なぜ日本最難関の東大医学部が、医師国家試験で合格率「55位」なのか』と題した文春オンライン2019/03/25の記事である。
これは何の事ない東大生のハングリー精神の欠如の表れである。
東大生と言うのは常にトップしか経験していず、いわゆる挫折を知らない。だからいつものようにしてれば良いとしか思ってないのだろう。ところが東大生以外の学生は、何としても国家試験を通過するためにかなりの勉強をして臨むのだろうと思う。しかも、先輩を習い、後輩のためにまた大学の名誉をかけて臨む気持ちが東大生と比べて半端ないからだと考えられる。要約すれば愛学精神の塊と自らのプライドが重なってと言っても良いからである。それらが総合して下表のようになるのだろうと思う。
※下記表は医師国家試験対策予備校TECOMの作成データより私がオリジナル的に編集したものである。
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医療
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2018年の医療機関(病院・診療所・歯科医院)の倒産(法的整理のみ)は、10月末時点で33件。このままのペースで推移すると、年間の倒産件数は40件前後となる見込みだ。2000年以降で見ると2009年(52件)、2007年(48件)に次ぐ水準になる可能性もあるのだが、その大きな要因は歯科医院の倒産件数急増にある。
医療機関の倒産を底上げ
2000年から2017年までの歯科医院の倒産件数推移(グラフ参照)を見ると、最多だったのは2009年、2012年、2014年の各15件。昨年は10件と落ち着きを見せたが、今年は6月末時点で15件に達し、以後、毎月件数を更新してきた。10カ月間でこれまでの最高(15件)を約3割上回っていることは、病院、診療所の倒産が引き続き小康状態で推移するなか、2018年の医療業界を特徴づける最たる動向と言える。
関西以西に集中、北海道・東北はゼロ
では、なぜここに来て歯科医院の倒産が増えているのか?その理由は断定できないものの、20件を分析すると、いくつかの傾向が見えてくる。1つ目は20件中13件(構成比65.0%)が個人経営、17件(同85.0%)が負債1億円未満と小規模事業者が大半を占めていること。倒産態様は18件(同90.0%)が「破産」を選択している。もう1つは所在地別の特徴だ。大阪府(5件)、福岡県(3件)など実に13件が関西以西に所在し、北海道および東北はゼロ。施設数は関東エリアに集中しているはずだが、同エリアの倒産は4件にとどまっている。
全国に6万8590施設
厚生労働省によると、2018年8月末時点の歯科医院の施設数は全国に6万8590となり、2009年以降、6万8000件台で推移している。かつては駅から離れた住宅街に歯科医師夫婦で経営する個人医院をよく目にしたものだが、近年オープンする歯科医院は、競争激化の影響から“駅近”や“夜間診察”が共通のキーワードとなり、休日に家からではなく、通勤・通学途中に通えることをアピールポイントとしている。なかには、医療モール内にオープンして相乗効果を狙うケースもある。
今後は、中小企業同様、高齢の経営者の施設を中心に、代替わりできない場合、清算・廃業できるか?がポイントとなるが、倒産減少の要素はこれといって見当たらず、増加傾向は今後も続くことが予想される。最終更新:12/6(木) 14:53
これ「【特集】医療機関の倒産が増加、要因は歯科医院」と題した帝国データバンク12/6(木) 12:51の配信記事だ。
私はガキの頃より余り歯を磨く習慣がなかった。そのお陰で歯槽膿漏になり、今では上の歯全部入れ歯である。今はメジャーになったインプラント、私が社会に出た頃は出始めで、かなり高額だったから、諦めてプラ入れ歯で我慢してる。当時そのために上下都合6回に分け、歯茎の治療をした。これがまた痛くて大変だった。何せ上3回と下3回に分けたまでは良いが、歯茎を真ん中で切開し、ノミで骨を削って、揃えるのだが、分けてやる毎に口が大きく腫れ、3,4日は痛くて何も出来なかった事である。これが6回にも渡るのである。本当にあの時にはどうしようもなかった。だがそれだけ我慢してやっても、結果高額でインプラント断念は本当に辛かった。唯怪我の功名ではないが、生来劣等感のガミースマイルがその手術のお陰で治った事である。これにはありがたかったが、何とも不思議な気持ちだった。話は横道に逸れたが、歯医者とその関係者、それに小学校の教育で、食後の「歯磨き」、これを徹底させれば、当然に虫歯や歯槽膿漏が無くなるのは当たり前である。私は何で歯医者がそんな事言うんだろうと不思議だった。だってそんな事習慣付けたら、虫歯と歯槽膿漏を患う人居なくなるのに、と思い、何てバカな事するのだろうと、半ば嘲笑してた。でも今実際にそれが影響してると思う。だからこそ患者が居なくなってきたからつまりお客が減ったから、パイの奪い合いが起こり破綻は当然だ!前記事のようなそんな高等な理由等でない事はお解り頂けたと思う。今後増々歯の患者は減る一方で、いづれは歯医者は形成歯科のみとなるは必定だ!国は何か対策すべきだ!
