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☆恋の映画とお酒に恋してる☆
心ときめく3月 でも忙しいよね…

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シングルマン

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2009年のアメリカ製作映画です。


アメリカ製作者組合賞の、
『英国王のスピーチ』作品賞おめでとうございます、ってことで、
オスカーの主演男優賞に、今一番近いかも?
と、言われているコリン・ファースの主演作です。



去年になりますが、オスカーの主演男優賞ノミネート、
ゴールデン・グローブ賞にもドラマ部門の男優賞を入れて3部門ノミネート、
放送映画批評家協会賞でも、主演男優賞を含めて4部門ノミネート、
インディペンデント・スピリット賞でも、主演男優賞を含めて4部門ノミネート。


そして、ヴェネチア国際映画祭では、主演男優賞を、
英国アカデミー賞では、2部門ノミネートで、見事主演男優賞をゲットしております。


調べてみると、まだまだ受賞歴ありそうですけどね ^^



実力派の演技をたっぷり堪能できる、
香りたつような気品に溢れた大人の物語でございます。


観終わって、もううっとりです。。


原題は『A SINGLE MAN』




グッチやイヴ・サンローランでの活躍などで知られる
ファッション界を代表するデザイナー、トム・フォードが、
自身念願の映画監督デビューを飾ったヒューマン・ドラマ。


クリストファー・イシャーウッドの原作に監督自身の体験も織り込み、
愛する者を失い絶望の中で自らも死を決意した男が送る、
運命の一日を美しい映像で丁寧に綴ってゆく。


主演は「ブリジット・ジョーンズの日記」のコリン・ファース。

共演に「ブラインドネス」のジュリアン・ムーア。



1962年、ロサンゼルス。

大学教授のジョージは、16年間共に暮らしたパートナー、
ジムを交通事故でなくして以来、8ヶ月に渡り悲嘆に暮れていた。


そして今日、その悲しみを断ち切り、人生に終止符を打とうと決意する。


身の回りを整理し、最期を迎える準備を進めていくジョージだったが、
大学ではめずらしく自らの信条を熱く語り、
ウンザリしていた隣家の少女との会話に喜びを感じ、
かつての恋人で今は親友の女性チャーリーと思い出を語らい合うなど、
その日は些細な出来事がいつもと少し違って見えるのだった。


そして一日の終わりを迎えようとしていたジョージだったが、
そんな彼の前に教え子のケニーが現われ…。


                                    allcinemaより



原作は、恋人を亡くしたゲイの男性のお話だったらしいのですが、
トム・フォードは、その中から、
1日だけを切り取ってみたらどうだろう、と、考えたらしいのです。


なぜ1日なのか・・・

そこには、色々な意味合いが含まれていそうですね〜



トム・フォードは、もともと役者志望だったのですって。

学生時代は美術史と建築を学んだそうですが、
グッチ、イヴ・サンローランを建て直し、ファッションデザイナーとして一躍有名に。

その後、自分の映画会社を立ち上げたという人物です。


外観も、本当に魅力的で、
彼が今スクリーンの中にいても、ちっとも不思議はないのに・・・と、思ってしまうほど。

誰もが認める、若き成功者。

それがトム・フォードです。



役者ではなく、製作する側に回った彼は、
初監督作品で、めまいがするほどの陶酔感と、人生の美しさと儚さを、
見事に描いてみせてくれました。
(そういえば、この作品に『めまい』へのオマージュもありましたっけ♪)



