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☆恋の映画とお酒に恋してる☆
心ときめく3月 でも忙しいよね…

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荒野の用心棒

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1964年のイタリア製作映画です。


テレビでクリント・イーストウッドの映画を観た頃は、
吹き替えは山田康雄さんでした。


納谷吾郎さんが演じられたこともあるらしいのですけどね ^^


ルパンのあの軽い、でも魅力たっぷりの声でもお馴染みですけれど、
クリント・イーストウッドの声の吹き替えのときは、
これがまた、苦みばしった渋い男の声で、いいんですよねぇ。。



最近BSで放映されていたので、これは字幕版で観ましたが、
あのオープニング♪


上下が赤と黒に分かれて、エンリオ・モリコーネのあの口笛が響いてくると、
自然にテンションが上がってきてしまいます。



三つ子の魂百まで、なんて言いますけど、
幼い頃から私に、たっぷり当時の映画を観せた父親の責任は大きいと思われ。


こういう作品が私のベースになってるらしく、
どうもその上に構築された人物像は、
明らかに、色気に欠けるものとなったようでございます。。^^;



原題は『PER UN PUGNO DI DOLLARI』
『A FISTFUL OF DOLLARS』

「ひと握りのドル」・・・なるほどねぇ〜





二人のボスが対立するニューメキシコの小さな町に現れた凄腕のガンマン。

御存じ黒澤明の「用心棒」を西部劇に翻案したマカロニ・ウェスタンの代表作。

当時、映画俳優としては鳴かず飛ばずだったイーストウッドを一躍トップスターに押し上げ、
監督レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネ共に出世作となった。


この3人は次作「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」でもトリオを組む。


「続・荒野の用心棒」は本作とは何の関係もない。


                                  allcinemeより



黒澤監督の『用心棒』の盗作だ、ということで、告訴された事件は有名かも。


セリフや登場人物など、そのままなのに、
黒澤明監督に許可を求めないで映画化してしまい、
のちに東宝から訴えられて、敗訴。


結局興行収益の15パーセントを東宝側に払う、ということで決着がつきました。

あとアジア圏の配給権利も・・・と、資料には書いてありますね〜



似ているところはとても多いけれど、
でもテイストが違う、ということで、どちらも大ヒット。



それまでは、ジョン・ウェインなんかが活躍する西部劇が「正統派」で、
マカロニウエスタン、なんて呼ばれるこの手の作品は、
「なんちゃって西部劇」みたいな扱いだったみたいです。


しかし、その後、次々こいう作品が作られ、ヒットしていったことを考えると、
なかなか楽しい気持ちになっちゃいます♪


この作品を観て育って、映画監督になった方も、大勢いらっしゃるみたいで。。


例えば日本で公開された、
三池監督の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』

荒唐無稽で、これ、なーに、みたいに思われた方もおいでになると思うのですが、
確かにこの流れですよ〜


で、私は狂喜したのですけど、
ヒットはあまりしなかったのかなぁ・・・


タランティーノと、香取慎吾さんが冒頭に登場するとか、
かなり贅沢な作品で、役者さんたちも楽しんで演じていらしたような気がするんですけどね ^^



それまでの建物や岩陰から、バンバン撃ち合うやり方ではなくて、
有名なシーンですけど、ダイナマイトが爆発したあと、
次第に煙が消えて、そこにイーストウッドがひとりシルエットとなって現れる・・・


そして、相手は数人、
なのにひとりで、あっという間の早撃ちで、次々相手を撃ち殺す。。


うー、身悶えしちゃう♪
(おかしい。。^^;)


心臓を狙え、とか言っちゃって、実は・・・


ね〜言ってみたいですよね♪
(本当におかしい・・・)



この女好きめ、と、思ったら、あの笑みは実は・・・


俺の騾馬は、笑われるのが嫌いなんだ・・・


棺桶屋のおじいさんに、「ひとつ多かったな」と、去り際に言う・・・


きゃー、ですっ。


つっこみどころは実はいっぱいなのですが、
懐かしさと興奮で、今も頬が紅潮しているかもw




「酒は飲んでも飲まれるな」

「痛みには強くあれ」



この作品からこれらのことを学んだ私は、
やっぱり色っぽい女性には、なれなかったですね、はい・・・








クリント・イーストウッド    ジョー
ジャン・マリア・ヴォロンテ    ラモン
マリアンネ・コッホ    マリソル
ヨゼフ・エッガー    棺桶屋のおじいさん
マルガリータ・ロサーノ    コンスエラ・バクスター


