ここから本文です
☆恋の映画とお酒に恋してる☆
心ときめく3月 でも忙しいよね…

書庫映画・は行

記事検索
検索

パリより愛をこめて

イメージ 1

2009年のフランス製作映画です。


『96時間』も(これと同じくらいの)短い映画でしたけれど、
製作・脚本がリュック・ベッソン、そして主人公がリーアム・ニーソンということで、
ありえない話ですけど、かなり楽しませて貰っちゃいました。


今回、リュック・ベッソンは原案を手がけ、
製作サイドに彼の妻の名前がございます。


うーん・・・

きっと、「何も考えないで楽しむ映画」なんだろうなあ・・・と、思いつつ・・・


あ、辛口の予感?^^;


原題は、『FROM PARIS WITH LOVE』


R15+作品です。




「96時間」のピエール・モレル監督が、
「サブウェイ123 激突」のジョン・トラヴォルタを主演に迎えて贈るサスペンス・アクション。


パリを舞台に、
型破りなCIAエージェントとコンビを組むハメになった駐仏アメリカ大使館の若手職員が、
その強引な捜査手法に戸惑いながらも巨大犯罪組織に立ち向かっていく姿を、
ハードなアクション満載で描き出す。

共演は「マッチポイント」のジョナサン・リス・マイヤーズ。



フランスのアメリカ大使館に勤務するジェームズ・リースは、
エリート大使館員にしてCIAの見習い捜査官。

華やかな活躍に憧れながらも、いまだ地味な活動ばかりの日々。

そんなある日、麻薬捜査のためにCIA本部から凄腕エージェント、ワックスがやって来る。

そのパートナーを任され、初めての重要任務に張り切るリース。

ところがワックスは、任務のためなら手段を選ばず、
人を撃つのさえも躊躇わないあまりにも危険な男だった。


人を撃った経験などあるわけもないリースは、
ワックスのやり方に戸惑いと反発を覚えるのだったが…。


                                    allcinemaより


面白くないか、といわれると、
それなりに面白いのですよっ。


ですけど、なんだかもう、
この方々の作品、パターン化しちゃって、
私には特に新鮮味が感じられなかったのです。。_| ̄|○



あのヤマカシみたいなパフォーマンス集団が繰り広げる、
屋根を飛び回るアクションが必ず登場しますでしょ、
んで、めちゃくちゃ銃をぶっ放して、とにかく殺しまくりでしょ、
そしてパリの中を縦横無尽に走り回って、
あっちでどっかん、こっちでどっかん、でしょ。



ジェームズ、なんて名前と恋物語が、『ロシアから愛をこめて』がかけてあったり、
『ベスト・キッド』の、あのワックスがけのセリフが出てきたり、
ジョン・トラヴォルタがいう、あのロイヤル・バーガーっていうのは、
あの『パルプ・フィクション』からでしょうし、
ちゃんと他の映画も、リスペクトしてます、っていうのは、
それはそれでいいのですけど。。



そろそろ、ちょっとそこから脱した作品で、
ハリウッド映画的でない、
フランス映画らしい面白さが観れたらいいな〜というところでしょうか。



トラヴォルタが主演でなかったら、
何人の人がこれを観ただろう・・・と、思うと、
さすがそこはスキンヘッドで頑張ったトラちゃん、大したものですけどね〜 ^^


ジョナサン・リス・マイヤーズもいい演技してました♪

ジョナサン演じるジェームズの、
若干ビターな、ある「ことの終わり」では、
ちょっと過去のベッソン作品の香りがした・・・かもしれません。



それにしても、ここまでぶっ飛んだCIAって、すっごいなぁ・・・









ジョン・トラヴォルタ   チャーリー・ワックス
ジョナサン・リス・マイヤーズ   ジェームズ・リース
カシア・スムートニアック   キャロリン
リチャード・ダーデン
アンバー・ローズ・レヴァ
シェムズ・ダマニ
モステファ・スティティ
ディディエ・コンスタン
アレクサンドラ・ボイド
メリッサ・マルス
サミ・ダール
ヨアキム・デ・アルメイダ