紗がかかったようなブルーの水の中のオープニングから、
彼の美学はゆったりと、でも全てを覆い尽くすように、華麗に広がって行きます。



身体の足先、甲、くるぶしからふくらはぎへのラインが、
水中で動くたびにしなり、曲がり、伸び・・・


なんだか、それだけでも、ふっ、と、ため息が。

それからは、ただもう夢のように、
この映画の世界に入り込んじゃうんですねぇ。。



本物の美しさを知る、ということは、
こういうことなのか、と、
一庶民の私でも、身体が震えちゃいましたもん。



じゃあ、美しさだけ?というと、それも違うんですね。



美しさが描く孤独、美しさが描くはかなさ、
美しさが描く愛、過去、未来、永遠・・・



これは、ご覧になって頂かないと、
とても私には、説明など出来ないように思います・・・




隣のいつもは飛び跳ねている少女が、銀行のフロアの床から姿を見せるシーン。

雪のうっすら積もった事故現場で、
こんな素敵なシルエットのスーツってあるのかしら、と、思う姿で、唐突に登場する2人の男。

壁にかけられた時計。

瞳、瞳、瞳・・・



音楽もまた素晴らしいのです。

どうぞ、うっとりしちゃって下さいね〜




スペインから来たという、ジェームス・ディーンのヘアスタイルを真似た、美貌の青年が言います。

「恋はバスみたいなものだってママは言うんだ」



チャーリーは、ジョージに買い物を頼むとき、こう付け加えます。

「ジンはタンカレーにしてね。ボトルの色が好きなの」




タンカレーって付け加えちゃうんですね・・・痺れてしまう。

もう、感激ですっ!

(最後を酒好きの感想で、しめちゃうってどうなのかしら。。^^;)








コリン・ファース   ジョージ
ジュリアン・ムーア   チャーリー
マシュー・グード   ジム
ニコラス・ホルト   ケニー
ジョン・コルタハレナ   カルロス
ジニファー・グッドウィン
テディ・シアーズ
ポール・バトラー
アーロン・サンダーズ
ケリー・リン・プラット
リー・ペイス
リッジ・キャナイプ
エリザベス・ハーノイス
エリン・ダニエルズ
ニコール・スタインウェデル



監督: トム・フォード
製作: トム・フォード
アンドリュー・ミアノ
ロバート・サレルノ
クリス・ワイツ
原作: クリストファー・イシャーウッド
脚本: トム・フォード
デヴィッド・スケアス
撮影: エドゥアルド・グラウ
プロダクションデザイン: ダン・ビショップ
衣装デザイン: アリアンヌ・フィリップス
音楽: アベル・コジェニオウスキ

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2009年のアメリカ製作映画です。 


この解説にも『イカとクジラ』のジェシー・アイゼンバーグと書いてありますけど、
次の作品からは『ソーシャル・ネットワーク』の、
と、書かれるのは間違いなさそうですね。


今、allcinemaさんの資料をちらっと読んできたのですが、
ちゃんと『ソーシャル・ネットワーク』云々と書き足してありました。


・・・数日前までそうじゃなかったのですけど、
やっぱりね〜 違ってくるもんですね〜



2009年のインディペンデント・スピリット賞で、
グレッグ・モットーラ監督が、脚本賞でノミネートされております。


原題は『ADVENTURELAND』

日本未公開作品でございます。




「スーパーバッド 童貞ウォーズ」で高い評価を受けた、
ハリウッド期待の俊英グレッグ・モットーラ監督が、80年代を舞台に
一人の青年の甘酸っぱくもホロ苦いひと夏の恋と成長の物語をノスタルジックに綴る青春ストーリー。


主演は「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ、

共演にクリステン・スチュワート、ライアン・レイノルズ。



1987年、夏。大学を卒業し、大学院進学を前にヨーロッパ旅行を計画していたジェイムズだったが、
父親の給料が減らされたことであえなく頓挫。

しかも学費の一部も自分で工面するハメに。


そしてようやく見つかったバイトは、地元のさびれた遊園地“アドベンチャーランド”。

今頃は憧れのヨーロッパで見聞を広めているはずが、
何を間違ったかエキセントリックなバイト仲間に囲まれ、
低賃金の長時間労働と、すっかり腐りかけていたジェイムズ。


ところが、そこで働くちょっと大人びた美少女エムと知り合い、
まんざらでもない雰囲気になっていくのだが…。


                                   allcinemaより


冒頭でジェシー演じるジェイムズのアップ。

この巻き毛、普通の大学生らしい格好。
で、いきなり女の子に振られるという。。


え、ここでも、ですか・・・?^^;



