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これはいい脚本ですね〜♪ それに役者さんの演技も素晴らしい。
題材からしてよくあるものかしら、と、思っていたのですけれど、
こういう観せ方があったか、と、うーん、と唸りました。
もしかして、芥川龍之介の「藪の中」を読んだ方がアイディアを・・・
(映画では黒澤監督の『羅生門』になるのでしょうけれど、あれは原作混ぜてありますからね〜)
って、何故今アメリカで芥川ブームが、なんて突っ込まないで下さいw
まあ、それとはまたひとひねりちゃんとしてありますが^^
テロ撲滅の国際サミットが開催されるスペインのサラマンカ。
大観衆を集めた広場では、アシュトン米大統領によるスピーチが行なわれようとしていた。
だが、演説が始まろうとした矢先、一発の銃声が轟き、大統領が狙撃されてしまう。
続いて爆発も発生し、一瞬にして広場が混乱状態に陥る中、
シークレット・サービスのトーマスとケントは狙撃犯の捜索に奔走する。
そして、市長を護衛していた地元刑事エンリケの証言や、
観光客のハワードが収めていたビデオカメラの映像などから、複数の容疑者が浮上するのだが…。
allcinemaより
首脳会議が行われるサラマンカで、
事件のそばにいた8人の目撃者の8つの異なる視点で描いた、ってことなんですけれど、
それらを全部切り張りしたものが、
さあ、映画ですよ、と、差し出されるものが多々あったりしますが、
そこで、ちゃんちゃん、ではなくて、またぐいっ、っと引き締める手法の上手さはお見事。
バリー・L・レヴィという脚本家を初めて知りましたけれど、
この人、ちょっと注目しとこ。。
8回も巻き戻されちゃうので、また?と、思われる方もおありかもですけれど、
そこに少しずつ新たな事実というものが加えられていて、
なおかつ人間の心理というのをついていて、これが私には興味深かったです。
上手く言えないんですけど、私たちはある出来事を「観た」と思いますよね。
でも、その隣で誰かがまた何か付け加えると、
ああ、それもあったし、なんて思って、ちょっと印象が変ったりもします。
そして時間が過ぎて、また色々なことがわかってくると、
あれはそういうことだったかもしれない・・・なんて、日常に経験されたことはありません?
結局、最初に観たのは本当のことなんですけれど、
そこに至るまでにあったことを知る、もしくは検証することによって、
これまで意味を持たないと思っていた
「観た」ことが、それまでとは違う意味を持つ可能性があり・・・
・・・どうでもいいですか?^^; すみません。。
最初の方に、お久しぶりのシガニーさんが登場されていますが、
彼女たちジャーナリストが、ちょこちょこ話している中に、
実はこの映画が、荒唐無稽なアクションものにならない説明も、
短いながら、ちゃんとされていたりします。
デモをする人たちのプラカード(このデモのシーン、映さないように、なんて指示が出たりします)
リポーターのコメント(これも余計なことは言わなくていいから、なんて言われています)
そんなところで、ふぅん、なるほど、
アメリカの対テロ政策と、基軸通貨であるドルの問題もちゃんと取り上げてあるのね。。
なんて知ることが出来ちゃったりします。
それと大統領のウィリアム・ハートがこぼしていたように、
アメリカでは、既に大統領は、象徴というか、
単なる形になっているかもしれない、という皮肉もなかなか興味深かったです。
あんなカーアクションがあってたまるか、とか、
また不死身のSP登場〜とか、
まあ、突っ込みどころもあるにはありますが、
この90分の中でここまで描けたら十分ではないか、と。
少女のことで事態が一転してしまうのは、
これもお好みでしょうけれど、
私はなんとなく、人間たちだけの報復や憎しみの連鎖に神様がなにか手を下したような印象もあって
結構好きだったり致します。
ちゃんと出来事には理由がある。
そしてそれは「神の視点」というか、流れの中でも普遍なものとして配置されている、という感じかな。
全ては最後を迎える様々な事象。
しかし、それは果てしなく続く時間の中で、
何度も何度も繰り返されるものだったりもするんですけどね。。
豪華な役者さんたちには拍手。
みなさん、いい仕事なさっておられます♪
デニス・クエイド トーマス・バーンズ
マシュー・フォックス ケント・テイラー
フォレスト・ウィッテカー ハワード
サイード・タグマウイ スワレス
エドゥアルド・ノリエガ エンリケ
エドガー・ラミレス ハビエル
アイェレット・ゾラー ベロニカ
シガーニー・ウィーヴァー レックス
ウィリアム・ハート アシュトン大統領
ゾーイ・サルダナ
ブルース・マッギル
ジェームズ・レグロス
リチャード・T・ジョーンズ
