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立派な二の足には、中学一年の時から妊娠線があった。
鎖骨は浮き出、くびれたウエストとは対照的に、安産骨盤と太い足。
ジーパンを買いに行く度、ピチピチの二の足と、スカスカのウエスト。
これをどうにかしたくて、下半身ダイエットに取り組んだ幾年か。
最終的に、下半身ダイエットの集大成だと売り文句のサプリを、万出して購入したものの、
一ミリたりとも、また、一キロたりとも痩せなかった。
同じ頃、何重腹も抱えた母が、コントロールダイエットを始めた。
何十回とダイエットを繰り返し、その度に、お酒と言う誘惑に負けて挫折してきた母。
今回も無理だろうと、家族の誰もが思っていた。
しかし、奇跡は起こった。
もともと細かい作業の好きな母は、一日の摂取量を割り出し、
お米の量はもちろん、フライパンに引く油までしっかり計算して、
お酒を飲むゆとりを作ってしまった。
本人ですら、続くとは思っていなかったらしいダイエットで、
何層にもなっていたおなかは、ゆっくりと、しかし確実に減っていった。
久しぶりに帰省し、恒例となった湯巡りで、すとんと平らになった母のおなかに出会った。
子ども三人を、長期単身赴任の父の分まで育て上げてくれた強い母が、
急に小さく見えて、胸に何かが沁みた。
痩せなくても良かったのに。
そんなことを言ったら、母はどう言うだろう。
肥満は万病の元だと言ったのは貴方でしょ、と笑うだろうか。
それとも、以前の服が入るようになったと、喜んで教えてくれるだろうか。
太っていようと、痩せていようと、母が笑ってくれているなら、それで良い。
きっと母だって、わたしの足が太かろうが細かろうが、
願ってくれていることは同じだろう。
この脚で、これでもかと大地を踏みしめつつ、わたしの下半身ダイエットは続くのである。
とある「ダイエット エッセイ コンテスト」に出せるかなと思って書いてみたけど、
まったく、まとまりがないですね…。
大体、エッセイとは何ぞや??
そう言えば、以前に出版したとき、
担当さんから「これは小説ですか?エッセイですか?」と聞かれて、
「さぁ? どっちだと思いますか? 適当に決めてください」
と言った記憶がある。
面倒な奴だと思われたことだろう…(汗)
確か、優秀賞は5000円分のノンシュガーの飴の詰め合わせのはず。
どうせなら、ゼロをもう一つつけてくれてもいいのに。
なぁんて思う、いやらしい自分…。
結果よりも、書いて出したことを評価しよう〜と思う(泣)
はい、精進いたします。
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