監督: セルジオ・レオーネ
(ボブ・ロバートソン名義)
原作: 黒澤明
菊島隆三
脚本: セルジオ・レオーネ
(ボブ・ロバートソン名義)
ドゥッチオ・テッサリ
ヴィクトル・A・カテナ
ハイメ・コマス
撮影: ジャック・ダルマース
音楽: エンニオ・モリコーネ

シェルター

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2009年のアメリカ製作映画です。

映画ならではの楽しみで、
今日は、ちょっと怖いのを観たい・・・そういう気分になることってありますよね。


劇場で観れればベストなのですが、
家で夜観るのに、あんまり賑やかなのじゃないのがいいな・・・


そんな時、この手の作品を手にとられる方って、多いのではないでしょうか ^^




「めぐりあう時間たち」「エデンより彼方に」のジュリアン・ムーアが、
一人の多重人格者の謎に立ち向かう精神分析医を演じるスーパーナチュラル・スリラー。


共演に「マッチポイント」のジョナサン・リス・マイヤーズ。

監督はスウェーデンの新鋭コンビ、モンス・モーリンド&ビョルン・スタイン。



カーラは、解離性同一性障害疾患、
いわゆる多重人格を否定する精神分析医。

その病気を理由に罪を逃れようとする犯罪者たちの嘘もことごとく見破ってきた。


そんなある日、同じ精神分析医の父から、デヴィッドという患者を紹介される。

カーラが診察を始めると、さっそく別人格が現われる。

最初は愉快犯と確信していたカーラだったが、
調べを進めていくうちに、次々と俄には説明のつかない事実が判明していく。


次第に確信が揺らぎ、逆に精神的に追いつめられていくカーラだったが…。

              
                                  allciemaより



これは話が進んで行って、
その「原因と結末」については、ご意見も分かれるところでしょうけれど、
でも役者が巧い、話の進め方もいい、ということもあって、
こけおどしの場面もないのも、
大人に似合うサスペンス映画、と、いえるかもしれません。



脚本は、マイケル・クーニー。

そう、『アイデンティティー』の方でございますっ。



冒頭のシーン、なかなか緊迫しています。


ある男が多重人格であるかないかで、
死刑になるか、ならないか、
・・・その判決が出される裁判が行われています。


ジュリアン・ムーア扮するカーラは、
解離性同一性障害疾患のことを、
「あれは映画や小説などが作り出した話です」と、
きっぱり言い切り、
別人格がやったと主張する被告人の申し立てを、根拠のないことと斬り捨てます。




閉店ですから、というバーに飛び込んで、
100ドル札を投げ出し、
強いウィスキーを、テレビの死刑執行のニュースを観ながら何杯も飲み干すカーラ。


こういう役にジュリアン・ムーアを持って来るのはいいですね〜



ジョナサン・リス・マイヤーズが、
今回はとても難しい役を演じていますけれど、
こういうのを役者冥利に尽きる、と、いうのかも。



特撮とか、そういうのを極力使っていないらしいので、
恐怖を「演じる」のは、
ほとんど役者さんの力によるところが大きいのです。


カメラもよかったですよ。


中心に人を置いて、カメラが遠くなっている絵とか、
楽譜が紐に洗濯バサミで留めてあるのが、風に激しく揺れる中、
向こう側からカーラがゆっくり歩いてくるシーンとか。


スクリーンで観ると、ここいらは、
かなりぞくぞくしそうな感じです。



で、この映画の評価が分かれるのは、
宗教が登場するので、特に我々日本人には・・・というところになるのでしょうねぇ。


そんなオチなら、もう観ない、なんて声も聞こえてきそうだわ(汗)



そこで私は、あえてここでの「宗教」を、
人の想念というか、強い気持ち、というか、
逆にも言えるんですけど、
弱さ、とか、赦す、赦さない、とか、そういうことに置き換えて観ると、
案外すんなりご覧になれるのではないかしらん、と、思ったんですね。



