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☆恋の映画とお酒に恋してる☆
心ときめく3月 でも忙しいよね…

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1984年の香港製作映画です。


きゃーですよね♪
(何が。。^^;)


タイトルは知らなくても、あの時計台から落下するシーンをご覧になれば、
ああ、あの映画ね、と、お分かりになる方、
きっと大勢いらっしゃるんじゃないかな〜と思います。


ジャッキーは1954年生まれ。

年齢もこの作品の頃、30歳ということで、
脂の乗り切った時期で、アクションのキレも抜群。


この作品はユン・ピョウ、サモ・ハン・キン・ポーも出演して、
最後には豪華な3人入り乱れてのアクションもございます。


きゃーですよね♪
(誰が。。^^;)


原題は『A計劃』『PROJECT A』です。




ジャッキーのデビュー10周年を記念して作られた作品。

海軍警備隊のジャッキーが、
ユン・ピョウ、サモ・ハン・キン・ポーの協力の下、
海賊たちと繰り広げる戦いを正に命懸けのスタント
(20数メートルもの時計台からの落下シーンでは首の骨を折り本当に死にかけた)満載で描いた
超コミカル・アクション大作。

                                   allcinemaより



あら、解説割合あっさり・・・


彼のプロフィールも同じくallcinemaさんからお借りいたしますと。


体当たりのアクションで多くのファンを魅了する香港きっての国際スター。
7歳で中国戯劇学院に入学。10年間に渡り “京劇”の修行を積む。

その後、陳元桜、陳元竜と芸名を変えた後(73年には「燃えよドラゴン」に
“その他の手下”として出演。当然ながらノン・クレジット)、
76年に今の芸名、成龍と改名。

日本では「ドランク・モンキー/酔拳」辺りから有名になり、
役者としてだけではなく監督、製作者としても精力的に活動を続け、
その後の活躍は御存知の通り。

アメリカ進出は「バトルクリーク・ブロー」からだったが
「レッド・ブロンクス」でようやく認められ、ハリウッドでの今後の活躍に期待が掛かる。



・・・なんだそうですよ〜♪




この作品にも、水の中から登場するという場面があり、
顔を見られてはまずいので、黒装束でお面をしてるのですけれど、
そのお面が色鮮やかで、うん?と。


やるかしら、と、思ったら、案の定京劇を演じ始めて、
これがなかなか様になっているんですよね。


京劇を10年も学んだ、というのでしたら、納得です!



私も『燃えよ、ドラゴン』は特別好きな映画で、
それから香港映画なんかも観るようになっちゃったのですけれど、
彼は、他のブルース・リーの作品にも、端役ながら出演してたそうです。



この作品も、ストーリーが特にどう、という作品ではなく、
最終的には悪の組織の内部に侵入し、ついにやっつけちゃう、という、
シンプルなお話なのですけど・・・



「蛇が出るし、入り組んでいるからあまり出歩かない方がいい」
なんていうセリフがあったり、
牢の中に閉じ込められている人たちを助けたり、とか
(さすがにその中の人たちが一緒にカンフーする、なんてことはないのですけどw)
なんとなくですが、
あの映画をリスペクトしてますよ、みたいな雰囲気を感じることができちゃいます。




ジャッキーのエンドクレジットのNG集は、あまりにも有名ですね。


笑えるものも多くて、それも楽しみなのですが、
この作品もまた、ジャッキー本人を含め、大勢の怪我人が続出したらしいです。


今だと問題になるので、とても撮れないでしょうけど・・・




あの時計台から落下のシーン。
実は3テイク撮っているんですよね。


テイク、って軽く聞こえますけど、
25メートルもあるあの時計台から、
3度も下までそのまま落ちる、ということなんですよ(汗)


映画の中で、2度落下シーンがあるように見えた方、そうなのです。

落ち方が違いますよね〜


で、その中の1回。
落ちた後、両サイドを人に支えられて、彼はちゃんとセリフも言っていますけど、
あのあと、とても痛そうに崩れ落ちます。


相当な怪我だったようですが、演技を続けた、ということになりますが、凄いわ・・・


怖いから、ずっと?拙まっていて、
自分の力が尽きたときに落ちる、というやり方にしたと聞いていますけれども、それにしても。。


あ、残りの1回は、エンドクレジットで観れます♪



無声映画の動きを取り入れた、という、アクションもいっぱい。

自転車で狭い路地を駆け抜けるシーン、
椅子を使って敵と戦うシーンなどでも、骨折などをしていたらしいです。


ただただ、なんて人だ、と、思うばかりでございます・・・



でもジャッキー作品が、私たちにいっぱい元気を与えてくれたのは、
間違いないですよね〜 ^^







ジャッキー・チェン
ユン・ピョウ
サモ・ハン・キンポー
ディック・ウェイ


監督: ジャッキー・チェン
製作: レナード・K・C・ホー
製作総指揮: レイモンド・チョウ
脚本: ジャッキー・チェン
エドワード・タン
撮影: チャン・ユイジョウ
音楽: マイケル・ライ

