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2000年のフランス製作映画です。
女性40歳定年、男性45歳定年。
そんな若いのに定年なんていうのは・・・
でも、この作品を観れば、それも納得かも。
オペラ座のバレエダンサーたちが、
身体と心のバランスをベストに保っていられるのは、ほんの短い間なんだそうです。
表現力の一方である身体がピークに達しても、
役に対する理解力、深みがピークに達するのはもっとあと。
その間でダンサーは決断を強いられ、苦悩しているのですね・・・
美しいバレエに身も心も捧げた団員たちの日常を知り、
ただただ、ため息です。。
原題は『TOUT PRES DES ETOILES』
エトワールを頂点に厳格な階級社会が築かれているパリ・オペラ座バレエ。
その美しくきらびやかな表舞台の裏では過酷で容赦のない、
頂点を目指した、あるいは生き残りをかけた熾烈な争いが繰り広げられている。
そんなプロの世界ゆえの残酷なドラマを見つめたドキュメンタリー。
監督は「田舎の日曜日」「ラウンド・ミッドナイト」などで知られる
ベルトラン・タヴェルニエの息子で俳優としても活躍するニルス・タヴェルニエ。
300年以上の歴史を誇るパリ・オペラ座。
そのバレエ団は、“星”を意味するエトワールと称される最高位のダンサーを頂点にし、
プルミエ・ダンスール、スジェ、コリフェ、カドリーユと続く完璧な階級社会。
そもそも、一握りの選ばれし者のみが団員になれる世界。
その中で、残酷な生存競争に勝ち残るために、
日々超人的な努力が要求されるダンサーたち。
エトワールに任命されてもなお、深まりゆく芸術への理解力と相矛盾するように、
衰え行く肉体に悩み続ける。
一方、カドリーユたちは血マメをつぶし、抗生物質を飲んでステージへと上がる……。
allcinemaより
アカデミー賞で今年、
主演女優賞に『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンがノミネートされています。
こちらはバレエ映画、というジャンルではなく、
サスペンス映画ということになっているそうですけれど、
昇級試験を次々とクリアし、上を目指すダンサーたちの姿を観ていると、
この美しくも厳しいピラミッド型社会の中に、
どんな想いがあるのかを知りたくなってしまいます。
こちらのドキュメンタリーでは、
ドロドロしたものは(当然?^^;)描いてはありません。
でも、言葉に出さなくても、
それぞれの階級にいるダンサーたちの苦悩や想いが自然に見えて来る気が致します・・・
必死でノートを取り、
代役がもし自分になれば・・・と、努力を続ける女性が、
「こんなことは慣れているわ」
と、ひっそりと立ち去る後姿。
母親がエトワールであるがゆえに、
愛するバレエをしているのに、幼い頃からいつも周囲の重圧を感じているダンサー。
血に染まったつま先にテーピングを施しながら、
「舞台に立ったら痛みを忘れるの」というダンサー。
エトワールに登りつめたにもかかわらず、
事故に遭ったときのために、バレエ教師の資格を取ったというダンサー・・・
観るもの全てが新鮮で、ストイックで、そして厳しい世界です。
彼らは信じられないほど見事な肢体を持っており、
そこら辺りの女優さんも霞むのでは?なんて、素晴らしい美貌の持ち主ですが、
日々懸命の努力をして、それを保ち、
まだ上を目指し続けているんですよね。
よく白鳥に例えられますよね、
水面では優雅に、水面下では必死に足を動かすこと。
(そういえば、この作品でも「白鳥の湖」のシーンが出てきます)
表舞台では美しく、華麗な姿に、
観客はうっとり見惚れてしまいますが、
一旦それを終えて、舞台袖に戻ると、
床に倒れこむダンサーたちがいっぱい。
美、とは、これほどに何もかもを捧げねば得られないものなのでしょうか。。
私が観たのは、バレエのほんの一部の世界ですけれど、
これを観ると、本物のバレエの舞台を観たくなること、間違いなしでしょう。
モーリス・ベジャール本人もちょっとだけ登場いたします ^^
バレエに興味をお持ちの方、
なかなか観れないこの100分のドキュメンタリーは貴重かもですよ〜♪
マニュエル・ルグリ
ニコラ・ル・リッシュ
オーレリ・デュポン
ローラン・イレール
エリザベット・プラテル
マリー=アニエス・ジロー
クレールマリ・オスタ
ウィルフリード・ロモリ
ミテキ・クドー
イリ・キリアン
ノエラ・ポントワ
モーリス・ベジャール
藤井美帆
監督: ニルス・タヴェルニエ
撮影: ニルス・タヴェルニエ
ドミニク・ルリゴルール
スチール: ヴァンサン・テシエ
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ドキュメントで、バレエを扱ってサスペンスですかっ。