そうすると、違和感が少なくなって・・・といっても、
違和感がある方にはありますよね。。^^;



特別優れた作品とは申しませんけれど、
ヨーロッパ的な雰囲気とか、
心理的にじわじわ怖い、という描き方がよかったりするので、
私はこの作品、なかなか好きだったのですけど。。



興味がおありの方、一度ご覧になって下さいませ♪











ジュリアン・ムーア カーラ
ジョナサン・リス・マイヤーズ   デヴィッド
ジェフリー・デマン
フランセス・コンロイ
ネイト・コードリー
ブルックリン・プルー



監督: モンス・モーリンド
ビョルン・スタイン
製作: エミリオ・ディエス・バロッソ
ダーレーン・カーマニョ・ロケット
マイク・マキャリ
ニール・エデルスタイン
製作総指揮: ビリー・ロフサール
アレハンドル・ガルシア
脚本: マイケル・クーニー
撮影: リヌス・サンドグレン
プロダクションデザイン: ティム・ガルヴィン
衣装デザイン: ルカ・モスカ
編集: スティーヴ・ミルコヴィッチ
音楽: ジョン・フリッゼル

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2009年のアメリカ製作映画です。


ティム・バートン製作。

イライジャ・ウッド、ジェニファー・コネリー、クリストファー・ブラマー、ジョン・C・ライリー、クリスピン・グローヴァー、マーティン・ランドー、フレッド・タタショア・・・


えっ、この豪華な映画は何なの?と、いうと、
実は80分のアニメ作品なのでございます。


原題は『9』





奇才ティム・バートン製作で贈るダーク・ファンタジー・アニメ。


2005年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた11分の同名短編を、
同作を手掛けた新鋭、シェーン・アッカー監督自ら80分の長編へとスケールアップ。



人類滅亡後の荒廃した未来を舞台に、
9体の奇妙な人形たちが巨大な機械獣と闘いながら、
いくつもの謎も次第に明らかとなっていくさまをデカダンな世界観で描き出す。


声の出演は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッド、
「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー。



古びた研究室の片隅、麻布を縫い合わせて作られた奇妙な人形が目を覚ます。

その腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれていた。

ところが、彼は自分が誰でどこにいるのかも把握出来ない上、
外に出てみるとそこは一面廃墟という有様。


すると、そんな彼の前に、背中に“2”と描かれた人形が現われる。

そして、彼は9の壊れていた発声装置を修理し、我々は仲間だと語りかけるのだった。

だがそのさなか、巨大な機械獣が出現、2がさらわれてしまう。

一方、他のナンバーをつけた人形たち、
リーダーの“1”、人のいい職人の “5”、風変わりな芸術家“6”、
腕力自慢の“8”に気を失っていたところを助けられる9。


しかし、みんなで2の救出に行こう、という9の提案は1に却下されてしまう。

それでも諦めきれない9は5を誘い、2を救出すべく機械獣たちの住み処を目指す。


                                 allcinemaより



こちらでは公開がなかったのですが、
やっと観ることが出来ました、嬉しいっ。


下の番号を見ると、1から始まって・・・あれ、3と4がない?

そういうところに気付く方、好きですよ〜♪

それは・・・ご覧になれば、わかるんです、きゃー!



とにかくご覧になって頂きたいのがこの映像。


最初、麻布を針と糸で縫い合わせ、
ジッパーが開いたままの人形が登場しただけで・・・きゃー!


今日もうるさくてすみません。。^^;



人形が「目を覚ます」と、
こんなにまた違ってくるのか、ということから驚き、
他の仲間たちの、姿やキャラクターにも目を瞠り、
色々大変な戦いなどあって、
最後には、自分でもよくわからないのですけど、涙が溢れてしまう、と、いう、凄い作品なのです。



