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エトワール

イメージ 1

2000年のフランス製作映画です。


女性40歳定年、男性45歳定年。


そんな若いのに定年なんていうのは・・・
でも、この作品を観れば、それも納得かも。


オペラ座のバレエダンサーたちが、
身体と心のバランスをベストに保っていられるのは、ほんの短い間なんだそうです。


表現力の一方である身体がピークに達しても、
役に対する理解力、深みがピークに達するのはもっとあと。


その間でダンサーは決断を強いられ、苦悩しているのですね・・・



美しいバレエに身も心も捧げた団員たちの日常を知り、
ただただ、ため息です。。


原題は『TOUT PRES DES ETOILES』





エトワールを頂点に厳格な階級社会が築かれているパリ・オペラ座バレエ。


その美しくきらびやかな表舞台の裏では過酷で容赦のない、
頂点を目指した、あるいは生き残りをかけた熾烈な争いが繰り広げられている。


そんなプロの世界ゆえの残酷なドラマを見つめたドキュメンタリー。


監督は「田舎の日曜日」「ラウンド・ミッドナイト」などで知られる
ベルトラン・タヴェルニエの息子で俳優としても活躍するニルス・タヴェルニエ。



300年以上の歴史を誇るパリ・オペラ座。
そのバレエ団は、“星”を意味するエトワールと称される最高位のダンサーを頂点にし、
プルミエ・ダンスール、スジェ、コリフェ、カドリーユと続く完璧な階級社会。


そもそも、一握りの選ばれし者のみが団員になれる世界。


その中で、残酷な生存競争に勝ち残るために、
日々超人的な努力が要求されるダンサーたち。


エトワールに任命されてもなお、深まりゆく芸術への理解力と相矛盾するように、
衰え行く肉体に悩み続ける。


一方、カドリーユたちは血マメをつぶし、抗生物質を飲んでステージへと上がる……。


                                   allcinemaより



アカデミー賞で今年、
主演女優賞に『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンがノミネートされています。



こちらはバレエ映画、というジャンルではなく、
サスペンス映画ということになっているそうですけれど、
昇級試験を次々とクリアし、上を目指すダンサーたちの姿を観ていると、
この美しくも厳しいピラミッド型社会の中に、
どんな想いがあるのかを知りたくなってしまいます。



こちらのドキュメンタリーでは、
ドロドロしたものは(当然?^^;)描いてはありません。


でも、言葉に出さなくても、
それぞれの階級にいるダンサーたちの苦悩や想いが自然に見えて来る気が致します・・・




必死でノートを取り、
代役がもし自分になれば・・・と、努力を続ける女性が、
「こんなことは慣れているわ」
と、ひっそりと立ち去る後姿。



母親がエトワールであるがゆえに、
愛するバレエをしているのに、幼い頃からいつも周囲の重圧を感じているダンサー。



血に染まったつま先にテーピングを施しながら、
「舞台に立ったら痛みを忘れるの」というダンサー。



エトワールに登りつめたにもかかわらず、
事故に遭ったときのために、バレエ教師の資格を取ったというダンサー・・・



観るもの全てが新鮮で、ストイックで、そして厳しい世界です。



彼らは信じられないほど見事な肢体を持っており、
そこら辺りの女優さんも霞むのでは?なんて、素晴らしい美貌の持ち主ですが、
日々懸命の努力をして、それを保ち、
まだ上を目指し続けているんですよね。



よく白鳥に例えられますよね、
水面では優雅に、水面下では必死に足を動かすこと。
(そういえば、この作品でも「白鳥の湖」のシーンが出てきます)


表舞台では美しく、華麗な姿に、
観客はうっとり見惚れてしまいますが、
一旦それを終えて、舞台袖に戻ると、
床に倒れこむダンサーたちがいっぱい。



美、とは、これほどに何もかもを捧げねば得られないものなのでしょうか。。



私が観たのは、バレエのほんの一部の世界ですけれど、
これを観ると、本物のバレエの舞台を観たくなること、間違いなしでしょう。



モーリス・ベジャール本人もちょっとだけ登場いたします ^^


バレエに興味をお持ちの方、
なかなか観れないこの100分のドキュメンタリーは貴重かもですよ〜♪






マニュエル・ルグリ
ニコラ・ル・リッシュ
オーレリ・デュポン
ローラン・イレール
エリザベット・プラテル
マリー=アニエス・ジロー
クレールマリ・オスタ
ウィルフリード・ロモリ
ミテキ・クドー
イリ・キリアン
ノエラ・ポントワ
モーリス・ベジャール
藤井美帆


監督: ニルス・タヴェルニエ
撮影: ニルス・タヴェルニエ
ドミニク・ルリゴルール
スチール: ヴァンサン・テシエ

ウォール・ストリート

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映画会社のロゴが消える前に、
ガシャーンと音がして、
そこからは予告編でお馴染みの、あのマイケル・ダグラスが登場となります。


シルクのハンカチ枚、時計・・・と来て、最後に、あのどでかい携帯電話が返される場面ですね〜


釈放された元囚人たちは、
迎えに来た家族や友だちと共に帰って行くのですけれど、
マイケル・ダグラス演じるゲッコーは、ただひとり、そこに立ち止まったままです。



・・・前作『ウォール街』から23年という月日が流れているんですねぇ。。


私もかなり前に観たので、
詳しいことはかなり忘れちゃっていますが、
金融界のカリスマにして、とんでもない悪人、というイメージはまだ残っております。

「欲は善」


株主総会での彼のセリフですけど、
経済には疎いのに、なんだかずしーんと来ちゃいましたっけ。


今回はね・・・って、ええと、お借りしておきながらですけど、
allcinemaさん、解説が少々、過ぎていらっしゃるんですよ・・・^^;


これからご覧になる方は、
斜め読み、もしくは思い切って無視、という形がよろしいのではないかと、
ご提案させて頂きたく思うのですけれど、いかがでしょうか?
(私はブライダルサロンのおねーさんかw)



2010年度のゴールデン・グローブ賞で、
助演男優賞にマイケル・ダグラスがノミネート。


原題は『WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS』







前作「ウォール街」でメガホンを執った巨匠オリヴァー・ストーンと
その巧演でオスカー主演男優賞に輝いた
名優マイケル・ダグラスが再びコンビを組んだ23年ぶりの続編。


ある野望を秘めた若き銀行マンとその婚約者、
そして復活を目論む元カリスマ投資家それぞれの欲望や愛憎を浮き彫りにしながら繰り広げる
彼らの運命の行方を、金融不安に陥った現代の世相を背景に描き出す。


共演に「トランスフォーマー」シリーズのシャイア・ラブーフ、
「17歳の肖像」のキャリー・マリガン、「ブッシュ」のジョシュ・ブローリン。



2008年、ニューヨーク。

若くして成功を収めた金融マンのジェイコブ。

私生活に於いても、非営利ニュースサイトの運営に携わるジャーナリスト、
ウィニーと結婚を前提に交際し、公私共に順風満帆の人生を送っているが、
彼女はインサイダー取引の罪で投獄された伝説のカリスマ投資家
ゴードン・ゲッコーの実の娘でもあった。


そんな中、勤務先である投資銀行の突然の破綻と、
父のように慕っていた経営者ルーが自殺するという悲劇に直面してしまう。


そして、全てが金融界の黒幕ブレトン・ジェームズの仕業だと知ったジェイコブは、
ウィニーに内緒で彼女と絶縁中のゲッコーのもとへと向かう。


7年前に服役を終えた彼は講演会の傍ら、金融界へ警鐘を鳴らす著書を出版していた。


そんなゲッコーへ、ウィニーとの父娘の仲を取り持つことを引き換えに、
ブレトンへの復讐計画のサポートを取りつけるジェイコブだが…。

allcinemaより




今回はシャイア・ラブーフ、キャリー・マリガンが加わったことで、
瑞々しい若さも感じることが出来ますね。


シャイアは若き成功者である、金融マンのジェイコブを演じているのですけれど、
なんでもオリバー・ストーン監督のアドバイスで、実際かなり勉強をし、
ついにはブローカー&ディラーの試験まで合格してしまった、ということなので、
その本気度は大したものです。



役者はかなり揃っているので、顔ぶれを観るだけでも嬉しいのですが、
キャリー・マリガンがマイケル・ダグラスの娘役って・・・


いや、文句じゃないんですけどねw


ショートヘアで、今回もキュートな彼女が観れて、嬉しいです ^^



他にも、フランク・ランジェラ、スーザン・サランドン、イーライ・ウォラック・・・


そうそう、イーライといえば、これを忘れないうちに書かねば。。


ジェイコブの携帯の着信音が、
エンリオ・モリコーネの「THE GOOD, THE BAD AND THE UGLY」なんですよ。

映画ファンなら、これはニヤリとされるはずなんですよね〜♪


『続・夕陽のガンマン』の映画の原題が
『THE GOOD THE BAD AND THE UGLY』でございまして、
その三種類の人間が、この映画に登場しているよ、という意味が多分かけられているのでしょう。


そしてイーライ・ウォラックは、
クリント・イーストウッド、リー・バン・クリーフと共に、
この映画に出演しているのでございます!


名曲ですし、知っている人は多いでしょうけれど、
どうして若いジェイコブが、
これを着信音にしたのか、なんてのを考えるのも楽しいかもです。



オリバー・ストーン監督は、
自身の経験柄ということもあるのでしょうけれど、
戦争を描かせると、凄い才能を発揮する方なんですね。


ウォール街も、ある意味戦いが決して終わらない場所、という観方をすれば、
彼がこの場所、このテーマにこだわる理由も分かる気が致します。



この作品を観ていると、
リーマン、ゴールドマン・サックス・・・なんてのが頭に浮かんで来ます。


予想しなかったことが次々起きている時代ですけれど、
正直、金融の世界のことは、あまり詳しくないので・・・


でも、ひとつの噂が、会社を倒産させることも可能というのは、
本当に恐ろしいですね。。



個人的にはやっぱりそうなっちゃいますか、という展開ではあるのですけれど、
この時代ですから、色々考えてみるのもいいかもしれないです。


あ、そうそう、チャーリー・シーンがちらっとですけど登場していました。

ちゃんとマイケル・ダグラスと会話をしていましたよ〜 ^^








マイケル・ダグラス   ゴードン・ゲッコー
シャイア・ラブーフ   ジェイコブ・ムーア
ジョシュ・ブローリン   ブレトン・ジェームズ
キャリー・マリガン   ウィニー・ゲッコー
イーライ・ウォラック   ジュリー・スタインハルト
スーザン・サランドン   シルヴィア・ムーア
フランク・ランジェラ   ルイス・ゼイベル
オースティン・ペンドルトン
ヴァネッサ・フェルリト
マイケル・ジェネット
ナタリー・モラレス
シルヴィア・マイルズ
チャーリー・シーン
(クレジットなし)


監督: オリヴァー・ストーン
製作: エドワード・R・プレスマン
エリック・コペロフ
製作総指揮: セリア・コスタス
アレックス・ヤング
アレサンドロ・キャモン
キャラクター創造: スタンリー・ワイザー
オリヴァー・ストーン
脚本: アラン・ローブ
撮影: ロドリゴ・プリエト
プロダクションデザイン: クリスティ・ズィー
衣装デザイン: エレン・マイロニック
編集: ジュリー・モンロー
デヴィッド・ブレナー
音楽: クレイグ・アームストロング
音楽プロデューサー: バド・カー

黄金の七人

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1965年のイタリア映画です。


私がいつもお世話になっている、ブロガーのじゅりさんが、
実は「峰不二子」であることは、既にご承知の方も多いと存じます。


えっ、って驚かれた方、そうなんですよ。。( ノェ)コッソリ


責任は取れませんが。。^^;


ですから、あれだけ知的でチャーミングでいらっしゃるわけなんです♪



ちなみに、じゅりさんのブログはこちら → http://blogs.yahoo.co.jp/jully_ppppp




「ルパン三世」に峰不二子が登場することになったのは、
実はこの映画があったから、なんだそうです。



そのこともじゅりさんに教えて頂いて、
この作品を観たのですけど、
いや〜これはまさに、リアル峰不二子でしたね、びっくりしちゃいました。


この作品に登場する、
観るたびに衣装が違う(かなり凄い露出の色っぽいドレスとヘアメイク!)ジョルジアって、
どちらかというと静かであまり喋らないんですけど、
それがかえって、ミステリアスで、素敵なんですね〜


全身網タイツの姿に、
外にいた司祭が、警察に通報しちゃう、というシーンがあるのですが、
確か衣装が変わって、司祭登場2度目も外から覗いていたような。


司祭も立ちっぱなしにしちゃう、というジョルジアなんですよ。
(これ、シモネタでもなんでもないですからねっw)



こんな女性が歩いていたら、
思わずみなさん、振り返っちゃうかも。


彼女を演じたロッサナ・ポデスタは、
当時世界一の美女といわれた女優さんなんだそうです。


この監督のマルコ・ヴィカリオの奥さんだそうで・・・
あら、うまいことなさいましたね、監督さん♪




原題はイタリア語では
『SETTE UOMINI D'ORO』

英語のタイトルでは
『SEVEN GOLDEN MEN』






芸術映画とB級映画しか存在しないと思われていたイタリア映画にあって、
燦然と光り輝く極上エンタテインメントの極致。


“泥棒映画”というジャンルを語る上でも、
「トプカピ」「ホット・ロック」と並んではずせない1本だ。


ジュネーヴのスイス銀行に眠る7トンの金塊を狙って展開される一大強奪作戦。

銀行の真向かいにあるホテルの一室に陣取った“教授”(P・ルロワ)から無線で指示が飛び、
6人の仲間が実働部隊として地上に地下に待機している。


“教授”の傍らには妖しい美女ジョルジア(R・ポデスタ)の姿も。

そして、遂に決行の時が来た!


水増し描写一切なしのタイトな展開は、
アイディア満載の金塊強奪作戦自体の面白さを十二分に生み出し、
二転三転するストーリーも飽きさせない。


無駄を廃し、練り上げられた構成が映画を生き生きとしたものに仕上げているが、
もうひとつ、全編に流れるA・トロヴァヨーリの音楽の功績も大きい。


ジャズとスキャットとバロックを融合させた独特のメロディが奏でる
オシャレ感覚(だからと言ってシブヤ系に大人気、ってのはチト違わないか?)こそ、
この作品の“小粋さ”をもっとも端的に示しているのだ。


本国はもとより日本でもヒットし、
当然のように続編たち(中には関係ないのもあるが)が作られていく事になる。

                                    allcinemaより




ちょっと前の作品のallcinemaさんの解説は面白いです♪

チト違わないか?の、ちと、を、カタカナ表記に・・・どうでもいいですか?^^;



残念ながらシブヤ系のことは詳しくないですが、
確かにこの映画の音楽は、軽快で、お洒落で、素晴らしいですよね。



ばん、とタイトルが瞬間出てから始まるこのオープニング。


連なる黄色い車が遠くから映し出されて、
今度は黒塗りの高級車がやってきます。



さっき、ジョルジアはあまり喋らないと書きましたけれど、
黄色い車から降りてきた男たちは、もっと寡黙かもしれません。


大勢の人たちがいる街中で、
これから銀行強盗を始めちゃう、という、
その行動の手際のよさに、つい魅せられちゃいます。



よく観てみると、遠くからは大勢の人がそれを見物しているんですが、
これは多分ギャラリーが映り込んじゃったのでしょうね。



それも街の一般の人間ってことにしちゃえばいいじゃん・・・

そんなノリで、大らかにそれを取り入れてしまう監督は、さすがイタリア人気質!



現代から観れば、作品に登場する、数々のマシンも、
古さを感じるというよりは、
可愛い、というか、逆にいい小道具となっていて、気になりません。



テンポよく展開して行って、
時々、どきっとさせるのもお約束。



後半からは、本当に予測がつかなくなるんですけど、
そこにあのジョルジアですよ。


彼女が「峰不二子」であるがゆえに、
ありがちな結末にならないところが、小粋でいいんですよね〜♪



短い時間ながら、色々な意味でお楽しみがいっぱいのこの作品、
今ご覧になられても、十分お楽しみ頂けるのでは、と、思います ^^









フィリップ・ルロワ    教授
ロッサナ・ポデスタ    ジョルジア
ガストーネ・モスキン  アドルフ
ガブリエル・ティンティ  アルド
ホセ・スアレス


監督: マルコ・ヴィカリオ
製作: マルコ・ヴィカリオ
脚本: マルコ・ヴィカリオ
マリアノ・オゾレス
ノエル・ギルモア
撮影: エンニオ・グァルニエリ
音楽: アルマンド・トロヴァヨーリ

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2009年のアメリカ製作映画です。 


この解説にも『イカとクジラ』のジェシー・アイゼンバーグと書いてありますけど、
次の作品からは『ソーシャル・ネットワーク』の、
と、書かれるのは間違いなさそうですね。


今、allcinemaさんの資料をちらっと読んできたのですが、
ちゃんと『ソーシャル・ネットワーク』云々と書き足してありました。


・・・数日前までそうじゃなかったのですけど、
やっぱりね〜 違ってくるもんですね〜



2009年のインディペンデント・スピリット賞で、
グレッグ・モットーラ監督が、脚本賞でノミネートされております。


原題は『ADVENTURELAND』

日本未公開作品でございます。




「スーパーバッド 童貞ウォーズ」で高い評価を受けた、
ハリウッド期待の俊英グレッグ・モットーラ監督が、80年代を舞台に
一人の青年の甘酸っぱくもホロ苦いひと夏の恋と成長の物語をノスタルジックに綴る青春ストーリー。


主演は「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ、

共演にクリステン・スチュワート、ライアン・レイノルズ。



1987年、夏。大学を卒業し、大学院進学を前にヨーロッパ旅行を計画していたジェイムズだったが、
父親の給料が減らされたことであえなく頓挫。

しかも学費の一部も自分で工面するハメに。


そしてようやく見つかったバイトは、地元のさびれた遊園地“アドベンチャーランド”。

今頃は憧れのヨーロッパで見聞を広めているはずが、
何を間違ったかエキセントリックなバイト仲間に囲まれ、
低賃金の長時間労働と、すっかり腐りかけていたジェイムズ。


ところが、そこで働くちょっと大人びた美少女エムと知り合い、
まんざらでもない雰囲気になっていくのだが…。


                                   allcinemaより


冒頭でジェシー演じるジェイムズのアップ。

この巻き毛、普通の大学生らしい格好。
で、いきなり女の子に振られるという。。


え、ここでも、ですか・・・?^^;



でもそれからの展開はもちろん違っていて、
大学卒業し、お金持ちの友人とヨーロッパ旅行に出かけるつもりが、
父親の収入が減ったことで、旅行取り消し。


実家に戻り、大学院進学のために、
地元にあるダサい遊園地でバイトをする羽目に。


乗り物担当になりたかったのに、
お前はゲーム野郎だ、なんて断言されて、ゲームの係りに回されて、
なんだかなぁ・・・の夏を過ごすジェイムズに、ある危機が。


それを救ってくれたのが、クリステン・スチュワート演じるエムなのです。

エムに出会ったジェイムズは、心をときめかせていくのですが・・・




このタイトルだと、
コメディ映画か、子供向けのアドベンチャー映画かしら、なんて思ってしまいそうですけれど、
かなり素敵な青春映画でございます。


設定は80年代ということですが、
どの時代にも共通する、若さゆえ失敗の多い、
でも輝いていたあの日々・・・なんだか懐かしくなっちゃいます。



登場人物のキャラクターが、また最高でね〜♪


アドベンチャーランドのボビーとポーレットの夫婦が、
「真面目に普通にやってる風」なんですけど、
これがとんでもなくて、かなり笑わせてくれたりします。



バイト仲間のひとりひとりが、それぞれ事情を抱えていたり、
でも天然で、役に立ってるのか立ってないのかわからないけれど、
やっぱり友だちなんだよ、という描き方など、
あざとくなくて素晴らしいです。



この中では、ライアン・レイノルズ演じるコンネルが、
いわゆる悪役を担っているのですけれど、
その彼でさえ、でこぼこさが目立たない、というか、
人はこういうところもあるし、ああいうところもあるさ、なんて、思えてきちゃう・・・



自分のかけがえのない想い出の夏を振り返るとき、
こういう感じで想い出せたら、きっと素敵でしょうね〜 ^^



ほろ苦いところもあれば、
なんでもない、おバカなことが、とても美しく取上げてあったりもします。

このセンスって、かなりいいかも。


物語の最後の終わり方の見事さなんて、
もう・・・たまりませんっ!


・・・つい興奮してしまう(汗)




これ、監督の自伝的な物語だそうで、
その気持ちもいっぱい伝わって来ます。


挫折もあって、思い通りにいかないこともあって・・・
だけど、みんながそうなんですね。


自分がひとりだ、ってことで悩んでいたはずなのに、
いつの間にかひとりじゃない、って気付く。


80年代の音楽も沢山楽しめるし、個人的に結構オススメでございます♪








ジェシー・アイゼンバーグ   ジェイムズ
クリステン・スチュワート   エム
マーティン・スター   ジョエル
ビル・ヘイダー   ボビー
クリステン・ウィグ   ポーレット
マルガリータ・レヴィエヴァ   リサ・P
ライアン・レイノルズ   コンネル
ジャック・ギルピン
ウェンディ・マリック
マット・ブッシュ
ケルシー・フォード
ケヴィン・ブレズナハン


監督: グレッグ・モットーラ
製作: シドニー・キンメル
アン・ケリー
テッド・ホープ
グレッグ・モットーラ
製作総指揮: ウィリアム・ホーバーグ
ブルース・トール
脚本: グレッグ・モットーラ
撮影: テリー・ステイシー
プロダクションデ
ザイン: スティーヴン・ベアトリス
衣装デザイン: メリッサ・トス
編集: アン・マッケイブ
音楽: ヨ・ラ・テンゴ
音楽監修: トレイシー・マクナイト

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2009年のアメリカ・イギリス製作映画です。


昨日、今年のノミネート記事をご紹介致しましたが、
2009年の英国アカデミー賞で、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアー賞を受賞。


アカデミー賞でも3部門ノミネートで、衣装デザイン賞を受賞。

ゴールデン・グローブ賞では、ドラマ部門の女優賞にノミネート。

放送映画批評家協会賞では2部門ノミネートし、衣装デザイン賞を受賞。


・・・という作品を、今頃観たわけです。。^^;


原題は『THE YOUNG VICTORIA』

比較すると、随分邦題の方は
結構ドラマチックな感じになっちゃうかもですね。





イギリス史上最も繁栄した時代を築いた女王ヴィクトリアの若き日に焦点を当て、
政争やスキャンダルなどさまざまな試練に見舞われながらも、
その都度絆を深めて乗り越えてゆく夫アルバートとの
美しくも純粋な愛の軌跡を描く感動の歴史ドラマ。


主演は「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントと「プライドと偏見」のルパート・フレンド。

共演にポール・ベタニー、ミランダ・リチャードソン、ジム・ブロードベント。

監督はカナダ出身の期待の映像作家ジャン=マルク・ヴァレ。



19世紀のイギリス。

ウィリアム国王の姪ヴィクトリアは、
筆頭の王位継承者として幼い頃から常に厳重な警護と監視の下に置かれ、
息苦しい生活を強いられてきた。


そして、いよいよ国王が病に倒れると、
ヴィクトリアを巡る権力争いは一層激しさを増していく。


ベルギー国王レオポルドの命を受けてヴィクトリアに近づいたアルバートも、
そんな次期女王の夫の座を狙う一人に過ぎなかった。


ところが、ヴィクトリアの美しさに心を奪われたアルバートは、
自分の気持ちを正直に打ち明けたことで、かえってヴィクトリアの信頼を得るようになる。


そんな中、ついに国王が逝去し、わずか18歳で女王に即位するヴィクトリアだったが…。


                                   allcinemaより




衣装で沢山の賞を受賞したサンディ・パウエルですけど、
『アビエイター』『恋に落ちたシェイクスピア』に引き続き、3度目のオスカーだそうです。


製作にマーティン・スコセッシ・・・お、なるほど。
同じく、グレアム・キングも『ディパーテッド』の製作者だったりしますよね。


グレアムにこれを持ちかけたのが、やはり製作者のひとりである、
セーラ・ファーガソンという人物なのですが
この人はチャールズ皇太子の弟である、アンドリュー王子の元奥様だったんですって。


で、自分の娘を、この映画の戴冠式に登場させちゃったんだそうですが、
ヴィクトリア女王の血を引く女性が、本当に出演する、なんてこと、あるんですねぇ。





ヴィクトリア女王について、あまり詳しいことは知らないのですけれど、
喪服の女王と言われていたのを、学校で習った記憶があります。



彼女の横顔の切手があるのですが、
(切手ファンならご存知の方、多いかも)
これ、ブラック・ペニーと呼ばれ、世界最初の切手としてとても有名なんですよ〜


何故彼女が、ずっと喪服を着て過ごしたのか、
この映画を観て、やっとわかりました。


そっかそういうことだったのね・・・と、ここでひとり納得しちゃうと、
書くことがなくなってしまう。。^^;




栄華を極めていた英国のお話ですから、
特別に波乱万丈の物語、ということはありませんけれど、
階段さえ危険だから、と、ひとりで降りることを禁じられ、
生きていくために娘のヴィクトリアを利用しなければならなかった母親と、
その愛人の様子などから、
彼女が、孤独な籠の鳥であったことは、明白。



若いヴィクトリアが、どんなに新たな一歩を踏み出したがっていたか、
また理解者を欲しがっていたか、なんてことがよくわかります。



王が崩御して、色々な人が若い女王に近づいて来るのですけれど、
ヴィクトリアが本当に心を許せた人は・・・というお話です。



ルパート・フレンドはこういう役が本当によく似合いますねぇ。
やっぱりこの映画の中では、一番かっこいいかも ^^



ポール・ベタニーのメルバーン卿も、さすがの演技で安心して観ていられました。

若いヴィクトリアを演じたエミリーの風格というか、貫禄は見事でしたね。



そういえば、出演者ってみなさんイギリス人・・・?


イギリス各地のロケ、行き届いた歴史公証、見事な衣装や宝石も見応え十分です。

なんだか映像にうわぁってなるほど、格調高いものを感じちゃいました。



喪服を着る前の、美しく輝いていた頃の若い女王の姿を、
こうやって今、観ることができるのは、映画だからこそかもしれません。


女王が喜んでくれているといいですね〜 ^^







エミリー・ブラント   ヴィクトリア女王
ルパート・フレンド   アルバート公
ポール・ベタニー   メルバーン卿
ミランダ・リチャードソン   ケント公爵夫人
ジム・ブロードベント   ウィリアム王
トーマス・クレッチマン   ベルギー国王レオポルド
マーク・ストロング   ジョン・コンロイ
イェスパー・クリステンセン
ハリエット・ウォルター
ジュリアン・グローヴァー
マイケル・マロニー
ミケーラ・ブルックス


監督: ジャン=マルク・ヴァレ
製作: マーティン・スコセッシ
グレアム・キング
ティム・ヘディントン
セイラ・ファーガシン
製作総指揮: コリン・ヴェインズ
脚本: ジュリアン・フェロウズ
撮影: ハーゲン・ボグダンスキー
プロダクションデザイン: パトリス・ヴァーメット
衣装デザイン: サンディ・パウエル
編集: ジル・ビルコック
マット・ガーナー
音楽: アイラン・エシュケリ
音楽監修: モーリーン・クロウ

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