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先日、NHKのニュースウオッチ9で給料なしで働く「無給医」(むきゅうい)についての放送があり、話題になりました。 その後の調査で無給医の実態が明らかになり、21日に再びNHKが無給医を取り上げると、文部科学大臣は調査する考えを示しました。 本記事では、今回調査で明らかになった無給医の実態を紹介し、その実状を医師の立場から解説します。 本記事の筆者は医師で、部分的に無給だった勤務経験があります。
文科省、一転調査へ
NHKの記事を引用します。
柴山文部科学大臣は、22日の閣議後の記者会見で「5年前の調査で、すべての大学院生の雇用契約が結ばれていることを確認しているが、改めて実態把握を行うことを検討したい」と述べました。 出典:NHK NEWS WEB 2018年11月22日
この問題をNHKが指摘した当初、文部科学省は無給医は存在しないと発言していました。
(文部科学省は)「無給医は存在しない」と回答しました。 その理由をただすと「平成24年の大学病院への調査で、診療にあたるすべての医師が雇用契約を結んでいることを確認したため」と答えました。 出典:NHK NEWS WEB「ただ働きする医師たち〜知られざる“無給医”の実態」2018年11月2日
が、調査結果とNHK報道を受けて再調査することを考えたようです。 無給医はどれくらいいるのか?
ここに調査結果があります。26万人の医師が登録している医療情報サイトで、11月13日から16日までの4日間で実施しています。以下、サイトから引用します。
Q: いわゆる「無給医」として働いた経験はありますか?
※本調査では無給医を「医師免許を持ち、病院で診療行為を行っているにもかかわらず、本給が出ていない医師のこと。部分的に手当(当直手当)が出ている場合も含む。身分は問わない(専攻医、研究生、大学院生なども含む)」と定義した。 431人から回答があり、無給医の経験があるのは45.9%(198人)だった。内訳は男性176人、女性22人、平均年齢は40.2歳だった。
Q:「無給医」として働いた勤務先について教えてください。
直近5年間で無給医経験のある医師83人を対象に分析すると、勤務先は74.7% が大学病院だった。勤務する大学病院は国立16大学、公立4大学、私立14大学の計34大学 の名前が挙がった。 (引用ここまで) この結果に私は衝撃を受けました。4日間の調査で198人もの医師が無給医経験ありと答え、その勤務先は実に34大学に渡っていたのです。日本には約80ヶ所しか大学病院はありませんから、およそ半数の大学病院で無給医というシステムが存在していたことになります。 医師自らが「必要悪」と言う理由
さらに、本調査の結果では、無給医は「必要悪」であるとする医師自身の意見が複数寄せられていたことも特記すべき点です。 なぜ医師自らが必要悪だというのでしょうか。 その理由を、私は2つの点から考察します。 1点目は、「無給医がいなければ大学病院の体制は維持できないから」です。大学病院は大きく分けて医学教育・研究・高度な治療や難病治療という3つの役割を持っています。この体制を維持するためには、かなりの医師数が必要になります。ときには経営を度外視した教育や研究、そして治療を行わなければならないという側面があるのです。 そこに目をつけられたのが、医師でありながら大学院生になった人々です。大学医局に属する多くの医師は、医師4-10年目くらい(おおくは28-34歳)くらいで一度大学院に入学します。そこで大学院生という学生の立場になり、医学博士を取るために勉強し研究をするのです。ところがその人達は大学医局に所属する医師でもあるため、「ちょっと4年間の学生生活のうち、1・2年は大学病院で医者の仕事してよ」となるわけです。 この点では、大学医局を非難すればいいという単純な話ではなく、筆者も経営面・人材面からの体制維持の困難さについては同情的です。