監督: ピエール・モレル
製作: インディア・オズボーン
製作総指揮: ヴィルジニー・ベッソン=シラ
原案: リュック・ベッソン
脚本: アディ・ハサック
撮影: ミシェル・アブラモヴィッチ
プロダクションデ
ザイン: ジャック・ビュフノワール
衣装デザイン: オリヴィエ・ベリオ
コリーヌ・ブリュアン
編集: フレデリック・トラヴァル
音楽: デヴィッド・バックリー

イメージ 1

昨日発表だった、「放送映画批評家協会賞」ノミネーションの中に、
この作品のタイトルも載っていましたね。


メイクアップ賞、そして視覚効果賞。


段々と厳しい局面へ向わねばならない、
ハリー・ポッターシリーズの最新作ですが、
なるほど、ご覧になられた方は、この2つの賞も頷けるのではないでしょうか。





J・K・ローリング原作の大ヒット・ファンタジー・シリーズの
第7作にして二部構成で描かれる最終章の第一部。


ついに闇の帝王ヴォルデモートとの最終決戦に臨むべく
過酷な旅に出たハリー、ロン、ハーマイオニーが、
次々と待ち受ける試練に立ち向かっていく姿を描く。


監督は「不死鳥の騎士団」「謎のプリンス」に引き続きデヴィッド・イェーツ。



ダンブルドア校長から託された使命を果たすべく、
ヴォルデモートの不死の秘密である“分霊箱”を見つけ出し、
破壊するための旅に出たハリーとロン、ハーマイオニーの3人。


もはや誰の助けも受けられず、彼らはこれまで以上に互いを信頼し合い、助け合わねばならない。

しかし、思うようにいかない旅の中で、次第に3人の絆にも亀裂が生じ始める。


一方、ヴォルデモートの影響力は急速に拡大し、
ついには魔法省ばかりかホグワーツまでもが支配下におかれてしまう。


そして、そんなヴォルデモートが放つ死喰い人が迫る中、
分霊箱の発見に奔走するハリーたちだったが…。


allcinemaより



冒頭のワーナーのロゴからして、
これ、ファンタジーじゃないよ、というような。。^^;


古い無機質なコンクリートに錆、というイメージの、
このロゴから始まる最終章を観ていると、
楽しい魔法の学校生活を描いた昔が、ちょっと懐かしくなっちゃいますね。



2001年に最初の作品が映画化されて、そろそろ10年ですから、
登場人物たちも、時間も、物語といえども、
立ち止まってはいられないのかも。




すっかり危険な場所と化してしまった魔法界。

ヴルデモート卿の力は日々増大し、
学校にも、子供の姿はもはやありません。



辺りには、濃い死の影が満ちていて、
お馴染みだったキャラクターが、次々と・・・


最初の「助けて・・・先生」のあとの、
あのシーンでの蛇のアングル、怖すぎです。

立派なダーク・ファンタジーとなりましたね〜



ハリーたちに協力してくれていた騎士団のメンバーも、
次々に死喰い人の魔の手が迫り、
絶命する人も、ひとりやふたりではありません。



ハリーたちはこれ以上、みんなの命を落とすわけにはいかないということで、
3人だけで行動することにするのですけれど、
ロンにある変化が起き始めます。


その中での、ロンの心を乱そうとする幻影。

あのハリーとハーマイオニーのシーンには、ちょっと驚いちゃいました。


当然、最初の作品にはなかったG指定なんかもあったりするので・・・って、
それは、そのシーンゆえではないのかしら。。^^;