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1981年のアメリカ製作映画です。


この作品を含め、
4度の映画化がされているのだそうですが、全く知りませんでした。



最初は1939年。
フランスが舞台になっていて、
タイトルは『LE DERNIER TOURNANT』(最後の曲がり角)だったそうです。


次が1942年。
これはイタリアが舞台になり、あのルキノ・ヴィスコンティの初監督作品だそうです。

マッシモ・ジロッティとクララ・カラマイ・・・
これ、未見なので是非観たい!


その次が1946年。
アメリカが舞台で、テイ・ガーネット監督作品。
ジョン・ガーフィールド、ラナ・ターナーが出ているとのこと。

これも未見です。

観たいなぁ。。




そしてこの作品ですね〜♪


原題は『THE POSTMAN ALWAYS RINGS TWICE』





過去の作品より露骨な性描写を許されているためか、
この映画はその部分ばかりに気をとられるお粗末な出来となった。


しかし、製作者側の意図はまさにそこに、
台所で立ったまま犬のようにするセックスで客を呼ぶことにあったのだろう。


ニコルソンはいつもながら説得力ある演技。


ラングは彼女のベストともいえる健闘で、
原作でも想像の産物的な“ファム・ファタール”にすぎなかったヒロインに命を吹き込んでいる。


その夫でギリシャ系移民の、陽気で、
ゆえに末路の悲哀が際立つガススタンド兼ドライブインの主人をJ・コリコスが好演。


でありながら、どこか散漫な印象を与えるのは、
ラフェルソンの演出にそれに拮抗する熱のないせいか。


脚本は劇作家のマメット、撮影はニクヴィストとスタッフも一流なのに……。


なお、アメリカ版は大分カットされ、日本公開版より30分近く短かった。


                                    allcinemaより



あはは。。^^;

割と厳しい解説となっておりますw



私もそう感じたのですけれど、
みなさんもこの映画のタイトル、ちょっと変っているなぁと思われませんか・・・?



『郵便配達は二度ベルを鳴らす』


諸説あって、どれが正しいのか知りませんけれど、
一番納得が行くのが、
アメリカでは郵便を届けに来た配達人が、
必ずベルを二度鳴らすからだ、というお話です。
(今はポストに入れちゃうでしょうから、もちろん昔のお話でしょうけれど)



一度ベルが鳴る場合は、どこの誰がやってきたのか・・・

道を尋ねに来た人かもしれないし、
セールスマンかもしれません。



でも、その家に住んでいる誰かに、確実に手紙を渡すために、
郵便配達人は、二度ベルを鳴らしてその人に届けるのだとか。


これは悪戯ではありません、受け取って下さい、という意味もあるそうです・・・



郵便というのが、この作品の中の何を意味するのか、
配達、というのが、どういうことを指しているのか、
二度、というのが、何を現しているのか・・・


そんなことを考えながら観る、というのも面白い観方かもしれないですね〜



ギリシャ音楽のレコードが、毎夜かかっていたのが、
それがジャズに変るとき・・・


そういう使い分け、巧いですっ。



「ここではないどこか」を求める気持ちは、
人間には、どこかであるのかもしれないのですが、
「希望」や「夢」が、どこから「欲」へと変るのかは、
案外気付かないものかもしれませんねぇ。。



この映画、猫が登場するのですが、
飼い猫、人の名前、山猫、なんて出てくるのは、原作者の趣味なのかしらん?