しかし、システムを維持せねばならないという理由は、医師を無給で働かせていいという論理にはなりません。両者は全く別の問題なのです。 2点目は、大学医局の構造的な問題を指摘します。教授をトップとするピラミッド型の大学医局では、人事権や医学博士を取れるかどうかの少なくない部分まで教授に権力が集中します。それゆえ、無給を言い渡されても文句が言える医局所属の医師は皆無です。いままで無給医問題がまったく知られてこなかったのも、それが理由でしょう。医師ならば誰でも知っているが、誰一人発言ができなかったのです。パワハラ、アカハラ(アカデミック・ハラスメント)の一形態である可能性は否定出来ません。 文部科学省への要望
私は、今回調査を検討した文部科学省を評価したいと思います。 その上で、この実態調査が極めて難しいものである点も指摘しておきます。 なぜなら、無給医は前述の通り発言権が皆無であり、さらに実態が隠蔽される可能性が高いからです。大学事務に調査しても、形式上は「すべての大学院生で医師の人間とは雇用契約を結んでおり、無給医は存在しない」となるでしょう。 しかし私の調査では、雇用契約がまったく実態に合っていない医師が多数存在します。 雇用契約が実態とかけ離れているが、誰にも言えず我慢して働いているのです。 酷いケースでは、月3万円の給与で週3日(全日)の勤務を強いられている医師がいました。実際の労働時間を考えると最低賃金をはるかに下回っており、違法である可能性があります。また、残業代は月〇〇時間までとし、それ以上の数字を書くと訂正を強制されるケースも多くあるようです。これは、医師過労死裁判で病院側の主張する過労死医師の労働時間と医師側のそれが大きく異なることがありますが、電子カルテのログイン情報から実際の労働時間を割り出せます。そこまでやれば事実が見えてくるでしょう。 ですから、文部科学省にはぜひ踏み込んだ実態調査を期待したいと思います。事務や大学医局を通さず、大学院生への直接の調査が必要です。
これ「無給医問題、文科省が調査へ 医師の視点 中山祐次郎一介の外科医」と題した yahooニュース11/22(木) 12:35の記事だ! この番組たまたま夜9時のニュースで見た。
殆どが医者の卵の若者だ!若者と言っても医学の世界は大学6年に研修期間を入れれば30歳になってしまうし、若者とはもう言えないかもしれない。これでは医者なろうとする人間は、人間として一番大事な青春の期間を勉強と研究で費やしてしまうから大変である。ある意味今後を考えれば、それこそ安倍首相の言う国の大局的使命の「憲法改正」より優先順位が高いのではと考えてしまう。これらを打破するにはやはり政治しかないし、政治がこの歪を是正するしかないと私は思う。目に見えない明日の米である「憲法改正」等やってる時間は無いのではと私は考える。
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「最近の歯医者はどんどん歯を抜きたがります。そして二言目には“インプラント”を勧める…・これはもう抜け抜け詐欺と言えるのではないでしょうか」そう語るのは、話題の書籍『やってはいけない歯の治療』(KADOKAWA)を出版した「サイトウ歯科医院」院長・斎藤正人氏。「子どもを産んでから、歯がもろくなったわ…」とお嘆きのママは、老後にしっかりと歯を残すためにも、まずはここでしっかり、インプラントの怖さについて勉強しておこう!
