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『北丘玲二の敵は本能寺にあり』を始め『北丘玲二のRough play 』などと題したブログを各々開設しました。『北丘玲二の敵は本能寺にあり』では政治経済、刑事、民事での犯罪事件などの出来事を独断と偏見で斬ります。
『北丘玲二のRough play 』ではスポーツ…… その他『北丘玲二の株式市場』など各カテゴリーで随時投稿しています。みなさん宜しく!
写真はトイプードルのケンです。『トイプードルのケンとクゥー』という書庫で随時、画像を投稿しています。
それから・・・
文芸社さんと縁があって、こりもせず恋愛小説『舞』を出版することに相成りました。ちょっとすれた大学生「たかし」と、ちょっと影のある謎の女性「舞」との人間模様を描いた・・・そんな感じの恋愛物語です。
詳しくは、文芸社さんのホームページをご覧ください↓よろしくお願いします!
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-05759-0.jsp
ところで、最近の話しですが、『舞』の増刷はないのかなぁー・・・っと思い、それならばこのブログで連載しようと文芸社の方に連絡したところ、まだ販売まもなく今後も販促活動を惜しまないとの意見!
素人考えだったようです、同社が出版している血液型の本も、今やベストセラーになってますが、半年間は100冊も売れなかったそうで・・・前ぶれなくいきなりブレークだとか・・・
そんで文芸社さんのアドバイスで『舞』の冒頭の部分をブログで紹介することにしました、宜しくです!
それではどうぞ・・・
主人公の『五十嵐たかし』は、地元札幌市の出身。兄が賃貸していたアパートを間借りして、一人暮らしをしている大学法学部の三年生。実家が近隣にあり食生活もろもろは、そこで賄い不足分はバイトで生計を立てている。
幼少時代から空手を習い、その傍ら中学校の頃から野球を始めていたが、短気で頑固な性格が災いし、高校二年生の時に先輩と喧嘩となり退部となる。
その後、ボクシングジムに通い始めて、大学入学前にプロのライセンスを取得したが、禁酒、禁煙、減量を嫌がり……そもそもボクシングは、喧嘩の腕を磨くためという不純な理由で、試合のマッチメイクを断り続け、繁華街に繰りだしては、ナンパと喧嘩に明け暮れていた。
知人、友人に対しての義侠心は人一倍で、仲間からの信頼は厚いのだが……過去のトラウマから、ことさら女性の内面に対しての不信感は根深く、女性を性の対象としか捉えていなかった……
人物紹介
『稲垣登志雄』
栃木県宇都宮市の出身。たかしと同じ大学の英文学科の学生。一年生のときに選択科目のスキー学習でたかしと知り合い、プロボクサーのたかしに習い稲垣もボクサーになる。
性格は滅法まじめ。女性に対して積極的にアプローチするが、その生真面目さが裏目となり、振られること度々で彼女ができない日々が続く……そんな折り、合コンで理恵と知り合う。
『的場大樹』
北海道旭川市の出身。先に就職で札幌市に来ていた姉との二人暮し。大学では、たかしと同じ法学部。
高校球児で、たかしとは野球のクラブチームで親交を深める。
性格は世話好きで義理堅い。高校の同級生の知香と高校三年生からつきあいを始め、交際を続けている。
『斉藤達郎』
地元札幌市の出身。バイクショップの事業を営む家族と同居している。大学では大樹と同級生。高校時代はサッカー部であったが、大樹の誘いで野球のクラブチームに参加。そこでたかしと知り合う。
性格は明るいが、口が悪く辛らつな物言いで人を怒らすことも多々……優柔不断でトラブルを起こすことも……。合コンで知り合った百貨店に勤務する佑菜と交際していた。
プロローグ
「あのね、抱いたからって彼女になったって思わないでよ。これは遊びだから、だけど、するのは……いいよ。たかし君、可愛いし。またしましょ!」