大人というと、そっちのことばかり考えてしまう、
こんな大人は、ダメですね、はい。。




個人的には、あのお話の映像が凄く好きでした。

セピア色の影絵というか、伸びやかな流れるようなタッチで描かれた3人の兄弟のお話。


これが、今後、大きく物語に関わってくるのですが、
怖いですけれど、美しい場面でしたね〜



そして最後にはとても悲しい場面が・・・
さすがに涙が滲んでしまいました。



そして、来年公開の最終作へと向うのですっ。


やっぱりここまで観てきたなら、最後まで観ないと、ですね〜♪









ダニエル・ラドクリフ   ハリー・ポッター
ルパート・グリント   ロン・ウィーズリー
エマ・ワトソン   ハーマイオニー・グレンジャー
ヘレナ・ボナム=カーター   べラトリックス・レストレンジ
ロビー・コルトレーン   ルビウス・ハグリッド
トム・フェルトン   ドラコ・マルフォイ
レイフ・ファインズ   ヴォルデモート
ブレンダン・グリーソン   アラスター・“マッド-アイ”・ムーディ
リチャード・グリフィス   バーノン・ダーズリー
ジョン・ハート   オリバンダー老人
ジェイソン・アイザックス   ルシウス・マルフォイ
ヘレン・マックロリー   ナルシッサ・マルフォイ
ビル・ナイ   ルーファス・スクリムジョール
ミランダ・リチャードソン   リータ・スキーター
アラン・リックマン   セブルス・スネイプ
マギー・スミス   ミネルバ・マクゴナガル
ティモシー・スポール   ピーター・ペティグリュー
イメルダ・スタウントン   ドローレス・アンブリッジ
デヴィッド・シューリス   リーマス・ルーピン
ジュリー・ウォルターズ   ウィーズリー夫人
ボニー・ライト   ジニー・ウィーズリー




監督: デヴィッド・イェーツ
製作: デヴィッド・ハイマン
デヴィッド・バロン
製作総指揮: ライオネル・ウィグラム
原作: J・K・ローリング
脚本: スティーヴ・クローヴス
撮影: エドゥアルド・セラ
プロダクションデ
ザイン: スチュアート・クレイグ

武士の家計簿

イメージ 1

以前、この原作者の方がちょうどテレビに出ていらして、
「堺さんが僕の作品の、直之という役をしていらっしゃるんですけど・・・」
と、いうお話をされているのを、観る機会がありました。


へぇ、今度は武士の役なんだわ、と、思ったら、
どうも「そろばんバカ」と呼ばれる、剣の腕はからっきし、という役だそう。


原作者の磯田さんがおっしゃるには、
「他の方はホテルなのに、堺さんだけは狭いアパート。スタッフがいくら説得してもダメらしいんです」


なんでも、役にのめりこむ堺さんは、
ホテルから撮影現場に行くと、この直之という役が出来ないと言い、
コタツがある小さな部屋で、役作りをされておられるとのこと。



堺さんは、才能溢れる私も大好きな役者さんなのですけれど、
その裏には、役になりきろうとする、
相当な共感と努力があることは、どうやら間違いなさそうです。





古書店で偶然発見された幕末のとある下級武士一家の詳細な“家計簿”を丹念に読み解き、
彼らの暮らしぶりを鮮やかに甦らせた磯田道史の同名ベストセラーを、
「阿修羅のごとく」「わたし出すわ」の森田芳光監督が映画化。


代々加賀藩の御算用者(経理係)を務める武家に生まれた主人公が、
逼迫する家計を立て直し激動の時代を乗り切るべく、家業のそろばんを武器に、
懸命に質素倹約に励む姿を、家族の絆を軸に描き出す。


