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巷では、猟奇的な殺人事件のようなものが蔓延していて嫌ですねぇ。。
こういうものはちゃんと別世界のものとして捉えるべきで、
現実に人や自分をその世界に突き落としちゃ、つまんないでしょ。
と、そういうことで、サイコスリラーの名作をご紹介することに致します♪
体格のいい白人女性が皮を剥がれ、殺されるという恐ろしい事件が多発。
しかし犯人を発見できないFBIは、訓練生であるクラリス・スターリングを、
かつては天才的な精神科医として名を馳せていた殺人犯、
レクター博士が収監されている病院へ送り込みます。
自分の患者を9人殺害し、それを食べたカニバル(人食い)ハンニバル・レクターは、
実に知的で紳士的な面と、きわめて残忍な両面を持つ男ですが、
今はその精神病院で、色々な制限の中で暮しておりました。
クラリスが気に入ったレクター博士は、
彼女の過去の話と引き換えに、
バッファロー・ビルと呼ばれる連続犯人逮捕のためのヒントを与えます。
そして事件は・・・
もう殆どの方がこの映画はご覧になっていらっしゃいますよね。
原作者のトマス・ハリスはとても寡黙な作家で、数年に1度しか本を出しませんが、
その作品はとても素晴らしくて、私も昔から大ファンでした。
原作が優れているのは知っておりましたけど、
この映画はまた、原作を凌ぐほどの出来の良さ♪
レクターが登場する物語、『レッド・ドラゴン』『ハンニバル』も映画化されましたが、
他の追随を許さない、最高の作品となりました。
なんと言ってもこのレクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスは
殺人犯を演じるにもかかわらず、魅力的とも思わせる存在で、
彼以外にこの役を考えることは、不可能だと思わせるほど。
対してあの純粋で、幼い頃抱えた心の傷を持ちながら
懸命に今を生きるクラリスに、ジョディ・フォスター。
彼女も本当に素晴らしい演技で、最初から最後まで私たちを魅了します。
ストーリーも、役者も文句なしなんですが、
その上に登場する細かい描写や、使われている「物」がまた見事なんですよねぇ。。
例えばクラリスがつけている香水が、
リナ・リッチのレール・デュタンだったりするんですけど、
それを初対面の時に鉄格子越しに(それもその日は彼女はつけていかなかった)ことを当てる。
この香水を持ってきたところは上手いですねぇ。。
それを嗅ぎ取るレクターの収監される前の生活を一瞬のうちに想像させますし、
そして苦学生で這い上がってきたクラリスの、一生懸命に這い上がろうとする上昇志向とか・・・
そんなものが見事にこの香水ひとつで描かれています。
そしてクラリスの銃はS&WのM10。
犯人が使うのはコルト・アナコンダ。
ハンマーコックするので、音がして、クラリスが気付く、とか。。
気をつけて何度も観ているとそういうものもいっぱいありまして、
これまで7〜8回は観てるんですけど、飽きませんねぇ。
FBIの行動科学課のジャック・クロフォードが
何故彼女をレクターのところへ行かせるのか、
なんてところは残念ながら映画ではあまりわかりませんけど、
原作を読むと(特に前の「レッド・ドラゴン」)よくわかります。
2人の心理上のやりとりも興味深いのですけれど、
やっぱりレクター博士は強烈なインパクトがありますね。
彼が精神病院でかなり特別に扱われている理由を
ちょっとだけ挙げましょうか。
彼はこの病院に入れられた後、胸痛を訴えて診療所に移されるんですけど、
心電図のモニター装置に繋がれたままで、
彼の上に屈みこんだ看護師の女性の顎を噛み砕き、彼女のちぎれた舌を飲み込むんです。。
その時の彼の脈拍は1度として85をこえることはなかった・・・とかね。。
そういうエピソードがあって彼はある「罰」を受けているんですけど、
そういうことを含めて様々なことがあって、この映画のラストにも繋がって行ったり・・・
小さなことまでとても丁寧に描いてある物語を
ここまで大胆に、かつ見事に映画化したのには、本当に驚きました。。
高度な知性と清冽な精神を持つ異常者。
緻密に繊細に気高く、
バッハのゴールドベルク変奏曲を演奏するグレングールドの曲をうっとりと聴きながら、
あたり一面を血に染めるハンニバル・レクター博士。。
対比もうまいなぁ。。
(ここは私の発見メモ帳みたいになってます?^^;)
正直バッファロー・ビルなんてどうでもいいくらい
この2人がメインの映画です。
「クラリス、子羊の悲鳴はやんだかい?」
うーん、やっぱり凄いや、この映画。。
私は究極の恋愛映画とみるんですけど、さて、どうでしょう?