解説に書いてあるような経緯で、この作品は作られたそうですが、
子供向けだともいえないし、
これで大ヒットを狙う、という類の作品ではないように感じます。


どちらかというと、ふーん、くらいの感じを持たれる方が多いかなぁ、なんですけど。


マシンの動き、形などに、
興味を持つ方にも楽しんで頂けるかもしれませんが・・・もちろん、それだけではございません。



この作品は、人間についての、深いテーマが隠されているのです。。



荒廃した世界の中で、
そこらに転がっているような部品がくっついた手縫いの麻布の人形。



どうして彼らが作られたのか。

どうして彼らは集まるのか。

どうして彼らは共に行動するのか。


今ここで言えるのは、
本を読んだり、何かが自分の身に起きたときに感じるようなこと・・・


そんなことが、この作品を観ているうちに、
自然に心に浮かび上がって来る、ということでしょうか。



繊細で、退廃的で、でも美しくて、切なくて。。



ラストでみなさんが何を思われるのか、
とても興味があります ^^









イライジャ・ウッド #9
ジェニファー・コネリー #7
クリストファー・プラマー #1
ジョン・C・ライリー #5
クリスピン・グローヴァー #6
マーティン・ランドー #2
フレッド・タタショア #8/ラジオ・アナウンサー

                                allcinemaより


監督: シェーン・アッカー
製作: ティム・バートン
ティムール・ベクマンベトフ
ジム・レムリー
デイナ・ギンズバーグ
原案: シェーン・アッカー
脚本: パメラ・ペトラー
音楽: デボラ・ルーリー
テーマ曲: ダニー・エルフマン

クレイジー・ハート

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2009年のアメリカ製作映画です。


去年のアカデミー賞で、主演男優賞、助演女優賞、歌曲賞の3部門ノミネート。

見事主演男優賞と、歌曲賞(“The Weary Kind”曲/詞)を受賞しました。



その他にも沢山の賞を受賞した作品ですが、
観たのはつい最近です。

もう今月末には今年のアカデミー賞が発表になるというのに、今頃(涙)




「フィッシャー・キング」「ビッグ・リボウスキ」のジェフ・ブリッジスが、
落ちぶれたカントリー・シンガーを熱演し絶賛された音楽人生ドラマ。


酒に溺れ、結婚にも失敗し、
才能がありながら成功とはほど遠い音楽人生を歩んできた初老ミュージシャンが、
彼に興味を抱いた女性ジャーナリストとの出会いをきっかけに再起を図る姿を、
ユーモアとペーソスを織り交ぜ感動的に綴る。


共演に「ダークナイト」のマギー・ギレンホール。

俳優としても活躍するスコット・クーパーの監督デビュー作。


また、T=ボーン・バーネットとライアン・ビンガムの共作による主題歌
『The Weary Kind』はみごとアカデミー歌曲賞に輝いた。




57歳のカントリー・シンガー、バッド・ブレイクは、
かつては一世を風靡したこともあるものの、
すっかり落ちぶれた今では、場末のバーなどのドサ回りで食いつなぐしがない日々。


新曲がまったく書けなくなり、
かつての弟子トミー・スウィートの活躍にも心穏やかではいられず、酒の量ばかりが増えていく。


そんなある日、地方紙の女性記者、ジーン・クラドックの取材を受けることに。


親子ほども年の離れた2人だったが、思いがけず一夜を共にしてしまう。

しかし、離婚の痛手を抱え、4歳の息子と2人暮らしのジーンは、
関係を深めることに躊躇いをみせる。


そんな中、巨大スタジアムで公演を行う弟子のトミーから共演の依頼が舞い込むバッドだったが…。


                                  allcinemaより



この作品の製作サイドを見ると、
実に多くの役者がいることに気付きます。


監督で脚本を書いたスコット・クーパー。

製作者に名を連ねているのは、この作品にも出演しているロバート・デュヴァル。

製作総指揮には、ジェフ・ブリッジス。

この作品の作曲者であり、
T=ボーン・バーネットの親友でも「あった」スティーヴン・ブルトン。


・・・彼はこの映画の完成前に喉頭がんで亡くなっており、
「スティーヴン・ブルトン」に捧ぐ、と、いう言葉が入っていますね。


役者も音楽家も、表現者ということでいえば同じです。



音楽映画、というジャンルがあり、
私たちは、そこでの楽曲に、もしくは歌い手たちに魅せられたりします。

でもこの作品、音楽もとてもいいですし、感動しちゃいますけれど、
やっぱりドラマなのだ、という気がします。


役者が作る音楽映画は一味違う・・・そうなのかもしれませんね。




お話はシンプルです。


主人公の心を映したかのような空が広がる、アメリカの風景、
痛みを味わった人間が呟く言葉、真実、
仕方ないことは仕方ない、と、諦めること、
生きていく上で、その人がその人らしく生きることの大切さ・・・