●抜くことを前提にする歯科医には注意
「まず、“歯を抜く”ことを前提にして治療する歯医者には注意した方がいいと言えるでしょう。歯医者の本来の仕事は“歯を残す”こと。『入れ歯は修整がきかないから…』などとウソをついてインプラントを勧める歯医者はもってのほかです。お金儲け主義である悪徳歯科医の罠に引っかかってはいけません」(斎藤氏 以下同)
そもそもインプラントとは、顎の骨にドリルで穴をあけ、チタン製のネジ状の棒を埋め込み、その上に人工の歯をかぶせるというもの。ここ10年ほどで急速に普及した技術だ。歯科医にとって保険が適用されないインプラントは、1本平均30〜40万円ほどの費用がかかり、手っ取り早くお金が稼げる技術であるという。
「私は、自分の歯をインプラントにしている歯科医を知りません。彼らはみな、口を揃えて『入れ歯で十分だ』と言います。もしもインプラントが自分の歯のように噛むことができる夢の技術だとしたら、なぜ自分自身がインプラントにしないのでしょうか? 『骨があるうちにインプラントにしましょう!』と抜きたがる歯科医もいますが、骨があるからこそ、抜かなくても十分治療は可能なのです」
●最悪、奥歯はなくてもいい
奥歯をインプラントにする必要もなく、最悪の場合、奥歯を喪失したままでもさほど問題ないと語る斎藤氏。
「噛み合わせに一番必要な歯は小臼歯です。小臼歯と噛み切る役割を担う前歯が残っていさえすれば十分なのです。奥歯をインプラントにして複雑化すると、口のなかの手入れもしにくくなります。口のなかはなるべくシンプルに…。奥歯は、抜けたまま放置してもさほど問題はありません」
歯の食いしばりなどで、時に凶器ともなり得るインプラントは、高齢者ほど勧められない治療だそうだ。
「睡眠中の食いしばりなどでインプラントの歯に自分の歯が負けてボロボロになってしまうことがあります。また、一度歯茎に入れたネジの部分は、骨と結合してしまうので、はずすときはドリルで顎の骨を削るしかありません。高齢者にインプラントを勧める歯科医は、まず信じない方がいいでしょう。近年では、インプラント手術中の事故も多発しています。インプラントは最終兵器と考え、その前にまだまだ選択肢があるということを知っておくだけで、今後のあなたの歯の人生も大きく変わるのではないでしょうか」
インプラントの手術件数や、激安を謳う歯科医院には特に要注意。斎藤氏いわく「本当に歯をぬかなければならないケースは希」だという。虫歯がかなり進行し、歯髄まで腐食が進行していても、歯をできる限り残す「根管治療」はまだまだ可能。もうけが薄い「根管治療」を積極的に行う歯科医こそ、本当に信用がおける名医なのかもしれない。(取材・文/吉富慶子)
これ「【もはや抜け抜け詐欺?】すぐインプラントはなぜダメなのか?」と題したママが知りたい情報をカテゴリごとの記事で提供するWebマガジン「ママテナ」mamatenna 5月3日 5時58分 の記事である。
私もインプラントにすべき、上下の歯茎を手術矯正した。だが1本47万円と言われ、最終的に何百万円も掛けてまでと思い途中で止めた経緯があった。
今は、下の歯が全部自歯で上が全部なく入れ歯である。噛む時には人間の歯と言うのは上歯は動かず、下歯だけが動き、普通は上歯より下歯の方が入れ歯が多いと聞き驚いた。
余談だが、過年の歯医者不足が政府の見通しの誤りにより、現在は歯医者過剰の時代に突入し、都会では歯科医院の倒産が相次ぎ、食後の歯磨きの徹底により、数年後の虫歯や歯周病の減少が益々それに拍車を掛ける事だろう。今ここでその対策を考えておかないと、歪な歯科行政の手遅れが懸念される。
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●高血圧のアジルバ、糖尿病のジャヌビアは年間1万円以上かかる
●コレステロールのクレストールは筋肉が溶けていく
●痛風のザイロリックの思わぬ副作用
●胃痛のネキシウムは骨が弱くなるほか
読者から圧倒的な反響が届いている本誌の「薬特集」。今回は、生活習慣病薬をやめることの難しさや日本と海外の薬の飲み方の違いに着目。「医療の犠牲者」にならないために知っておきたいこと――。