うぅ〜ん、興味のある方には必見のようだけど、ナニゲに面白そうな作りですな。
いつかイッときます。(・ω・)bグッ
2011/2/19(土) 午後 6:52
最高峰のバレエですね。
いつか舞台で観たいです。
ポチ☆
2011/2/19(土) 午後 9:19
みなさん、とても身体が綺麗なんですよね〜
子供の頃からずっとそういう努力をしているので、当然といえばそうなのかもしれませんけど、ホントに美しいです ^^ サムちゃん。
2011/2/19(土) 午後 9:34
沢山ライバルがいる、というのは現実ですものね。
その中から優れた人が選ばれる・・・実力の世界は厳しいです。
『ブラック・スワン』楽しみです ^^ れじみさん。
2011/2/19(土) 午後 9:35
私も子どもの頃バレエを習っていたことがあるんですよ。
『バレエ・カンパニー』は、もっと淡々とした感じじゃなかったかしら・・・記憶違いだったらごめんなさい、HKさん。。^^;
2011/2/19(土) 午後 9:37
オペラ座でとても有名なダンサーの方々も登場されていて、その群を抜いた優雅さ、美しさも見れるようになっています。
ドキュメンタリーならではの映像が、新鮮で素敵です ^^ しげさん。
2011/2/19(土) 午後 9:38
あ、サスペンスは是非ナタリー・ポートマンの映画で楽しみたいですね〜 ^^
時おりモノクロの画像が入るのですけど、映像が静止した、という印象なんですよ。ちょっと面白いかも ^^ Kazさん。
2011/2/19(土) 午後 9:39
あ、これはドキュメンタリーなんですねぇ。
舞台裏と言うか、そういうものを知ると、バレエの舞台を見る目も違ってくるような気がします〜
放送あったらチェック致しまっす^^
2011/2/19(土) 午後 9:40
そうですね〜
彼らは世界で一番、って言っていましたね。
是非機会があれば生の舞台を観てみたいです、ポチありがとうございます ^^ せんころさん。
2011/2/19(土) 午後 9:40
あ。リアルタイムにいらっしゃいませ、でした、じゅりさん。。^^;
バレエがどれだけ過酷なものか、というのも、愛より深い、と彼らがいうのかも、分かる気がしましたね〜
機会があれば是非ご覧になって下さいませ。
2011/2/19(土) 午後 10:14
華麗で美しい演舞の裏には、血のにじむような努力があるのでしょうね。
心と身体の最高到達点が違う事も、辛い事だろうと思うし
美を追求するストイックな世界も興味深いですね。
2011/2/20(日) 午前 7:23
この映画は何度も見ました。
映画館でも見たし、DVDでも。。。バレエをちょっとやっていたので、今はやめてますが。。。すごく見ると気分が上がります!
プロの世界ってアマチュアにとっては血にまみれたテーピングさえも甘やかで。。。「バレエリュス」もいいですよ!
2011/2/20(日) 午前 7:50
バレエ関連の映画、ドキュメンタリーって結構ありますね。
私が映画を観るようになってからでも3〜4本あったと思います。
こちらも面白そうです。
ナタリー・ポートマンの映画も気になりますね〜〜
2011/2/20(日) 午後 3:56
これ、しらなかった
「ジェニファーコネリー」の方かと思ったよ〜
2011/2/20(日) 午後 5:02
女性40歳定年、男性45歳定年・・・意味深ですね。
オペラ座にも行ってきたので、本作もチェックしてみたいと思います。
情報・・・ありがとうございます(ペコリ)
2011/2/20(日) 午後 5:17
ドキュメンタリーでこういうのがあると、つい観たくなっちゃいます。
子供の頃バレエをやっていて、こういう上の世界は知らないですが、かなりのハードな運動量だったことだけは、しっかりと憶えておりますので。。^^; pu-koさん。
2011/2/21(月) 午後 10:45
おお、ずっとやっていらしたのですね、凄いわ!
私はあまりのハードさに挫折。
母をがっかりさせました。。^^;
でも今も遠くからは憧れて見ています ^^ あんずさん♪
2011/2/21(月) 午後 10:57
他にも確かありましたね ^^ エルザさん。
今度の『ブラックスワン』は、少し怖いお話のようですが。。
でも是非観たいと思っています♪
2011/2/21(月) 午後 10:59
色々あるんですよね。。
私もどれを観て、どれを観てないか、タイトルがはっきりしないんですが。。る〜さん。。
2011/2/21(月) 午後 11:00
あのオペラ座の見事な装飾も時おり登場していました ^^
でも、オペラ座併設のバレエ学校のことが、これほど詳しく知ることができるとは〜♪
いいドキュメンタリーでした ^^ くるみさん。
2011/2/21(月) 午後 11:01