猫が、ある場面で、とても重要になるのですけど、
ちょっと可哀想でもあります。



そうそう、サーカスで山猫を使う調教師に、アンジェリカ・ヒューストンが登場しています。



ジャック・ニコルソン、ジェシカ・ラングの演技は、
安心して観ていられますけど、
話は安心して観てられない・・・かも。



割と、ひやっとする場面も多くあって、
脅かさないでよー!と、思ってしまうんですよね〜♪







ジャック・ニコルソン    フランク
ジェシカ・ラング    コーラ
ジョン・コリコス
マイケル・ラーナー
アンジェリカ・ヒューストン
クリストファー・ロイド
ブライオン・ジェームズ



監督: ボブ・ラフェルソン
製作: チャールズ・マルヴェヒル
ボブ・ラフェルソン
アンドリュー・ブラウンズバーグ
ジャック・シュワルツマン
原作: ジェームズ・M・ケイン
脚本: デヴィッド・マメット
撮影: スヴェン・ニクヴィスト
音楽: マイケル・スモール

ひまわり

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1970年のイタリア製作映画です。


ヘンリー・マンシーニのあの名曲は、
この年のアカデミー賞作曲賞にノミネート。


え、今でも愛されるこの曲がノミネートだけなんて・・・と、調べたら、
1970年は、フランシス・レイが受賞しているのですね。


『ある愛の詩』で・・・うーん、どっちも名曲だわ。。




子供の頃の話になりますけれど、父とこの作品を観ていまして。


沢山のひまわりが映っているから
『ひまわり』っていう映画なのね、と、言う私に、


「ひまわりは太陽を追いかけているよね。この女の人は、誰を追いかけてここに来たんだろう?」


父が逆に私に尋ねて、はっ、としたことを思い出します。


ひとつのものを観るときに、
色々な角度から、色々な情報から、そしてなにより自分の感覚から観ることが大事だよ、と、
そのとき教わったような気がします。


もちろん当時は、
ただ、はっ、としただけなんですけどね ^^



この作品に登場するひまわりの花たちの印象は、
作品を観るたび、私が年齢を重ねるごとに、微妙に変化しています。



ウクライナの大地に咲き乱れる、多くの花の下に埋まっている死体。

命を落とした大勢の人々が、
太陽を仰ぎ見たいと望んだに違いない、凍てついた戦いの大地。



そしてこの映画で揺れている沢山の黄色い花々は・・・


太陽の方を向いておりません。

下を向いて咲いているのです。。



原題は『I GIRASOLI』
『SUNFLOWER』です。





ナポリの女性ジョヴァンナは、ソ連の戦線に送られて以来、
戦後も行方不明になった夫を探すことを決心する。

だが、探し当てた夫は、シベリアの娘と幸せな結婚をしていた……。


戦争によって引き裂かれた夫婦の悲劇を描いたメロドラマ。

H・マンシーニのメロディが涙を誘う。


                                  allcinemaより


明るい太陽の中、
知り合ったばかりらしい男と女は、美しい海辺で抱き合っています。


男が彼女のピアスを飲み込んだことで、
「それ純金なのよ」「俺だって胃潰瘍だよ」
「海の水を飲んで」「塩辛いよ」
「当たり前じゃないの。可愛いひと」


陽気なカップルは大騒ぎのあと、再び抱き合います。



最初は12日の休暇を貰うための結婚だったのが、
もっと2人でいる時間を延ばすために、大騒ぎまで引き起こし・・・


オムレツのエピソードを含め、楽しい前半です。


それがソ連へ出兵が決まってから、
大きく運命の歯車が動き始めるわけですね。




これはもう、多くの方がご覧になられているので、
特に説明することも、何もないのですが。


あれだけ無邪気だった若い男女が、
別々に年齢を重ね、ずっと引き摺っていかねばならないものがある、ということ。。



戦争が、どれだけの人々の幸せを奪ったのかを
この2人の人生を観ながら、私たちは知ることになります。



再会のシーンは2度ありますけれど、
どちらも胸がいっぱいになっちゃいますよね。



彼女が夫の写真を持って、
イタリア人はいないか、と、見知らぬ国を訪ね歩き、
ついに小さな娘がいる美しいブロンドの女性に連れられ、
線路脇で、着いたばかりの汽車から降りる夫の姿を見て・・・


これはとても有名なシーンですが、やはり涙なしには見れないです。。




「死を目の前にすると、人間は変るんだ・・・でも、こんな説明じゃわかってもらえないだろう」


夫は無事なんでしょ、と、テーブルを叩き、わめいていたあの女性が、
停電した、暗いアパートの一室で、
もう一度やりなおそう、という、男の言葉を聞いている・・・


静かなシーンですけど、ここも凄いです。




イタリア行きの列車のチケットを手に入れようとするところで、
「いえ、行くのは彼ひとりです。私は幼い娘もいますし、引っ越したばかりですから」
と、健気に応える若い妻。