でもそれからの展開はもちろん違っていて、
大学卒業し、お金持ちの友人とヨーロッパ旅行に出かけるつもりが、
父親の収入が減ったことで、旅行取り消し。


実家に戻り、大学院進学のために、
地元にあるダサい遊園地でバイトをする羽目に。


乗り物担当になりたかったのに、
お前はゲーム野郎だ、なんて断言されて、ゲームの係りに回されて、
なんだかなぁ・・・の夏を過ごすジェイムズに、ある危機が。


それを救ってくれたのが、クリステン・スチュワート演じるエムなのです。

エムに出会ったジェイムズは、心をときめかせていくのですが・・・




このタイトルだと、
コメディ映画か、子供向けのアドベンチャー映画かしら、なんて思ってしまいそうですけれど、
かなり素敵な青春映画でございます。


設定は80年代ということですが、
どの時代にも共通する、若さゆえ失敗の多い、
でも輝いていたあの日々・・・なんだか懐かしくなっちゃいます。



登場人物のキャラクターが、また最高でね〜♪


アドベンチャーランドのボビーとポーレットの夫婦が、
「真面目に普通にやってる風」なんですけど、
これがとんでもなくて、かなり笑わせてくれたりします。



バイト仲間のひとりひとりが、それぞれ事情を抱えていたり、
でも天然で、役に立ってるのか立ってないのかわからないけれど、
やっぱり友だちなんだよ、という描き方など、
あざとくなくて素晴らしいです。



この中では、ライアン・レイノルズ演じるコンネルが、
いわゆる悪役を担っているのですけれど、
その彼でさえ、でこぼこさが目立たない、というか、
人はこういうところもあるし、ああいうところもあるさ、なんて、思えてきちゃう・・・



自分のかけがえのない想い出の夏を振り返るとき、
こういう感じで想い出せたら、きっと素敵でしょうね〜 ^^



ほろ苦いところもあれば、
なんでもない、おバカなことが、とても美しく取上げてあったりもします。

このセンスって、かなりいいかも。


物語の最後の終わり方の見事さなんて、
もう・・・たまりませんっ!


・・・つい興奮してしまう(汗)




これ、監督の自伝的な物語だそうで、
その気持ちもいっぱい伝わって来ます。


挫折もあって、思い通りにいかないこともあって・・・
だけど、みんながそうなんですね。


自分がひとりだ、ってことで悩んでいたはずなのに、
いつの間にかひとりじゃない、って気付く。


80年代の音楽も沢山楽しめるし、個人的に結構オススメでございます♪








ジェシー・アイゼンバーグ   ジェイムズ
クリステン・スチュワート   エム
マーティン・スター   ジョエル
ビル・ヘイダー   ボビー
クリステン・ウィグ   ポーレット
マルガリータ・レヴィエヴァ   リサ・P
ライアン・レイノルズ   コンネル
ジャック・ギルピン
ウェンディ・マリック
マット・ブッシュ
ケルシー・フォード
ケヴィン・ブレズナハン


監督: グレッグ・モットーラ
製作: シドニー・キンメル
アン・ケリー
テッド・ホープ
グレッグ・モットーラ
製作総指揮: ウィリアム・ホーバーグ
ブルース・トール
脚本: グレッグ・モットーラ
撮影: テリー・ステイシー
プロダクションデ
ザイン: スティーヴン・ベアトリス
衣装デザイン: メリッサ・トス
編集: アン・マッケイブ
音楽: ヨ・ラ・テンゴ
音楽監修: トレイシー・マクナイト

ゆりかごを揺らす手

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1991年のアメリカ製作映画です。


カーティス・ハンソン監督といえば、
私の大好きな『L.A.コンフィデンシャル』の脚本・監督・製作者として、
この作品の6年後に、世界中の賞賛を浴びることになるのですけれど、
その後も『8 Mile』『イン・ハー・シューズ』などなど、
ヒット作品を世に送り出しています。