主演は「ゴールデンスランバー」の堺雅人、
共演に仲間由紀恵、松坂慶子、中村雅俊。




江戸時代後半。御算用者として代々加賀藩に仕える猪山家。

その八代目、直之もまた幼い頃より算術を仕込まれ、そろばんの腕を磨いてきた。

そして、いつしか“そろばんバカ”と揶揄されながらもその実直な働きぶりが周囲に認められていく。

やがて、町同心の娘お駒を嫁にもらい、めでたく出世も果たした直之。

しかし昇進に伴って出費も膨らみ、家計は苦しくなる一方。


そこで直之が父母に代わり猪山家の財政状況を調べ直してみると、
なんと借金の総額は年収の2倍にも膨れあがっていた。


お家存亡の危機と悟った直之は、家財一式を売り払い借金返済に充てることを決断する。


そして、自らこまかく家計簿をつけるとともに、
世間体を顧みることなく創意工夫を凝らしながら倹約生活を実践していくのだった。

                                   
allcinemaより



ご覧になられた方は、
きっと「思ったよりあっさりした普通のドラマだったなあ」
と、いう印象を持たれたのではないかしらん、と、思っちゃいました。



私も最初の方こそ、
3年見習い期間が会って、その間は無給だとか、
お侍さんといえども、それぞれの役割があり、
家で代々そういうものを継いで行くのだ、ということを知って、感心したりしてたのですけれど。


少しずつ「直之って、特にお金に細かいのかな」とか、「面白味のない生活なのかな」
なんてことを、思うようになっていたかな・・・



エピソードも予告で観たところが一番楽しそうだったし、
最後まで観終わって、なるほどね・・・と、席を立ち、
いつものように珈琲を飲みつつ、
映画のことをぼーっと考えたりしておりました。



さらっと観ればそういう描き方(大体もとが家計簿ですから・・・^^;)なのですけれど、
堺さんが、前に雑誌のインタビューで、
この作品について答えていらしたことを、そのとき、ふと思い出したのです。


確か、直之は、価値観で生きた男である、と、堺さんはおっしゃってました。



自分がこう生きたい、ああしたい、というのではなく、
(社会に対して)自分は、なにをするべきか、をずっと考え、
それを実行した男である、というような。



雑誌には、当時の加賀百万石の武士の暮らしは、かなり華やかであった、と記されていましたので、
その中にあって、こんな暮らしをすれば、
周囲はどういうだろう・・・というのは、もちろんわかっていたでしょうし、
現代よりも、その暮らしは、きっとずっと大変なことだったはず。



かなりの変人である、と、思われたに違いありません。

でも、彼は人から借りたり、なあなあで成り立つ生活よりも、
変人と思われても、どんなにそれが辛い生活であっても、
自分でちゃんと考え、実践する生活を選んだという、
実は、きちんとした信念を抱いた、強い男性だったのでしょうね。



息子が四文銭を失くしたときの、妻でさえ驚くような叱りつけ方も、
結婚式の当日や、親の葬儀のときに机に向う姿も、
心の中のざわめきを押さえ、静かに座して全て自分の胸にしまってしまう。


一見わからないように、というのが、
この直之という男の、より高貴な魂のあり方だったのではないでしょうか。


そう考えると、この直之、という男、
まことに武士であった、ということになりますよね〜



その想いが、今の日本という国では、一体どうなのだろう・・・と、
考えさせられたりもして・・・って、
映画を観た後の方が、色々考えさせられちゃったり致します。



森田監督が、どういう考えで、
このタッチの作品にされたかはわからないのですが、
それも「一見しただけじゃわからんぞ」という、
彼のある種のプライド?なのかもわからないです ^^


しかし、堺さんは、やっぱりいいわ〜♪








堺雅人   猪山直之
仲間由紀恵   猪山駒
松坂慶子   猪山常
西村雅彦   西永与三八
草笛光子   おばばさま
伊藤祐輝   猪山成之
藤井美菜   猪山政
大八木凱斗   猪山直吉(後の成之)
嶋田久作
宮川一朗太
小木茂光
茂山千五郎
中村雅俊   猪山信之