■降圧剤をやめるのは至難の業
「長年、血圧の薬を飲んできたが、本当に効いているのか。運動をしているおかげで血圧が下がっているのではないか。薬をやめようと思うのだが、どう思うか?」
「最近、物忘れがひどいので、認知症薬を飲み始めたが、下痢が止まらない。薬をやめたほうがいいだろうか?」
本誌・先週号、先々週号において特集した「飲み続けてはいけない薬」は大反響を呼び、読者の方々から多くの質問や意見が寄せられている。その内容の多くが、右記のような「長期間、薬を飲み続けること」への不安や「はたして薬を飲み続ける意味があるのか」という疑問であった。
もちろん、自分勝手な判断で薬を飲むのをやめることはリスクを伴う。医者とよく相談して決めることが大切だ。
しかし、医者と相談したところで、長期間飲んできた薬、とりわけ生活習慣病の薬をやめるのはかなり難しいということも、また事実だ。
「降圧剤のブロプレスを飲み続けて5年になります。血圧は下がっているのですが、医者からは『薬を飲んでいるから下がっているので、やめたら元に戻りますよ』と言われていて、なかなかやめられません」
こう語るのは、大塚雅嗣さん(62歳・仮名)。ブロプレスはARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)と呼ばれる比較的新しいタイプの降圧剤で、サイアザイド系利尿剤やカルシウム拮抗薬、ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)といった従来の血圧の薬に比べて高価な薬だ。
大手製薬会社のMR(医療情報担当者、医者に新薬の情報などを提供する役割)が語る。
「高血圧を始めとした生活習慣病の薬は、一度飲み始めた患者がうまくいけば一生飲んでくれるので、製薬会社にとってドル箱です。だからできるだけ高い最新の薬をお医者さんたちには紹介し、処方してもらうようにするのが私たちの仕事です。
ブロプレスは、最近ではジェネリックが出始めて薬価も下がってきている。ですからほとんど同様の効果ですが、別の新しい薬であるアジルバを売ろうというのが、製薬会社の戦略ですね」
ちなみにアジルバの薬価は1日あたり141円(20mg)。1年飲むと5万1319円(3割負担で約1万5000円強)になる。実際には、1ヵ月に1度の診察費や検査費用、薬局でかかる基準調剤加算などがかかってくるので、年間3万円くらいは実費がかかると考えたほうがいい。
これをサイアザイド系の利尿剤であるラシックス(40mg)に切り替えれば、1日あたりの薬代は約15円で済む。ARB系の薬に比べたらわずか10分の1程度だ。
新潟大学名誉教授の岡田正彦氏は「サイアザイド系の利尿剤は総死亡率を下げるというデータがありますが、ARBにはそのような科学的な根拠がない」と断言する。
「ARBには腎機能を保護する作用があるという説明がよくされますが、そのせいで寿命が延びるといったデータは存在しません」(岡田氏)
■糖尿病で稼ぐ製薬会社
JCHO(地域医療機能推進機構)本部総合診療顧問の徳田安春氏も「あまりに多くの医者がARBを使いすぎていますね」と語る。
「糖尿病や慢性腎臓病、慢性心不全などを併発している高血圧では、私はACE阻害薬をスタンダード薬として処方するのがよいと思います。そちらのほうがコストもずっと安く抑えられます。また、ACE阻害薬は、最近の研究で肺炎の予防につながることも明らかになってきています。
日本でARBが多用されているのは、忙しい医師が薬に関して勉強する時間がなく、ARBを推奨する広告を信じてしまうからでしょう」
一度飲み始めた薬は、効果に疑問があってもやめるのは難しい。本来、高血圧や高脂血症は食事や生活習慣を改めれば改善することができるケースがほとんどだ。
血圧は上が150、下が100ぐらいを超えてくると、降圧剤の処方を勧められることが多いが、実際のところこのレベルなら、健康的な生活を送るように心がければすぐに回復する。ところが、検査で血圧が基準を少し超えただけで、「3ヵ月ほど薬を飲んで様子を見ましょう」と、薬を出したがる医者が多い。
前出のMRが語る。