彼女の心情を思うと、これまた泣けてきます。




誰が悪い、という犯人探しは出来ません。

ただただ、こんな戦争が、二度と起きないようにと祈るばかりです。



ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニ、
そしてこの女性なら、と、思わせる美しいリュドミラ・サベリーエワ。


このキャストがまた素晴らしい。

文句なしでございます♪



そうそう、製作に名を連ねているのは、
色々あった後、ソフィア・ローレンが結婚したカルロ・ポンティです。



この映画の中のジョヴァンニの赤ちゃんは、
ソフィア・ローレンの本当のお子さんなんですって。


未見の方は是非一度ご覧になって下さいませ。







ソフィア・ローレン
マルチェロ・マストロヤンニ
リュドミラ・サベリーエワ
アンナ・カレナ


監督: ヴィットリオ・デ・シーカ
製作: ヴィットリオ・デ・シーカ
カルロ・ポンティ
脚本: チェザーレ・ザヴァッティーニ
トニーノ・グエッラ
ゲオルギ・ムディバニ
撮影: ジュゼッペ・ロトゥンノ
音楽: ヘンリー・マンシーニ

ジーン・ワルツ

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海堂尊さんのベストセラーの中の一作、ということですが、
原作は未読です。


これまで公開されてきた作品たちとは違い、
ミステリー、と、一応ジャンル分けはされているようですけど・・・


ううむ・・・生命や誕生ということがミステリーだと言えば、
そうよね、と、言う他ないのですが、ちょっとね。


・・・秘密の部分が明かされるところですけど、
まさか、この映画の通りじゃないでしょうね。。^^;


と、いうことで、
今回ちと辛口になりまする。




『チーム・バチスタの栄光』の海堂尊によるベストセラー医療ミステリーを
「パーマネント野ばら」の菅野美穂主演で映画化。

さまざまな問題が山積する現代の産婦人科医療を背景に、
現場で格闘する医師として体制に批判的なヒロインが抱える葛藤と彼女を巡る疑惑の行方を描く。


共演に田辺誠一、浅丘ルリ子。

監督は「NANA」の大谷健太郎。


医療の最高峰、帝華大学病院の医師・曾根崎理恵は、
一方で廃院寸前の小さな産婦人科医院マリアクリニックの院長代理としても働いていた。

そこには現在、それぞれに事情を抱えた4人の妊婦が通っていた。

ところが、最先端不妊治療に積極的な理恵には、
マリアクリニックでの治療にある疑惑が向けられていた。


そんな理恵と同じ帝華大学病院に籍を置くエリート医師・清川吾郎は、
改革の必要性を認めながらも、そのやり方については理恵とことごとく対立していた。


そして、理恵の行動に疑問を抱いた清川は、彼女の周辺を調べ始めるのだが…。


allcinemaより



冒頭に起きる、帝王切開手術中で妊婦が医師の医療ミスで亡くなる場面ですが、
これは大きな波紋を呼んだ、
大野病院で起きた、あの事件のことですよね。


作家であり医師である海堂さんが、
多くの医師たちが感じたことを、この形で描かれた、というのは、
とてもよくわかる気がします。



相次ぐ産婦人科の閉鎖は、大きな社会問題にもなっています。

いざ、という時の、
妊婦の受け入れをしない病院が増える原因が、
あの事件のことを詳しく調べていると、
分かってくるところもありますので、
興味がおありの方は、どうぞ調べてみて下さいませ。。




この作品に登場する女性たちのそれぞれのエピソードは、
女性なら、きっとこれは私だ、とか、
身近にこういう経験をした人がいる、とか、
新聞やニュースで知ってる、というお話であると思います。



その点では気持ちもわかるし、
観ていて涙ぐんだりもしますけれど、
どうして描き方が、こんなに表面的なの?と、それにはがっかりさせられました。。



ここで起きたエピソードを描く、ということは、
ある意味での問題提起だと感じることは、出来るのですけれど、
現場の医師が書いた、コメディ色をほぼ消した作品で、
ありえないことを、激しい省略で、盛り込めるだけ盛り込んでみた・・・