監督: 森田芳光
プロデューサー: 元持昌之
エグゼクティブプ
ロデューサー: 飛田秀一
豊島雅郎
野田助嗣
原正人
アソシエイトプロ
デューサー: 岩城レイ子
三沢和子
原作: 磯田道史
『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書刊)
脚本: 柏田道夫
撮影: 沖村志宏
美術: 近藤成之
編集: 川島章正
音楽: 大島ミチル
照明: 渡辺三雄
制作担当: 砥川元宏
装飾: 鎌田康男
録音: 橋本文雄
助監督: 増田伸弥
プロダクション統
括: 永井正夫

バード

イメージ 1

1988年のアメリカ製作映画です。


クリント・イーストウッドの製作、監督作品ですが、
これはちょっと異色、という感じかもしれませんね。


彼の息子のカイル・イーストウッドがジャズミュージシャンであることは有名ですけれど、
とてもジャズを愛したクリント・イーストウッドが、
実在のサックス奏者、チャーリー・パーカーの半生を映画化した作品です。


これで、この年のゴールデングローブ賞で、3部ノミネートされ、彼は監督賞を受賞。
アカデミー賞では音響賞を受賞。
カンヌ国際映画祭では、パルムドールはノミネートのみでしたが、
男優賞、フランス高等技術委員会賞受賞(サウンドトラックで、イーストウッド自身が受賞)
NY批評家協会賞では、助演女優賞をダイアン・ヴェノーラが受賞。


・・・まだまだあります。
うわ、これまで観てなかったので、ちょっとびっくりです。



そういえば、この映画と同じ年に、
『セロニアス・モンク/ストレート・ノー・チェイサー』(日本未公開)
という、やはり音楽のドキュメンタリーの製作総指揮をしたりもしていますね。



『ダーティハリー5』が終わり、
自分の大事なものを自分の世界で表現したい、という、
そんな年だったのかもしれません。


でも、チャーリーのことを映画にしたい、と思い立ってから、
なんと6年かかったとも言われていますので、
もっともっと深い想いがこの作品には込められているのでしょうね。


原題も同じく『BIRD』です。




バードとは、モダン・ジャズの祖でありビ・バップの創始者でもある、
サックス奏者チャーリー・パーカーの愛称。

ジャズ好きで知られるイーストウッドが、丹精こめて描く、
自らのアイドルの伝記がこの作品だ。


麻薬に溺れ、自己の内面と向き合い傷つきながら、
己の芸術を勝ち取っていった男の苦闘を描く。


滑らかに蘇る回想を巧みに交えて、きわめて誠実に堂々と、
偉大なアメリカ映画の継承者たりうる仕事ぶりでイーストウッドは映画にしてみせた。


はっきりいってF・ウィッテカーは、全くパーカーには似ていない(実物はもっとハンサム)が、
その熱演で限りなく本人に近づいてみせている。


オリジナル演奏をうまくデジタル化したサウンドプロダクションも見事だ。

決して陰々滅々たる作品ではないが、少々肩が凝るのは否めない。

                                     allcinemaより



モダンジャズ(ビ・バップジャズ)の父として有名なチャーリー・パーカー。

ジャズには疎いので・・・と、仰る方でも、
名前は耳にされたことがあるのでは、と、思います。


「バードランドの子守唄」
・・・ララバイ・オブ・バードランド、なんて曲は、
とても有名だったりしますよね〜



彼のその素晴らしい才能は、
この中に流れる音を聴かれたら、すぐにおわかりになるでしょうけれど、
亡くなった時は、34歳であったにもかかわらず、
こういう「死」を毎日見慣れているはずの市の担当官が、
「60歳以上である」と電話で告げたほど、
最後は、麻薬とお酒でボロボロになっていたようです。