「3ヵ月で薬を飲むのをやめるというケースは、ほとんどありません。一度薬を飲み始めると、急にやめたら血圧が跳ね上がるかもしれないという恐怖心を患者も医者も抱いてしまうからです。
医者にしてみれば、『やめてもいいですよ』といった後に高血圧で患者が倒れたら、訴えられる可能性だってある。だから『本当は必要ないと思うが、大事をとって』という軽い気持ちで処方される薬があまりに多いのです。また、病院側からすれば毎月診察に来てくれる患者をつかまえておきたいという経営的な判断もあります」
こうして一度飲み始めた生活習慣病薬は「患者の不安」と「医者・病院側の都合」が合致して、延々と(場合によっては死ぬまで)飲み続けることになるのだ。
副作用がないならまだいい。だが、副作用のない薬など存在しないし、そもそも血圧を下げさえすれば健康になるかといえば、そう単純な話ではない。医療ジャーナリストの田辺功氏が語る。
「高血圧の薬というのは、夜飲むと明け方に血圧が下がりやすい。生活習慣を改善し、薬なしでも血圧が正常に下がっているのに薬を飲み続けると、逆に低血圧の症状で具合が悪くなることがあります。例えば、明け方にトイレに行った際、転倒するようなこともよく起きている」
糖尿病のジャヌビアも比較的高価な薬だ。1錠(50mg)で149円(3割負担で年に約1万6000円)。普通は1日1錠だが、人によっては2錠飲む場合もある。
「糖尿病は高血圧や高脂血症以上に治る見込みが低く、逆に進行していくことが多いので、薬を飲み続けるしかありません。また、悪化していく過程でジャヌビアだけでなくスーグラなど他の薬も併用されることが多い。
なにより問題なのは、現在主に使われているジャヌビアなどのDPP-4阻害薬が、他の安価な薬に比べて治療効果が高くないということです。メトグルコという薬価がジャヌビアの10分の1近い薬は、糖尿病の合併症だけでなく、心筋梗塞や脳卒中まで予防するというデータがある。DPP-4阻害薬にはそのような効果がありません」(大学病院内科医)
糖尿病は今後も患者数が増加すると予想されており、製薬会社は新しい治療薬の開発にしのぎを削っている。治療の効果が不明でも、ただ新しいというだけで高い薬価がつけられる。薬価のカラクリをなにも知らずに投薬される患者は病院や製薬会社の「囚われの身」になるようなものだ。
■コレステロール薬は無意味
コストがかかるという点では、心筋梗塞や脳梗塞の再発防止などに使用されるプラビックスも非常に高い(3割負担で年間3万円程度)。血液がサラサラになる薬で、売り上げが日本で一番多い薬としても知られる。必ずしも副作用が危険な薬ではないが、多剤併用されることが多いのが問題だ。
「循環器系の患者には、プラビックスに加えてパナルジンなど血液の流れを改善する薬が数種類出されることが多い。加えて糖尿病や高脂血症のリスクも高い患者が多いため、それらの薬を処方すると、すぐに7~8種類になる。当然、飲み合わせの問題も出てきますし、薬代だってバカにならなくなってきます」(前出の大学病院内科医)
コレステロールはスタチン系と呼ばれる薬でコントロールされることが多い(代表薬はクレストールなど)。高脂血症のリスクが高い人にとっては効果のある重要な薬だ。だが、リスクの低い人にまで処方されているのが現状だ。
前出の徳田氏が語る。
「日本人の中年女性は、コレステロール値が多少高くても虚血性心疾患のリスクが低いということが臨床疫学的にわかっています。にもかかわらず、薬を飲んでいる人が多い。
スタチンには横紋筋融解症(骨格筋が壊死し、筋細胞中の成分が血液中に滲出する病気)などの副作用もありますから、低リスクの人が服用するときはかかりつけの医師とよく相談すべきです」
効果がないのに飲まれている無駄な薬は他にもある。代表的なものは不整脈の薬だ。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が語る。
「アンカロン、ベプリコールなどの抗不整脈薬はここ5年くらいで、治療効果がないことが海外で証明されていますが、今でも使われているようです。このような新しい情報は、町医者すべてに伝わるには時間がかかるものです」
