大吟醸の上槽 (しぼり) がありますが、 古式豊かな?アナログな 【袋吊り】 方式ですので、 業界では・・・【首吊り】・・・と呼んでいます。 通常の上槽 (弊社では、薮田式) は機械圧搾なのですが、 細長い酒袋 (縦 70cm) に 【発酵醪】 を詰め、紐で縛り、 小さなタンクの中に、30袋強ほど吊り下げるのです。 ですから・・・【雫酒】 とも呼ばれているようで、 【搾り】 というより 【絞り】 が、相応しい表記かと♪ 製造部も詰口部も営業部も含め、蔵元一丸となって、 この作業 (人海戦術?) に取り組みますので、 各自緊張の中にも、和気あいあいのムードが、 この時期の辛さ寒さ厳しさを和ませてもくれるのです。 まさに 【冬の結晶】 でありましょう♪ 今年は、例年よりも1本増やしてみました・・・ そして、3月になると、県内の蔵元が一堂に持ち寄り、 今年の吟醸の出来具合を、相互評価し合うのですが、 その数週間後には、国税局主催の 【新酒鑑評会】 が行われ、 厳正なる審査会で、今年の評価が決まるのであります。 さらに、その後・・・ 【全国鑑評会】 が国税庁・酒類総合研究所(広島)にて行われます。 各々の発表と表彰式は、4月と5月(連休明け)とになります。 ま、あくまでも・・・ 出来立ての新酒でありますので、 ヒトでいえば・・・ 【健康優良児】・・・赤ちゃんコンクール? 世間に登場 (流通) するのは夏からでして、 それまで・・・ほどよい熟成を待つのであります。 今しばらく・・・初夏以降まで、お待ちください! 今年も順調・・・『首吊り』 に、乾杯! 画像は・・・今年の首吊り第1段 【26号】 です。 第2段 【28号】 では、私も飛び入り参加しましたので、 例年のような画像はありません・・・念のため ※第3段・・・本命 【27号】 は、出張不在になりました。 因みに、弊社の 【純米吟醸】 は機械搾りの予定です。 この方が、出荷時期は早くなるかも知れません・・・ 乞う ご期待! |
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いよいよ佳境ですね🎵
丁寧な作業の結晶が、楽しみです🎵
一樽ぐらいは、増やした方が良いでしょう🎵
神酒ノ尊「れいざん」が活躍するかも❗
オリンピック金メダルの代わりに
金賞に乾杯\\(^^)//🍶🍺
2018/2/14(水) 午後 0:52 [ おもっさん ] 返信する