このタイトル、なんとなく聞いたことがあるけれど・・・
そんな方、案外多いかもしれないですね。


そのお話は、あとにすることにして。



1992年のMTVムビー・アワードで、
ペイトンを演じたレベッカ・デモーネイが、女優賞と悪役賞にノミネート。
悪役賞を見事?受賞しております。


原題は『THE HAND THAT ROCKS THE CRADLE』





逆恨みした女の復讐劇を描いたサイコ・スリラー。

産婦人科の医師にセクハラされたとして訴えたクレア。

その事件は大きな社会問題にまで発展し、ついに医師は自殺。

その妻であったペイトンは財産を奪われ、
ショックで流産してしまう。


全てを失ったペイトンはクレア一家に復讐を誓い、ベビー・シッターとして接近。
徐々にその狂気を剥き出しにしていく……。


                                    allcinemaより


ふむ。

解説では、やっぱりこうなっちゃいますよね。


もちろん、怖い女であるペイトンなのですけれど、
映画の中の彼女を観ていると、
ペイトンも気の毒な女性、という気がして来てしまいます。



このタイトルですけど、
映画の中で、ジュリアン・ムーアによって語られる言葉なのです。


私もどっかで聞いたことがあるぞ、と、調べてみました。


William Ross Wallaceというアメリカの詩人の、
詩の一節とありました。

ことわざとしてもあるみたいです・・・そっちかな?


意味は「ゆりかごを揺らす手はやがて世界を支配する」


興味がおありの方はお調べになって下さいね〜♪
(放置だ・・・^^;)



そういえばジュリアン・ムーア、
これが本格映画デビューみたいで、出番はそんなに多くはないですが、
とても綺麗なので見惚れてしまいましたよ ^^



クレアの喘息が激しくなると、こちらもドキドキしてしまいますが、
発作があれだけ頻繁に起きるのだったら、
いつもポケットに吸入薬を入れておくとか、
それくらいしてもいいのになあ・・・なんて思ってしまう私がいて、自分でもびっくり。


この映画、その辺りがとても巧くて、
クレアは明らかにペイトンに酷い目に遭わされる被害者になのですが、
全編観ていると、不思議とクレアに、じゃなく、
ペイトンに肩入れしたくなっちゃうんですよね〜


そんなこと思ったら、おかしいのかもしれないんですけど・・・



グレイゾーンにあるもの、というのは、
あまり話題になりませんけれど、
実は世の中で一番多いのではないでしょうか。


そのグレイゾーンの中に、自分も相手もいるとしたら・・・?


そう考えていくと、なかなか興味深い作品だったりも致します。



小物も上手に使ってあるし、
繊細なサスペンス映画、と言ってもいいかもしれません。


その割には人が死にますけどね。。^^;








アナベラ・シオラ    クレア
レベッカ・デモーネイ    ペイトン
マット・マッコイ    マイケル
アーニー・ハドソン    サイモン
ジュリアン・ムーア    マレーン
マデリーン・ジーマ
ジョン・デ・ランシー
ミッチェル・ローランス


監督: カーティス・ハンソン
製作: デヴィッド・マッデン
製作総指揮: テッド・フィールド
リック・ジャッファ
ロバート・W・コート
脚本: アマンダ・シルヴァー
撮影: ロバート・エルスウィット
音楽: グレーム・レヴェル

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2009年のアメリカ・イギリス製作映画です。


昨日、今年のノミネート記事をご紹介致しましたが、
2009年の英国アカデミー賞で、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアー賞を受賞。


アカデミー賞でも3部門ノミネートで、衣装デザイン賞を受賞。

ゴールデン・グローブ賞では、ドラマ部門の女優賞にノミネート。

放送映画批評家協会賞では2部門ノミネートし、衣装デザイン賞を受賞。


・・・という作品を、今頃観たわけです。。^^;


原題は『THE YOUNG VICTORIA』

比較すると、随分邦題の方は
結構ドラマチックな感じになっちゃうかもですね。





イギリス史上最も繁栄した時代を築いた女王ヴィクトリアの若き日に焦点を当て、
政争やスキャンダルなどさまざまな試練に見舞われながらも、
その都度絆を深めて乗り越えてゆく夫アルバートとの
美しくも純粋な愛の軌跡を描く感動の歴史ドラマ。