イーストウッドが受賞したサントラ。

これはサックス音源はチャーリーのもので、
彼以外のパートは、今の演奏家たちが録音しなおし、それを被せたもの、という、
大変凝った作りになっています。


オリジナルとは違う、ということになりますが、
パリに住む妻のチャンは、この映画に好意的に協力をしたようです。


チャーリー演じるフォレスト・ウィッテカーが、
娘の死を知って、何度も何度も妻に電報を送るシーンや、
赤狩りにあった人たちを救済する演奏会をしようとすることや、
「ラヴァー・マン」を録音する場面や、
deepな南部・・・まだ黒人と白人が同席できなかった場所への演奏旅行などを観ていると、
彼が生きた時代・・・彼を含めた多くの人々が生きた時代は、
どの時代も同じように、激動の時代でもあったようです。



映画の中で、ディジー・ガレスピーが、チャーリーに向って言う言葉があるのですが、
まさに「殉教者」として生きた男。

それをひしひしと感じます。。



クリント・イーストウッドがこれからずっと後に
『グラン・トリノ』という素晴らしい映画を世に出しますが、
道路を車が通り過ぎて行く映像に被さるように、最後に流れる歌・・・


この映画のラストとそれが、ほぼ同じイメージなので、
イーストウッドの心の風景の中には、こういうものがあるのかな、なんて思っちゃいました。



161分の長さで、音楽主体の作品ではありますが、
イーストウッドファンの方は、ご覧になりたい作品かもしれませんね〜







フォレスト・ウィッテカー   チャーリー・“ヤードバード”・パーカー
ダイアン・ヴェノーラ   チャン・リチャードソン・パーカー
マイケル・ゼルニカー
サミュエル・E・ライト
キース・デヴィッド
マイケル・マクガイア
ジェームズ・ハンディ
デイモン・ウィッテカー
サム・ロバーズ
ビル・コッブス
ジョン・ウィザースプーン
トニー・トッド
アンナ・トムソン
トニー・コックス





監督: クリント・イーストウッド
製作: クリント・イーストウッド
製作総指揮: デヴィッド・ヴァルデス
脚本: ジョエル・オリアンスキー
撮影: ジャック・N・グリーン
音楽: レニー・ニーハウス

イメージ 1

2009年のアメリカ製作映画です。


R+15のこの作品が、本当にゴールデン・グローブ賞・・・作品賞ゲットでした。。^^;



その他にも、英国アカデミー賞でも、オリジナル脚本賞にノミネート、
放送映画批評家賞で、コメディ映画賞ゲット、
MTVムービー・アワードでは、5部門ノミネートのうち、
コメディ演技賞、トンデモ演技賞の2部門ゲット。


・・・トンデモ演技賞は・・・じゃじゃーん、
悪役賞でもノミネートされた、ケン・チョンでした♪


原題は『THE HANGOVER』です。





スター俳優が出演していないにもかかわらず、
口コミが拡がり全米で空前のサプライズ・ヒットとなり、
ゴールデン・グローブ作品賞も受賞する快挙を成し遂げた爆笑ドタバタ・コメディ。


結婚式を目前に控えた花婿を連れてラスベガスへと繰り出したものの、
翌朝、前夜の記憶を完全になくすほどの激しい二日酔いの中、
花婿の行方不明という一大事に直面した悪友3人が、
支離滅裂な状況に振り回されながら繰り広げる花婿捜しのトンデモ珍道中とその顛末を、
ミステリータッチの巧みな語り口でテンポ良く描き出していく。