うーん、医療を扱う映画として世に送り出すには、
あまりにも浅いし、中途半端な気がします。


もっとよく描けたであろう作品が、
こんな薄い印象のドラマになってしまったのは、残念ですねぇ。。




菅野美穂さん演じる理恵が、
講義で語っていたように、
どれだけの奇跡が繰り返されて、生命が誕生するのかという話、
先ではなく、今現場で生まれてくる命を、医師がどうするか、ということ、
医療の現実は、いいとか悪いで括れることじゃないこと。



それらの言葉には感動したのですけどね・・・


でも、人間が誕生するということには無条件で大きな感銘を受けちゃいます。


映画作品でなければ、
これはこれでありかもしれないですけども。



って、本当に辛口になってしまった。。^^;


ジーン・ワルツのテーマ曲?のイメージは、とてもよかったです♪








菅野美穂
田辺誠一
大森南朋
南果歩
白石美帆
桐谷美玲
須賀貴匡
濱田マリ
大杉漣
西村雅彦
片瀬那奈
風吹ジュン
浅丘ルリ子


監督: 大谷健太郎
プロデューサー: 松橋真三
野村敏哉
原作: 海堂尊
『ジーン・ワルツ』(新潮社刊)
脚本: 林民夫
撮影: 青木正
美術: 太田喜久男
編集: 上野聡一
音楽: 上田禎
音楽プロデューサー: 安井輝
主題歌: 小田和正
『こたえ』
照明: 平野勝利
装飾: 櫻井啓介
録音: 藤丸和徳
助監督: 村上秀晃

ザ・タウン

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『ゴーン・ベイビー・ゴーン』は日本未公開でしたけれど、
DVDで観てびっくりしましたよね、この完成度なのに未公開?って。


そして監督の名前がベン・アフレックということで、
これもまた驚いたものです。


以前、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で、
アカデミー脚本賞を受賞した彼ですけれど、
監督としての才能もあるんだなぁ、と、感心しちゃいました。



上記の2作も彼の故郷であるボストンを舞台にしていますが、
この作品もまた、ボストンの北東部にあるチャールズタウンという街が登場します。


冒頭のテロップ、最後のテロップは、
彼がボストンを愛して止まない、そんな気持ちの表れなのかもしれないですね。


彼だからこそ撮れた、という撮影現場もありますよ〜


最初に言っちゃいますが、
これは個人的に、かなり好きです!


脚本家としても、監督としても、役者としても素晴らしい才能をみせてくれるベン。

今後の活躍も大いに期待しちゃいますね〜って、
まだ書き出しだというのに、終わっちゃだめじゃん・・・


原題は『THE TOWN』




チャック・ホーガンのハメット賞受賞のミステリー『強盗こそ、われらが宿命』を、
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」に続いてこれが監督2作目となるベン・アフレックが
自ら主演も兼任して映画化した犯罪ドラマ。


強盗を家業とする主人公が、ある女性を愛したばかりに仲間との絆の狭間で葛藤を深めていくさまと、
追及の手を緩めないFBIとのスリリングな攻防を緊張感あふれるタッチで描き出す。


共演はジェレミー・レナー、レベッカ・ホール、ジョン・ハム。


全米屈指の強盗多発地区、ボストンのチャールズタウン。

この街に生まれ育ったダグは、かつては輝かしい将来を夢見ていたものの、
今では父親と同じ道を進み、気心の知れた幼なじみたちを率いて銀行強盗を繰り返す日々。


毎回周到な準備で鮮やかに仕事をやり遂げてきた彼らだったが、
ある時、やむを得ず一時的に人質を取って逃走を図る。


しかし、解放した女性クレアが、同じ街の住人だったことから、
自分たちの正体に気づかれたかもしれないと不安がよぎる。


そこで探りを入れるため、偶然を装い彼女に近づくダグ。

しかし、不覚にも恋に落ちてしまう。


やがて、FBI捜査官フローリーの追及がダグへと迫る中、
足を洗ってクレアと新たな人生に踏み出したいと考え始めるダグだったが…。

allcinemaより





「ベン・アフレックが選ぶ犯罪映画ベスト11」というのがあるのだそうです。

なんで11だったのかしら・・・
どうしても落としたくない作品があったのでしょうね。。



まずそのラインナップを載せて置きます。


1位『狼のシンジケート/ダーティ・エディー』('73)
2位『男の争い』('55)
3位『ヒート』('95)
4位『インセプション』('10)
5位『オーシャンズ11』('01)
6位『バンク・ジョブ』('08)
7位『ユージュアル・サスペクツ』('95)
8位『現金に体を張れ』('56)
9位『レザボア・ドッグス』('92)
10位『スナッチ』('00)
11位『ハートブルー』('91)