シンプルだからこそ、生きてくる設定といいましょうか。

そこで生まれたものが、
ピュアに感じられる作品で、胸を打つんですよね〜



ジェフ・ブリッジスの演技は、文句なしですっ。


まさに彼のためにあるような役柄で、
本人も、もしかしたらこういうこと、あるんじゃない?と思っちゃうくらい。


・・・失礼なヤツですね。。^^; すみません。あくまでもイメージです。



マギー・ギレンホール。

彼女は惜しくもオスカーを逃しましたが、
いつ観ても凄い、と、思っちゃいますけど、今回もとても素晴らしかったです。


上目遣いに、黙ったまま数秒見つめる・・・あの青い瞳で。

それだけで、ジーンがどんな女性か、というのがわかってしまう。

そこだけではありませんけれど、
実に見事な演技だったと思います。



私はジェフとマギー・・・作品ではバッドとジーンの交わす会話がとても好きでした。


バッドのセリフは、まさに女殺しですよ、みなさま♪


ああいわれたら、女性はどんなに嬉しいか、
と、いうお勉強もできちゃうかもしれません。



編集者でもないのに勝手を言っちゃいますが、
私は最後のあのシーンは、果たして必要だったかなぁ、と、考えております。


ギターが始まって・・・まで。


個人的には、ここで鳥肌立っちゃったのですけど、
その後鳥肌治まっちゃいましたもん。



自由に語っています。。^^;



DVDで観たので、未公開シーンなんていうのもいくつかありましたが、
それらも本編になくて、正解だったと思います。



素敵な音楽と歌声に、心が震えます。

不器用に必死に生きる人間たちへの、応援歌といえる作品かもしれませんね ^^








ジェフ・ブリッジス   バッド・ブレイク
マギー・ギレンホール   ジーン・クラドック
ロバート・デュヴァル   ウェイン
ライアン・ビンガム   トニー
コリン・ファレル   トミー・スウィート
ポール・ハーマン   ジャック
トム・バウアー
ベス・グラント
ウィリアム・マークェス
リック・ダイアル
ジャック・ネイション   バディ・クラドック



監督: スコット・クーパー
製作: スコット・クーパー
ロバート・デュヴァル
ロブ・カーライナー
ジュディ・カイロ
T=ボーン・バーネット
製作総指揮: ジェフ・ブリッジス
マイケル・A・シンプソン
エリック・ブレナー
レスリー・ベルツバーグ
原作: トーマス・コッブ
脚本: スコット・クーパー
撮影: バリー・マーコウィッツ
プロダクションデザイン: ワルデマー・カリノウスキー
衣装デザイン: ダグ・ホール
編集: ジョン・アクセルラッド
音楽: T=ボーン・バーネット
スティーヴン・ブルトン

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2009年のアメリカ製作映画です。


「Don't Think. Feel」

これは、ブルース・リーの有名なセリフでございますが、
ジム・ジャームッシュのこの作品は、是非このスタンスでご覧頂きたいです。


観終わった感想は・・・


えーと。

福山雅治さんの、マヨネーズやドレッシングのCMの感じといえば、
なんとなく、伝わるような気がするのですが、如何でしょう。



「TWO ESPRESSOSNO MOBILE NO SEX while WORKING」


数少ない、この作品の主人公のセリフですが、
これが「彼」なんですね〜♪





原題は『THE LIMITS OF CONTROL』






「ブロークン・フラワーズ」のジム・ジャームッシュ監督が、
ジョン・ブアマン監督の「殺しの分け前/ポイント・ブランク」や
70〜80年代のヨーロッパの犯罪映画を念頭に撮り上げたという異色のハードボイルド・ムービー。

イザック・ド・バンコレ扮する殺し屋と思しき主人公が、
スペイン中を巡りながら謎に包まれた任務をストイックに黙々とこなしていく
ミステリアスな旅の行方を、国際色豊かなオールスター・キャストで描き出す。