出演は「そんな彼なら捨てちゃえば?」のブラッドリー・クーパー、
「ナイト ミュージアム2」のエド・ヘルムズ、「クールボーダー」のザック・ガリフィナーキス。


監督は「アダルト♂スクール」「ロード・トリップ」のトッド・フィリップス。



結婚式を2日後に控えたダグは、
独身最後の夜を楽しもうと悪友のフィルとステュ、
そして義理の弟となるアランと共にラスベガスへと向かう。


高級ホテルのスイートを確保して酒を浴びるように飲み、バカ騒ぎする4人。

ところが翌朝目覚めると、メチャクチャになった部屋の中には何故か赤ん坊と一頭の虎が。


しかも、肝心のダグが行方知れずという緊急事態に。


ひどい二日酔いで昨夜の記憶が全くないために、
自分たちの陥った状況が皆目理解できないフィルたち。


それでも、ダグは明日には結婚式を挙げなければならない身。


なんとしてでも見つけなければと、わずかな手掛かりから捜索を開始したものの、
ダグの行方は杳として知れず、
代わりに昨晩の取り返しのつかない失態の数々が明らかになるばかりだったが…。


                                   allcinemaより



これ、コメディ版『メメント』とかって言っているらしいですけど、
(ノーラン監督、気を悪くされたらごめんなさいw)
なるほど、こういう観せ方をしてくれるのは、かなりユニークです〜



もちろんコメディなんですけど、
昨日の自分がわからない・・・なんて、
かなりのミステリーでもありますよね。



独身男性最後のバチェラー・パーティは、
あちらでは少々やりすぎちゃってもいい、ということになっているらしいのですが、
それにしても目が覚めると、結婚式の主役がいなくなっていて、
ホテルの部屋にはニワトリやトラや赤ちゃんがいて、
ポケットの中のレシートには、確かに車庫入れした証拠が残ってはいても、
それは花嫁の父が、息子より大事にしているベンツではなく、
パトカーだったりして・・・



次々と解き明かされる驚愕の真実。。^^;

しかし、男たちには記憶がない、と、きちゃってます。



問題解決しないと、二度と家に帰れない・・・
そういう状況ですけど、馬鹿馬鹿しすぎて笑うしかないという。。



有名人も登場しますし、
へザー・グレアムが相変わらずとても綺麗だったのも嬉しいですし、
使われていた音楽も、みんな思わずにんまりしちゃうものばかり、でしたし、
ラストの「1度っきり」の画像が、
エンドロールで観れるのは、かなりいいアイディアで・・・


うん?

もしかして、これ、エンドロールにこれを持って来るための前フリが「映画」ってことに・・・

まさかね。。^^;


しかし、この映画ならそれもありかもしれないですよ〜!




お酒を飲んで、昨日の記憶がない、なんてことってあるんでしょうか。


私はないんですけど。
だめですよね、こんな飲み方しちゃ・・・って、それだけじゃないんですが・・・


その方がもっと悪いじゃないかー!とも言えますが、
そこは、大人のコメディですから、ねっ。

お気楽〜に、楽し〜く、ご覧になるのがよろしいのでは ^^




続編も決定済みで、今度はタイガー・ウッズが出演するとの噂があるようです。

えーと、それ。


いつ決まったか、というのは、
結構微妙なところですよね。。^^;











ブラッドリー・クーパー   フィル
エド・ヘルムズ   ステュ
ザック・ガリフィナーキス   アラン
ヘザー・グレアム   ジェイド
ジャスティン・バーサ   ダグ
ジェフリー・タンバー
マイク・エップス
マイク・タイソン
ケン・チョン
レイチェル・ハリス
ロブ・リグル
サーシャ・バレス
ブライアン・カレン
イアン・アンソニー・デイル
ジリアン・ヴィグマン
ジャーナード・バークス




監督: トッド・フィリップス
製作: トッド・フィリップス
ダン・ゴールドバーグ
製作総指揮: トーマス・タル
ジョン・ジャシュニ
ウィリアム・フェイ
スコット・バドニック
クリス・ベンダー
J・C・スピンク
脚本: ジョン・ルーカス
スコット・ムーア
撮影: ローレンス・シャー
プロダクションデ
ザイン: ビル・ブルゼスキー
衣装デザイン: ルイーズ・ミンゲンバック
編集: デブラ・ニール=フィッシャー
音楽: クリストフ・ベック

開くトラックバック(13)

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事