そんなはずはない?w
ジョディ・フォスター クラリス・スターリング
アンソニー・ホプキンス ハンニバル・レクター
スコット・グレン クロフォード主任捜査官
テッド・レヴィン バッファロー・ビル
アンソニー・ヒールド チルトン医師
ケイシー・レモンズ マップ
ダイアン・ベイカー マーティン上院議員
ブルック・スミス キャサリン・マーティン
フランキー・R・フェイソン バーニー
ロジャー・コーマン FBI長官
チャールズ・ネイピア ボイル警部補
ジョージ・A・ロメロ FBI捜査官
ポール・レイザー
ダン・バトラー
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おお、恋愛映画ですか。なるほろ〜^^; わかる気もします〜。んまあ、アンソニー・ホプキンスが魅力的というのは、同感でございますねぇ。演技うまっ! いですよね〜^^;
2007/1/12(金) 午前 0:52
彼はサー・アンソニー・ホプキンスなんですよね。1992年にナイトの称号を貰っているほどの名優ですもんね^^どんな役もこなす、すっごい方で私も大好きです、サムソンさん♪
2007/1/12(金) 午前 0:56
怖くて見れなかった映画ですが・・怖い部分は除いてちょこちょことTVでみました。究極の恋愛、そう思ってじっくり見てみなくちゃぁ〜〜ね
2007/1/12(金) 午後 0:22
90年代以降のサスペンスでは間違いなくNO.1。アカデミーの長い歴史の中で、作品・監督・主演男女・脚本の主要5部門を独占したわずか3本の内の1本です。 主演の二人も何も言うことはございません。様式美と言ってもいい映像のインパクトもすごい。TBしますね。
[ サミー ]
2007/1/12(金) 午後 1:31
怖い部分はちょっとだけ目隠しされても、きっとストーリーはおわかりになるから大丈夫♪ 私は好きな映画です^^クレージーママさん。
2007/1/12(金) 午後 1:51
今読ませて頂きました。仰る通り♪ 格調高くてなんとも「上品」なんですねぇ。。私も素晴らしい作品だと思います。トラバありがとうございます^^ジニーさん。
2007/1/12(金) 午後 1:56
怖ろしい映画です。もちろんホラーではなくて。人間の持つ恐さですね。心理描写が上手いです。映像に気持ち悪い部分もある(こういう映像が好きじゃないもので)のですけど、映画としては見事な作品で、面白かったです。究極の恋愛映画っていうのも面白いです。(^^)
[ PANA ]
2007/1/12(金) 午後 6:51
解剖台の上のシーンとか(最初鼻に何塗るんだろう?と思った人多いでしょうねえ。。)、あの繭を切り開くところとか、その他いっぱい怖いシーンもありましたねえ。。でも一番怖いのは。。という映画^^トラバありがとうございます、panaさん。
2007/1/12(金) 午後 9:51
来ましたね〜ww 何回も観ちゃいますよねぇ。傑作です! トラバさせていただきますね♪
2007/1/12(金) 午後 10:18
来ましたっw(なんのことやら?^^;) ホントこれは素晴らしいです〜 じゅりさん♡ トラバありがとうございます^^
2007/1/12(金) 午後 10:29
グレン・グールドのバッハのゴールドベルク変奏曲って、CD売ってるんですか?凄く興味あります。今、『ハンニバル』を観ましたが、凄くおもしろいことに気付きました。
[ - ]
2007/4/29(日) 午後 11:38
とても隅々まで見られていて驚きです。
気付かなかったことがたくさんありました。トラバお返ししときます。
[ ken87 ]
2008/4/25(金) 午後 5:05
わ。1年前になりますね^^; すみません、nakachinさん。
もちろん売っています^^私も持っております。
2008/4/25(金) 午後 10:47
まず原作が好きでしたし、映画化されたこの作品も見事。
好きだと何度も観ちゃうので自然と^^kenさん。
トラバありがとうございます。
2008/4/25(金) 午後 10:48
本筋の事件とは関係ないところにいるレクター博士が主演、というのもこれ、不思議な映画ですよね〜。
何度観ても飽きないって、よく分かります〜〜。 ^^;
TB、お願いします。 ^^
2008/9/23(火) 午後 5:55
ホント映画では良く考えると、主役ではないのですけどね^^;
でも強烈なキャラクターで、アンソニー・ホプキンスにやられてしまったのかもしれません^^トラバありがとうございます、サムソンさん。
2008/9/23(火) 午後 10:24
TBありがとうございました。遅くなってすみませんm(__)m
もう7〜8回も御覧になってるんですね〜。
20年ぶりくらいに観ましたが、やはりとっても面白くて、猟奇殺人ものなのにエンタメ性もあり、なんといっても主演の二人の演技が素晴らしくて、名作だーと思いました。
本筋の事件が霞んじゃうほどでしたね(笑)
このアンソニー・ホプキンスが怖すぎたので、この映画観て以来、怖くて苦手でしたが、恋さんはお好きなんですね・・・。
TBお返しさせてくださいね。
2010/4/3(土) 午前 9:41
この作品のキャストも映像化も、私の中ではパーフェクトなんですね。
原作がまた良かったので、より嬉しい作品となりました。
あ、そういえば本筋のお話は。。^^;
サー・アンソニー・ホプキンスは『日の名残り』の役も好きです。
トラバありがとうございます、かりおかさん。
2010/5/4(火) 午後 11:59
そうなんですよね、バッファロー・ビルはもう思い出せませんもん
^^;
究極の恋愛映画、そうかもしれません。指が触れた瞬間のあの雰囲気・・・「ハンニバル」でのクラリスに対する紳士的態度・・・間違いないですよね〜><
[ - ]
2010/11/21(日) 午前 8:25
妙にテンションの高い記事で、大変お恥ずかしいです。。^^;
私は恋愛映画、として、この作品が心にあったりするんですね。
心に孤独を抱えた男と女・・・出会いは普通のそれではないのですが、切ないお話でもありますね〜T.Snakeさん。
2010/11/21(日) 午前 10:21