これらの作品のタイトルをご覧になって、
もしかするとこの映画が・・・と、思われた方、相当の映画通でいらっしゃいます。


この作品でベンが演じる男がどんな人間なのだろうか、と、考えると、
マイケル・マン監督の、あの作品じゃないかな、っておわかりになるかも。



ベンが演じるダグという男は、銀行強盗を日常的に働いてきた、
いわばプロ中のプロではあるのですけれど、
それを続けながらも、彼の心の中ではずっと葛藤がありました。


武器もある、役割分担も計画もきちっとある中で、
仲間たちと犯罪を重ねているダグ。

同じように、そこでそう生きざるを得なかった人々を、
大胆に、かつ繊細に描き出す手腕は、唸っちゃう位巧いですよ〜



無駄のない映像とセリフ、
シャープなアクションと、緻密なストーリー、
ほぼ完璧じゃないかと思うような配役・・・

近年稀にみる、見事なクライムストーリーです。



この作品は、2010年のアカデミー助演男優賞ノミネートをはじめ、
(『ハートロッカー』のジェレミー・レナー、素晴らしい演技です)
ゴールデン・グローブ賞、放送映画批評家協会賞ノミネートなどなど、
さまざまなところで高い評価を受けています。



そうそう。

作品の中で「花屋」のファーギーを演じた、ピート・ポスルスウェイト。


2010年の英国アカデミー賞、助演男優賞にノミネートされていますが、
残念ながら彼は、先月ガンでこの世を去りました。



ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、
私の大好きな『父の祈りを』や、『あの日の指輪を待つきみへ』
ベンが上に挙げたベスト11にも入っている
『インセプション』『ユージュアル・サスペクツ』でも、
いい演技をみせてくれていましたね・・・


この場を借りて、お悔やみを申し上げたいと思います。


と、お話をもとに戻さないと。。^^;



ピート・ポスルスウェイトはもちろん、
オスカーで助演男優賞にノミネートされた、ジェムを演じたジェレミー・レナー、
そしてその妹役の、クリスタを演じたブレイク・ライヴリー、
FBIの切れ者であるフローリーを演じたジョン・ハム、
ダグの父親役のクリス・クーパー、
そして、ベンが愛してしまうクレアを演じたレベッカ・ホール。


みんな、ほんのちょっとのカットで、心の中が見えるのです・・・

これ、登場人物全員にそういうシーンがあるので、
なんかもう、感情移入しっぱなしになっちゃうんですよね。



例えばこの街出身で、
フローリーの部下であるディノを演じたタイタス・ウェリヴァー。


忠実に仕事をこなし、
犯罪と日々立ち向かう男ではありますが、
机にいて、フローリーの命令を聞き、
目をあげる瞬間・・・

それって時間にして2秒か3秒ですけど、
そこで彼の気持ちが、
まるで冷たい風が、ひゅう、と、吹き抜けていくように「見える」のです。



全員にそういう場面がいくつもあるので、
これはもう釘付け状態でも仕方ないですよね〜


半端ないカーアクション、銃撃戦も、
いやぁ、凄かった・・・



これ、私のオススメ映画です。

どうぞ多くの方が、スクリーンでご覧になれますように♪







ベン・アフレック   ダグ
ジョン・ハム   フローリー
レベッカ・ホール   クレア
ブレイク・ライヴリー   クリスタ
ジェレミー・レナー   ジェム
タイタス・ウェリヴァー   ディノ
ピート・ポスルスウェイト   ファーギー
クリス・クーパー   ビッグ・マック
スレイン
オーウェン・バーク
コレーナ・チェイス
ブライアン・スキャンネル



監督: ベン・アフレック
製作: グレアム・キング
ベイジル・イヴァニク
製作総指揮: トーマス・タル
ジョン・ジャシュニ
ウィリアム・フェイ
デヴィッド・クロケット
原作: チャック・ホーガン
『強盗こそ、われらが宿命』(ヴィレッジブックス刊)
脚本: ベン・アフレック
ピーター・クレイグ
アーロン・ストッカード
撮影: ロバート・エルスウィット
プロダクションデザイン: シャロン・シーモア
衣装デザイン: スーザン・マシスン
編集: ディラン・ティチェナー
音楽: デヴィッド・バックリー
ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

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