「ふざけんなって……」
たかしは、その後もめぐりあう女性に不信感が深まるばかりで……いつしか女という人種をまったく信用できなくなっていた。
たかしは、女を抱くのはWellcome(大歓迎)だが……それ以外は、別に一緒にいたいとは思わなくなっていた。女とつきあうのは、男の欲求を解消するため。それだけのこと。
彼女に対して、はなから信頼関係を築こうと思っていないし。感情移入することもなかった。そんなたかしは、ある日ナンパした女とJR琴似駅で待ち合わせをしていたが。その女がなかなか現れない。
そこに……。
『舞』
人口180万人余りを有する全国で5番目の規模を誇る政令都市さっぽろ……。このさっぽろには、東京、大阪など大手企業の多くが支社を開設、支社経済とも謳われている。
そこにある北の大歓楽街ススキノ……。
時代は湾岸戦争が勃発した一九九一年……バブル景気は終焉を迎えつつあったが、楽観論者が大勢でいまだに歓楽街はどこも人波に溢れていた。
俺はそのススキノのネオンが煌々と輝く南4条通りの交差点で夏休み明けの
大学の帰りに、いつものようにひとりでナンパをしていた。
「よっ! これから遊びに行くとこ? それとも帰り?」
「……」
おっ……とまった脈あり!?
「どっち?」
「どちらでもないわ」
「えっ?」
「遊びでも、帰りでもないわ……これからバイトよ」
「そんじゃ、今度さぁ、バイトのない日に遊ぼうよ」
「いいわよ」
ラッキー!
「いつがいい?」
「うーん、明日でもいいけど!? 夕方5時頃までは用事があるから……その後なら」
「本当! 書くものある名前と……番号は? 俺のは……これね、それでどこで待ち合わせる?」
「明日は琴似の方で用事があって……」
「じゃあ、琴似駅にしようよ。俺の実家が琴似の近辺にあって、俺も明日は、そこに用事があるからちょうどいいや……」
「JRの琴似駅がいいわ」
「いいよ、夕方6時にJR琴似駅のホームに……」
「いいわよ……」
「そんじゃバイバイ!」
そして明くる日の土曜日。ナンパに成功した!? ど派手なキャバ嬢風の女をJR琴似駅のホームで待っていたが……約束の時間になっても来ない。
うまく行くものと踏んでいたんだが、甘かったかなぁ〜俺好みの女だったけど。これ以上待っても時間の無駄か……実家に戻って、飯でも食わせてもらおうかなぁ……。
こんな時……テレビで紹介していた携帯電話だっけ、あんなのがあったら便利なんだけど『アナログ携帯の技術開発が進み、やっとデジタル携帯が登場して一般にも普及……』なんて説明していたけど。
調べてみたら新規加入料金や保証金があったり、月額基本料金が高額で一般人にはとてもとても……ましてや俺の小遣いでは賄いきれる訳がない。
第一相手も持ってないと意味ないんじゃん……。
どうしようかなぁ……っと、その時! ワンレンボディコン風のイケてる女が俺の目の前を通りすぎた!
よっしゃ、乗り換え!
とてもナンパされそうにないが……あたって砕けちまえ……。
「ねぇ、帰り?」
「……」
「無視すんの? ちょっと〜」
「……」
「ねぇってば?」
「なんなの用件早く言ってよ!」
「飲みに行こうよ。ススキノにでも! どう?」
「いいわよ」
「えっマジ!?」
「何それ、本気で誘ってんじゃないの? やっぱりやめようかなぁ〜」
「ちょっ、ちょっと! 本気、本気だって! 待ってよ」
「あなた、名前はなんていうの?」
「たかしだけど、そっちは?」
「……」
「えっ?」
「舞、舞よ! アハハハッ……」
「何がおかしいの!?」
これが、舞との出会いだった・・・
詳しくは、文芸社さんのホームページをご覧ください↓よろしくお願いします!
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-05759-0.jsp
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