|
1982年の映画です。
この映画は1980年に実際に起きた誘拐事件があって
その事件のドキュメンタリーを読売新聞社大阪支社が作り
それを基に映画化しています。
なので、もちろん事件のことを主軸にしっかり描かれてるけど
その時代の、報道に関わる人たちがどんなふうだったのか?もわかりました。
ちょっと衝撃的だったので・・・写真多めで長い記事になりました、すいません。
ネタばれます。
小柳ルミ子さんが出演されてます。
彼女の娘役が高橋かおりさんですよ・・・
うーん、すごい。
ほんと昭和のスターがどんどん出てくるので
あーあの人もこの人もみたことがあるっー!って感じでした。
誘拐事件が起きます。
このルミ子さんの子とお友達の男の子です
帰り道、ちょっと人が通り抜けるだけの暗いトンネルってあるじゃない?
あれを走り抜けたとたんに上から布が落ちてきて
ばさーっと少年にかかって
うわっ!怖い!とおもったら↑の題字がバーーン!って
ものすごい迫力で、・・・緊張ー。怖くなったよ(−−;
三波伸介さんだ、そうか笑点の司会をやってた方だ!
ぜんぜん気が付かなかった。
奥のメガネをかけたのが、宅麻伸さん。
ここは、新聞社の記者さんたちののとこで
前の二人はお通夜の最中に「誘拐事件発生」ということで駆け付けたのね
なのでネクタイが黒い。 宅麻伸さんの彼女・・・藤谷美和子さん
新聞社に入社した彼氏がめちゃめちゃ忙しくなっちゃって
これからどう付き合っていくか相談に大阪まで来たんだけど
また事件発生で、彼氏は新聞社へいっちゃって
なかなか来ない。。。という描写のために出ておられました。
ヘッドライン考えて、上司に最悪の事態もありうるだろうーって
ダメだしくらってまた徹夜して考えて、
次の日からは写真を撮るために走り回って・・・
なんてものすごい過酷な労働されてました。
一応このころには、マスコミと警察の間に報道協定があったんですね
読売新聞社は、この事件を追いかけるために宝塚にある新聞の直売所を待機基地にして
取材にあたっていたそうです。
せまい、直売所に男の人がわんさかいて、すごいのね。
なんというか、武骨な大人ばかりだよね、今の私とたいして歳かわんないとおもうのに
覚悟してるというか責任せおってるというか、プライドがあるというか
ほんと、大人っ!って感じ
仮眠をとるために、全員で一斉にズボンだけぬいて雑魚寝しようとする姿は、
もうねどんだけ、神経図太いんだろうか。。。という感じ。
メンタルで悩みそうにないわ。。。だって、絶対おならとかしそうなのに(特に三波さん)
足だって超ーくさそうだし・・・そんなとこでみんなで寝れる??
とおもう。。。(汗)やだー、はいりたくない・・・
こちら誘拐された息子さんの家
奥様が秋吉久美子さん
犯人に
『あのちょっとでいいんです、声を聴いたら安心するんで・・・』とすがりつくのね
この感じ秋吉さんぽい。
真ん中にいるのは伊藤四朗さんですよー若いねー
報道協定があるんで、周りは息子が誘拐されてるとはしらないので
PTAの電話がかかってきたりするの、相手もフツーに話してる
それどころじゃない!と思いつつ、冷静に対応するママ秋吉さん
そういうことがあったのかな。。。
旦那様は岡本さん。
歯医者さんだからという理由で選ばれちゃったんだよね・・・
親戚中に電話して、お金を顔してくれと頼むの
ものすごい演技でした。
この食事のシーンも、気がおかしくなってるような感じですごかったです。
で、犯人は早々にわかるんだけどね
萩原健一さんです。
喫茶店の経営に失敗して・・・とドラマではなってます。
実際は、お金のトラブルがあって喫茶店をやっていけなくなったらしいです。
で、子供の通う学校の名簿の中から金持ちそうな人を選んじゃったわけね。
まったくもって、ろくでなしという言葉がにあいそうな
責任感のない男を演じてました。
家にかえれば嘘ついて金をもらおうとするし
トランクに子供のせてるのに、車の中で愛人とヤルし
ちょっと脅したら、警察にもいわないだろう・・・とたかをくくっていたんだけど
相手は警察よんじゃって、実際はなかなかお金も受けとれなくて
ひくに引けなくなっていくわけね。
どんどん状況がわるくなって、しかも誘拐した男の子が具合わるくなって
半狂乱みたいになるショーケンさん、ものすごい目してました。
最後はけっこうあっけなかった・・・
ほんと生きててよかった(T-T)・・・
この犯人逮捕の瞬間を、読売新聞が報道協定が解除される間に撮ったとかって話が
はいってたんだけど、そこも事実みたいです。
その写真が使えないって、大騒ぎしてました。
犯人が同級生のお父さんだったことで・・・衝撃が走ります。
最近こういう事件あったよね。
ルリ子さんの家には報道陣がわんさか詰め、外に出れない
娘は街頭でTVをみてお父さんがつかまったことを知っている
翌朝、報道陣がいない時間に逃げるように出ていく母娘
そこを宅麻伸が待ち受けて写真をばしばしとるの。
ルリ子さん必死で子供をまもろうとする。
そして顔をばっちり写真にとられて、ああ・・・と思った瞬間に
『うち、おとうさんのことすきやー』
って娘がいうんですよ。。。(T-T)
その言葉をきいて会社には写真はとれなかったっていうんです。
やさしいよね。
今はネットで全部わかっちゃうけどさ。
このころの印刷はまだ、文字を拾い出して
やってたんですね・・・
すごいですわーこの作業・・・
そして、新聞に記事が載ったその数分後には
直売所の基地局をたたみ、
あたらしい現場に全員飛び出していった・・・という終わり方でした。
このシーン、なんかバスと乗用車がぶつかりそうになってて・・・あわや、事故だよ。
おいおい、それは想定外だったでしょう?ってかんじでした
このシーンで「完」って・・・(汗)
ほんと、きびしいわ。。。
これ実際に事件がおきた二年後にできた映画ですからね
しかも・・・たぶん、誘拐された当人も
犯人の娘もまだ40代くらいでしょう。。。
なんともいえんね、苦いよ心の中が。
実際に起きた事件でも新聞やテレビで報道される場面というのは
一部のみですよね。それでしか私たちはいろんなことをしりえない。
犯人は極悪非道か?といえば
男の子がすきなパンを閉まりかけた店に飛び込んでかってきたり
具合が悪くなれば、ものすごく心配したり
どこか、不器用な人間だったんだなという表現だったり
新聞社の人たちが、家に帰らないで、毎日毎日走って取材して写真撮って
怒られて没になってまた書いて書いてつくっていたのも
見えない部分だし
警察の人たちや家族の情の部分もこういうドラマ目線じゃないと
語られないものだと思うんで
報道では語られないものがいっぱい描かれた映画、という感じでした。
そそ、ぜんぜん関係ないけど
これって千葉の海なんだって・・・ほんと?
なんか映画みてこのマークみるとちょっとどきっっとして、緊張します。
みんなはしない?しないか・・・’(汗)
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー





