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1964年のイタリア製作映画です。
テレビでクリント・イーストウッドの映画を観た頃は、
吹き替えは山田康雄さんでした。
納谷吾郎さんが演じられたこともあるらしいのですけどね ^^
ルパンのあの軽い、でも魅力たっぷりの声でもお馴染みですけれど、
クリント・イーストウッドの声の吹き替えのときは、
これがまた、苦みばしった渋い男の声で、いいんですよねぇ。。
最近BSで放映されていたので、これは字幕版で観ましたが、
あのオープニング♪
上下が赤と黒に分かれて、エンリオ・モリコーネのあの口笛が響いてくると、
自然にテンションが上がってきてしまいます。
三つ子の魂百まで、なんて言いますけど、
幼い頃から私に、たっぷり当時の映画を観せた父親の責任は大きいと思われ。
こういう作品が私のベースになってるらしく、
どうもその上に構築された人物像は、
明らかに、色気に欠けるものとなったようでございます。。^^;
原題は『PER UN PUGNO DI DOLLARI』
『A FISTFUL OF DOLLARS』
「ひと握りのドル」・・・なるほどねぇ〜
二人のボスが対立するニューメキシコの小さな町に現れた凄腕のガンマン。
御存じ黒澤明の「用心棒」を西部劇に翻案したマカロニ・ウェスタンの代表作。
当時、映画俳優としては鳴かず飛ばずだったイーストウッドを一躍トップスターに押し上げ、
監督レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネ共に出世作となった。
この3人は次作「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」でもトリオを組む。
「続・荒野の用心棒」は本作とは何の関係もない。
allcinemeより
黒澤監督の『用心棒』の盗作だ、ということで、告訴された事件は有名かも。
セリフや登場人物など、そのままなのに、
黒澤明監督に許可を求めないで映画化してしまい、
のちに東宝から訴えられて、敗訴。
結局興行収益の15パーセントを東宝側に払う、ということで決着がつきました。
あとアジア圏の配給権利も・・・と、資料には書いてありますね〜
似ているところはとても多いけれど、
でもテイストが違う、ということで、どちらも大ヒット。
それまでは、ジョン・ウェインなんかが活躍する西部劇が「正統派」で、
マカロニウエスタン、なんて呼ばれるこの手の作品は、
「なんちゃって西部劇」みたいな扱いだったみたいです。
しかし、その後、次々こいう作品が作られ、ヒットしていったことを考えると、
なかなか楽しい気持ちになっちゃいます♪
この作品を観て育って、映画監督になった方も、大勢いらっしゃるみたいで。。
例えば日本で公開された、
三池監督の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』
荒唐無稽で、これ、なーに、みたいに思われた方もおいでになると思うのですが、
確かにこの流れですよ〜
で、私は狂喜したのですけど、
ヒットはあまりしなかったのかなぁ・・・
タランティーノと、香取慎吾さんが冒頭に登場するとか、
かなり贅沢な作品で、役者さんたちも楽しんで演じていらしたような気がするんですけどね ^^
それまでの建物や岩陰から、バンバン撃ち合うやり方ではなくて、
有名なシーンですけど、ダイナマイトが爆発したあと、
次第に煙が消えて、そこにイーストウッドがひとりシルエットとなって現れる・・・
そして、相手は数人、
なのにひとりで、あっという間の早撃ちで、次々相手を撃ち殺す。。
うー、身悶えしちゃう♪
(おかしい。。^^;)
心臓を狙え、とか言っちゃって、実は・・・
ね〜言ってみたいですよね♪
(本当におかしい・・・)
この女好きめ、と、思ったら、あの笑みは実は・・・
俺の騾馬は、笑われるのが嫌いなんだ・・・
棺桶屋のおじいさんに、「ひとつ多かったな」と、去り際に言う・・・
きゃー、ですっ。
つっこみどころは実はいっぱいなのですが、
懐かしさと興奮で、今も頬が紅潮しているかもw
「酒は飲んでも飲まれるな」
「痛みには強くあれ」
この作品からこれらのことを学んだ私は、
やっぱり色っぽい女性には、なれなかったですね、はい・・・
クリント・イーストウッド ジョー
ジャン・マリア・ヴォロンテ ラモン
マリアンネ・コッホ マリソル
ヨゼフ・エッガー 棺桶屋のおじいさん
マルガリータ・ロサーノ コンスエラ・バクスター
監督: セルジオ・レオーネ
(ボブ・ロバートソン名義)
原作: 黒澤明
菊島隆三
脚本: セルジオ・レオーネ
(ボブ・ロバートソン名義)
ドゥッチオ・テッサリ
ヴィクトル・A・カテナ
ハイメ・コマス
撮影: ジャック・ダルマース
音楽: エンニオ・モリコーネ
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