主演は「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントと「プライドと偏見」のルパート・フレンド。

共演にポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソン、ジム・ブロードベント。

監督はカナダ出身の期待の映像作家ジャン=マルク・ヴァレ。



19世紀のイギリス。

ウィリアム国王の姪ヴィクトリアは、
筆頭の王位継承者として幼い頃から常に厳重な警護と監視の下に置かれ、
息苦しい生活を強いられてきた。


そして、いよいよ国王が病に倒れると、
ヴィクトリアを巡る権力争いは一層激しさを増していく。


ベルギー国王レオポルドの命を受けてヴィクトリアに近づいたアルバートも、
そんな次期女王の夫の座を狙う一人に過ぎなかった。


ところが、ヴィクトリアの美しさに心を奪われたアルバートは、
自分の気持ちを正直に打ち明けたことで、かえってヴィクトリアの信頼を得るようになる。


そんな中、ついに国王が逝去し、わずか18歳で女王に即位するヴィクトリアだったが…。


                                   allcinemaより




衣装で沢山の賞を受賞したサンディ・パウエルですけど、
『アビエイター』『恋に落ちたシェイクスピア』に引き続き、3度目のオスカーだそうです。


製作にマーティン・スコセッシ・・・お、なるほど。
同じく、グレアム・キングも『ディパーテッド』の製作者だったりしますよね。


グレアムにこれを持ちかけたのが、やはり製作者のひとりである、
セーラ・ファーガソンという人物なのですが
この人はチャールズ皇太子の弟である、アンドリュー王子の元奥様だったんですって。


で、自分の娘を、この映画の戴冠式に登場させちゃったんだそうですが、
ヴィクトリア女王の血を引く女性が、本当に出演する、なんてこと、あるんですねぇ。





ヴィクトリア女王について、あまり詳しいことは知らないのですけれど、
喪服の女王と言われていたのを、学校で習った記憶があります。



彼女の横顔の切手があるのですが、
(切手ファンならご存知の方、多いかも)
これ、ブラック・ペニーと呼ばれ、世界最初の切手としてとても有名なんですよ〜


何故彼女が、ずっと喪服を着て過ごしたのか、
この映画を観て、やっとわかりました。


そっかそういうことだったのね・・・と、ここでひとり納得しちゃうと、
書くことがなくなってしまう。。^^;




栄華を極めていた英国のお話ですから、
特別に波乱万丈の物語、ということはありませんけれど、
階段さえ危険だから、と、ひとりで降りることを禁じられ、
生きていくために娘のヴィクトリアを利用しなければならなかった母親と、
その愛人の様子などから、
彼女が、孤独な籠の鳥であったことは、明白。



若いヴィクトリアが、どんなに新たな一歩を踏み出したがっていたか、
また理解者を欲しがっていたか、なんてことがよくわかります。



王が崩御して、色々な人が若い女王に近づいて来るのですけれど、
ヴィクトリアが本当に心を許せた人は・・・というお話です。



ルパート・フレンドはこういう役が本当によく似合いますねぇ。
やっぱりこの映画の中では、一番かっこいいかも ^^



ポール・ベタニーのメルバーン卿も、さすがの演技で安心して観ていられました。

若いヴィクトリアを演じたエミリーの風格というか、貫禄は見事でしたね。



そういえば、出演者ってみなさんイギリス人・・・?


イギリス各地のロケ、行き届いた歴史公証、見事な衣装や宝石も見応え十分です。

なんだか映像にうわぁってなるほど、格調高いものを感じちゃいました。



喪服を着る前の、美しく輝いていた頃の若い女王の姿を、
こうやって今、観ることができるのは、映画だからこそかもしれません。


女王が喜んでくれているといいですね〜 ^^







エミリー・ブラント   ヴィクトリア女王
ルパート・フレンド   アルバート公
ポール・ベタニー   メルバーン卿
ミランダ・リチャードソン   ケント公爵夫人
ジム・ブロードベント   ウィリアム王
トーマス・クレッチマン   ベルギー国王レオポルド
マーク・ストロング   ジョン・コンロイ
イェスパー・クリステンセン
ハリエット・ウォルター
ジュリアン・グローヴァー
マイケル・マロニー
ミケーラ・ブルックス


監督: ジャン=マルク・ヴァレ
製作: マーティン・スコセッシ
グレアム・キング
ティム・ヘディントン
セイラ・ファーガシン
製作総指揮: コリン・ヴェインズ
脚本: ジュリアン・フェロウズ
撮影: ハーゲン・ボグダンスキー
プロダクションデザイン: パトリス・ヴァーメット
衣装デザイン: サンディ・パウエル
編集: ジル・ビルコック
マット・ガーナー
音楽: アイラン・エシュケリ
音楽監修: モーリーン・クロウ