ホルト・マッキャラニー
レオナルド・ナム
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特に注目作、ということはなかったのですけど(すみません^^;)観たらこれはやったな、と、思っちゃいましたね〜♪
もちろん、いっぱい許しちゃいますw fishrenzuさん。
2008/4/7(月) 午前 7:51
まさにその通りw
ハリウッドもこういう風に、まだまだ「らしさ」を守りつつ、グレードアップしていって欲しいですよね^^ひみつさん♪
2008/4/7(月) 午前 7:52
はい、ついに?記事にしてしまいました。ので〜〜TBしていきます。
恋さんの、物事の認識にかかわる考察が、私にも乗り移った感じだなぁ!?(笑)
2008/4/9(水) 午後 0:40
ありゃ^^; もしかして何かご迷惑をおかけしたのではないかなと心配にw
トラバありがとうございます^^エルザさん。
2008/4/9(水) 午後 10:28
一つの事を見ても人によって見方が違うそしてそれぞれの事情や考えが入っているのが見えて面白かったですよね〜。
キャストもよかったです。90分で短かったのが、難点だったかなっと。
トラバさせてくださいね。
2008/4/26(土) 午後 3:54
アイディアがなかなか。。ですよね〜♪
思った以上に楽しめました^^トラバありがとうございます、月海さん^^
2008/4/27(日) 午前 8:11
この作品の脚本家バリー・L・レヴィって知らなかったけど、才能を感じさせますねぇ〜!
デニス・クエイドをはじめ、シガニー、フォレスト、ウィリアム・ハートなど出演陣も豪華でした♪
2008/7/10(木) 午後 9:57
私もぜんぜん知らなかったのですけど、これは見事ですよね〜
この映画、ホント面白かったです^^やっくん。トラバありがとうございます。
2008/7/10(木) 午後 10:41
興味深い映画でしたね・・・。中盤以降も独特の作りと展開を維持して欲しかったような気もします・・・。TBさせていただきます!
2008/9/19(金) 午前 0:22
こういう描き方があったのだ、と、面白かったですね〜♪
導入部分から引き込まれて観ていたような気がします。
トラバありがとうございます^^たくたくさん。
2008/9/19(金) 午前 7:48
つぶれた車から抜け出してまたテロリストを追うバーンズはむちゃくちゃ不死身でした。
ちょっとアメリカに対して自虐的なのかな?と思わせておいて、やっぱりアメリカンヒーローでした。
2008/9/26(金) 午後 0:47
興味の引かせ方がとっても上手かった。ちょっとづつ新しいことを小出しにする辺りがニクい。すっかりのめり込んで見ちゃいました^^
大統領とSPがやたらとカッコ良かったですw
トラバさせて頂きます。
2008/10/30(木) 午後 6:56
遅レスすみません、ちぃずさん。。^^;
あれだけ不死身はありえないですよね〜♪
つっっこみながら観ちゃいました。
2008/10/30(木) 午後 11:17
デニス・クエイドに興味がおありなのですねえ。。
今年1番ですか。。^^ 色々な部門で色々な1位を観た映画で探すのも楽しそうです。トラバありがとうございます、ふぇいくさん。
2008/10/30(木) 午後 11:18
はじめまして
珍しいストーリー展開で面白かったです。
TBさせてもらいました。m(_ _)m
[ 天和 ]
2009/2/7(土) 午後 10:44
これは面白い作品でしたよね〜。
「メメント」なんか私の理解力が追い付かなかったんですが。。。
この作品は楽しめました。。
コンパクトでテンポもよかったですよね。
TBお返ししますねー。
2009/4/11(土) 午前 11:43
わっ^^; 遅いレスすみません、天和さん。。
こういう風にみせてくれるのも面白いですよね〜
真剣に見入っちゃいました。トラバありがとうございます♪
2009/4/11(土) 午後 11:29
こういうタイプの映画はテンポがよくないとだれちゃいますよね。
時間といい、展開といい、ちょうどよかったし楽しめました。
トラバありがとうございます ^^ ぴろしきさん。
2009/4/11(土) 午後 11:31
私もあの少女がいてなんかこう必然を感じることができました。
できすぎって言われちゃえばおしまいですけどね(苦笑)
本当に面白い新しい視点をみせてくれた映画でした^^TBさせてくださいね
2009/6/8(月) 午後 10:40
今から考えれば90分でよくこの物語が成り立っていますよね〜♪
こういう映画は、やられた!と、叫びつつ嬉しかったりします。
トラバありがとうございます ^^ 恋愛映画さん。
2009/6/8(月) 午後 10:56