一人の“孤独な男”がある任務を胸に、スペインの地に降り立つ。


彼は行く先々でコードネームだけで呼ばれる仲間たちと出会い、
そこで新たな指令を受け取る。


誰も信用せず、計画の目的さえも知ることのないまま、
ただ与えられた任務を完遂するために淡々と標的に迫っていく“孤独な男”だったが…。


                                    allcinemaより


撮影監督は、なんとクリストファー・ドイル。


ですからもう、「スペイン語は話せるか?」
なんて、聞かれようが聞かれまいが、
ただただその映像に浸る、という観方がベストのように感じます。



キャストも豪華ではあるのですが、
同じことが繰り返されるし、
どこへ移動してもあまり変化がないこの時間の中、
とびきり魅力的な「絵」である映像を、
いつまでも眺めていたい・・・そんな気持ちになっちゃうんですよね。



リチャード・スタークの小説である「悪党パーカー/人狩り」という作品がベースなのだとか。


その主人公は、この映画の原題のように非常にストイックで、
特に仕事の時には、自分をきちんと律することが出来る人物らしいのですけれど、
周囲がややこしいことになって、巻き込まれちゃうんだそう。



私が観る限り、巻き込まれる、という印象はなかったですけど、
2杯のエスプレッソの前に、次々現れる男と女たちは、
結構自分のことばかり喋っていたような気がします。


含蓄がありそうな、でもそれがどうした、みたいな、ね ^^



そういえばコードネーム「孤独な男」が喋るシーンなんて、殆ど記憶がないかも。。

彼、ジム・ジャームッシュ映画常連さんですけど、存在感のある方ですよね〜




映画の中にメッセージを忍ばせるということって、多いと思います。

というか、そのために映画を作ったり、本を書いたりみなさんされているわけですが。



これももちろん、監督のメッセージは入っているんですが・・・

冒頭で語られる言葉が、それですよ、なんていうことでもなさそう。



ちょっと横道にそれちゃいますが、
私たちが生きている日々というのは、
よくある映画のストーリーのようには、なかなかならないですよね。


だけど、いつも歩く、
歩道の欠けたところに芽を出した、小さなタンポポが気になったり、
朝の通勤時間、交差点の向こうから曲がってくる赤い車の女性の表情をつい見ちゃったり、
たまたま夕方、空を見上げると、ちょうど太陽が沈む頃で、
今日の夕陽が最高かなぁ・・・と、思って眺めることを何度も繰り返していたり。


そんな、一見なんでもない、意識さえしてないことが、
「人生とは」なんて構えて語らなくても、
実は「生きている」ということに近い・・・
それが案外、大きな意味を持つのかもしれないのかも、なんて考えさせられちゃうんです。


でも気付かずに通り過ぎちゃったり。

なのに確実にそれらのことは「私の人生に関わること」だったり。


あ、段々意味不明になってきましたね、すみません。。^^;


でもなぜか、そういうことに意識がいっちゃうんですよ・・・と、長くなるので妄想終わりっ。



楽しむもよし、眠くなっちゃうのもよし、
別のことを思い浮かべるのもよし、という、ちょっと不思議な映画かもしれませんね〜



コードネーム:ヌードのパス・デ・ラ・ウエルタさん、
「私のお尻好き?」と言っちゃうだけのことはあります。。( ノェ)コッソリ







イザック・ド・バンコレ   コードネーム:孤独な男
アレックス・デスカス   コードネーム:クレオール人
ジャン=フランソワ・ステヴナン   コードネーム:フランス人
ルイス・トサル   コードネーム:ヴァイオリン
パス・デ・ラ・ウエルタ   コードネーム:ヌード
ティルダ・スウィントン   コードネーム:ブロンド
工藤夕貴   コードネーム:モレキュール(分子)
ジョン・ハート   コードネーム:ギター
ガエル・ガルシア・ベルナル   コードネーム:メキシコ人
ヒアム・アッバス   コードネーム:ドライバー
ビル・マーレイ   コードネーム:アメリカ人
オスカル・ハエナダ



監督: ジム・ジャームッシュ
製作: ステイシー・スミス
グレッチェン・マッゴーワン
製作総指揮: ジョン・キリク
脚本: ジム・ジャームッシュ
撮影: クリストファー・ドイル
プロダクションデザイン: エウヘニオ・カバイェーロ
衣装デザイン: ビナ・デグレ
編集: ジェイ・ラビノウィッツ
音楽: ボリス

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