痛風の痛みは、ある日突然襲ってくる。だから尿酸値が高くなってくると薬を飲む人が多い。典型的な薬はザイロリック。体内での尿酸合成を抑える薬で、コストはそれほど高くないが(3割負担で年に8000円程度)、腎機能が低下している高齢者は高い血中濃度が持続するおそれがあるので、十分な注意が必要だ。
またこの薬も副作用として横紋筋融解症があらわれるという報告もある。痛風の痛みに比べれば、副作用のリスクはやむなしと考える人もいるだろうが、生活習慣から見直すにこしたことはない。
PPIと呼ばれるタイプの胃薬もよく処方されている(代表的な薬はネキシウム)。
「胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎の治療には非常に有効な薬です。だが、不必要に長期間処方されているケースが多い。PPIは長期的に飲み続けていると骨粗鬆症になり骨折リスクが高まることが分かっています。
他にも偽膜性大腸炎や肺炎のリスクを高めたり、ビタミン欠乏症などさまざまな副作用があります。安易に長期間飲み続けるのではなく、賢く終了することも大切なのです」(前出の徳田氏)
前出の岡田氏も、PPIの使われすぎに警鐘を鳴らす。
「PPIが出始めた時期に、『逆流性食道炎』という新しい病名がしきりに喧伝されるようになった。これまではただの『胸やけ』といわれていたものをあたかも新しい病気が発見されたかのように呼び名をつけるわけです。
元をたどれば、製薬会社が主催したセミナーや学会で突然、使用されるようになったもの。まさにPPIを売らんとする製薬会社の戦略です」
製薬会社の社員や医者にも、患者の病気をよくしたいという純粋な気持ちはあるだろう。だが、ときに新薬の開発が「新しい病気」を作り出すという矛盾した現象が起こっている。
一人一人に悪意はなくとも、医療という巨大なシステム、そして医療もまた経営=金儲けであるという現実がそうさせるのだ。
高齢化が進む日本社会では、医療保険制度が崩壊の危機に瀕している。多くの人が不要な薬を飲み続けることは、副作用で自分の体を傷つけるだけでなく、日本の医療経済を疲弊させ、本当に必要な治療が施されない医療崩壊を招くことにもなりかねない。
今一度、自分のお薬手帳と向き合って、本当に必要な薬の精査を行ってみてはいかがだろう。
これ『生活習慣病のアリ地獄!飲み始めたらヤメられない薬〜死ぬまで飲み続ける「覚悟」と「カネ」ありますか 高血圧、糖尿病、高脂血症、痛風……』と題した「週刊現代」6月25日号の記事である。
実は私も平成19年暮れの病気(左小脳出血)で倒れて以来、直ぐ血圧降下剤を処方されたが、その副作用にて、腎臓をやられ、後戻り出来ないほどの後遺症を併発してしまい、今では人工透析の一歩手前で、何とか食事療法にてかろうじて踏み止まっているが、そのエネルギーたるや大変なものである。主治医を怨みたいが後の祭りである。それらから考えるに、医療法上の処方薬、患者のためとは言い難く、要は医者と医療施設と製薬会社の保険を介した馴れ合いでしかないと思う。恐らく患者の皆さんはその光景を見た事があると思われるが、病院等でお昼頃になればどこからともなく集まるスーツ姿の集団の事である。医療用語でプロパーと言う集団である。彼らは製薬会社の営業マンで、医者に自社の薬を売り込みに来た製薬会社の営業社員何であって、如何に自社の薬を使ってもらえるかの売込みでもある。そこには袖の下や医療研究論文の代書を含め、あの手この手の医者懐柔作戦でアタックしてるのである。恐らく殆どの患者は医療の名の下のモルモットに過ぎないのである。圧巻は、医療法上(いわゆるレセプトと言う請求の可能文書)金の貰える実験台として患者を利用出来るメリットだろうと思える。だからこそ必要悪の処方箋が多用されるのである。この記事ではないが、呑んでる薬をやめた方が身体が逆に良くなるのも本当だろうと思う。何の事無い患者と国は、医療の名の下に医者と医療施設と製薬会社のために掛かっていると言っても過言ではない。
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