殺人犯

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2009年の香港製作映画です。


香港のアカデミー賞といわれる、
第29回香港電影金像奨2部門(主演男優賞・新人監督賞)にノミネートされた作品ですが、
その「衝撃度」により、中国では、
タイトルとエンディングを変更しての上映となったそうな。


・・・だったら公開しなくてもいいや、とは、ならなかったのかしらん、と、
チラッと思ったりもしたのですけど・・・


これがデビュー作というロイ・チョウ監督としては、
かなり悩ましいところだったかもしれませんね。


中国では、映画に年齢制限がないそうで・・・



製作総指揮がビル・コンですからねえ、
とりあえずアジアでこの作品を広めたい・・・そんな気持ちがあったのでしょう。


ちなみに中国での公開時には、『罪と罰』というタイトルになったそうです。


彼は『グリーン・デスティニー』『僕の彼女を紹介します 』『SPIRITスピリット』『HERO』
『ラスト、コーション』『ラスト・ブラッド』などなど、大作を手がけているベテラン。


そうそう、カメラは『花様年華』『空気人形』のリー・ピンビンだったり、
スタッフも結構すごい人が揃っていたり致します。


ジョニー・トーファンには嬉しい、チョン・シウファイも登場しております。


原題は『殺人犯 MURDERER』





連続猟奇殺人事件の捜査の過程で記憶を失い、
いつしか無実を確信できないまま、
自分自身が容疑者となってしまう状況に追い込まれていく主人公の姿と、
やがて明らかとなる驚愕の真相を描くサイコ・サスペンス。


主演は「SPY_N」のアーロン・クォック。

監督はこれがデビューのロイ・チョウ。



香港警察特捜班主席警部のレン・クォンは、
仕事も家庭も順調で幸せな日々を送っていた。


しかしある日、連続猟奇殺人事件を追っていた彼は、
通報を受けて向かった高層アパートで何者かに襲われ、意識を失ってしまう。

病院のベッドで意識を取り戻したレンだったが、数日間の記憶を失っていた。

そして、一緒に現場に向かった同僚刑事が意識不明の重体となっていること、
関係者の間でレンに対する疑いが強まっていることを知らされる。


捜査チームから外され、独自に調査を開始したレンだったが、
やがていくつもの状況証拠が彼の犯人説を裏付けていくように思われた。

記憶が戻らない中、
自分でも犯人ではないと言い切れなくなっていくレンだったが…。


                                    allcinemaより



香港四天王のひとり、と、いわれる
かっこいい主人公、レン・クォンを演じるのが、アーロン・クォックです。


若くてハンサム、妻は飛び切りの美人、可愛い息子もいて、瀟洒な一軒家に住み、昇格も目前。


何もかも順調だった彼が、
あるアパートに呼び出され、気絶して記憶を失っている間、次々と起こる猟奇事件。



・・・って、これ、あまり書けないのですよ。。^^;

なにせ後半に、
えっ、そんなことなのっ、という結末が用意されているので・・・



でも、これ、映画ファンなら、どこかで観たことあるかもだ、なんて感想も聞こえてきそう。



監督は、2004年に実際に起きた事件を新聞で読んで、
インスピレーションを受けて映画化しようと思った、と、いうことなのですけれど、
彼曰く「ハリウッドにも漏れたかもしれない」とのことでございまして、
それが、あの映画のこと?なんて囁かれる理由のひとつかもしれないですね。


しかし、この映画にはやっぱり独特の面白さがあります。


ひぃ、と、突然過ぎて叫びたくなるシーンも、何箇所か確かにあるのですけど、
アジア映画、というか、
香港映画らしい独特の味わいもあったりしますので、
私は結構楽しんじゃいましたけどね ^^



興味がおありの方は、こういうのもいかがでしょ♪








アーロン・クォック   レン・クォン
チャン・チュンニン   チェン・ヘイオイ
チョン・シウファイ   クァイ
チェン・カンタイ   タイ
チン・カーロッ   アンディ
ジョシー・ホー   レン・マン
(特別出演)
タム・チュンヤッ   チャイチャイ


監督: ロイ・チョウ
製作総指揮: ビル・コン
チュイ・ポーチュウ
脚本: トー・チーロン
撮影: リー・ピンビン
音楽: 梅林茂

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